直線上に配置  
  2020年第一次北海道の旅  
 サロベツ原野 後ろは利尻岳
 
 


今年の1月から新型コロナ対策として、キャンピングカーでのお出かけは自粛してきた。東京都民は他県では歓迎されないとは思ったが、半年以上のブランクは車にも精神的にもきつくなってきたので、思い切って遠方へ出ることを検討。
ようやく思い立って北海道ツアーを決行することにした。

7月27日

旅程


長距離フェリーを使わず、青森まで自走し、「津軽海峡フェリー」で北海道に渡ることした。フェリーを使わない理由は2つ。一つはこの時期、予約が取れないこと。今年は例年と違って取りやすいかと思ったが、そんなことは無く、やはり直前の予約が無理だったこと。2つ目は万一天候が悪かったときに、船酔いするのが嫌だったこと。

青森までは約700キロ。途中で一泊する必要があるが、できるだけ青森に近い、サービスエリアまで行きたい。

朝、大急ぎで準備をして出発。外環から東北道に出て最初の蓮田SAに入る直前に忘れ物をしたことに気がついた。しばらく出かけていなかったのでいつものルーティンをすっかり失念。当家は二人とも首に故障があるので特注枕が必須アイテムなのだが、こてを持参するのを忘れた。

2、3日だったら代用品でなんとかできるが、長期の場合は無理。枕以外にも夏用の上掛けも忘れたので、急遽Uターン。急いで自宅に戻る。忘れ物を積んでいざ再出発と思ったら、今度はバックモニターの電源が入らない。バタバタしたが原因はヒューズが切れたためと判明。今度は近くの日産に駆け込み修理してもらうはめに。

なんだかんだで出発は11時半になってしまった。
その後は順調に走り、1時間おきに休憩も取り、午後5時半無事に東北道の「長者原SA」に到着。

夕飯はコロナ対策で持ち帰り弁当(から揚げ丼)とミックスサンドという妙な取り合わせをテイクアウト。夕食を済ませてニュースでもと思ってスイッチを入れようとしたら、スイッチボードが壊れてしまって電源が入らない。テレビ無しでは天気予報も見られないし、長期ツアーでは致命傷になってしまう。急遽修理開始。荷物が満載になっている車内での作業はしんどい。幸いポータブル電源に配線を付け変えして応急修理は完了。安心して就寝。

7月28日

旅程


昨日からの雨は依然として降り続いている。朝起きて外に出ようとしたら、入り口に掛けておいたベストがびしょ濡れ。天井を見ても雨漏りの気配無し。雨漏りはどこから?さらに調べると壁伝いに滴がポツリポツリ垂れているのを発見。どうやら屋根から壁の内側を伝って流れているらしい。昨夜からの大雨でどこかの亀裂から漏れた模様。応急修理もできないので、これから大雨にならないことを祈るばかり。

雨は小止みになったがすぐに止む気配は無い。東北地方の天気予報では北に行くほど天気が回復するらしいので、朝食後すぐに出発。岩手県内はずっと雨だったが、秋田県に入ると小ぶりに。青森県に入ったら雨は止んで薄日がみえるほどにお天気は回復。



8時15分に長者原SAを発って午後12時半、道の駅「浪岡」に到着。予想外に人出が多く、レストランは満員。マスクをしている人はあまり居ない。3密を避けるためレストランでの食事は敬遠し、外の田舎レストランでテイクアウト。おにぎりと豆腐の餡掛けなど3品で¥724也。もちろん二人分です。持参の漬物と一緒に車内でのんびりランチタイム。久しぶりの味噌焼きおにぎりは旨かった。

ランチ後、いつもの「和みの湯」へ。青森の温泉は基本的に熱いところが多いが、ここは露天がぬる湯なのが嬉しい。ケロリンの桶がご愛嬌。うっかりしてシャンプーを忘れたが、ここは¥440と格安なので、その手のサービスは一切無し。ドライヤーも有料。いわば温泉のLCC。

お風呂の後は、向かいにあるAEONで食料と飲料を調達。ついでガソリンを満タンに(リッター¥129也)

お泊りは道の駅ではなく、いつものようにJRの「浪岡駅」へ。ここは初めて青森を訪問した時に地元の友人から教えてもらったところ。駐車場は広いし、駅の綺麗なトイレも24時間使用可。青森のねぶた祭り、弘前のネプタ祭の際は車は使えないので、ここから列車で移動することができる。


雨はすっかり上がって明日は晴れそうだ。


7月29日



昨夜の浪岡駅は夜半になってかなり冷え込んだ。明け方寒さで目が覚め慌てて毛布を引っ張り出した。もう一寝入りと思った瞬間誠子マミーに毛布を引ったくられてしまい、半分しか掛けられず。結局寝ること叶わず。朝になって誠子マミー曰く「暑くて寝られなかった!」の一言。悲しい。

10時発のフェリーに間に合うようケーキとミルクで朝食は簡単にして早めに出発。津軽海峡フェリーの乗船待ちのレーンに並ぶが、出航直前になっても乗用車レーンには10台も無い。キャンピングカーはうちの他1台のみ。結局乗船したのは数えるほどで車両甲板はガラガラ。





