直線上に配置  
  2022年東北桜祭りツアー   
 弘前公園の桜と岩木山
 
 

4月18日(月 自宅→道の駅「川のみなと長井」(山形県) 走行384キロ

?毎年恒例行事の「東北桜前線桜まつりツアー」へ今年も出動。



いつもはGWにかけて出かけるのだが、今年は開花が早くGWではタイミングが合わないことがわかり、慌てて出かけた次第。残念ながら先々週のツアーに引き続き、今回も誠子マミーは腰痛のため参加できず、前回と同じくソロツアーとなった。

8時15分出発。幸い心配された雨にはならず傘無しで出発できるのはありがたい。外環道、東北道とも渋滞なく30分ほどで蓮田SA到着。最初の休憩をとる。以後1時間おきに休憩をとりつつ11時半、那須高原SAに到着。早めに昼飯をと思っていたが、タッチの差で高校生の乗ったバスが3台到着。あっという間にトイレもフードコートも満員に。食券売り場にも長い行列が。とても割り込める余地無くフードコートは諦めた。やむなく売店でご当地名物「レモン牛乳」とメンチカツサンドを買って寂しいランチとなってしまった。車に戻りレモン牛乳を飲もうとストローを差し込んだら、悪いことは重なるもので中身の牛乳が噴水のように飛び出してきてズボンがびしゃびしゃ!ついてない。



その後も早めに休憩を取りつつ、今日の目的地山形県の道の駅「川のみなと長井」を目指す。福島ジャンクションから東北中央自動車道へ。ところがこの道路全線開通はしていない。あいかわらずのナビ不調で、途中まではちゃんと機能していたので安心していたら、突然ダメになった。前回の伊勢の時と同じ症状。結局降りるインターを通り過ぎてしまい、上山温泉までゆく羽目に。結局上山からUターンして戻ることに。おかげでかなり時間をロスしたものの、午後4時ちょうどに到着できた。

道の駅は最上川の堤防の脇にあって、堤防に登れば桜が見えると思いきや、対岸の桜は遠すぎて見えず。お天気がもう一つでしかも夕方で薄暗いので見事な!とは言いにくい。チラシには最上川堤防1000本桜となっていたが、とてもそうは思えない。せいぜい200?300本くらいかな。とりあえず付近の桜の写真だけ撮って、残りは明日お天気になったら散策がてらチェックすることにした。



ここは新しい道の駅で全てピカピカ。レストランも綺麗。ところがオーダーストップが5時半と結構早い。広いレストランには客はゼロ。閉まらないうちにと早めに夕食。メインは米沢牛のステーキのようだが、ちょいとヘビーなので、カレーに。



といってもいちおう米沢牛の「牛スジカレー」に。というものにした。他にお客がいないのに出てくるまでだいぶ待たされた。スジを煮込んでいたのかな?カレーとサラダとわかめスープというセット。カレーそのものはスパイシーでまずまずの味ではあったが、牛スジの食感がもう一つ。姿は見えるも食感が?

4月19日 川のみなと長井→北上展勝地→盛岡→岩手山SA 走行312キロ



今朝は6時起き。昨夜発症したギックリ腰の経過は芳しくない。起き上がる時に痛みがあるが、一旦起き上がって仕舞えば、歩き出しこそ痛みはあるもののすぐに痛みは解消。何とか運転も大丈夫そうだ。

朝食後、最上川の土手に登ってもう一度桜の開花状況を観察。昨日は夕方でしかもお天気も曇り。桜の華やかさにはチョット物足りなかった。今朝改めて見てみると、鮮やかさは増したものの、もともと木の数が少ないので華麗という状況では無かった。ここは本来の目的地北上展勝地への中継基地として考えていたので、まあおまけみたいなもの。見られただけでも良しとしよう。



道の駅「川のみなと長井」を7時半に出発。山形まで国道368号、村田インターで東北道へ。途中、菅生SA、長者原SAで休憩を取りつつ「北上展勝地」には12時10分に到着。ツアーに出る前に桜祭りの情報を調べたが、当時の案内ではコロナ対策で駐車場閉鎖とあった。代案として北上駅の駐車場に置いてシャトルバスで現地へということだったので、ダメもとで、まずは現地に行ってみた。同じ方向を目指す車が多い。ひょとして駐車場は開いているのではと期待しつつ現地へ。途中で道を間違えて裏側からアプローチすることになったが、これが怪我の功名であまり待たされることなく駐車場へ入ることができた。本来ルートには駐車場まで延々と長蛇の列になっていた。並ぶことには変わりはなかったが、10分ほどで入場できた。ラッキー。

