直線上に配置  
  2025年九州ツアー    
 2025年3月10日〜22日
九州へは横須賀からフェリーで
 






     
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 日程  区間   行事  P泊地
 出発地 到着地
 3月10日  自宅  横須賀  横須賀FTへ  船内
   11日  新門司  田川(福岡)  下船後道の駅へ  おうとう桜街道
   12日  田川  市内ショッピング  旅行準備  同上
   13日 田川  日田往復  日田市ひな祭り  同上
   14日  田川  耶馬渓  奥耶馬渓(一目八景)  豊後高田ホテルAZ
   15日  豊後高田  中津  国東半島周遊  なかつ
   16日  中津  田川  宇佐神宮  おうとう桜街道
   17日  田川  由布院 道の駅巡り  由布院
   18日  由布院  佐賀関往復  佐賀関グルメ  田のうらら
   19日  大分  唐津 移動日  唐津ホテル
   20日  唐津  田川  有田・呼子  田川
   21日  田川  門司  門司レトロタウン散策  船内
   22日
 新門司  横須賀    
3月10日

久しぶりのお出かけ。前回が昨年5月の北海道だったから随分長らくのご無沙汰になった。理由は2人の体調がすぐれず、かわるがわる医者通いの日が続いたため。
ようやく2人の足並みが揃い、誠子マミーのスケジュール調整ができたため、あまりツアーには向いていない時期なのだが、思い切って決行することにした。もう一つの理由は親しくしていた友人が予告もなく急逝したため、思い残すことが無いよう、時間があったらなるべく早く出かけようと思ったこと。

なにはともあれ、久々のお出かけですっかり手順を忘れていた。いつものような流れるような準備とは行かず、バタバタしながらようやく準備が整い、昼過ぎに出発。今回は横須賀から門司に直行の「東京九州フェリー」を利用する。横須賀出港が午後11時45分と深夜発なので当日のスケジュールには余裕がある。ということで、朝のうちにペインクリニックと眼科を済ませ、郵便局で休み中の局留めの手続きを済ませることができた。

布団、食料、薬などを積み込み、自宅を出たのが14時20分。環八から第三京浜を経由して横横道路に入るまでは順調で15時半には楽勝で横須賀到着と思っていた。ところが横横道路の朝比奈インター付近で事故があったらしく、インター手前から延々大渋滞(この時は事故渋滞とは知らず)。本線以外にインターから入ってくる車も合わせて3車線とも渋滞になってしまい、完全に停止状態。ここから500mほど進むのに1時間以上かかってしまった。

渋滞を抜けかかったところで路線状況を知らせる掲示板に「事故渋滞につき、次の朝比奈インターで出よ!」との通知があり、道路封鎖手続き中の白バイ隊員たちも数名見えた。やむなくインターを降りて一般道へ。ところが、狭い1車線の一般道に高速から降りた大量の車が流入したため、こちらも大渋滞。更に道を間違えるというハプニングもあり、結局横須賀に着いたのは18時!自宅から3時間40分もかかってしまった。

すでに陽も落ちて暗くなってきてフェリー乗り場に着いた頃は疲労困憊。予定していた食料買い出し、夕食にも出る気力なく、そのまま乗船まで待機。結局、夕食はフェリーターミナルのスナックコーナーで、うどんを食べる羽目になった。スナックの幟に海軍カレーとあったのでカレーをとも思ったが、誠子マミーから「どうせ門司で焼きカレーを食べるでしょ!」という一言でカレーを断念。ただし心残りがあったので、「海軍カレーパン」をテイクアウトした。明日の船内でのランチ用。

夕食後は出港まで車内で待機。結構長時間だったので2時間ドラマを見てもまだ時間があった。11時になって誠子マミーは下車してターミナルへ。どういうわけかフェリーでは乗船時のみ、同乗者は徒歩で乗船する決まりになっている。誠子マミーを見送って11時15分に乗船開始。直前に酔い止めの錠剤を飲む。このフェリーはほぼ太平洋を航行するので船酔いの可能性が高い。



第三甲板に駐車して船室に向かう。今夜の部屋は6階のデラックス洋室。ビジネスホテルのツインベッド仕様とほぼ同じ。風呂トイレの他にベランダが付いている。テーブル椅子などは置いてないが一応屋根がない露天仕様。ただし吹き曝しで風が強いので長居できず。出港時に夜景を撮っただけ。



今夜は疲れて風呂に入る気力なくそのまま就寝。ぐっすり眠れるかと思いきや、まくらが薄くて首が痛い。それでもうとうとしているうちに寝たようで目が覚めたらもう朝の8時だった。

3月11日

午前8時に起床。起きたら肩やら首が痛い。やっぱりまくらが合わないと寝た気がしない。しばらくしてから誠子マミーは大浴場へ。入れ替わりで今度は私が風呂へ。フェリーの風呂は銭湯のような作りで、湯船は2つ。それに何と露天風呂までついている。先客は2名。ゆったりと浸かる。思い立って露天にも入ってみた。半露天で半分は吹き曝し。進行方向に向かって浸かると顔に風が当たってあまり長居できず。向きを変えて風向きに背を向けて浸かると、これはもう極楽ごくらく。気のせいか首と肩の痛みがすこし取れたような気がする。



風呂から戻り、持参した食材と、昨夜買った海軍カレーで簡単に朝食を済ませ、部屋でまったりしていたら、船内放送で姉妹船の「はまゆう」とすれ違うとのお知らせ。慌てて後部の展望デッキへ向かう。しばらくしら白い「はまゆう」の姿が見え、すれ違いの瞬間大きな音で汽笛が。しっかり写真に収めて、部屋に戻る。しばらくしたら眠くなってきてそのまま2人とも寝落ち。目が覚めたら12時前。ランチタイムは短いので慌てて船内レストランへ。



これといって適当なメニューがないので、わたしはグラタンセット。誠子はラーメン。あまり食欲がないので無理やり詰め込んだ感じ。美味しく感じる余裕なし。そう言えばここも卓上のタブレットで注文するスタイルだった。会計も当然セルフレジ。お値段合計\2200。



部屋に戻ってもテレビは映らないし、することなくボーとしてたらまた眠くなり、本日2度目のお昼寝。よく考えてみたら船酔止めの薬が効いているのかも。おかげで多少の揺れは感じるものの船酔の兆候は全く無し。

午後3時過ぎになって晴れてきた。船は四国と九州の間の豊後水道に入りかけたところ。時刻は午後4時。門司到着まであと5時間。誠子マミーは折り紙を折っている。折り紙の資格を取るため通信教育を受けているところ。課題の作品数が100あるようで大変そう。



夕方になって夕食のご案内アナウンスあり。6時に5階のレストランへ。お目当ては「鯛茶漬け」。あまり動いてないのでお腹は減ってないけれど、今夜は下船してから1時間ほどのドライブもあり体力をつけておかねば。ステーキとかトンカツとかヘビーなメニューばかりなので軽めのものが欲しかった。早速タブレットで鯛茶漬けを探すも見つからず。受付で確認したらメニュー表には載っているけれど作ってないとのこと。こんなのありかね?と思うものの致し方無し。

結局は誠子はホッケ定食、私はビーフシチュー単品(ご飯なし)を選択。ホッケはあまり美味しそうには見えず。ビーフシチューは肉が2ヶ。それもサイコロのように綺麗な断面のブロック。見るからにうまそうには見えず。食べたらしっかり煮込んであり、味はどこか懐かしいものだった。お値段は合計\3100.