おかげで3密になる事は避けられたが、ほとんどお客が見えないというのも寂しいモノだと実感。船のロビーでメールをチェックしたり(WiFiは繋がる)、写真を撮ったりして過ごすが、3時間半という乗船時間は短いようで結構長い。午後1時40分無事函館に到着。





直ちに青森のフェリー乗り場で待機中に予約した「大沼公園のRVパーク」に向かう。途中のAEONで今夜の食材を購入。RVパークの手前にある道の駅「なないろななえ」に立ち寄りスタンプをゲット。

道の駅なないろななえにてアイヌの作品を鑑賞中


大沼には午後4時過ぎに到着。係の人が待っていてくれた。大きな駐車場の一角がRVパークになっている。水場とトイレは完備。ただしどちらも駐車位置からかなり離れているのが難。すぐに水を補給。それと汚水の排水を行い、電源ケーブルを接続。これで車内で普通の電気製品が使える。一番のメリットは電子レンジが使える事。これでメニューの幅がぐっと広がる。ところが誠子マミーが夕食に選んだのは握り寿司!電子レンジのメリットが活かせない。私は電子レンジ仕様の焼きおにぎり、中華惣菜を選んだ。



久しぶりに車内で暖かい料理が食べられた。

食後は大沼公園での撮影に勤しむ。お天気が良かったのが一番。うれしいことに明日以降も北海道は晴天が続くとの予報。


7月30日

旅程


予想通りRVパーク大沼公園は夜になっても他の車は入らず貸し切り状態。水場とトイレが離れているので、水汲みと排水は力仕事になる。10リットル入りに小さなポリタンクでも満タンにすると10kg。それでも水がふんだんに使えるのは楽。食器洗いもケチケチせずに洗い物が出来る。ただトイレが夜間というか昼間も電気がつかないので懐中電灯が必要。夜間は車内で済ませば良い事なのだが。ありがたいのは二つある個室が洋式でシャワートイレだった事。

 後ろが大沼公園  ちょっと離れた水場(屋根なし)
 水場から見たサイト(遠いね!)  シャワートイレ完備



翌朝になって入場したときにもらったパンフレットを見て気がついた。なんと高速の無料wiFiがあった事。ちょっと気がつくのが遅かった。残念。これで電源込みで¥1700 は安い。

朝になってゴミの処分(無料)をお願いして出発。

はじめに道央道の八雲ハイウエイオアシスに向かい、噴火湾の絶景を眺め、写真に収めた。



左奥に長万部の街が見える


その後、誠子マミーの要請で長万部駅前の蟹飯屋「かなや」に立ち寄り駅弁を購入。お弁当はここで食べることも出来るが、食堂の名前が「自由席」となっている。で、その正体は部屋の作りがJRの特急列車の座席のように前向きで並び、正面の大きなスクリーンに走行中の景色が映っているというもの。駅弁を食べている雰囲気が楽しめるという趣向。



かなやの自由席?


お弁当をゲットした時刻が10時過ぎなので昼飯にはちょっと早すぎてここで食べるのを断念。すぐそばにある道の駅黒松内に向かう。



ここのピザが絶品なので、誠子マミーは蟹飯、私はピザというアイデアを考えていた。黒松内には11時過ぎに到着。早速道の駅を探索。でもピザが無い!調べたら昨年の11月から火曜と木曜は休み!とのこと。残念、今日は木曜日。また帰りに寄ってみよう。


ということで私も蟹飯のお付き合い。道の駅のフリールームでグラウンドゴルフ場の緑を見ながら蟹飯と胡瓜のもろみ乗せで美味しく頂きました。

ここで誠子マミーから提案。昔よく利用したニセコのプチホテルはまだやってるのかどうか?そろそろ体がキツくなってきたのでホテルで泊まりたいとのこと。早速ネットで検索したら、まだ営業されているが、残念ながら今日、明日は満室とのこと。あらためて付近のホテルを当たったら、岩内(黒松内から1時間)の岩内高原ホテルが素泊まりなら空きがあるのを見つけた。リゾートホテルのようで食事は前日までに予約が必要。取り敢えず風呂が使えてベッドでゆっくりしたいとのことなので、ここに決定。

午後1時に黒松内を発って岩内へ。食事が無いので岩内のたら丸広場(道の駅いわないの駐車場内)にある海鮮屋台で丼もの(甘海老とタラコ)をテイクアウトで。道の駅岩内ではガチャピンで岩内のバッジをゲット。これまで「なないろななえ」、「くろまつない」、「いわない」の3ケ所でバッジを3ケ入手した。北海道にある道の駅127ケ所にこのガチャピンバッジが設置されているので、これからいくつ集められるか?





午後3時にホテルにチェックイン。チェックインの際手指にアルコール消毒、体温のチェック、館内でのマスク着用、ソーシャルデイスタンスなどなど多数のチェック項目あり、これをマークして初めて館内へ。そういえば今日はほとんどの人がマスクを着用していた。これから館内の温泉だが、入浴するまではマスク着用。なるべく人と離れて湯船に入るということか?

