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   2018年酷暑脱出ツアー   in 美ヶ原高原  
 
 

今年は例年になく酷暑襲来で、二人とも暑さ負けでかなり消耗した。いつもなら8月になって猛暑脱出ツアーとしゃれるのだが、今年は予定を早めて避暑に出ることにした。行く先はいつもの長野県美ヶ原高原。

7月21日(土)

予定では今日から始まるお台場のキャンカーショーに行くはずだった。が、このところの猛暑というか酷暑に体調を崩してしまい、急遽中止。代わりに猛暑脱出することにした。出発前に、いろいろやらなければならない仕事が出てきてしまい、まずこれらを片付けることに。7時に日本郵便の石神井公園本局に赴き、新しい健康保険証の受け取りと誠子の緊急書き留め提出、更にコンビニでの避暑中に納付期限が来てしまう健康保険料を支払い。結局出発できたのは9時半。

目的地はいつもの通り、間違いなく涼しい道の駅「美ヶ原高原美術館」。

環八の万年渋滞を避け、関越道、上信道経由で佐久へ。鶴ヶ島付近で事故渋滞があったが夏休みに入って初の週末にしてはまずまず順調。しかしどうしたことかエアコンの効きが悪い。というより風は来るものの冷風が出てこない。エアコンを入れて汗をかくなんてと誠子マミーにぼやかれながら、とりあえず上里SAまで行って早めのランチ。

ランチの後もふうふう言いながら佐久ICで一般道へ。ここで地元の「イオンモール佐久平」で買い忘れた牛乳など購入。ここでハッと気がついて、改めて愛車ユーロスターのマニュアルをチェック。念のため後部座席のヒーターのノブを確認したら、「温風」になっていたので、これを「冷風」にセット。どうやらこれが原因だったみたい。うやく冷風が出てくるようになり、あやうく熱中症を回避できた。

佐久から白樺湖まではいつもと違う裏道だったようで急坂の連続。トラックに追いかけられながら午後2時40分、何とか日帰り温泉の「すずらんの湯」に到着。美ヶ原には風呂がないので、まずはお風呂へ。一人¥700也。1時間ほどの滞在ですぐに出発。白樺湖も標高1400mあるが、日中は日差しがきつく、涼しいとまでは言えず。午後4時前白樺湖を発って5時ちょうどに道の駅「美ヶ原高原美術館」に到着。ここは標高2000m。まだ陽が高いので、はじめのうちはさほど涼しさを満喫するまでに至らず。到着直前の4kmが急坂の連続で、ローギアを多用して上がってきたので相当エンジンの熱が籠っていて車内の温度は30度!

期待していた見晴らしの良い第二駐車場はは崖崩れがあったようで、現在修理中につ入場不可。待望の雲海チェックは明日に延期。

外に出たらやはり車内よりは涼しく27度。そこから気温はぐんぐん下がり午後7時には21度!もう半袖では寒いくらいになった。これこそ待っていた気温!今夜は寝られそうだ。



ところが、夜になって少し開けていた窓からの冷気により、冷え過ぎで薄掛けでは寒くなって目が覚めてしまった。長袖に着替えたり、窓を閉めたり、毛布を準備したりで、バタバタして安眠できたとは言えず。明日はちゃんと準備してからにせねば。
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7月22日(日)

昨夜は熟睡出来なかったものの、ある程度寝られらたようで、いつものように5時起床。お天気は快晴。誠子はもっと早起きして絵を描くのに最適な場所探しをした由。

用意してきた塩パン、卵サラダ、レタス、自家製漬物、ヨーグルト、ミルクで簡単に朝食。

運動不足を解消するべく軽いハイキングと思ったが、これは昼食後に延期。お昼前に道の駅に向かう。



ここの展望テラスには「お焼き」、「ラーメン」など軽食コーナーのほかに、和と洋それぞれレストランがある。今回は和の「麻の葉」で、誠子マミーがチキンカツ定食、私が鳥ご飯弁当をチョイス。日曜日にしては空いていた。もっともまだ11時だったが。運ばれたのを見たらb。、どちらもかなり量が多い。食べられるかな?と思ったがやはり多すぎた。チキンカツはサイズもビッグで、味噌ダレで食べるものだが、いかにも味が濃そう。多すぎたので一切れもらって食べたがかなりヘビー。自分の分が食べられなくなってしまった。食後はふたりともお腹がパンパンの感覚。自分達が思っていたようには食べられなくなったということか!悲しい!

