直線上に配置  
  2022年春季ソロツアー           お城巡り  
 伊勢神宮外宮
 
 

4月4日 自宅→豊橋

誠子マミーの腰の具合があんまり良くなく、車での長旅は難しいとのことで、今回はソロでのお許しをもらった。昨日が結婚記念日だったので、ささやかにお祝いをしてからの出発。お許しは得たものの、本音を言えば1人旅はやっぱりつまらない。ただ家でじっとしているのは精神衛生上も良くないので、気持ちを切り替えて出かけることにした。といっても何かテーマをということで、友人宅を訪問がてら、西の方面を目指すことにした。

さて、出かける気にはなったものの、あいにく昨日からの雨降り。今日も朝から盛大に降っている。気分が乗らないまま道中で消費する食材を買いに朝イチでサミットへ。準備を整え、10時にキャンピングカーを置いてある駐車場へ。土砂降りの中でのお出かけは気が滅入る。家まで車を回して荷物の積み込み。一人旅でも衣類をはじめ結構荷物が多い。積み込みだけ終えて、整理は途中でやることにした。いつもなら誠子マミーが走行中にやってくれるのだが、今回は自分でやらないといけない。

10時15分出発。宇佐美でガスを満タンにして環八経由東名へ。やはり雨のせいかあちこちで渋滞発生。港北PAに着いたのが11時6分。ここでようやく荷物を有るべき場所へ収める。11時40分出発。12時40分足柄SA到着。とにかく冷えるのでサービスエリアに寄るたびにトイレに駆け込む。14時静岡SA着。この頃から雨はやんですこし陽がさしてきた。やっぱりお天気は晴れが一番。運転もだいぶ楽になった。

豊川インターを15時50分頃通過し、豊橋市内へ。

今回は「豊橋カレーうどん」を食べることを目的にしたので、駐車場が広いうどん屋をナビにセットして市内へ向かうも、この店が見つからない。やむなく今夜の宿泊地?「道の駅とよはし」に直行。16時30分着。

トイレの帰りに場内に「豊橋カレーうどん」の幟を発見。ここで食べられるとわかって一安心。ところがメニュー看板にはすごい数のカレーうどんがあって、どれが本命かわからない。



値段の高いのはトッピングが多いようなので、一番シンプルなやつを注文。よく煮込んだ肉と揚げが旨そう。スープはいわゆるカレーうどんの汁とは違ってもっとコクがある。早速食べてみた。本当の豊橋カレーうどんは、うどんの下にトロロとご飯があるはずだが、いくら食べてもうどんばかり。ついにトロロもご飯も見つからず。


お店の人に確認したら、やっぱりこれはただのカレーうどん。本物はトッピングが乗っているやつで、「手筒花火仕立て豊橋カレーうどん」というネーミングだった。これを聞いてがっくり。一度にうどんの連チャンは無理なので、いまのは遅い昼だと思って、夕刻にあらてめて本物に挑戦することにした。(注)手筒花火とは

お店はラストオーダーが6時半とのことで、6時に再度訪問。正統派豊橋カレーうどんをいただく。トッピングは竹輪に刺さった水菜の天ぷら。そういえばちくわも豊橋の名産。水菜の葉を広げて揚げてある。言われてみれば手筒花火の手筒から花火が出ているようにも見えないことは無いが、ちょっと無理筋。写真参照



ちなみに手筒花火はこれのこと。

今度は底からトロロが絡んだご飯が出てきた。見た目はきれいとはいえないけれど、ネバネバ系が好きな私としては、結構こってりして旨いと思った。2度目でなければもっと美味かったのではと思う。試食後、レポートを親戚にラインで伝える。

 

4月5日 豊橋の吉田城→蒲郡


きのう就寝時の車内の気温は20度。結構暖かくて暖房は不要と思っていたが、夜更けて(午前2時頃)寒くなってきて慌てて暖房を入れる。以後はぐっすり寝られて6時半起床。今日は昔の同僚N氏に会う予定なので、朝食は簡単に済ませて出発。