ホテルから岩内の街を


夕方はこうなります。


7月31日

旅程


昨夜はベッドの硬さが合わず、今朝起きたら腰が痛む。慌てて5時になるのを待って朝風呂へ。誰も居ないかと思ったらやっぱり先客が。それも入れ違いに出て行ったので、広い露天風呂を独り占め。昨夜も夕方と夜に2回も入浴。ここは日帰り温泉もやっていて¥1000也。だからだいぶ元をとった勘定。



岩内高原ホテルは素泊まりなので夕食も朝食も無し。8時前にチェックアウトし、道の駅いわないへ向かう。ここで車内で朝食を済ませる。朝食後、目がチクチクして開きにくいので、鏡を見たら先月眼科で診てもらったマイボーム梗塞が再発したようだ。悪化する前に病院で診てもらうことにした。

早速ネットで付近をチェック。近いといっても車で1時間はかかる小樽市内に比較的大きな眼科(小樽いのくち眼科)を発見し、早速小樽へ。駐車場探しでバタバタしたが、10時に受け付けてもらい、1時間ほどで診察。

診断の結果は眼球の表面に石が付着(結膜結石)しているとのこと。すぐ取れるけどやりますか?とのお尋ねだったので、運転に支障が出ないならということで、3コ除去してもらった。マイボーム梗塞は特に問題ないとのこと。とりあえず旅は続けられそう。ツアーに出るとどちらかかならず病院に駆け込むことが常態化してしまった。

そんなこんなで、本日のメインイベント「ウニ丼」を食べよう!は大幅に遅れる羽目に。ウニ丼の有名店「漁師の店みさき」は積丹にあり、方角的には小樽から岩内方面にもどる途中にある。小樽から1時間ほどの距離。診察が終わったのが12時なので急いで出発。ところが途中で誠子マミーからトイレタイムの要請。やむなく余市のAEONへ立ち寄り。

みさき亭に到着したのは午後1時半。それでも入り口の待ち人たくさん、駐車場は一杯。幸い出かかっている車があったので、そのあとへ。コロナ騒動にもめげずに大勢のお客が待機。さすが人気店。早速注文しようとしたが、狙っていた「赤ばふんうに丼」は売り切れ!残っていたのは生ウニ丼¥2850だけ。

これは昼時を過ぎた頃撮影したので人影がありません。


Social Distace


誠子はやむなくこれを。私はなま物以外ということでホッケの焼き魚定食¥1100也。東京で食べるホッケとはだいぶ違ってとにかく身がしっかりしていて旨かった。久しぶりの味噌汁もグッド。それにしてもコロナ恐るべし。入り口で手指の消毒、マスク着用、トレーは自分で運ぶ。テーブルには真ん中にすりガラス状の衝立。直前までマスクをして、食べ終わったらすぐにマスク着用。終わったらグズグズせず、直ぐに退去する。なんとも風情が無い。

誠子マミー待望のウニ


久しぶりに美味しいホッケをいただきました。


一応満足して店を出る。しばらく走ったあとで、誠子マミーが店の写真を撮り忘れたとのことで、いったん店の前まで戻り、あらためて「神威岬」を目指す。流石に人気の観光地で若いカップルが多数目についた。彼らに混じって展望台を目指す。お天気は最高で海の色が鮮やか、いわゆる積丹ブルー。






満足して今夜の宿、道の駅スペースアップル余市へ。だいぶ駐車スペースが狭くなり、国道に面したところがメインのため、結構煩い。夜になったら交通量も少なくなるだろう。寝る前にお風呂をと思い、以前行ったことのある日帰り温泉施設を訪ねたが、ふたつとも休業中で入れず。後で調べたら今年の4月に閉館した由。次回は温泉探しをせねば。



8月1日

旅程


昨夜泊まった余市は昼間は暑かったが、夜になって冷え込み朝方寒くて目が覚めた。油断して毛布を一枚余分に用意しておくのを忘れていた。毎日同じようなミスをしている。反省!

朝トイレに行って戻ってきたら誠子の姿が見えない。が、声だけ聞こえる。どうやら地元のおじいさんにつかまって話が終わらないようだ。何処から来た?という質問の後、地元のお年寄りが続々と集結。何やら地元の集まりが始まるみたい。どうも居心地が良く無いので、朝食も食べずにさっさと退散することにした。

向かった先はスタンプ集めを兼ねて新設の道の駅あかいがわ。9時に売店がオープンになり、スタンプをゲット。9時半まで待って美味しそうなパンを買い、外のテラスでいただく。入れたてコーヒーをと思ったが10時にならないと店が開かないので断念。ところが外人さんが来たらちゃんと淹れていた。???どうやら言葉が通じず面倒なので淹れてやったらしい。



轟金山で使用された馬鉄


テーブルの上にパンがあります。


朝食を終えて、本日の予定を検討。最終目標はサロベツ原野だがまだ大分距離があるので、途中の留萌で一泊することにした。最初に新設の道の駅「石狩あいろーど厚田」でのスタンプをゲットすること。石狩あいろーどに着いたらバカに人手が多い。よくよく考えたら今日は土曜日!途中の海水浴場もテントがいっぱい並んでいたが、そういうことだった。