食事をしている間に陽が落ちて辺りは暗くなってきた。先ほど佐賀関と佐田岬の間の狭い水路を通過。陸地が近くなったせいかネットが繋がるようになった。あと2時間。もうしばらくの辛抱だが、着いたらすぐに今夜の宿泊予定先、道の駅「おおとう桜街道」へのロングドライブが待っている。今夜も寝るのは遅くなりそう。



3月12日

昨夜から福岡の道の駅「おおとう桜街道」に泊まっている。昨夜は夜更けて気温が下がってしまい、慌てて暖房を入れる羽目になった。ドタバタしたが誠子マミーは熟睡していて起きる気配無し。ようやく室温が上がってきたので安心して寝ることができた。それでも朝になったら誠子マミーから「昨夜は寒かった」とのコメントあり。布団を剥いで寝ていたのは誰だ!と言いたくなる。
7時起床。今朝は良い天気で暑くなりそうな気配。



朝食は持参してきたパンとゆで卵、魚肉ソーセージとサラダ。飲み物はせめて温かいものをということで、お湯を沸かしてカフェオレを!実は横須賀を出港する前にカセットボンは船内持ち込み禁止と言われて、在庫を供出する羽目に。で、昨夜は道の駅の手前のローソンでカセットボンベを二本購入した。これは今回ツアー中に使い切ってしまわないと、帰りもまた没収されてしまう。
朝食後、道の駅の農産物直売所を見て周り、イチゴ、漬物、トマトなど多数お買い上げ。さらに外の屋台で焼き栗(勝栗)も。合計\4000強のお買い物になった。道の駅でお世話になっているのでせめてものお礼の印です。



横須賀では渋滞騒動で食料その他消耗品を買うことができなかったため、当面必要なゴミ袋、電池、嗜好品を買うため田川にあるスーパー「トライアル」へ出かけた。一般的なスーパーだと思っていたら、イオンとカインズホームが合体したようなお店で、ここだけでぜんぶ用が足りた。
今日はこれからのツアーの準備と道の駅に併設されている温泉「桜の湯」で鋭気を養い。明日からのツアーに備えることにした。昼食のあと「桜の湯」へ。料金は大仁町の住人以外は\700。お風呂は内湯が2、露天風呂の他に釜湯が数個あった。湯の温度は41度前後でゆっくり浸かれる。一通り全部の湯に入ってみた。平日の昼間の割にお客は多い。



昼過ぎになって急に暗くなり曇り空になると同時に気温もグッと下がってきた。今夜は暖房無しで行けるかもと期待していたが、やっぱりそう甘くは無さそうだ。寝る前にちゃんとヒーターのセッテイングをせねば。

夕方になって誠子マミーが道の駅の食堂の営業状態の確認に行ってきた。結果は唐揚げ屋さんが2つあったとのこと。5時過ぎたので早速どの店が営業中なのか、今度は私が行ってみた。ところが灯りは全部ついていてホールは眩いくらいなのに、肝心のお店には人影が見えず灯りもない。よーく入り口を確認したら「本日定休日」の看板が。看板が出ていたのが手前の一軒だけだったので、この店のことかと思っていたが、これが大間違い。今更他を探すのは面倒なので、たった一軒営業中のパン屋さんで適当に買い求め、これを夕食代わり。

冷蔵庫にあったサラダ類、果物をセットし、これも常備しているスープ類の中からほうれん草のスープをチョイス。これでまずまずの夕食になった。ランチはパンでも良いけれど、夕食だと何だか切ない感じになるのはなぜ?

3月13日

昨夜もヒーターの調整に手間取り、その合間のトイレ通いで熟睡できず、腰痛も芳しくない。寝返りを打とうとするとぎくっと痛みが走るので、良く眠れないまま朝を迎えた。ボーとしながら7時に起床。
今日は昨日の挽回で美味いものを食べようと日田に行くことにした。



ここでのお目当ては「うなぎ」。それもテレビで紹介していた蒸籠蒸しのうなぎ。数年前柳川に行った時食べたことがあるが、熱々の蒸篭に入ったウナギは火傷しそうな熱さだったが絶品だった。あの味をもう一度と期待。
朝食をゆっくり摂ってから出発。途中にある道の駅2ケ所に立ち寄りスタンプをゲット。まずは「歓遊舎ひこさん」ここは英彦山の参詣の基地として存在するようだ。ちなみに英彦山はヒコサンと読む。英はどういうわけかサイレントになる。続いて「小石原」に。ここには小石原焼きのショールームが併設されていて、焼き物に目がない誠子マミーは熱心にみて回っていた。興味を引いたのが小鉢。ただ2個欲しかったが展示している1個しかないとのことで諦める。と、ここで係から窯元に行けばあるかも?とのアドバイスあり。教えられた窯元へ行ってみることにした。ちょうど日田へのルートの途中なので好都合。

 歓遊舎ひこさん  小石原


ところが教えられた場所を通過しているはずなのに見つからず。ついに小石原を通過して隣り町も通過。どうやら見過ごしたらしい。誠子マミーも残念そうだったが、うなぎの方がメインなので、今回は取り止め、当初の目的地日田を目指す。

日田の街並み保存地区は結構狭く、車で回るところではないようで、駐車場所が見つからない。ウロウロした結果、街の駅と称する土産物屋の駐車場に止めることができた。2時間\500也。到着したのが11時15分。まだランチタイムには早いので、とりあえず保存地区内を散策。ちょうどひな祭り期間だったので、あちこちで雛飾りを飾っている。

いくつかある雛祭り会場の場所を確認。これらは昼食後に訪れることにし、うなぎの「千屋」を目指す。と思いきや誠子マミーがちょっと立ち寄りと言って下駄屋さん「こもれび工房」にイン。



日田は天領で杉の名産地のため、下駄が特産品となっている。今更下駄かよ!と思ったが、子供の頃から履き慣れているとのことで、どうしても欲しいらしい。結局かなり時間をかけてここで一足お買い上げ。



下駄屋さんで時間を食ったので鰻屋さん(千屋到着は12時を回ってしまった。店内に入ったら、すでに待ち人が数名。こりゃタイミングを間違えたかと思ったが、意外にすぐに順番が来た。店の間口からすると予想以上にキャパがあった。メニューは「日田まぶし」の普通盛りと大盛りの2種類のみ。当家は迷わず普通盛りを。お値段\3800なり。