予想に反して桜はほぼ満開。久しぶりに満開の桜のアーチの下を歩くことができた。場内飲酒厳禁なので、静かなお花見。観光船も観光馬車も中止で、桜のトンネルを静かに歩く。ギックリ腰に気をつけながら歩いてみたが、長距離は歩けず。持参したgoproカメラで動画を撮影。スマホで静止画を。忙しい散策?だった。







屋台も中止と思っていたら、例年と同じくちゃんと営業中。猿回しも健在だった。昼ごはんに屋台のオムそばを購入。まあまあ美味しくいただきました。お店の看板には原宿風とありましたが?



明日は八幡平の雪の回廊を体験する予定なので、今日中になるべく近くまで行っておきたい。先ず食材とギックリ腰用の塗り薬を買うため、いつもの盛岡イーオンへ。野菜不足解消?のため、イチゴとサンチュ、牛乳とヨーグルトドリンクなど購入。最後に夕食用の弁当をテイクアウトで。牛タンと中華とどちらにするか迷ったが、いちおうご当地名物を優先して、牛タンシチューを注文。待っている間にLINEをチェック。運転中にピロンピロンとうるさかったが、たくさん連絡が入っていた。まとめて整理。

出来上がりまで15分ほどかかったが無事納品完了。写真の通りで見た目余りパッとしない。さて味はどうか? 期待しつつ弁当を受け取って改めて東北道へ。今夜は腰の調子も良くないし、風呂もダメとのことなので早めに休むことに。目指すは八幡平インター手前の岩手山サービスエリア。


午後4時ちょうどに到着。サービスエリアにしては人が少なく、駐車場も乗用車よりトラックが目立つ。余り賑わっているという感じではない。ここは建物の裏手から岩手山が見える展望所があるので行ってみたが、盛岡周辺から見える豪壮な岩手山ではなく、手前の山の上にちょこっと顔を出す程度。ちょっと期待はずれ。



5時過ぎになったので、気になっていた牛タンシチュー(弁当)を食べることにした。ご覧の通り茶色一色で見かけはあんまり?  野菜類はマッシュルームだけで青色野菜などは入っていないようだ。牛タンは大ぶりなものが2ケ、あとはコマ切れ。食べてみたらかなり柔らかく煮込んであり、食感もしっかりしていて、いかにも肉を食べているという感じ。添付の先割れスプーンで細かく切れるほど柔らかいのでとても食べやすい。ドミグラ味がさほど強くないので飽きずに完食。ご飯は珍しく半分と申告しなかったので、ちゃんと一人前だったが、さすが牛タン屋で米と麦が混ざっている。これも完食。いつもより食べすぎたかも。



いつも面倒なので湯を沸かすこともなく、ペットボトルのお茶を飲んでいたが、今日は時間に余裕があったので、今回初めてコンロを使用。家と同じようにインスタントのカフェオレを飲んで食後の一時を優雅に?過ごす。

明日は八幡平アスピーテラインの雪の回廊を見てから、2番目の桜まつり、弘前公園を目指すことにする。

4月20日 岩手山SA→八幡平→弘前 走行152キロ



昨夜は早めに暖房を入れた。流石にここまで北上してくると陽が落ちてからは急に気温が下がるようだ。寝る前には毛布を羽織って過ごすほど。まわりで駐車しているトラックもほとんど暖房用にエンジンをかけているのでかなりの騒音。幸いキャンカーは防音対策ができているので窓を閉まれば気にならない。

今朝は5時前に目が覚めた。寒いので起上がるのに抵抗がある。人目が少ないうちにトイレの処理をする必要があるのを思い出し、5時になったのを見届けて、ようやく起き上がる。すぐにトイレ掃除。車旅で一番厄介なのがこれ。次が生活排水の処理。トラックの運転手達がちらほらトイレにやってくるので、邪魔にならぬようささっと片付ける。一仕事終えてやっとモーニングコーヒーならぬモーニングカフェオレ。まだ朝食には早すぎるので、昨日やり残した日記を完成させる。