道の駅「石狩愛ロード厚田」


ここでランチを。蕎麦が名物のようなので、ふたりともそばを。誠子マミーはニシン丼と蕎麦、私は厚揚げ蕎麦を。狭い部屋で満員の座席の中での食事は落ち着かない。一応全員マスク着用だが、食事はマスク無しだから大丈夫なのか?食べ終わったらさっさと退出。

鰊丼


厚揚げ丼


昨日は風呂に入れなかったので、今日は早めにお風呂にすることに。留萌に向かう途中にある「岩尾温泉あったまーる」に立ち寄り。¥500也。先客は2名。ほぼ貸し切り。湯の温度は日本海が眼前に見える露天風呂(高台)も内風呂も私にとってはちょい熱め。



風呂から出て留萌へ直行。4時に道の駅留萌に到着。こちらも何かイベントがあるようでお客の数が多い。子供の姿が多いので、何か子供向けの会があるみたい。夕食は道の駅で売っていたタコ飯をメインに冷蔵庫の残り物でいただく。



8月2日

旅程

道の駅留萌は朝から風が強い。今のところお天気は曇り、晴れてくれたら良いのだが。
今日から今回ツアーの最大の目的地、サロベツ原野を目指す。ここは何度も訪れているが、地平線の彼方まで360度の原野が広がっている景色は他では絶対に見られない。広い北海道でも独特の景観を誇っている。もう少し時期が早ければお花畑が全開なのだが、そんなことはあまり意味がないと思えるほど。

留萌から、オロロン街道(国道232号)を道の駅を訪ねつつ北上。まだスタンプを押していない「おびら鰊番屋」「ロマン街道初山別」「富士見」に立ち寄り。







富士見でランチのつもりでフードコートで焼きそばの食券を買って順番待ちをしていて、ひょっと調理場を見たら、なんと調理師がマスクをしていないのを見てしまった。フードコートの他のコーナーはコック以外の全員がマスクをしているのに。えツ?見間違いかと思って近づいてみたら間違いない。たまたまマスクを外していたということでなく確信犯。

とても食べる気にならず、道の駅の係りに代金の返却を要求。ここの道の駅は入り口にマスク着用、手指の消毒が麗々しく立て札があり、即売所、フードコート、事務所スタッフも全員マスク着用しているのを見ていたので、調理場との落差に違和感を感じクレームしたもの。代金返却と同時に道の駅の責任者が出てきて謝罪。せっかく東京を脱出してきたのに、ここでコロナでは浮かばれないので、あえて厳しく対応した次第。

結局、ソフトクリームを買った時についでに買ったおにぎり(非常食として)と副菜で車内で簡単にランチ。



ひと騒動あって出発が遅れたが、改めて北上再開。サロベツ原野の原生花園に行く前に宮ノ台展望所に寄って雄大な景色を塔の上から見ることにした。ところが以前行ったことがあるのに、場所が特定できず周りをうろうろするばかり。結局断念して原生花園へ向かう。こちらは木道に沿って見学するスタイルだが、目線での原野はもう一つ広がりに欠ける。それでも誠子マミーは腰を落ち着けて利尻富士をテーマにスケッチを始めた。

お天気が下り坂で残念。奥に見えるのは利尻島の利尻岳。


あまり人が来ないのでスケッチを


私も展望台からの景色をテーマと考えていたので、ここではやらず。一足先に車に戻って待機。ここの開館時間は午後4時。それまでに戻ってくるだろうと思っていたが4時5分前になっても戻らないので、慌てて迎えに行く羽目に。幸い途中で出会えたが本人は4時リミットのことは知らず。

ここままサロベツを去るのは心残りなので、改めて場所を確認して、再度宮ノ台展望所に行くことに。今度は案内標識を見落とすことなく無事にたどり着いた。先客はなし。早速展望塔へ登る。3階建ての高さだが、展望台そのものが小高い丘に立っているので、かなりの見晴らしが楽しめる。遠景に利尻富士がすっきりとした姿を見せていて、文字通り360度の景観は圧倒的だった。やっぱり再チャレンジして良かった。でもこれからスケッチをするには時刻が遅すぎて断念。



展望台からの眺望(上の写真と比較してください。目線の高さに注目。


これで安心して予約しておいた兜沼キャンプ場へ。林間のサイトで流しと電源が使えて¥2610と格安。もっともサイトについて電源を車に繋いで気がついた。トイレが見える範囲にない。幸い車にトイレはついているので、後始末のことを除けば問題ないが。

文字とおりの林間サイト


電源が使えるので、今夜は電子レンジを使ってレトルトカレーに決定。チキンカレーとビーフカレーをやってみた。やはりご飯もカレーも熱々だと美味しさ倍増ということ。さて明日は稚内方面へ向かう予定。