豊橋駅前まで行ってN氏をピックアップして、まずは遅い花見をするためオススメの「吉田城」へ。意外に広い敷地で堀もそこそこ大きい。復元された天守は可愛らしいものだったが、石垣もしっかりしていてけっこう風格のあるお城だった。残念ながら花見にはちょっとタイミングが遅かったが、もう少し時期が早かったら綺麗だったろう。

堀を見下ろす本丸付近でしばし懇談。互いの近況報告。

ランチは地元のイタリアン「キャナリーロウ本店」でテイクアウトを予約してあったので、11時過ぎに受け取りに。店内は騒がしいので会話ができる愛車内でということにした。どうせ場所を移動しても駐車場の問題があるので、ここは店の駐車場で頂くことに。前菜、副菜、ピザというメニューでかなりのボリューム。やっぱりお弁当のように外に持ち出すにはサイズ的に無理だったので、車内で正解だった。

実は今回の出撃に備えて大型のテーブルを自作したのだが、これがちょうどよく食材全てとドリンクが載せられた。あんまり量が多すぎたので、半分N氏にお持ち帰り願った。

食後はどこへ行くか協議の結果、やはり景色の良い海辺でカフェタイムということで、蒲郡のマリーナへ。最初のヨットハーバーのカフェテラスは昼時で満席に近く、相当賑やかだったので、ここは写真だけとっただけ。改めて隣の「蒲郡ラグーナ」というモールというかアウトレットというか、遊園地まで付いているところへ移動。1階にはお魚市場などがあって、目的が違えば楽しめそう。最初に入ったカフェは説明を聞いたらワッフルの食べ放題飲み放題のお店だった。今更食べ放題は無いだろうということで、せっかく案内してくれたお嬢さんには悪かったけれどここはやめてお隣へ。こちらはレストランだがドリンクだけでもOKとのこと。ミニチョコパフェとカフェオレを注文。この歳だとこれくらいがちょうど良い。

今日は昨日とは大違いで朝から晴れて暑いくらい。海辺なので余計に日差しが強い。気温が急変すると体力を消耗するようで、これで蒲郡を切り上げ豊橋市内へ戻る。

N氏をご自宅へ送り届けてから、再度「道の駅とよはし」へ。時刻は4時半を回っていた。お風呂に行きたいがライトをつけない時刻までに戻れるか不安だったが、調べておいた新設の日帰り温泉、「ゆのゆ」へ行ってみた。新しいだけに綺麗で、お風呂も露天だけで3つもあるという大きな施設。湯の温度も41・3度と適温。テレビもついていたのでゆっくり浸かる。のんびりしていたら、出た時にはすっかり陽が落ちてライトをつける羽目に。このところ白内障の影響なのか、対向車のライトが眩しい。だからできるだけ夜間走行は敬遠しているのだが。


道の駅に戻って、心配していたトイレルームの洪水をチェック。実は予備に持参した清水タンクが倒れて、キチンと閉めていなかった蓋からかなりの量が漏れた模様。幸いトイレルームは防水処理してあるので、そこに水溜りが!早速乾いた雑巾で吸い取り作業開始。結局紙コップで5杯分の水を処理。中敷の2枚がしっかり水を吸っているので、取り外して車外へ。明日までに乾いてくれるといいのだが。

すっかり疲れたので夕食の支度をする気力なく、ランチのピザを夕食代わり。昨日のカレーうどんがまだ残っている感じであんまり食欲がない。

明日は美味いものを食べよう。

 

4月6日 豊橋→安土城→伊勢神宮→土山SA


昨夜は夕方お風呂に入った後で体が暖かく油断して暖房の準備をしないまま9時過ぎに就寝。朝から1日出かけていて疲れたので何もする気にならず。やっぱり寒くて目が覚めた。時刻を確認したら昨日と同じく午前2時過ぎ。慌ててヒーターのスイッチを入れて寝直し。5時半起床。車内の温度は17度、ちょっと肌寒い感じ。