食後、車に戻り一休みしてから、「牛伏山」経由「山本小屋」までハイキング。大した距離ではないが、往きは高地のせいか息が上がって結構しんどい。







山本小屋でソフトクリームを食べて一休み。誠子マミーだけ有料トイレ(¥100)を使ってから帰途につく。帰りは慣れたのかいつものウオーキングのペースで短時間で到着。

車に戻ったら意外に疲れたようで、二人とも1時間ほどの昼寝を2回も!車内の温度は高めでも風がとっても快適だったので、知らないうちに居眠り。東京での不眠が大分解消された(ように思う)。

午後は今日撮影した写真の編集と、昨日の分の日誌をしたためる。

夕食は簡単に冷やし中華。シマダヤの「流水麺」は水で洗えばOKだが、具材のハム、卵焼き、キュウリ、トマトを狭いキチンで準備するは結構面倒。店の冷やし中華とは大分違ったが、とりあえず雰囲気はあった。

夕方になって広い駐車場を埋めていた車はほとんど居なくなり、一変に寂しくなった。残っているのは長期滞在と思われるキャンピングカー、車中泊車のみ。夕方空を見たら東京では診られない真っ赤な夕焼けで、早速写真を撮る。


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7月23日

今朝はいつもより遅く6時に目が覚めた。

誠子マミーはすでに起きていて閉鎖されている駐車場の眺望の良い場所に絵を描きにいったようだ。

朝のうちに崖キワの良いスポットに移動するはずがちょっと出遅れた。あわてて身支度を整え、ベッドの片付けをしようとするも、バンクベッドが低いので身を屈めてやらねばならず、結構時間を食ってしまった。洗い物用の水タンクが少なくなってきたので、水場の高原水をポリタンクに移し替えて車に補給。10リットル入りポリタンク2個分を補給。

これでようやく移動準備完了。

ちょっと水場で仕事をしていた間に、登ってきた車で手近なビュースポットは埋まってしまい、トイレから遠いスポットしか空いてなかった。それでも運転席からの眺望はこのくらい素晴らし。

移動完了してから誠子マミーを探して、朝食を。今朝のメニューはフランスパン、ゆで卵、トマト、ポテトサラダ、ブルーベリーヨーグルトにミルクという献立。旅先でもほぼ家と同じ献立をキープするのが我が家流。

今日は運動せず、誠子はスケッチ、私は日誌を整理して過ごす。

昼飯は道の駅の展望テラスで、お焼きとお茶で簡単に。私は人気商品とあったチーズ、誠子マミーは野沢菜を注文したが、やはり伝統的でないものはもう一つ。

展望テラスの移動八百屋さんでトマト、ミニきゅうり、アスパラガスを買ったが、全部で¥400と格安。



キャンピングカー、車中泊の人にはありがたい存在だが、週末はともかく平日にここまで来て野菜を買う人って誰なんだろう?きゅうりにつける味噌ダレを探したら土産物屋にネギ味噌があったので迷わず購入。今夜はチキンカレーとナンとアスパラガスのバター焼き、それにきゅうりで決まり。

7月24日

今朝も早起きして日の出の撮影。雲海の上に登る朝日が見事。




今日は久しぶりに風呂に行くことにした。道の駅「美ヶ原高原美術館」は綺麗な洗浄トイレがあること、高原水が使えるということで、長逗留するには最適だが、入浴できないのが残念。最寄り風呂がここから1時間強かかる白樺湖の「すずらんの湯」まで行かねばならない。標高2000mから1400mまで下るので往きも帰りも結構ハードなドライブになる。どうせ下まで行くなら、ついでに蓼科の北八ヶ岳ロープウエイで山に登ってみようということになった。