8月3日

旅程




昨夜のキャンプ場はよく言えばワイルドだが、今時のキャンプ場に慣れた軟弱なキャンパーにとってはちょっと敷居が高かった。広いキャンプ場にオートキャンプしていたのは我々だけ。後はコテージ客が2台! サイトに水道がついているのはありがたいが、何せアブをはじめ虫が殺到してくるので、追い払うのに精一杯で、洗い物をするどころではなく、結局車内でやる羽目に。トイレはセンター管理棟にあるのだが、サイトからはかなり離れていて、夜になったら位置がわからず。結局トイレも車内で。電源、水道付きのオートキャンプ場にしては破格の安さ¥2610だったが、やはりそう甘くは無かった。が、旅を始めてから溜まり続けたゴミを引き取ってくれたのは大助かり、大変ありがたかった。

今日は疲れ休みとして、あまり移動せず、温泉でも入ってゆったり過ごすことにし、近場で温泉付きの道の駅に向かうことにした。ゴミ処理を終えてキャンプ場を出たのが8時。道の駅「さるふつ公園」には、山越えのショートカットルートは取らず、稚内、宗谷岬を回るルートにした。稚内、宗谷岬に向かう途中、宗谷丘陵に風力発電の巨大な風車群をいくつも見かけた。やはり風は強そうだ。
宗谷岬は何度も来ているが、今回が最後かもしれないので、マスク姿で記念撮影。天気予報では曇りだったが、快晴で暖かい。新婚さんが記念撮影に来ていた。



コロナ対策記念


宗谷岬からはオホーツク海に沿って南下。1時間ほどのドライブで、10時過ぎに道の駅「さるふつ公園」に到着。ここはホタテが名物。ここに決めた理由の一つが旨いホタテを頂くことにあった。さて温泉と思ったが、コロナの影響で開館は13時からとなっている。食堂はと思ったらまだ開いてない。売店で聞いたら11時に開店の由。入り口の看板のメニューを見て食べたいものをチェック。ホタテカレーがウリの模様。



まだ時間があるので、先に売店で土産物探し。それでも時間が余っって車内で休憩。休憩中に誠子マミーはすぐにお昼寝開始。

11時オープンを待って食堂へ。
注文したのは私は迷わず焼きホタテカレー、誠子マミーは迷った挙句、ホタテフライ定食。食堂には先客が2組。ソーシャルデイスタンスを守り、離れて座っている。私たちも2m以上間を空けて座る。

焼きホタテカレーといっても焼いたホタテでなく、焼きカレーにあまり煮込まずに柔らかいホタテが入っているもの。トッピングのとろけるチーズに焦げ目がついているのが何とも旨そう。旨そうに見えるだけでなく実際に帆立の食感が素晴らしい。カレーも食堂のカレーでなく、本格的なもの。正直こんなところで食べられるとは思っていなかったほど。富山の焼きカレーは有名だが、あれよりずっと旨かった。



誠子マミーのホタテフライもホタテが熱は入っていても、生の帆立の食感が残っていてこれまた美味かった由。二人とも大満足。





食後車内で一休みしてから待望の温泉、「憩いの湯」へ。ホテルの2階にあり、日帰り温泉風の構え。入り口でコロナ対策で住所氏名連絡先を記入する。書類を提出したところ、東京都のところで係が若干動揺したように見えたが気のせいだったか?



お風呂は露天なし、内風呂の湯温は43度くらいで、あまり長湯は出来ない。頭を洗ってさっぱりした。風呂から出て、二人してお昼寝。どうも昼寝ばかりしている感じ。やはり疲れが溜まってきているのかも? 昨日のキャンプ場もTVが映らなかったが、ここも同じくNHKしか映らない。それも電波状況が不安定で途切れる。夜はネットが頼り。メールやら写真の整理で過ごす。

夕食は昼間売店で買っておいたお弁当の帆立飯。これが普通の駅弁の半分くらいの箱に帆立は2コだが、ご飯がギッシリ詰まっていてとても食べきれず。半分食べて残りは明日に持ち越し。そういえば間食することがないので、めっきり体重が減って、出発前に比べて確実に1.5キロは減った勘定。帰る頃はどうんなっているが楽しみ。

弁当の上にあるホタテ串は別注文です。


8月3日

旅程


昨夜の「さるふつ」は昼間のお天気が嘘のように一変!夕方から怪しくなってきていたが、夜半になって暴風雨になった。もともとここは風が強く、今日風が無いことが不思議なほど。深夜、額にポツンと水滴が落ちてきて目が覚めた。さては雨漏り再来か?とブルーな気持ちで起きて周囲をチェック。時刻は午前2時半。余裕が無くて写真は取り忘れた。

東北道で雨漏りがあったときとは水滴の落ちてくる場所が違う。どうやら前下がりの駐車場に停めたため、雨漏りの箇所が前に移動した模様。パジャマ姿のまま、土砂降りの中、とりあえず車を平らなところへ移動する。これで滴が頭に落ちてくるのは避けられたが、雨漏りがとまったわけではない。水滴が落ちてくるところにタオルやら雑巾を敷き詰めて吸収させることにした。私はそのまま寝てしまったが、誠子マミーは水の番で寝られなかった由。朝になって原因を探ったら、どうやら締めたと思っていたベンチレーターが逆に全開になっていたため、海からの強風に乗った雨水がベンチレーターに逆流したようだ。気がついたのが遅すぎた。結局二人とも寝不足のまま朝を迎えた。