ところが出てきたものを見て愕然!テレビで紹介されていた蒸籠蒸しではなく、普通の「ひつまぶし」が出てきた。 どうやら店を間違えたみたい。あとでよく調べたら蒸籠蒸しは「いたや本家」というお店で場所が街中からちょっと外れたところ。中身は違ったがうなぎには違いなく気持ちを切り替えてチャレンジ。「日田まぶし」というネーミングにはなっているが、要するに「ひつまぶし」。食べるには3ステップあり。最初はそのまま、次にネギとわさびでさっぱりと、最後に大根おろしと柚子胡椒でお茶漬けというもの。ちゃんとメニューに食べ方指南まで書いてあった。



お櫃で提供されていたがご飯の量が結構あるので、ちょっと食べ過ぎた感はある。これはこれで美味しかったが、それでも心残りはある。せいろ蒸しうなぎは九州滞在中にもう一度チャレンジしよう。


昼食後、ひな祭り会場へ。最初に訪れたのは「天領日田資料館」で、飾られていたのは「おきあげ雛」。立体的なお雛様ではなく、平面的な、羽子板の飾りのようなお雛様。これは言葉で説明してもわかりにくいので写真をご覧ください。





次に訪れたのは「雛御殿」。とにかく時代別に膨大な数のお雛様で壮観だった。これも写真でご確認ください。






ところでここ日田でも中国人の数が目立つ。トイレで一緒になった誠子マミーが出てくるなり、「あの人たちは手を洗わない!握手はしたくないな。」とぼやいていた。

ひな祭り見物を終え、日田を後にして今夜の宿探し。距離的に1番近い道の駅「うきは」に向かう。ところが到着したらリニューアル工事中、レストランは休業で食事が出来ない。

これはトイレ棟(トイレは使用できた)


最寄りの日帰り温泉に行けば食事はできるかもと行ってみた。訪れたのは「虹の宿 花景色 虹の湯」という大層なネーミングの施設。名前からかなり立派なところだろうなと思っていたが、到着したら何と茅葺き屋根のかなり趣のある温泉だった。




こりゃ間違えたかと!と思ったが今更引き返して他を探すのも面倒なので、とりあえず入ってみた。受付で手続きしていたら、やにわに係りの女性が「お掃除をしなくては」と言って、「どうぞご一緒に」とお風呂へ案内してくれた。すでに入浴中であれば、係の女性が入ってきても納得感があるが、さっきまで受付にいた女性が風呂の中からどうぞ!lといわれてもかなり違和感あり、すんなりとは入りにくい。案の定気が散って入り口の段差で足を踏み外す。結果、足首を擦りむいてしまった。無理して湯に入ったらピリピリして風呂どころではない。結局また衣装を着て受付で絆創膏をもらう羽根になってしまった。

風呂そのものは岩風呂で趣あるし、湯の温度み低め(おそらく40度以下)で長湯ができそう。ただしカランのお湯の出が悪く、風呂桶になかなかたまらないのでイライラする。カランは諦め、湯船から直接桶に取ることにした。どうやらここは家族湯がメインのようで離れ形式の家族風呂が何棟もあった。

風呂から出て、念のため今朝出発した道の駅「おうとう桜街道」までの距離を見たら30分ほどの距離であることが分かり、「うきは」での宿泊はやめて、「おうとう桜街道」に戻ることにした。

3月14日

今朝は快晴。お出かけ日和なので予定通り「耶馬溪」に行くことにした。



9時過ぎに道の駅「おうとう桜街道」を出発。まずは情報収集を兼ねて道の駅「耶馬トピア」に向かう。10時半到着、早速スタンプを押すべく建物を探すも、かなり込み入った駅の構成で、スタンプ場所が見つからずあたりをウロウロ。そんな私達を見たレストランのお姉さんが手招きしてくれた。ようやくスタンプゲット。



それにしてもあまり親切な道の駅の設計ではない。親切なお姉さんに敬意を表し休憩を兼ねてコーヒーをいただく。と言っても普通のコーヒーではなく、そばコーヒーなる代物。名前の割にあんまり蕎麦の香りはない、アメリカンよりも薄いコーヒーみたいな感じ。

ここで耶馬溪全体の地図をもらって調べたら、ここを拠点に歩いて回れるような狭い地域ではなく、車で移動する前提だった。「青の洞門」を見たかったのだが、すでに通過してしまったので、奥耶馬溪にある「一目八景」へ行ってみることに。車で40分ほど。「奥耶馬溪観光案内所」の駐車場に停めて、案内所へ。ここの係のお姉さんがとても親切で、詳しく教えてくれた。耶馬渓だけでなく豊後高田の菜の花の名所まで。



「一目八景(ひとめはっけい)」展望台


少し離れた展望台まで歩き、いろいろ名前がついている岩壁を鑑賞。今の季節は紅葉もなく巨岩の岩壁だけが見える。その後、付近の蕎麦屋「鹿鳴館」でランチ。食べたのは山かけ蕎麦。山かけといっても、東京で食べる山かけと違って、自然薯を使用しているので、。風味が違う。気温もさほど高くなくストーブをつけているほどで、熱々のそばはとても美味かった。突き出しも3品ほど出たが、なかでも「椎茸の辛子漬け」が極めてパンチ力のある辛さ。私は少し齧ってあまりの辛さに敬遠。聖子マミーはうまいうまいといって完食していたが。



 自然薯そば  右が椎茸のからし漬け(激辛)


ランチの後、案内所で教えてもらった渓谷の対岸を回って帰るつもりで、麗谷渓谷路に向かった。岩だらけの渓谷を横切って対岸へ。ここから急な山道になり、2人ともふうふう言いながら登る。かなり登って平坦道に出たので、念のため方向が正しいかgoogle mapで調べてみた。ところがどう見ても今歩いている道は周遊ではなく山の中に分け入る感じになっている。聖子マミーは案内所で聞いたから間違いないと言い張るも、私は腰の調子が今ひとつで無理したくないので、渋る誠子マミーをとき伏せてきた道を戻ることにした。


国道に戻って駐車場に向かう途中で、対岸に渡る小さな橋を見つけた。対岸に駐車ばに戻れますとの看板が。これが案内所で聞いた周遊路の橋だった。

駐車場のトイレから戻る途中で突然腰に鋭い痛みが出て動けなくなってしまった。どうやらギックリ腰をやってしまった模様。このままでは運転はできそうもないので、なんとか車に戻り、持参した痛み止めを飲むことにした。これで治ればいいのだが。そう思いつつもこのメールを書いている。
痛み止めをを飲んで約1時間大人しくしていたら、やや痛みが減ってきた。試しに車を降りてトイレまで歩いてみた。以前として痛みはあるものの何とか運転が出来るくらいになった。今夜は幸いなことにホテルを予約してある。場所は明日からの国東半島観光の拠点となる豊後高田の「ビジネスホテルAZ」。九州では比較的多くの都市で見かける。