今日もお天気は快晴。雲も無い。暑くなりそうな予感がする。

昨日濡れてしまった中敷きは1枚はなんとかOK。もう一枚の厚手のやつはまだ乾いていない。

やむなく後ろのゴミ箱に括り付けて乾くのを待つことに。

7時50分、「道の駅とよはし」を出発。今日は安土城に向かう予定。豊川インターの手前でガスを満タンに。家を出る時に満タンにしておいたが、今回は38リットル補充。豊川インターから東名へ。途中上郷SA、養老SAで小休止。多賀SAでランチ。養老SAでも天むす(天ぷらが載ったオニギリ)などいろいろあったが、もう一つピンと来なかったので、多賀まで我慢。我慢した甲斐があって、なんと餃子の王将があった。フードコートというような生優しいものではなく、どーんと王将の看板がついた一軒家!本来サービスエリアの名前がつく位置に「王将」とあった。一瞬ここは王将サービスエリアかと思うほど。

   

早速メニューを見たが、やっぱりどれも量が多そう。やむなく適当に軽そうなものを頼もうと思い、最後までメニューをチェック。そうしたら最後のページにジャストサイズというものがあり、これは普通の半分サイズ。これで安心してミニ天津飯とミニ餃子を注文。どちらも久しぶりの米の飯で旨かった。

食事を終えて12時に多賀を出発。目的地の文芸の郷には13時到着。桜が満開だった。



ここには安土城考古博物館、「信長の館」 他いろいろな施設があるが、目玉はやはり信長の館。安土城はもちろん城址なので何もないが、その天守の5層、6層だけを復元して展示してあるのが信長の館ということ。(1992年スペイン・セビリャ万国博覧会の日本館のメイン展示品)これがまあ豪華絢爛を具現したようなもの。天守閣の最上階とその下の階だけが復元されていて、周りの階段を登りながら下から順に見られる仕掛け。論より証拠で写真を見てください。

これは容れ物。


   
   
   

ここは太っ腹で写真撮影はフラッシュ無しならOK。ただし著作権があるので、SNSへのアップは禁止とのこと。HPに載せるのは良いのかな?

せっかくここまできたので、かねてより気になっていた「安土城跡」に登ってみることにした。入り口で拝観料?¥700を払う際に、往復所要時間がどのくらいか確認したところ、2、30分とのことだった。じゃ大したことはないなと、せっかく入り口で用意してある杖を持たずに登城開始。ところが大手門からいきなりの急階段!それも石段の高さがかなりあるので、一歩一歩でしか登れない。登山よりもきついというのが実感。休み休み登って天守台まで20分。下り10分、往復30分で間違いなかった。でも下界に降りてきたら汗びっしょり、足がガクガク。このまま移動は無理と思い、付近の日帰り温泉を探す。

   

6キロほどのところに「長命寺温泉天葉の湯」というのがあったので早速向かう。大きな施設では無かったが、なかなか良い温泉だった。内湯も3ヶ所、露天はヒノキと小判型の1人用陶器風呂があり、陶器の方の湯の温度が38〜39度くらいで長湯するにはちょうど良い温度。久しぶりにゆっくりできた。料金は¥1000。

今日は先に風呂を済ませたので、安心して宿探し。明日は伊勢神宮の予定なので、新名神へ向かい、途中のSAにすることにした。「土山SA」に着いたのがちょうど5時。風呂疲れもあるので今夜がここで決定。夕食は控えめに持参の塩パンとミルクと魚肉ソーセージで簡単に。