今日は道の駅「ほろかない」経由で滝川のRVパークに向かう予定だったが、予定変更。睡眠不足解消のため、道の駅「ほろかない」で美味しい蕎麦を食べて、敷地内の温泉に入って、そのままそこで休憩、泊まりとすることにした。

さるふつ地方には暴風雨と雷注意報が出たので、朝早く道の駅を出発し、ルート275号沿いに南下開始。あいかわらずお天気は不調、小雨まじりの曇りで気持ちも晴れない。



途中で街道沿いの道の駅を巡りながら目的地道の駅「森と湖の里ほろかない」を目指す。
最初に道の駅「はまとんべつ」道の駅「ピンネシリ」に立ち寄り、スタンプを。ついで「音威子府」はスタンプ押印済なのでパス。次に「美深」に立ち寄り、美味しそうなパン(あずき以外にバナナ、かぼちゃ、ポテトなど)とキタアカリのコロッケを買って、車内でいただく。出来立ての熱々コロッケは旨かった!

はまとんべつ


ピンネシリ


美深


キタアカリのコロッケ


ほろかないに近づくにつれ275号沿いの両側は広い蕎麦畑が広がってきた。誠子マミーは写真撮影に懸命。



道の駅「ほろかない」の前に地元スーパーに立ち寄り食材を購入してから道の駅へ。



もう12時を回っているので、すぐに場内のレストランへ向かい、天ぷらそばとかき揚げそばをいただきました。「美味しい蕎麦でした」と誠子マミーは言ってましたが、私はあまり蕎麦が得意でないので論評出来ず。ただこしの強いしっかりした蕎麦でした。



食休みの後、お風呂へ。ここも温泉。湯船は3つあり。熱い湯、微温湯、中等湯に分かれている。露天もあってここが中くらいの熱さ(43度)。露天好きな私だがやはり10分以上は無理。先客は2名で露天も内風呂も貸切状態。考えてみれば平日の昼下がりに入る人はそうそう居ないということか。


この道の駅はもともと日帰り温泉施設(ホテルが経営)が発展して?道の駅を併設したらしく、ホテル側の設備(トイレ)は綺麗だが、道の駅側は建物もショボいし、トイレがもう一つ。二人ともトイレ事情には厳しい目を持っているので、ここでの泊まりは断念し、最寄りの道の駅「絵本の里けんぶち」へ移動することにした。誠子マミーが風呂から出てくるのを待って移動開始。けんぶちには午後5時到着。売店が閉まりかけたところをお願いしてガチャピンバッジだけ購入。



ここは国道40号沿いで車の通行量が多い。また道の駅に立ち寄るトラックも多く、エアコンを使うためエンジンをかけっぱなしでかなりうるさい。夕食後、たまりかねて第二駐車場へ移動。これで多少静かになるだろうと思いきや、車の網戸の隙間から大量の羽虫が侵入。いまこの文章を書いている画面にも次から次へと羽虫が寄ってくるので、ここまで書いて終わり。

8月5日

旅程


昨夜は夜更てまたまた雨。朝4時頃トイレに行こうと床に足を置いたらビショビショ!あちゃ-!
またもや雨漏りだが、今回は気がつくのが遅れて床まで濡れてしまった。さあ、どうするかと思ったが、濡れてしまったのは仕方がないので、これ以上被害が出ないよう漏れている箇所を特定してこれをうまく逃がす方法を考えた。今週は北海道全体が大雨とのことで、逃げるところがない。これを何とか修理しないと旅を続けられない。

それからネットで修理業者探しをしたが、ほとんどが函館方面。最後に旭川のFactoryが見つかり、朝、9時になるのを待って電話。快く受けてくれて早速旭川へ。午前10時過ぎに到着。幸い、天気予報が外れて、奇跡的に晴れ間が出てきた。雨降りだったら出来なかったが、直ぐに工事にかかってもらい、水漏れ箇所のコーキングと集中スイッチの応急修理をやっていただいた。11時には修理終了。これで安心して旅が続けられる。旅先でのトラブルは本当に難儀だが、こういうサポートは大変ありがたい。



今回の旅では、もともと富良野でジンギスカンとソフトクリーム(メロン付き)を食べたいと思っていたので、工事を終えて、旭川から富良野方面へ向かう。まずランチが先と言うことで「羊の丘」でサフォーク種のジンギスカンを頂く。現地についたのがちょうどお昼になってしまい、すでに満員状態。開放的なベランダに座席があるが、隣も前後もsocial distanceは無い。かなりの密状態だが、ほぼアウトドアだから3密にはならないだろうと楽観的に解釈。



後ろの座席とは背中合わせ状態で、隙間が無い!