今日は「八幡平の雪の回廊」を見にゆく予定だが、ここ岩手山サービスエリアからは近いので、余り早く出発しても現地で待たされるだけ。雪の回廊は「八幡平アスピーテライン」の両側に積もった雪を除雪してできたいわば雪の堀割みたいなもの。通行時間が決まっていて午後5時から翌朝の8時半までは通行止めになる。早く行ってもゲートで待機しなくてはいけない。



なるべくゲート近くで待機しようと7時10分に出発。松尾八幡平インターで東北道から一般道へ。
「八幡平ビジターセンター」には7時半到着。ここでしばらく待機し時刻を見計らって出発。ゲートには開門5分前に到着したが、すでに待機車が列を作っていた。ウチは前から8番目。8時半丁度にヨーイドンでゲートを出発。いきなり急坂が続くが愛車は前の車と違ってトップギアでもぐいぐい登れるので、後続車に迷惑をかけることも無かった。高度が上がるに連れて両側の雪の壁が高さを増してくる。山頂のレストハウス付近が一番高い。新聞では8mとあった。今回は走行中のシーンを撮影するため車に別途カメラを設置してみた。さてどんな具合に取れているか?



8時45分山頂レストハウスに到着。\500支払って駐車。目の前に真っ白な岩手山が堂々としている。いつもは夏に来るのでこんな雪景色は初めて。とにかく絶景の一言。反対側は日本海まで見えるのではないかと思われるほど。やっぱり来て良かった。





その後徒歩で回廊を歩いて雪の壁の高さを実感。1時間ほど滞在してアスピーテラインの後半を走って鹿角八幡平インターへ。ここから再び東北道へ。その後は一路弘前を目指す。11時10分
「道の駅弘前」に到着したが、いつも賑わっている駐車場がガラガラ。よーくみたら本日休日の看板が。ま、道の駅が休みでも駐車できてトイレが使えれば問題ない。

いったん車を停めて、ネットで誠子マミーから頼まれた弘前名物アップルパイを探すも、今日からの桜祭りの影響で市内は大渋滞。当然駐車場は満車。目当てのお店に確認したら、駐車もさることながら売ってるアップルパイは賞味期限が短くて、東京まで持って帰るのは無理とのこと。やむなく方針変更してアップルジュースにすることに。であれば勝手知ったる弘前りんご公園が駐車場も広くてベスト。早速行ってみた。やっぱりリンゴ園の中にあって遠景に雪の岩手山がドーンと見えるのは気分が良い。ここで知人用も含め大量お買い上げ。



昼飯をどうするか悩んだ結果、前回食べた名物?りんごカレーは敬遠し、趣向を変えてアップルパイセットにアップルテイーを注文。これが大当たり。皿の上にはアップルパイの他にホワイトクリームが添えられたアイスが2種。これが見た目も素晴らしく、期待以上に美味かった。ケーキをランチがわりにするのは初めてだが、これもありだなと思った次第。満足してりんご園を後にして道の駅へ戻る。



戻ってから道の駅の向かいの日帰り温泉「花の湯」へ。ここは毎回お世話になっている。料金は\400と格安だが、シャンプーなどは無い。毎度のことながら浴室に入ってから忘れたことに気がつくのだが、時すでに遅し。今回も洗剤なし素洗いのみ。ギックリ腰をやってしまったので温泉は敬遠していたが、今日で3日間風呂なしはちょっと厳しい。整体の先生に相談したら、烏の行水なら可とののアドバイスをもらったので、基本シャワー、ぬるい湯船に5分間浸かる。おかげでさっぱり爽快、生き返った感じ。

そういえばりんご園からの帰りに寄ったガソリンスタンドで、汚れが目立つようになった愛車の洗車をやってみた。洗剤と水を吹き付けて高圧洗浄するというもの。あんまり綺麗にはならなかったが、ちょっと見きれいになったような。この料金が\500。風呂よりもちょびっと高いけれど、車も人もあんまり変わらない。