3時に奥耶馬溪を出発。途中ナビ任せにしていたらとんでもない道に入り込み、すれ違いが不可になってきたので、思い切って引き返すことに。途中まで戻って大きな2車線道路に復帰。途中、新設の道の駅「なかつ」に立ち寄りスタンプ を押印、ついでに夕食用のお弁当を購入。



ホテルAZには午後5時過ぎに到着。駐車場が平置きで広大だったので助かった。料金は無料!なおツインルームの料金は何と破格の\8140。これで朝食付き。この値段なら毎日ホテルでも良いかもしれない。ちなみに部屋はバストイレ付き、アメニティも一通りついているし、パジャマもあった。



3月15日



本日朝から雨。気温はぐっと下がってきた。昨日とはだいぶ温度差がある。
昨夜小康状態だった腰痛がまたぶり返してきた。薬が切れてきたのと、ホテルのベッドの柔らかさが腰に良くなかったのかもしれない。ベッドがから起き上がるまでが一苦労。起き上がってしまうと多少楽になるが、歩き始めるとグキっとなるので、室内もソロソロ歩く。

まずは朝食。このホテルはバイキング形式の朝食が付いている。和洋折衷だが一通りの食材は用意されていた。まだ歩くのがしんどいので、私の分はパンを主食として選んでもらった。フリードリンクもあり、まずはモーニングコーヒーを頂くことに。ほぼアメリカンのような薄いコーヒーだが胃に優しそうでグッド!(実は逆流性食道炎で医者からコーヒーを控えるよう指示されている)

今日は国東半島の寺院、磨崖仏巡りの予定だが、雨降りと腰痛の具合を考えると急坂と石段を徒歩での見物はリスクが高いので取りやめ。雨でも問題ないグルメを目指すことにした。最初は奥耶馬溪の観光案内所で教えてもらった菜の花フェスタ会場(長崎鼻)へ向かう。残念ながらまだ季節的に早かったようで、あまり咲いていない。最盛期には素晴らしいだろうと思わせる雰囲気はあったが。



次いで道の駅巡り。一つ目は道の駅「くにみ」へ。ここはタコが名物らしく、売店にはタコ製品がたくさん並んでいたが、生物、冷凍品が多かったので、日持ちしそうなタコ飯の素を自家用に購入。



二番目の道の駅は「くにさき」



ここは太刀魚の名産地で、観光案内にも太刀魚をメインに食するよう推していた。東京を発つ前にここの「銀だちの郷」は欠かせないと思っていたところ。



迷わず「太刀魚重」を。誠子マミーはこれに「太刀魚のお造り」を追加。太刀魚重は予想に違わず美味だった。太刀魚を蒲焼のようにしつらえてあり、タレも濃いめでご飯に合う。穴子丼と鰻丼の中間と考えると分かりやすいかも。ご飯を少なめしてもらったので最後まで飽きず美味しく完食。日田まぶしで若干期待外れだったのが、少し挽回なった。


食事を終えてもまだ雨は降っている。これからどうするか協議した結果、今日の観光はやめ。明日は曇りの予報なので、あらためて国東半島制覇にチャレンジすることにした。前線基地は最寄りの道の駅「なかつ」と決めて、中津を目指す。

途中、温泉施設「湯の迫温泉」に立ち寄り、誠子マミーだけ入浴。私は急な腰痛は温めるのはまずいので今回は敬遠。で、ヒマにまかせてこの日記を執筆中。1時間後、誠子マミー帰還。お風呂が良かったようでご機嫌よろし。風呂の種類は多く、露天風呂以外は湯の温度が低くいので長時間入っていられたとのこと。



きょうは運動もしていないし、ランチはちょっと重かったので、夕食は外食をやめて、車内で有り合わせの食事となった。明日は腰の具合次第だが、少し動かなくては。

3月16

今日も気温低し。雨は上がったが、空は黒くていつまた降るか怪しい感じ。とりあえず、雨が止んでいるうちに近場の「宇佐神宮」だけでもと思い出かけることに。おっとその前に洗濯物が溜まってきたので、これを片付けるのが先だった。道の駅「なかつ」の近辺で検索したら近くのイオンモール三光にあることがわかり、早速コインランドリーに向かう。思ったより大きなイオンモールでコインランドリーを探すのに手間取ったが、何とか見つけることができて一安心。車で待機すること約1時間で終了。



直ちに宇佐神宮に向かうと、昨日からギーギー鳴いているワイパーがどうにも耳障りなので、思い切って交換することにした。宇佐神宮に向かう途中で日産のデイラーを見つけやってもらう。すぐに作業に入ってくれて15分ほどで終了。テストしてみたが全く鳴らず。早くやっておけば良かった。

これで心置きなく宇佐神宮へ直行。駐車場に停めて車から降りたら風が強くて気温も低いので寒いこと。冬に戻った感じで、じっとしていると鼻が冷たくなる。到着したのが正午だったので、先に昼食と思い、仲見世を見て回る。「文福」というお店が郷土料理をウリにしているようなので、ここに決定。とにかく寒いので部屋の中に入りたかった。案内された席の傍には何とストーブが!

ここで私は「カラてん定食」、誠子マミーは「ズガニ定食」を注文。カラてんとは、唐揚げと鶏の天ぷらがせっとになって、それに団子じると茶碗蒸しが付く。ズガニ定食は茹でた甘辛く煮たズガニ一匹と「ズガニ汁」、ズガニの炊き込み飯とズガニ尽くし。小さいカニを食べるのが面倒そうなので私は敬遠。誠子マミーは郷土料理にチャレンジと頑張った。ズガニはどれも美味しかった由。私のカラてんは予想通りの味だったが、大きさが年寄り向きに小さいのがありがたかった。
(注)ズガニとはモズクガ二のこと。



体が温まったところで、勇躍参詣に向かう。全国の八幡神社の総本宮という位置付けが示すように、予想以上に広大な敷地と膨大なお宮の数に圧倒された。伊勢神宮と比べたくなるが、森の密集度、木の大きさ太さが伊勢神宮には一歩譲る感じ。それよりも天皇陛下がたびたび参詣していると記載があったのが意外だった。天皇家は伊勢神宮一本だと思っていた。





約2時間かけて参詣を終わり、次の目的地「熊野磨崖仏」に向かう。宇佐神宮を出発した時は晴れ間も見えていて良かったな!と思っていたが、しばらく走っているうちに、あっという間に曇りから雨となり、目的地に到着し、いざ出発とおもったらもう大粒の雨と風の洗礼。ここは石段の厳しい登りがあるので、雨風ではぎっくり腰に病み上がりではリスクが大きいので、やむなく参詣中止。すでに3時半を過ぎているので他を回ることもやめて、またしても「道の駅おうとう桜街道」に向かう。