予定通りサフォーク種のマトンと野菜とノンアルコールビールとミルクを注文。鍋は炭火の入ったコンロ付きでテーブルの上に設置してくれる。初めてこの店を訪れた時はマトンがこんなに旨かったのか!と感動したが、その後何度か訪ねるうちにだんだん味が落ちてきたような気がする(舌が肥えてきたのかもしれないが)。今日も旨かったが噛みきれないのがいくつかあったのが残念。(これも加齢により咀嚼力が弱くなったのかも?)


このあと、サンタの髭のお店へ。場所が移転していて分からず、ウロウロしたが何とか見つかった。予定通りサンタの髭(メロン半割の上にソフトクリームが乗っている)を注文。3密を避けるためここでも室外のパラソルの下で頂いた。



 お約束  これが中サイズ(¥1600)

これで富良野での目的は達したので、スタンプ集めのため美瑛に新設の道の駅白金ビルケに向かう。青い池人気にあやかって出来た道の駅。やはり人気観光地のため、観光客は多い。ここには十勝岳温泉のひとつ白金温泉があるので、P泊の前にお風呂に入ることにした。さっそく最寄りの白金パークヒルズホテルへ。入湯料はやっぱりいままでよりも高く¥1000也。

風呂を終えて道の駅に戻る。だいぶ観光客の姿は減ってきたが、毎度おなじみのキャンピングカーの姿が無い。新設の道の駅だが、美瑛駅に隣接した道の駅美瑛と同じく、P泊は歓迎されていないようだ。駐車スペースがあまり広くないことと、観光客が多すぎるのでここでのP泊はあきらめ、滝川のRVパークへ向かうことにした。



白金から山を降りて富良野から高速を使って滝川へ。滝川RVパークには午後5時半到着。電話で予約しておいたので、スムースにチェックインできた。が、ここで大誤算! 車旅くらぶの案内には使用料は¥2000となっていたので、安心して手続きをしたのだが、最後の支払いの段階で請求書を見たら¥3300になっている。えツ!話が違うということで、確認したら、今シーズンから値上げしたとの説明。車旅クラブ(RVパークの事務局)には連絡してあるのかと尋ねたがはっきりしない。もう手続kは完了してしまったし、今更他には行けないので、やむなく了承。

付属の温泉施設


RVパークのサイト


ちょっと残念な感じではあったが、ここはRVパークの中ではかなり設備が充実しているので、その点では満足。さっそくサイトに向かい、電源を接続。これで今夜は電子レンジが使える。

8月6日

旅程


昨夜も夜更て雨が降ってきたが、前日の雨漏り修理が成功したようで全く雨漏りの気配なし。これで今夜は安眠できるかと思いきや、今度は蒸し暑さで一苦労。

RVパーク滝川は旭川の南に位置しており、内陸のヘソと言われるくらいで夏は暑い。やっぱり夜になってもなかなか気温が下がらず、しかも雨降りが心配で窓も開けられず蒸し暑い。ここで非常用に持参した扇風機を出して使ってみた。これはUSB電源で使えるいわゆるDCモーターなのでほとんど無音。小さいのに、強弱が4段階に切り替えができ、しかも首振りする優れものだった。

蒸し暑さをある程度解消できたようで、誠子マミーは寒いと文句をいっていたが、はため目で見る限りよく寝ていたという印象。私は扇風機の強弱を調整したり向きを変えたり忙しくて熟睡できた感じでは無かったが。

そんなことで汗でベタベタするので朝8時になるのを待ってRVパークに併設されている温泉「ふれ愛の湯」へ。滝川市の施設だろうが、立派な温泉だった。建物も、内装も豪華だし、風呂も露天風呂、内湯が2つ、ジャグジー、サウナまであった。残念なのはジャグジー以外の風呂がすべて熱めだったこと。朝風呂は良いけれど、後がかったるくなるのが難点。

先に風呂を出て車で待機していたが、なかなか誠子マミーが出てこない。出てきたと思ったら車内でゴソゴソ探し物をしている。理由は化粧道具が行方不明になった由。どうやら脱衣籠に入れた化粧道具一式が他の人の脱衣籠に紛れてしまったらしい。結局、そのひとが出てきて中身をチェックしてからでないと取り出せないという一幕。この間出発を延ばして待機。最終的に無事回収できたが、約1時間タイムロス。

雨漏りトラブル続きで寝不足が続いたので、今日はホテル泊まりとした。ニセコで行きつけのコンフォートインニセコをチェックしたら幸いツインが1室空いていたので即予約。ネットで空室チェック予約までできるので出先では助かる。

滝川からニセコまでは約200キロ。小樽まで高速をつかえば面倒は無いが、国道を使えば道の駅に立ち寄りながらのんびり走ることができるので、迷わず一般道を選択。実は新設の道の駅「とうべつ」でスタンプと、口コミで人気の「焼きリゾット」なるものを食べてみたかったから。



ちょうどお昼に道の駅とうべつに到着。さっそく食べてみました。
リゾットといっても四角いおにぎり状のリゾットに餡がかかっているもの。誠子マミーは燻製のサーモンのソースがかかっているもの。私のは牛肉のワイン煮がかかったもの。どちらも文句なしに旨かった。最近の新設の道の駅は結構凝った料理を出すようになったので楽しみが増えた。