夕方、弘前在住の友人ご夫妻と2年半ぶりの再会。道の駅まで迎えに来ていただき、夕食会場へ。今回は私のリクエストで「青森味噌カレー牛乳ラーメン」にチャレンジすることになった。早速会場のラーメン店「Apple食堂」へ向かう。道の駅からは結構離れた場所だったのに、着いたらナント「本日終了しました」との看板が。代案もないので仕方なけれ市内中心部へ戻る。友人の行きつけの寿司割烹「新味」へゆくことになった。寿司割烹と言っても所謂和食。選んだのは花見時期だけのセットもので「寿司桜そばセット」。中身は寿司5貫、天ぷら3種、桜の葉を練り込んだそばという組み合わせ。だいぶ遅くなったせいで、3人ともお腹が空いていたのかあっという間に完食。カレーラーメンは残念だったが次回のお楽しみに取っておこう。会場に向かう途中でお城の周りを一周してもらい夜桜見物ができた。

4月21日 弘前→田沢湖→角館→盛岡→矢巾PA 走行288キロ



今日は忙しい1日だった。起床はいつものように5時。今日は弘前公園の桜まつりが目当て。手早く準備を整えて道の駅ひろさきを出発。そういえば昨夜は裏手の広い駐車場でP泊していたのはうちの車だけだった。もっとも表側の駐車場にはキャンカーが大挙して停まっていたが。朝トイレにゆく時にこちらの駐車場でテントで泊まっていたのが2人も居たのにはびっくり。夜は寒かっただろうなと同情。

混まないうちに桜まつり用の臨時駐車場(岩木橋の河原)へ向かう。到着したのは8時10分。結構早めに行ったが既に3台先客が。ここから弘前公園の桜祭り会場まで徒歩20分。今日は弘前の気温が23度との予報だったが、もう既に暑いくらい。うっかりいつものようにダウンのベストを着ていたのが失敗。歩いているうちに汗だく。

弘前市のコロナ対策は念入りで、事前に登録しておかないと会場には入場不可。市役所の玄関前で事前にネットで登録手続き済みのスマホを見せるだけで、スムースに登録確認手続きを終え黄色いタグをつけてもらう。公園入り口の大手門でも検問所があって、手洗い、タグの有無を厳しくチェックされる。園内ではこれを常時身につける必要がある。





やはり厳しくやっているせいか、祭りの最中でも人は少ない。しかも園内の通路には通行区分があって、左側通行になっている。コーンの列が仕切り線。



いつもよりゆっくり歩いて桜を鑑賞できるのが良い。外堀の桜の方が先に満開になっていて、遅れて園内という感じ。まず周りを一周してみる。次に入場料\320を支払って本丸へ。転居中の天守はこちらにある。



本丸は高台にあるので遠くの岩木山がくっきり綺麗に見える。今回はソロなので熟年カップルに写真を撮ってもらった。いつもながら満開の桜越しに見える雪の岩木山は見事。これをみるだけでも来た甲斐があるというもの。





その後外堀の桜堤を見ながら桜のトンネルを通って帰途に着く。駐車場に向かう途中で、藤田記念庭園の大正浪漫喫茶でアップルパイをいただいた。



ここは前から来たいと思っていたが駐車場の問題があって行きそびれていたところ。大正j浪漫の言葉とおり、クラッシクな雰囲気は良かった。アップルパイはメニューから選ぶことができるが、食べる前から味を想像できず、とりあえず「津軽夢りんごファーム」というのを注文。パイだから仕方がないのかもしれないが、ナイフとフォークで小さく切って食べようとするとパラパラ崩れてしまってどうにも始末が悪い。パイはやっぱり手づかみで食べる方が良いな。

   

中途半端な時間にパイを食べてしまったので、今日もこれが昼飯代わり。こんな生活を続けていたので、昨日体重を測ったらかなり減量で65.1kgになっていた!

弘前を終えて次は角館の枝垂れ桜へ。弘前から角館にゆくルートを検索したら、最初にでてきたのが、弘前インターから東北道の盛岡へ。ここで国道46号線を経由して角館へ向かうのがオススメだった。一見遠まりに見えるので、あえて一般道で検索し直し。これは国道7号から国道282号というルート。距離が短いので、こちらを採用。ところが282号は青森と秋田の県境の坂梨峠越えという大変なルートだった。急坂、急カーブが連続し、とてもスピードを出せるわけもなく、必死でハンドルを握る。ついにたまりかねて小坂で東北道へ。でも後から調べたら小坂から八幡平は山越えはなく平坦な道路で、あえて高速を使う必要は無かったみたい。紆余曲折はあったものの、その後は順調に走行し、午後2時半、田沢湖到着。早速頼まれていた蜂蜜を買いに「山の蜂蜜屋」へ。