行き損なった磨崖仏


途中で道の駅「香春」(カワラと読む)に立ち寄り、スタンプをゲット。奥の看板を見たら「焼きたてホットサンド」の文字が目につき、夕食用にカツサンドを買い求めた。テイクアウトは\480、大きめなサンドイッチが2個入っていて2人で十分なサイズ。車に戻り、野菜スープ、トマトを添えて今夜の夕食出来上がり。



夕食を終えてから構内の温泉「桜の湯」へ。また雨風が強くなってきた。傘をさして温泉棟へ。暗証番号をインプットする傘立てにてこずりながら入場。流石に日曜日で人が多い。入場する時に「今日は混雑してますよ!」と言われたが、風呂場に入ったらさほどのことはなく、いつもの感じで拍子抜け。ギックリ腰は温めない方が良いのでヒヤヒヤしながら湯に浸かる。結果はオーライだった。

でもアクシデントは風呂から出てからだった。雨風が依然として強い中、車に戻り、ドアを開けようと一歩下がった時に車止めにつまづき、あっという間にもろに後ろに転倒。気持ちの上では踏ん張ったつもりだったが、気がついたら道路に大の字に横たわっていた。お尻から落ちたため腰には影響がなかったのが不幸中の幸い。ただし、いくらお尻の肉が厚いと言っても、やはりかなりのダメージで、ズキズキする。体力の衰えもさることながらバランス感覚もだいぶ弱ってきているようだ。これで腰とお尻と二重苦になってしまった。明日からの運転が気がかり。

3月17日

?昨夜はお尻の痛みでしばらく横になって姿勢を変えたりして、調整しているうちにそのまま寝てしまった。ギックリ腰の痛みも転倒のショックでちょっと軽減されたかも?

昨夜の天気予報によると今日も雨、曇りとなっていたが、今朝あらためて確認したら低気圧の接近で雨が雪に変わっていた。道の駅の入口では向こう1週間の天気予報掲示板があるが、それによると今日から3日間は雪!このままでは動きが限られてくるので、大慌てでお天気が良さそうな地域を探す。近辺で雪が避けられそうな九重、湯布院辺りへ移動してみることにした。ついでにまだ行っていない道の駅制覇ができたら好都合。



「おおとう桜街道」を出発し、しばらくしたら先日訪れた道の駅「小石原」が見えてきた。前回買い損なった器が入荷しているかもと、念のため立ち寄り。私は寒いので車内で待機。ところが入荷チェックに行った誠子マミーが一向に戻ってこない。念のためギャラリーを覗いてみたら、何やら売り場で包んでもらっている。どうやら何かお買い求めになった様子。ニコニコしてご機嫌な様子からするとお目当てが見つかったらしい。費用請求がなかったところを見るとポケットマネーで買ったと思われる。であれば文句なし??。

次に向かったのは道の駅「童話の里くす」。国道、県道を乗り継ぎ把木へ。ここで大分自動車道に入る。玖珠インターで降りたら、すごそこにあるのが道の駅「絵本の里くす」だった。



事前にガイド本で調べたところ、ここは豊後牛グルメが売りとのことだったので、早速「すき焼き」を探す。メニューには焼き肉はあるが、すき焼き類は無い。情報が古かったのかも。やむなく豊後牛入りビーフカレーにした。一応小ぶりのビーフが4つほど入っていた。ポテト、人参入りのいわゆる家庭的なカレー。誠子マミーは唐揚げ定食。大分ではとにかくどこへ行っても唐揚げがメイン。出来立ての熱い唐揚げを食べてみたいと挑戦したということ。大ぶりの唐揚げが5個も皿に乗っていて、みるからにヘビー。1コだけ分けてもらったが、やはりお弁当の添えについているのと違って揚げたては旨い。でも私は1コで十分。ところで道の駅の名前にある童話の里の意味は最後まで不明。(注)


(注)その後の調べによると、ここは「日本のアンデルセン」と呼ばれる久留島武彦氏が玖珠町の出身であることから「童話の里」として町づくりが行われているとのことだった。

ここの情報館で隣の道の駅「慈恩の滝くす」のガイドを見つけた。調べたら滝があって距離も11キロと近いことがわかり、ついでに寄ってみることにした。行ってみたら道の駅のすぐ脇に滝がある。この滝が落ちてくる崖の裏側に遊歩道があり、裏側から落ちてくる滝の水流を見ることができたらしいが、今はこの遊歩道が崩落して通行不可。滝の裏側を通れないので、写真を撮ってすぐに引き返す。


玖珠インターから大分道に復帰し、湯布院インターで降りると、すごそこが道の駅「湯布院」



まだ4時だが、今夜のお風呂探し。幸い湯布院の街中に「健康温泉館、クアージュゆふいん」が見つかった。ここから4キロと近いので、明るいうちに場所探索。由布院駅から近いので分かりやすい。
入場料は\520と観光地にしてはずいぶんリーズナブル。今回ツアーで行った温泉では1番安かった。それでも施設は充実しており、小ぶりながら露天風呂も完備。内湯はちょっと熱めだが、露天はちょうど良い湯加減。おそらく41度以下だと思われる。腰と尻にはちょうど良い湯加減でつい長湯してしまった。露天風呂で団体で来ている若者たちの話している言葉がどうやら韓国語のようだった。そういえば道の駅でも街中もずいぶん外国人が目立つ。ほとんどが中国人、韓国人、台湾人だそうだ。



風呂から上がって、来る途中で見つけた「RVパーク」の看板が気になって調べてみた。RVパークとは駐車場に電源と水道、トイレが完備していて車中泊が可能な施設。ここを利用すると、持参したポータブルバッテリー(スマホ、タブレットの充電用)の充電、電子レンジの使用可能および車内の清水タンクの補給が可能。

ちょうど良いタイミングで、幸い空いていたので、今夜は「RVパーク湯布院Base」泊まりに決定。水と電気がちゃんと使えるというのは本当にありがたい。ゴミ捨てもトイレの後始末も気兼ねなくできるのが嬉しい。これでだいぶストレス解消になる。



RVパークも向かいにイオンを見つけ行ってみた。コンビニに毛が生えた程度と思っていたら、かなり充実した大型のお店でびっくり。2階には何とダイソーまであった。ここで夕食用の惣菜類を買って簡単に夕食を済ませた。ここでも自炊を目的に大勢の外国人がレジに並んでいた。

3月18日

昨夜は暖房の設定がちょっと狂ったせいかいつもより温度が高めだったため若干寝苦しかった。ま、贅沢な悩みで寒い時よりはよほどマシ。

今回は道の駅ではなくRVパーク泊まりのため、電源が供給されており、車のサブバッテリーと持参したモバイルバッテリーの充電もできたのが嬉しい。水道は直結できないが、すぐに補給ができるので安心して心ゆくまで使用できる。家では当たり前のことが出先ではままならないので、RVパークの存在はありがたい。それからフリーWiFiも使用できるので仕事が捗る。ちなみにこれで一泊の料金は\3500也。もちろんトイレもシャワートイレ完備で24時間使用可。

