Alpha (LE TypeT)について   
 

 ベース車が日産のバネットなので、下図のように運転席部分が広いだけに、居住部分(右半分)がかなり狭くなっている。ただし運転席が広いため、乗り心地の面ではトラックベースのキャンピングカーに比べかなり改善された。  . 
 車内レイアウト
   
 車内後部から運転席方向を見る  運転席から後部方向を見る
   
 後部定員は4名  奥の左の扉がトイレ

Alpha購入の経緯

前車「Eurostar」は2009年に新車で購入。その前の「Newchamp」が事故により全損になってしまったため、急遽購入に至ったもの。事故後に自分に合うタイプの発注も考えたが、納車までに半年近くかかるため、即納可能なものを選択せざるを得なかった。

キャブコンタイプは「Athlete」、「Newchamp」と乗り継いで来ていたが、重量のあるキャビンを載せているトラックベースのキャンピングカーの車体強度に対する不安は払拭できなかった。
(補足)「Newchamp」はできるだけ軽量化に重点をおいて自分で設計し製作依頼した経緯にある。

代替車として購入した「EurostarWD」はフル装備のため、その分重量は3トンを超えており、足回りが強化されているとは言え、当初から強度不足が懸念された。同タイプのキャンピングカーのタイヤのバーストによる転覆事故などが身近で多発したので、購入後10年経ったこともあって、足回りに不安の無い車への買い替えを検討中であった。

そのような折、永らくお世話になっていた駐車場が突然閉鎖されることになり、これが決めてとなって、現車を一旦売却し、あらためて一般の駐車場で保管可能なタイプを探すことにした。

以後、車探しと駐車場探しを平行して行う。当初、自宅の駐車スペースに置けるサイズのバンコンを考えたが、希望に合ったものがなく、結局小型のキャブコン、ただし、付近の駐車場で受け入れ可能なサイズに絞って検討。最終的に選んだのがA to Z の「Alpha」である。小型とはいえ、一応キャブコンなので、背は低いが長さは5m近くある、家の駐車場には収納不可。幸い、家からはちょっと離れるが、格好の駐車場が見つかり、車探しに先立ち、とりあえず駐車場を確保。以後、納期的にも価格的にも新車は無理なので、中古に絞って西日本まで出張して車探し行脚を始めた。かなりの数を見たが、最終的に希望にあったものが見つかった。


快適化について

もちろん購入したままではすぐに出動できないので、快適化のために種々装備の充実を図った。デイーラーで追加した主な装備は@ソーラーパネル、AAC充電装置、Bサブバッテリー、CTVステー。その後DIYでDポータブルトイレ、E電子レンジ、Fリアモニター(後方確認のため)などを追加。最後にオールシーズンタイヤに交換した。

その後も出動した際に不便だと思ったところを随時改造。
主な改造点は以下の通り。
@ベッドスペースの拡張 運転席、助手席の後方に見えるフラットな部分が拡張したところ。これにより縦方向に就寝が可能になった。


Aテーブル追加
テレビの前に設置したのがサブテーブル
ベッド展開のため右のテーブルをたたんでもこちらが使用できる、


以上2点の改造により居住性は格段に改善された。