8時半に道の駅を出発して白樺湖、蓼科を経て10時過ぎに「北八ヶ岳ロープウエイ」駅に到着。





山頂での坪庭散策で軽い運動のつもりが、意外にアップダウンがあり、しかも誠子マミーがステッキを忘れてしまったので、3カ所ある休憩所で各駅停車する始末。溶岩がゴロゴロしているのを見ると八ヶ岳は火山だったんだなと実感。







100人乗りロープウエイは平日にもかかわらず満員。お年寄りと言っても元気なおばちゃん達(自分たちもそうなんだがどうも実感が無い)の団体さんが大部分。

1時間ほど山頂で過ごしたら11時過ぎていた。山頂レストランはすでにほぼ満杯!あきらめて下に降りて、山麓駅の「スカイレストランこまくさ」(ここはセルフサービス)へ。セルフサービスとは言え、山頂に比べればメニューは本格的(高いとも言える)で隣にパン屋もある。そろそろ朝食用のパンが少なくなってきているのでここで補充。レストランでは誠子マミーが久々の魚ということで、鮭フライ(¥1200)、私はちょっとヘビーだったがビーフシチュー(¥1600)。どちらも予想以上に美味しくいただけた。

食後にトイレに行って異変を察知。どうやら疲れと冷え(道の駅での寝冷え?)で持病?の前立腺炎を発症したみたい。とりあえず白樺湖まで戻り、ネットで付近の医者をチェック。見つかったのが最寄りとは言え、50kmも離れた佐久市の「フルタクリニック」。他に選択の余地も無いので、病院へ直行。ここは駐車場もキャンカーが停められるほど広く、薬局が隣接しているのでとても便利。早速検査をしてもらい、前立腺炎で間違いないとのことで特効薬(抗生剤)を処方してもらった。薬さえあればすぐに完治するので安心。早めに発見できて良かった。


一安心して待望の風呂に入るべくまた白樺湖へ戻り、ようやく目的の「すずらんの湯」へ。医者通いでだいぶ時間を食ってしまったので、風呂から出たら6時過ぎていた。日が暮れる7時までに道の駅まで戻れるかどうか危惧されたが、途中の霧ヶ峰でもまだ陽がある。なんとか間に合いかもと帰りを急ぐ。対向車との衝突防止のため、ライトは必要だったがなんとか陽のあるうちに美ヶ原高原美術館に到着したが、もう疲れてヘトヘト。

夕食の準備も面倒なので、持参したカップ麺で間に合わせる。これでようやく処方された抗菌薬を飲む。明日はよくなっていることを祈りつつ。

7月25日

昨夜は夜更けて気温は下がったものの、急坂を登り続けてきた車のエンジンの余熱が取れていなかったようだ。しかしいつもの癖で寝るときに窓を閉めてしまっため、暑くて寝られず、夜半に何度も目が覚めた。でも疲れていたこともあって、意外に熟睡できたようだ。

定刻の5時に起床。体調は薬が効いたようでだいぶ楽になった。起きてトイレの帰りに、日課となっている雲海をチェック。今日の雲海はもくもくと言う感じではなくミルク色で全体が染まっている感じで、オレンジ色の日の出がまばゆい。いつもの感じと違うので慌ててカメラを取りに戻り撮影。これでまた雲海のコレクションが増えた。


ベッドの片付け、着替えなどバタバタしたが珍しく誠子マミーが起きてこない。昨日の病院への往復に付き合って疲れたのかも?