朝食の後、水タンクに清水補充、トイレの始末を終えて出発準備完了。昨夜は買い物などで街中には出たが、行ったのはイオンとダイソーだけ。せっかく湯布院に来たのでせめて駅付近だけでもと散策することにした。相変わらず早朝にも関わらず外人(おそらく韓国人、中国人)が多い。昨夜見た由布院ローカル情報で、韓国人と中国人の見分け方を紹介していたが、それによると団体で行動し、女性の化粧が薄いのが中国人、比較的小グループで女性の化粧が濃いのが韓国人とあった。そんな目で見ると単なる外国人が多いな!というだけでなく、もう一歩興味深く観察できる。この判別法に従うと今朝のメンバーはほぼ韓国人の若者グループだった。



駅の観光案内所を見つけたので、九重のお天気具合を聞いてみた。湯布院の案内所で九重情報は場違いだったが、係のお姉さんは親切に九重のライブカメラ映像を見せてくれた。これによると地面が真っ白で雪が降ったことが確認できた。積雪があるということになると愛車はオールシーズンタイヤを装備しているものの、重い車なので雪道で滑り出したら制御不能。大事をとって九重は諦めた。

代わりに景色がダメならグルメで行こうということで、当地で有名な「関サバ、関アジ」を食べにゆくことに決定。行先は佐賀関。


湯布院からは高速(大分道)を使って1時間強。湯布院を出た時はまだ晴れ間があったが、途中で曇りだしポツポツ雨も降ってきた。道の駅「佐賀関」には正午に到着。ここは2度目の訪問。

 道の駅全景 右手のカウンターが食事処

さっそく中に入って様子をチェックしたが、誠子マミーが浮かぬ顔をしている。何が不満なのか聞いたら、食事をする場所が狭く海に向かったカウンターだけで、それもコロナ対策のまま一人一人セパレートする仕切りがある。何とも落ち着かない作りなので道の駅の手前にあったちょっと洒落たお店に戻ることにした。お店の名前は「関乃市」。駐車場も広く、お店も綺麗だった。





さっそくメニューを見ると関アジ関サバの両方を食べられる定食というかコースがあり、誠子マミーは迷わずこれを。と言っても厳密にいうと実は関アジ関サバではなかった。同じ豊後水道で獲れたアジ、サバでも一本釣りで獲れたものだけが「関サバ関アジ」を名乗ることができ、網で撮ると「豊後アジ豊後サバ」というネーミングになる由。もちろんこれでもブランド魚になる。ブランドのタグ付き(下図参照)

 


私は悩んだ挙句アジフライ定食を。フリードリンクが付いているコースだったので、まず食前にカフェオレを飲もうとしたら、すぐに料理が運ばれてきてしまい。せっかく持ってきたカフェオレはお預け。


誠子マミーの定食は関サバ関アジだけでなく、豊後ブリも付いていた。誠子マミー曰くアジもサバも噛むと跳ね返るような食感で、食べた後も生臭さを全く感じられず後味が爽やかだったそうだ。添えられていた生姜、わさびは不要だったとのこと。一方アジフライは丸ごと一匹料理してあり、半身が2切れと骨も揚げてあり、これも骨煎餅として食べられる。フライは衣がパリッと揚げてあり、肉厚で中はフワッフワッで今まで食べたことのない食感。房総で食べたアジフライも美味しかったが、コレは次元が違う。遠路はるばるやってきた甲斐があった。

満足して食事を終えて今夜の宿?道の駅「田のうらら」へ向かう。ここは大分県の道の駅では最も新しいところ。おそらく設備も新しいだろうという予測で訪問してみることにした。2時過ぎに到着したが駐車場はほぼない満杯、道の駅の即売所は近隣の人で大賑わいの様子。とりあえずスタンプをゲットして、誠子マミーはお土産やら自家用やら買い物で大忙し。



買い物を終えて、お風呂探し。幸いすぐ近くに立ち寄り湯に「天海の湯」が見つかった。道の駅から4キロほど。ところがコレが大変なところにあり、アクセスが難しい。道路が狭く急坂でカーブが多いという三重苦のルート。地元の車がスピードを落とさず降りてくるのでヒヤヒヤもの。何とかたどり着いたが、ここは高台にあって見晴らし抜群。お風呂に向かうと露天風呂からの見晴らしは最高。たまたま露天風呂に入った時は快晴で、別府湾が一望の下に見え、遠くを走るフェリーの白い船体がくっきり見えた。


お風呂の後、道の駅に戻り、今夜はここで一泊の予定。風が猛烈に強く車体が左右に揺れている。このまま風が強いと寝られないかも?

3月19日

昨夜から天候は大荒れの模様。雨も風も強く、とくにこの道の駅「田のうらら」は別府湾に面しており、普段でも風が強いところらしい。夜になったら車が大揺れ。コレじゃ寝られないかもと思うくらい。また駐車スペースのすぐ裏が日豊線で、コレがまたひっきりなしに列車が通る。この通過音がかなりの音量で、最初に聞いた時は何事かとびっくるするくらい。でもベンチレーターをしっかり閉じて窓も閉めたらだいぶ音が小さくなって、寝られるレベルにはなった。

朝起きたらトイレに行った誠子マミーが帰ってくるなり、「外を見ろ!」と大騒ぎ。何事かと思って窓から覗いたら向かいの山が真っ白の雪化粧!確かに気温は低く、体がキーンと締まる感じはあったが。でもこの時点では「今日は寒くなるな!」とは思っても、交通に影響があるほどとは思わなかった。ところが………….



いやはや今日は参った!雪が降ったのはともかく、高速が通行止めになったのが大誤算。今日は唐津へ行くつもりで準備していたが、別府のインターに向かうと何とゲートが開いてない。大分/中津間が雪降りで通行止め、さらのその先中津/日田間も同様でアウト。結局下道の国道10号をひたすら走る羽目になってしまった。



大分/唐津は200キロ弱しかないので、高速だと2時間半の距離が、今日は朝の8時半に発って、唐津に着いたのは午後4時半!何と8時間もかかってしまった。どうせ下道と覚悟を決めたなら、ただ走るのも癪なのでせめて途中の道の駅のスタンプ集めを兼ねることにした。途中の寄れたのは「しんよしとみ」、「豊前おこしかけ」、「いとだ」の三箇所。



時間節約のため、昼飯も運転しながらサンドイッチを頬張るスタイルで、ほぼ休みなしの8時間はこたえた。おかげで今夜はホテルに泊まりたくなった。訪問した唐津の親戚がホテルの予約はおろか、ホテル代の支払いまでやってもらってしまった。もう感謝のひとこと。