4月7日 土山SA→伊勢神宮(外宮)→道の駅「飯高」→道の駅「かわげ」


昨夜も午前1時過ぎに寒くて目が覚めた。寝る前は車内の気温が高めなので暖房は入れてない。タイマー付きなら良いけれど、ウチのはそれほど高級じゃない。

暖房を入れて毛布を敷き直して改めて就寝。

6時に起床。今日も快晴!今回は初日のみ雨だったが、以降ずっと晴れている。やはり晴れている方が気分が良いし運転も楽。

朝食を食べる気にならず(一人旅は手抜きがち)、7時半に土山SAを出発。新名神から伊勢道に向かう予定だったが、ちょっと目を離している間に見覚えのない道路を走っている。慌ててナビを見ると山の中をジグザグに走っている絵で、高速マップが消えていた。どうやら新設道路なのでナビに設定がなかったようだ。途中で南下する道路と交差するのではと期待していたが、結局四日市まで行ってしまった。やむなくここで高速を降りて、改めて東名阪自動車道に入る。相当な遠回りルートで時間も高速代もだいぶ無駄にした。

8時18分、「御在所SA」到着、ここで休憩し朝食を取る。ついでに伊勢市の「イオン」を探す。毎日天気が良すぎて暑いくらいなので、夏物衣装が欲しくなった。用意してきたのが、冬物だけだったというお粗末。伊勢市には10時53分着。早速「イオンショッピングセンター」でメンズ用品を探すも婦人ものしか無い。諦めて「ユニクロ」を探して行ってみた。

ユニクロでもすでに長袖は無く、半袖だけ。半袖のポロシャツを2枚購入。買い物を終えて、いよいよ本番の「伊勢神宮の外宮(豊受大神宮)」へ。平日のためか、コロナ自粛のためか無料駐車場はガラガラ。

11時40分、参拝開始。まず手水舎で手を浄めてから、日除橋を渡って境内へ。外宮は内宮とは違って樹木も少ないし、く密集しているわけでもなく、内宮のような趣には欠ける。敷地も内宮よりだいぶ狭い感じ。正宮には大した距離を歩くこともなく、あっという間に参拝終了。

   
 


お参りしてから式年遷宮をテーマにした「せんぐう館」を見学。ここには正宮の実物大模型があって間近でみることができる。特に庭と池がきれいだった。



最後に交通安全と学業成就のお守りを購入。交通安全は自分用。学業は誠子マミーが墨絵を学ぶことになったため、念のため手配。しめて12時34分お参り終了。

ランチタイムになったが、付近には伊勢うどんのお店しか見当たらない。讃岐うどんに慣れた身には伊勢うどんは腰がなくヘナヘナで食欲がわかないので、ここでの食事はあきらめ、ほかを探すことに。今夜の宿は風呂付きの道の駅にと決めていたので、一番近い「道の駅飯高駅」に決めた。約1時間で到着。ここは食事がうまいと聞いていたので行ってみたのだが、コロナ対策で麺類しか提供していないとのこと。残念!


ここまできて麺類じゃと思い、思い切って車内で調理することに。車内在庫品に非常食のエビピラフ(お湯か水を入れてしばらく待つというもの)があったのでこれで決定。野菜は道の駅の即売所で桃太郎トマトを買った。野菜はかなりの種類があったが、不思議なことにキャンプの際の常備品「きゅうり」だけ無かった。

とりあえずポットのお湯を入れて作ってはみたものの、湯の温度がぬるかったようで、見るからに不味そう。出来上がりまで1時間かかるので、その間を利用して場内の温泉「にいたかの湯」へ。

入場料は大人(64歳まで)680円だが、65歳以上は440円!と嬉しい誤算。露天が広くて開放的。借景の後ろの山にはところどころピンクの山桜が見えていて雰囲気が良い。湯の温度も低めで結構長く浸かっていられた。風呂から出て、車内に戻り、早速ピラフを試食。うーん、やっぱり見た目と同じで美味とは言えない。残り少ない人生の中での貴重な?食事なので、これは取りやめて外食することに。ここはポツンと一軒家ほどではないが、テレビが映らないくらいの山の中。P泊地変更を兼ねて山を降りて海辺に向かうことにした。善は急げですぐ出発。目指すは津の道の駅「かわげ」。4時に飯高を出発し、5時18分に到着。早速場内を探索すると、スタンプはすぐにみつかったが、何とここにはレストランが無かった!食材は海のもの山のものが豊富にあったが、すぐに食べられるようなものは生菓子だけ。今更他に移動する気力なくここで轟沈。