今日は二人ともお疲れで午前中はメールの整理、誠子マミーは絵日記を描いてまったりと過ごす。昼食後、テラスの移動八百屋で小ぶりのキュウリとトマト、それに皮ごと食べられるぶどう(長野パール)を購入。このぶどうは甘い!喉が痛くなるような甘さというのが誠子マミーのコメント。

ここ「美ヶ原高原美術館」ではテレビがNHK以外に民放が4つ綺麗に受信できる。高原内の「王ケ頭」に電波塔が林立している関係で非常に感度が良い。おかげで車内で休憩中も退屈しないだけでなく、最新情報がゲットできる。心配なのは台風12号。米軍の予報では関東直撃となっており、美ヶ原はこのコース上にある。昨年、台風襲来が予想された際は、道の駅からの避難連絡により急遽下山しなければならなかった。今回も、予報通りだと大急ぎで避難しなければならないので、予報から目が離せない。逸れてくれるといいのだが。


夕食後 、以前録りためていて未視聴の映画、「8分間のミッション」を見る。あまり評判にはならなかった映画だが、パラレルワールドを扱ったものの中では面白かった。早めに就寝したが、夜中に風が吹いているので目が覚め、あたりをチェックしたら換気扇がつけっぱなしだった。慌てて閉めて、再度就寝。

7月26日

今朝も快晴!昨夜、車内のトイレを使ったら水が出ない!洗浄水のタンクが空だった。朝のうち、道の駅のトイレが混まないうちに後始末。そしてトイレと炊事用の清水タンクに水を補給。地下1700mからくみ上げている「高原水」が無料で頂けるのがありがたい。


当地にきてから6日目で洗濯のが必要になったきた。食料日用品の買い出しを兼ねて下界に降りることにした。今回は佐久方面でなく反対側の茅野を目指す。普通はビーナスラインで白樺湖に出て、そこから大門街道で茅野を目指すのだが、今日は別ルート、美ヶ原から直接岡谷に出て、後は国道20号経由で茅野へ。ナビの設定を勘違いして一般道を指定したため、ビーナスラインから152号へでたら、これが急坂、急カーブの連続の上、道幅が狭いところが多い。狭いところでトラックと遭遇しないようハラハラしながらも、なんとか諏訪へ。諏訪湖が見えてきてホッとした。諏訪大社の脇を通って無事甲州街道へ。甲州街道を東京方面に戻り茅野へ。

まずはコインランドリー「新・洗濯生活茅野」へ。クリーニングに70分かかるようなので この間を利用して地元スーパー「オギノ茅野」でランチと買い物を済ませる。期待したイートインコーナーにはマックとお好み焼きしかなかった。二人ともマックは好みではないので、お好み焼きとタコ焼きで済ませる。店でお好み焼きを食べるのは本当に久しぶり。結構イケル味でとりあえず満足。

次に訪れたのは薬局「ウエルシア」。ここで誠子マミーのテーピング、歯磨きチューブを購入。ここは駐車場が広くコインランドリーにも近いと思い選んだもの。買い物を終えてコインランドリーへ。近いと思ったが車と徒歩では全く感覚が違って結構なウオーキング。久しぶりの平地の日中の暑さの中、大きな荷物をかかえて歩いたので運動不足解消には丁度よかった。

さて下界での任務を終えて再び高原へ。白樺湖の温泉に立ち寄ってから美ヶ原高原美術館に戻ったのは5時過ぎ。これで白樺湖と美ヶ原高原美術館の間を往復するのは今日で3回目。高低差があって急坂、急カーブの運転にはすっかり慣れたが、重いキャンピングカーはとにかく非力なので、後続車には気を使いっぱなしで違った意味で疲れる。

明日は台風の進路が気になるが、予報次第ではキャンプを中止して引き上げなければならない。

7月27日

今朝の美ヶ原は昨夜からの霧が残っていて窓ガラスには水滴ができるほど。雲海というより辺り一面ミルク色にそまっている。これも7時頃までだが。


やがて霧が一変に消えていつもの雲海が戻ってきた。アマチュアカメラマンが撮影場所を探してウロウロしていたので、本来なら立ち入りできない第二駐車場を教えてあげた。あまりの絶景に目を見張って夢中になって撮影していた。