 唐津の親戚宅  ホテル虹の松原

とりあえず陽のあるうちにチェックインを済ませてから夕食をと思い、適当なレストランを探すもホテル「虹の松原」の近辺には適当なところが無く、結局お好み焼きや「どんどん亭」へ入ることに。入った時は静かで落ち着いて食事ができると思っていたが、お好み焼きが焼き上がる頃になって、外国人の一団がどっと入店。10数名の団体だが、とにかく騒がしい。我々のテーブルに手をついて、遠慮もなく覗き込む輩も出てくるし、店内を右往左往するので落ち着かない。一番の問題は話し声がデカすぎること。ほうほうの体で食事を終えて退散。東南アジア系の人種判別が得意な誠子マミーに確認したら間違いなく中国人とのこと。最後がこれで今日は本当に心身ともに疲れた1日だった。


3月20日

昨夜はホテル泊まり。元々国民宿舎だったのを一般用のホテルに改装したらしい。今時ビジネスホテルなら部屋に常備されている湯沸かしポットやコップ類が無い。各階に一箇所あるお茶汲み場所に行って、お湯をコップに入れて部屋まで持ち帰る必要がある。これが結構めんどくさい。

寝間着がまた上っ張りのみの簡単着で頼りない。前回泊まったAZホテルもそうだったが寝巻きがどうにも始末が悪い。パジャマでなく、X線撮影用の上っぱりのようでズボン無し。更にベッドがかなり柔らかくて腰の位置が定まらず、何度も寝返りを打ち、あまり熟睡できなかった。折角ホテル代まで持っていただいたのに文句ばかりで申し訳ない。

このホテルでは追加料金で朝飯を選ぶことができる。魚、カレー、アサイーボールの三種の中から選ぶことになるが、問題はここのウリが「無添加自然食の朝ごはん」であること。普通の朝食とは趣が異なる上、料金も一般的なビジネスホテルよりは割高。 

誠子マミーは魚定食。コレが一番一般的な朝食になる。私はどれも好みでは無いので不要と申告したが、すで支払い済みとのことで、やむなく量が少ないと思われるコレにした。
タイトルは「ビーツ&アサイーボウル(コールドプレスジュース付)\1800

   

ホテルの説明書によると以下の通り。
ハワイ発ヘルシーモーニングの新定番アサイーボウルを独自に発展させたRe:Cell ?波音?の『ビーツ&アサイーボウル』は、抗酸化力が高く“奇跡の野菜”“食べる輸血”と比喩される赤ビーツを配合。美容と健康に最適なスーパーフードがたっぷり摂れます。

出てきたものは、何とも形容し難い代物で、そもそもビーツが凍っていて冷たい。食べるとしゃりしゃりしてどうにも食が進まない。トッピングのバナナは全部いただいたが、半分残してしまった。せっかくご手配いただいたのに申し訳なかった。

さて話変わって、今日は朝からよく晴れて陽が眩しい。本日の予定は有田で陶器を見ること、次に呼子で美味しいイカ料理を食すること。



まず誠子マミーのご要望で有田を訪問。有田は狭い街に陶器のお店が密集しているが、どこも駐車場に難ありで、車でのショッピングは無理。どこに車を停めて見物するか悩み、ネットで調べたら「Arita Sera」というのを見つけた。ここは丘の上に陶器の専門店をまとめた広大な施設。駐車場も広く、軒を連ねているお店を順番に比較しながら見て回ることができる。ニーズにぴったりなここを目標にする。

さっそく唐津から有田へ。無料提供中の高速を使って1時間ほどで到着。9時半に到着した時点ではほとんどお客の姿が見えない。見えないのではなく、そもそも客が居ない。お店も灯りがついていないところが多い。灯りがついている数店を訪問。車からでたら寒いので一挙に冷えてしまい、トイレに駆け込む回数がハンパ無い。結局わたしは2軒ほどお付き合いして、後は車で待機。有田の窯元が20店ほど集まった巨大なギャラリー兼販売所なので、見て回るのも大変。誠子マミーは熱心に見て回り、結局カレー用の小鉢購入。

   

有田の後、本日のメインイベント、呼子のイカを食すべく「加部島」に向かう。イカは有名店の「河太郎」、「海舟」、「まんぼう」の3つは訪問済みのため、今回は趣向を変えて島に行ってみることにした。島と言っても呼子大橋で繋がっている加部島にある「かべしま」にチャレンジ。ところがこれが大誤算。とにかく道が狭く1車線ギリギリで、その上急坂とカーブの連続。すれ違い不可な道がえんえん続く。この先に本当に店があるのかと思うほど。幸い降りてくる車もなく無事に辿り着いた先には大きな駐車場があった。既にほぼ満車。何とか車を停めて店に向かうと既にたくさん人が入り口で待機中。番号札を貰ったら8番目!結局45分ほど待ってようやく入店。





注文したのはイカ三昧。定番のイカシュウマイ、イカ刺し、ゲソの天ぷらに茶碗蒸しと小鉢、デザートが付く。最初に出てきたシューマイはフワフワで風味あり。続いて供されたイカは二人に対し、小ぶりのものが三匹付いて来た。身は薄いがコリコリして弾力がある。勿論身はすき通っていて裏が透けて見える。当然二匹は誠子マミーに提供。私が1番美味いと思ったのはイカ刺しの余った部分を天ぷらにしたもの。これを天つゆと粉末の柚子胡椒でいただく。揚げたてであることにもよるが、本当に文句なしにうまかった。



   

ちなみにここは崖の突端にあり、窓からの眺望は抜群。

   


食事を終えて帰途に着いたが、店の主人に聞いた道のはずが、どこかで間違えたようで、一本道の行き止まりでバックで引き返す羽目に。引き返す途中で対向車が現れたり、車が落ち葉ですスリップし、坂道を登れなくなるなど冷や汗三斗。散々な目に遭ってようやく呼子大橋まで戻ることができた。ここには2度と来たくない。

これで唐津での予定は終了。明日の帰国に備え、新門司のフェリーターミナルにアクセスの良いところに戻ることにした。やはり新門司から1時間ほどの距離にある「おうとう桜街道」が近くで便利なため、またまた厄介になることにした。

帰りは高速道路の閉鎖も無く順調に走って午後6時に到着。珍しく誠子マミーが風呂はやめるとのことで、今夜は温泉無し決定。明日は船でいつでも入れるから。

3月21日

今朝は早起き。昨夜は久しぶりにお天気が良く気温も高めだったので、暖房も控えめにした。
朝食後、道の駅の売店でご近所向けにお土産を購入。これで道の駅で泊めてもらったせめてものお礼のつもり。

準備を整え9時15分出発。出航時間まで時間があるので、この間を利用して、門司港を見物することにした。門司までは順調に来ていたがインターで降りる時に間違えて小倉高速に入ってしまい、途中で戻ると言うハプニングはあったものの、10時半に門司に到着。「関門海峡ミュージアム」の駐車場に停める。ここは車高3mまでOKなのでキャンピングカーにはありがたい。



はじめに関門海峡ミュージアムへ。ここの5階の展望台に登り門司港の全体像を把握。門司港の門司港駅付近は「門司港レトロ」を売り物に色々宣伝している。狭いエリアなので、5階の展望台でも全エリアが確認できる。また関門海峡をに面していて、通過する船舶を間近に観察できるポイントになっている。登ってみたら先着の可愛い保育園時達が待っていた。まあ本当に賑やかな声で、黄色い声を実感。沖を通る舟が汽笛を鳴らすとそれに応えて大きな声で声援を送っていた。