結局一旦放棄したピラフとどん兵衛(小)を汁代わりに粗末な食事になってしまった。デザートにヨーグルトと桃太郎トマトでなんとかバランスを取る。明日は絶対松阪牛を食べるぞ!

4月8日 道の駅「かわげ」→津→RVパーク「津う」

今朝は6時に起床。ツアー中は口内炎の副作用がキツイ関節炎の薬を中止している。寝起きは肩が痛むので起き上がるまでが一苦労。

今朝はチーズパン、カフェオレ、ヨーグルト、ソーセージといういつもに組み合わせ。昼飯は豪華焼き肉の予定なので少なめにした。

そろそろ食材が少なくなってきたので、まずは買い出し。いつものように「イオン」を探して行ってみた。モールではなくて小さめのショッピングセンターという位置付け。駐車場が広いのがありがたい。パン、野菜類、ハム、チーズとウエットテイシュープラス太田胃酸!を購入。これであと3日は外食無しでも大丈夫。10時に買い物を終了。

昼飯まで時間があるので、飯高駅(道の駅)に置いてあったガイドブックにある「津城址」に行ってみた。市役所の向かいにあって庁舎の駐車場が無料で使える。車を停めて城址へ向かう。桜が満開で風が吹くと花吹雪になる。東京では盛りを見損なったが、ここで花見が出来るとは。

 
 
お客は幼児を連れてお散歩中の母子だけ。ゆったりのんびり見物できた。ここは藤堂高虎が修復したそうで、とにかく石垣が見事。色々なパターンの石垣があった。堀には散った桜が積もって花筏になっている。期待せずにきたが、来てみて良かった。
   

さていよいよ本日のメインイベント、待望の松阪牛を目指して伊勢道インター近くの焼肉屋「一升びん久居インター店」へ向かう。例によっておバカナビのせいでなかなか店が見つからず、周りをウロウロしてようやく発見。11時過ぎに到着。早速テーブル席に陣取り注文を。焼き肉屋なのでとにかく種類が多い。リーズナブルメニューのセットものには惹かれたが、肉に松阪牛という肩書きが無い。仕方なく店員のおばちゃんにうまい松阪牛を食べようと思ったらどれがオススメか質問した。やっぱり松坂牛の肩書き付きを選んでくれとのこと。今日は昨日の分と合わせて2日分の予算を使うつもりで、最高級A5ランクのサーロインを注文。ご飯、味噌汁などはついていないので、別途注文。


先にうやうやしく肉が運ばれてきた。でも中型のお皿に載っていたのは、たった2枚のみ。へー、これで足りるかしらと思ったが、まずは焼いてみた。ここは炭火で焼くシステム。金網の温度がかなり高いので、一瞬で網に張り付いた。網から剥がそうと四苦八苦しているのをみかねておばちゃんがサポート。よく見たらお皿の肉の下に脂身が添えてあった。こいつを先に焼いてから本番ということのようだ。遅まきながら脂でコーテイングしてから焼き直し。オススメにしたがい、いつものようにカリカリになるまでやらず、ミデイアムレア程度で終了。これに塩を振って肉そのものの味を楽しむ。ミデイアムレアは初めてだったが、肉の旨味が感じられると同時にジューシーでこれは絶品だった。たった2枚で足りないのではと思ったが、意外にパンチ力あり、結果的にはちょうど良い量だった。お値段はご飯と卵スープ込みで¥3470という豪華版でした。



   