誠子マミーからここで試食して珍しい種類を選んで買ってきてくれとのリクエストでがあった。あいにくコロナ対策で試食は不可とのこと。やむなくネーミングだけで買うことに。無事に蜂蜜3種類を購入して角館へ。角館はここから30分くらいの距離。

角館に着いたら桜まつりは開催中で、観光バスも大挙やってきているようだ。乗用車用の臨時駐車場も例年通り武家屋敷の一画に用意されていた。\500を支払い好きなところにとめる。武家屋敷の中にあるので、観光(桜見物)には便利。角館の桜は枝垂れ桜がメイン。一方で桧木内川の土手はソメイヨシノ。両方楽しめるのが角館のメリット。



まずは武家屋敷通りを枝垂れ桜を眺めながら散策。ところが今まで無かった人力車が多数出現。これが人気があるようで列を作って走って(歩いて)いるのにはびっくり。武家屋敷の通りはそう長いものではなくせいぜい200m程度? ここを端から端まで行ってUターンするだけ(のように見えたが)。


途中で誠子マミーから土産にと頼まれた生モロコシのお店「唐土庵」へ。人気店なのか店内はおろか店外にも人が溢れている。そんな中人混みをかき分け、お好みセットを購入。私が買った直後に背後を見たら行列が出来ていた。さっさと決めて買って良かった。



買い物の後、改めて散策続行。武家屋敷のシンボルというべき枝垂れ桜を見てから、桧木内川に向かい、今度は堤のソメイヨシノを鑑賞。土手には菜の花も咲いていて川のブルー、菜の花の黄色、桜のピンクのコントラストが良い。それにしてもここは人が多い。北上、弘前の後なので余計にそう思えるのか。ここが一番の人出!ここには弘前の許可制のような厳しい入場規制は無かった。自治体によって随分対応が違う。





それにしても東京を出た時は冬支度だったのに、北上するにつれて気温が上がるという不思議な現象。弘前は24度でもう初夏のようで暑いくらいだったが、角館も同じような感じ。車のエアコンが必要になった。

これで角館を終了し帰途に着くことにした。午後4時になり、いつもならP泊場所を決める時間なのだが、この付近には道の駅が無い。最寄りは雫石の「姉っ子」だがちょっと距離があるのがネック。今夜は風呂に入りたいし、まともな食事もしたいと思い、結局がんばて姉っ子に向かうことにした。
午後5時に到着。まず風呂へと思い、併設の「橋場の湯」へ向かったところ、入り口に「平日の食事は16時で終了」との断り書きが。いつも土日に来ていたのでうっかりした。ここでの食事はアウトだが、とりあえず頭の怪我を清潔にしたいので風呂だけ入ることにした。実は一昨日、車に乗り込む時に力余って一気に乗り込んだ時に頭をぶつけてしまった。それもご丁寧に2度も。帽子をかぶっていたので痛い!とは思ったがまさか傷ができているとは。念のためスマホで自撮りして初めて負傷していたことが分かった。

烏の行水どころか頭のシャワーだけ念入りにして患部綺麗にしてから退出。料金はシャンプーなどが完備している割に格安の\520だった。風呂に浸かってしまうとだるくなって居眠りする可能性がある。まだ正気のうちになるべく東京に近い高速のサービスエリアに移動することにした。盛岡でガソリンを満タンにしてから東北道へ。途中の矢巾パーキングで力尽き、今夜はここでお泊まり決定。ここにはレストランは無く、コンビニしかない。何か食べるものをと思って探したら、お弁当が色々あった。カツ丼があったので思わず購入。支払いの段階で店内か店外かを聞かれたので外でと回答したら、さっさと電子レンジへ。何も言わなくても暖めてくれるんだと感動!
熱々のカツ丼を抱えて車に戻る。このカツ丼、2段重ねで、上が具で下がご飯。食べる時に載せるスタイル。これがかなり優秀なカツ煮で卵の柔らかさと出汁の旨さが抜群。久しぶりに上品でうまいカツ丼に出会えた。コンビニ弁当恐るべし。弁当の侘しさを感じるどころか感動の一幕。ゴチになりました。




ここから自宅まであと525キロ。さあこれで元気いっぱい頑張って帰宅します。



終わり