次に訪れたのは1階の門司港レトロ街。ここには大正時代の街の様子が再現されている。中には当時の本物のインチン電車まで展示してあり、チンチンと鐘を鳴らす仕掛けもそのままま。やってみたらちゃんと音が出た。私が子供の頃、荻窪駅の南口まで都電が走っていたが、その当時を思い出した。ちなみにその当時は木炭自動車も都電と並んで走っていたのを思い出した。戦後すぐの頃の話。



そのあと門司港の海辺を散策。今日のランチは名物「焼きカレー」と決めていたが、まだ12時まで間があるので、時間調整のつもり。11時半になってソロソロと思い、予定していた焼きカレー専門店「伽哩本舗」へ向かう。ところが狭い階段を登った先にすでに人が!もう中は満員。入り口は狭く畳半畳ほどの踊り場が待機場所。当然座ることは叶わず立ちんぼになる。そのうち中国人の団体客が押しかけてきて階段も埋まってきた。コレはまずいと思い、誠子マミーを順番取りにその場に残し、私だけ前回訪問時に調査しておいた付近の焼きカレー専門店を当たってみた。幸いとなりのこれまた有名店の「王様のたまご」を見つけ、満員でないことを確認、直ちに誠子マミー救出?に向かう。



待つことなくすぐにテーブルが用意されてホッと一息。注文したのはわたしが定番の「王様のたまご」、誠子マミーは「野菜焼きカレー」。ここは店名にもあるように「たまご」にこだわりがあるようだ。わたしの方のたまごはウエルダンで、誠子マミーはメデイアムレアだった。どちらも小さめの小判形のお皿に入っており、大きさ的にはちょうど良い。味は想像していた通りで、格段に上手いとかというものではないが、雰囲気と場所(海辺でテラス席もある)もおいしさの要素かも知れない。

   

食後は「門司港駅」を見学。流石に昔の建物は豪壮にできている。今回は初めて2階の貴賓室まで見ることができた。場所が何と構内のスタバの奥にあるエレベーターに乗らないと行けない。スタバで注文しなくても行けるけれど、初めてだと腰が引けるかも?誰がつくことを前提に作られたのか不明だったが、ものすごく豪華絢爛な貴賓室だった。



その後、付近にあるレトロ展望台に登った。こちらは先ほどの関門海峡ミュージアムとは違い有料(\300)。ただし31階なので見晴らしは最高。ここで疲れ休みのアイスクリームを頂く。



この後急に眠気を催した誠子マミーを駐車場まで連れて帰り、2人とも暫時休憩モードに。交代で昼寝をしたら、もう外に出る気力がなくなり、新門司港の東京九州フェリーの待機場所へ向かうことにした。まあ寂しい場所にあり、初めてだとかなり不安を覚える場所。新参のフェリーのため阪九フェリーなどよりかなり港のはずれに位置していて寂しい限り。もちろん周りには何もない。

車を置いて事務所に向かい、チェックインのQRコードシステムの確認をした。ついでに近辺のガソリンスタンドの場所を確認したが、国道に出れば大丈夫とのことで、すぐにスタンド探しに出発。しかし近辺には見つからず、結局、門司港方面に戻ることにした。幸い途中で誠子マミーが覚えていたエネオスのスタンドが見つかりようやく満タンにできた。

改めてフェリー待機場所に戻り、11時までまったりしながら待つ。途中8時にはフェリーの食堂がオープンしたので、ゴボてんかき揚げうどんを頂く。阿蘇で食べたいゴボ天蕎麦の美味しさには比べるべくもないが、ちゃんとごぼうの風味もあってコレはコレで美味しかった。



3月22日

昨夜は乗船したのが12時過ぎ。部屋に落ち着いてから交代で大浴場へ。「交代で」というのは意味があって、船室には普通の鍵が無く、メールで送られてきたQRコードが鍵代わり。つまり常時スマホを携帯していないと、部屋にも入れない。スマホ持参でお風呂に行くのは盗難リスクもあるし、そもそも面倒。それで交代にしたわけ。余談だが、後で船内チェックしたら、受付の前にルームキー再発行機があって、ここに自分の名前、年齢、ルームナンバーをインプットすると、紙ベースのQRコードが印刷されてでてくる。コレなら携帯するのも面倒が無い。早速2枚印刷。
当日風呂に入って部屋に戻るともう12時半。すぐに例の頼りない上っぱりパジャマを羽織って就寝。ベッドはキャンピングカーのマットと同じくらいの硬さで具合が良かった。

   

今朝は8時起床。夜半かなり揺れた記憶があるが、乗船前に飲んでおいた船酔い止めが効いていたせいか、目が覚めることはなし。起きたらやっぱり腰は痛いが、先日のホテルほどでは無い。
起きたら誠子マミーはすぐお風呂に。わたしは機熟さずお風呂は後回し。持参したインスタントのカフェオレでモーニングコーヒー。ようやく目が覚めた。

昨夜から充電しておいたスマホ2台、タブレット1台、それに補聴器関連2台の充電完了を確認。
誠子マミーがお風呂から戻ってくる頃には船内食堂の朝飯タイムは終了。元々朝は食欲もないのでしょう、持参したロールパンとカフェオレ、紅茶オレで簡単に朝食。その後は今まで書き溜めた11日分の日記の整理。それから使った経費の精算などで忙しい。合間に10過ぎには横須賀から門司に向かう姉妹船「はまゆう」とすれ違うところを撮影。



そうこうしているうちにランチタイム。食欲のない私には船のランチは重すぎるので、誠子マミーだけ食堂に行ってもらう。海鮮系の丼を食べたそうだが、いかんせん今回旅行中はとびきり美味いものを食べ続けてきたので、どうにも評価が厳しい。私は船内探索中に、見つけたカップ麺コーナーで「どん兵衛」で簡単に。

食後は5階のロビーで日記の続きを。ここは船内でも比較的電波が届くようで、動画は無理でもメールのやり取りは可能。遅れていなかったメール数通、LINEを送ることができた。ビデオはもちろん写真は無理だった。



ここでようやくお風呂に行くことに。この時間だと空いていて先客は2名のみ。昨日、行き損なった露天風呂に入ったが、今日は晴れて風が爽やか。進行方向に向かう位置だったので風がまともに吹き付ける。上半身を曝け出すと寒いが、首から上だと体は温かく顔が涼しい。まあ極楽極楽の心境。

横須賀到着は午後8時半。下船まで少々またされたが、9時には横須賀を出発。午後10時半に自宅」到着。慣れない高速を夜間走るのは疲れたが、無事にたどり着けてホッとする、
これで12日間にわたる長旅も終わり。お疲れ様でした。

終わり