余談だが、車に戻る時に、視界が曇って景色が霞んでいるのに気がついた。ついに運転疲れで白内障が悪化したかと心配し、目薬を差しても改善しない。ガックリしつつ、念のためメガネのレンズを見たら脂でベトベトしている。さっきの焼き肉の油が跳ねたのが原因とわかった。すぐに石鹸でレンズをクリーニング。やっと綺麗に見えるようになってホッ。

食事を終えて、コインランドリー「せんたくやさん」へ。ここは今夜予約した「RVパーク津う」の隣にあるので便利。慣れない機械で困っていたら、たまたま一緒になったママさんにが使い方を教えてくれた。ここのマシンは洗濯と乾燥を別々にやらないといけないので、ほって置いて出かけるわけにはいかず。終了までじっと待つ。1時間ほどで乾燥まで終了。その合間にRVパークへ行って申し込みをして駐車位置を決めた。なんとここは鐵工所の鋼材置き場で場内に巨大なクレーンがある。クレーンの隣に停めると電源、流し、トイレが近いのでここに決定。まあ景色は工場団地の一角なので殺風景この上なし。しかも地面は砂利。

   

洗濯を終えてまずはお風呂探し。ちょっと離れているが毎度おなじみ「極楽湯津店」が見つかったので行ってみた。和光の極楽湯と同じシステムなのでわかりやすい。料金は大人¥750。65歳以上の割引は無かった。これも和光店と同じ。お風呂は露天のバリエーションが豊富。湯の温度は表記されているよりはるかに低い。42.4度となっていたが体感はせいぜい40度。私にとってはありがたい。まだ昼間、3時半頃だが老若男女入り乱れて多い。平日なのに若者が目立つ。コロナの関係でリモートワークが多いのか?


風呂から出て隣の「スーパービバホーム」に立ち寄り。リアの外側に設置したゴミ箱をくくりつけていたゴムベルトが切れてしまい、うっかりすると落としてしまいそうなので予備を購入。

あらためてRVパークへ戻る。4時到着。早速トイレの廃棄と流しの排水の処理。清水タンクの水の入れ替えを終えたのが4時半。ここは電気が使えるのでAC電源を接続。これで準備が整った。夕食は控えめにロールパンとミルクで。


4月9日 津→刈谷PA→静岡SA


今日も早起き。このRVパーク、見かけはショボいけれど、簡易的ではあるもののちゃんと機能している。トイレはちゃんとウオッシュレット。使用後に流す段階でレバーを探すのに手間取ったが、天井から吊り下がっている鎖の先に「これを引く」と書いた札がついていた。ゴッドファーザーでマイケルが銃を取り出すシーンがあったが、あのトイレを思い出した。

夜間はトイレに近づくとちゃんと点灯して防犯機能は十分。道路に近い割に夜間は静かで騒音に悩まされることは無かった。ユニークなのは精算のやり方。申込みのときに渡された封筒の裏に必要事項を書き、中に料金を入れて場内にあるポスト(郵便局は赤いけれどここはブルー)に放り込んで勝手に出て行くシステム。

朝食の際に、お湯を沸かそうと電子レンジのスイッチを入れるも反応無し。あちゃ、もうこわれたか!と思ったが、そこで思い出した。さっき撤収の準備をした時にうっかり電源コードを引き抜いてしまった事を!

やむなく冷たいミルクで済ませた。野菜が取れてないので「きゅうり」を買ったのだが、ここらへんのきゅうりはやたらに細い。いつも買っているやつの半分くらいの痩せ細ったもの。これを半割にして、ホットドッグに挟み、残りは塩を振って漬物がわり。あんまり栄養が取れていないせいか、運転中は間食できないせいか、体重がめっきり減った。