燻製サーモンのソースかけ  牛頬肉のワイン煮かけ


誠子マミーの希望で小樽の北一ガラスに立ち寄り。デザート、サラダ用の小鉢を購入。アクセサリー類もチェックしたが、誠子マミーの肌色に合うものが無く断念。小樽では駐車場が遠かったため、結構な運動量になった。病み上がり?のせいか、マスクを付けて動くと予想外に体力を消耗することが分かった。予定外に時間を消費したので、急いでニセコへ。予定より30分遅れでペンションに到着。今夜は久しぶりにゆっくりできそうだ。

8月7日





昨夜は昔から贔屓にしているニセコのプチホテル泊まり。連日の雨漏りトラブルで睡眠不足による体力低下を解消すべく今回ツアー2度めのホテル泊まりになった。ここは以前はニセコを訪れる若い旅人を対象にしていたが、最近はすっかりビジネスユースになっている由。一緒に泊まった人たちを見たら全員ビジネス関係だった。

それはともかく、朝のニュースを見ていたら北海道は道北を始め全道大荒れのお天気で、今週からしばらくの間晴天が拝めそうも無いとのこと。

せっかく雨漏り修理ができたのだが、すっかり旅を続ける意欲がなくなり、急遽ツアーを切り上げることにした。善は急げで今日の早いフェリーで帰途につくことを決定。当然予約無し。7時20分にホテルを出発。

ニセコから函館までの200キロ弱。道中は暴風の中での走行になったが、車が強風に煽られかなりヒヤヒヤものだった。それでも10時前に函館に到着。幸い12時発の便に空きがあり予約。



駐車場で待機中も風で車が揺れる揺れる。これで船は予定通り出航できるのか心配したが、定刻の12時に出航。乗船前にフェリーターミナルのレストランでテイクアウトした豚丼で出航前に船内でランチを済ませた。

港を出たらすぐに波が高くなり船が揺れだした。船酔いにはめっきり弱いので、慌てて船内の売店に駆け込み酔い止めを購入。酔ってからでは遅いので早めに服用。出港してから2時間発ったが船は揺れても船酔いにはならず。良かった!





青森には定刻の3時40分に到着。今日からしばらくはお風呂に入れないので、まず青森の日帰り温泉、極楽湯青森店に立ち寄り。私は朝、ホテルでシャワーを使っているので、風呂は省略.
というよりこれからなるべく東京よりのSAまで走る必要があるので眠気を催す風呂は敬遠し、誠子マミーだけ行ってもらう。ごゆっくりといったがまさか1時間半も逗留するとは!

結局極楽湯を出発したのは暗くなりかけた午後5時58分!幸いお風呂は東北道のインター前なので、すぐに高速へ。最寄りで比較的マシなサービスエリアは岩手山SAなので、ここを目指す。ナビで距離を測ったら青森からちょうど100キロ。1時間強で到着するだろうと思ったが、どうやらナビを設定した時にエラーがあったようで、実際に着いたのは1時間40分後!



フェリーで食べた昼間の豚丼が結構腹に持たれているので軽いものをとメニューをチェック。事前にチェックしたガイドには稲庭うどんのセットがあると書いてあったが、メニュー表には無い!止む無く「盛岡じゃじゃ麺」を注文。

出てきたのを見たらあんまり美味しそうな雰囲気が無い。じゃじゃ麺の味噌の色が灰色で一見カニ味噌風。一口食べてみたが以前盛岡の名店で食べたのとは明らかに違う。誠子マミーにも少し試食してもらったが、やはり美味しくないとの感想だった。味噌も塩気が強すぎ。結局完食すること叶わず、お店の人には申し訳なかったが、半分以上残してしまった。

 盛岡じゃじゃ麺  チャーシュー麺

誠子マミーは直前にじゃじゃ麺をやめてチャーシュー麺に変更したので、難を逃れることができてよかった。

今日頑張って距離を稼いだので、自宅まであと558キロ。ルートガイドによれば7時間。
休憩を入れても10時間はかからないだろうが、無理はできないので、様子を見ながら家を目指すことにした。

8月8日

旅程


8時18分、岩手山SAを出発。今日中に家にたどりつくために、一応の基準として1時間半に一度休憩をを取ることにした。

9時00分 長者原SA到着  自宅まであと402km

10時24分 国見SA到着  自宅まであと303km

11時58分 那須高原SA到着 ここでランチ。私は久しぶりの中華、パーコー麺、誠子マミーはハンバーグ定食。旅の最後の食事がどちらも旨くてよかった。  

ハンバーグランチ パーコー麺

13時01分 那須高原SA出発  自宅まであと182km

14時23分 羽生PA到着 ここで荷物の整理。あと62km、もう一息だ、この調子なら4時には自宅に辿り着けそう。

めでたく4時前に自宅到着。 お疲れ様でした。でもこれで終わりではないのです。荷物を自宅におろしてから、駐車場に行って、排水作業、ゴミの処理などを終えてようやくツアー終了。

こんなに苦労したツアーは初めて。今回は欲求不満のまま切り上げたので、近々リベンジを考えよう。