閑話急第

8時前にゴミ処理も終えて出発。一般道で津から桑名へ向かう。約1時間の行程。9時には桑名の「はまぐりプラザ」に到着。ここは漁港の空いたスペースを駐車場にしているので、そんなに余裕がない。たまたま土曜日になってしまったので早めに行った次第。それでも半分くらいは埋まっていた。とりあえず手近なスペースに置いたが、しばらくしたら急にトイレに行きたくなった。「はまぐりプラザ」11時オープンなので、慌てて付近のイオンモールを探す。幸い6キロのところに発見。直ぐに向かう。こういう時に限ってナビの調子が悪く、行ったり来たりで無駄に時間を費やしてしまった。あせって駆け込んだもののタイミングを逸したようで、不完全燃焼気味。また漁港へ引き返す。後は妹、弟とLineで馬鹿話をしつつ、ひたすら11時なるのを待つ。

11時になってようやく入場出来るかと思いきや、まずは予約客の呼び出し。6組の予約客を優先入場させたが、まだ出番が来ない。しばらく待ってからようやく受け付け開始。でもこの段階は名前と料理の注文だけの受付。その場で待っていたら、邪魔になるので外で待てとのこと。一旦店の外に出て待機。15分ほど待ってようやくイン。

お茶が出てからすぐに料理が運ばれてきた。注文した「赤須賀定食」というのはアルミホイルに包まれたはまぐりが4つ、はまぐりのフライが1コ、サラダと芋と海苔の天ぷらと赤だし。お代は¥2000也。

   

テーブルに置いてあるカセットコンロに自分で載せて焼くスタイルだが、焼き上がりのタイミングをどう判断するのかが難しい。貝の口が開くとホイルが持ち上がるが、この段階ではまだ半焼のょうだ。用意されているトングでホイルが開かないように抑えてじっくり焼くのがコツのようだが、これがなかうまくいかない。結局4コとも生焼けの状態で食べる羽目に。貝殻から身を取り出すのが難しくせっかくのスープがこぼれてしまい、もったいなかった。


普通にホイルに包まずそのままコンロに乗せて醤油をたらし、ジュッとさせて食べる方が旨いと思う。リピートは無いだろうな。名物に美味いもの無し。ホームページの題材のため取り上げてみたと負け惜しみを言っておこう。

食後は「桑名の渡し(七里の渡し)」を見ておこうと思い行ってみたが、隣の公園で盛大に花見が行われていて道路も駐車場も大渋滞。車を停められず、車内から鳥居と灯台を見て通過。そのまま伊勢湾岸道へ向かい、刈谷パーキングエリアへ向かう。自家用と隣家向けに「板角の海老煎餅」を購入し、そのまま次の岡崎サービスエリアへ。

刈谷PAには観覧車があるくらいで、ただのパーキングエリアでなく、一般道からもアクセスできるハイウエイオアシス仕様になっている。いつも混雑しているが、今日は土曜日で特に子供連れのお客さんが大挙して来ているので慌てて退散した次第。

岡崎に避難してきて、ようやく待望?のソフトクリームが食べられた。暑い日のソフトはやっぱり美味い。

まだ陽が高いので、もう少し東京に近いSAまで走ることにし、静岡SAまでやってきた。今日はここで泊まる。ここから自宅まであと180キロ。3時間の行程なので、明日の午前中には帰宅できそう。

さて夕食だが、昼間もご飯をちゃんと食べているので、夜は軽くと思ったが、フードコートには「西安餃子」やら「とんかつのサボテン」やら色々誘惑が多くて、熟慮の結果サボテンの「卵とじヒレカツ丼」を。ご飯は半分と指定したが、やはり7分目くらいにしかしてくれない。卵とじのヒレカツ丼とは?要するにカツ丼のこと。カツ丼というネーミングにすると、「かつ屋」との差別化ができない?見た目も味も食べてみたら同じだった。ただ味付けはかつ屋よりもかなり濃いめ。豚汁でなくて味噌汁だったのが残念。

4月10日 静岡SA足柄SA→海老名SA



6時半に静岡SAを出発。途中足柄SAで休憩したが快晴の下富士山がきれいだった。



海老名の「PaoPao」で肉まんのお土産を買い、午前10時半部無事帰宅。

終わり