今日は「霧ヶ峰」に行ってグライダーの滑空を見ることにした。台風が近ずいているので、白樺湖に少しでも近いところでのP泊状況をチェックする意味もあった。10時過ぎに霧ヶ峰の茶店、「霧の駅」に到着。台風が来るかもしれないというのに、観光客が多数。次から次へと白樺湖方面から車がやってくる。場内の屋台にはきのこ汁、ジャガバターなどのB級グルメが多数あったが、グルメツアーは後回しとし、まずはグライダーを見るため目の前の丘を登る。グライダーの滑走路脇まで行ってみたが、今日は飛んでないしグライダーも見えない。残念ながら今日はハズれたようだ。








グライダーをあきらめて霧ヶ峰スキー場のリフト脇にある「霧鐘塔」の鐘を鳴らす。鳴ったら幸せになれるとのことで、まず私がやってみたが遠慮がちにロープを引っ張ったので、全く鳴らず。今年はこれ以上の幸せは無い!と信じよう。誠子マミーは盛大に鳴らしていたので、たくさん幸せが来るでしょう。


ここから「グライダーふれあい館」が見えたので、何か見るものがあるかと行ってみた。入場無料と書いてあるが人影は無い。勝手に中に入ると、左手には格納庫、正面にミニシアターがあり、グライダーのビデオが見られる仕掛け。短編が3本あったので2本観た。北海道の滝川でグライダー体験したことがあるので、興味深く拝見した。ガイドブックには載っていないので気がつかない人が多い。もっと宣伝すれば良いのに。

霧の駅に戻り、屋台で簡単昼食。きのこそば、きのこ汁、ジャガバターを注文し、仲良く分けていただく。きのこ汁はきのこが多数入っているが、残念ながら私には薄味だった。ジャガバターは洗面器くらいの大きな器に入っているマーガリンを自分で盛る必要あり。



こちらも少し塩分が少ない感じだったので、半分たべて残りを車内に持ち帰り塩を振っていただく。美味?だけどこのマーガリンは?

この後、売店その他で台風が来たときの霧ヶ峰の影響をあちこち尋ねるも参考になるコメントなし。意外に地元に人たちは気にしていないのかも?

この後、「車山肩」にあった「ニッコウキスゲの群生」を見に立ち寄るも、2本咲いているのを見ただけで看板倒れ。代わりに小鳥を見つけた。


他に見るべきものも無くすぐに撤収し、誠子マミーのリクエストに応え、白樺湖の鈴蘭の湯へ。誠子マミーを日帰り温泉に残し、女神湖のGSへ。ここでも台風の影響につき尋ねるも、経験無いで分からないとのこと。情報不足のまま白樺湖に戻って誠子マミーをピックアップ。

TVでは各局で台風情報をやっているが、どうやら西へ向かうようで、当地直撃は無くなったようだ。ただし大雨の影響が残るし、台風の東側の方が雨が激しく降るとのことでその影響が心配。美ヶ原へのルート(ビーナスライン)は一本道の山岳道路で崖崩れなどで通行不能になると、孤立化は避けられない。用心の為今日、明日は白樺湖付近で待機することにした。現在、鈴蘭の湯の隣にある「公共駐車場」に居る。今夜ここでP泊するのは当家を含め3台のみ。




台風情報など見ていたら 、急にドカンドカンと音がしたので車に何か当たったのかと思ったら、急に誠子マミーがバタバタし、カーテンを開けてチェック。何と音の正体は花火だった。白樺湖の対岸辺りから上がっているようにも見えたが、どうやら場所からすると女神湖あたりのようだ。花火は30分ほど続き、車から出て、池の端でしばし鑑賞。台風対策で降りてきたがこれは望外の幸せ。花火大好き誠子マミーには最高のプレゼントになった。

 

7月28日(土)

今日は台風の影響で白樺湖も雨。朝のうちは弱い雨だった。起床きてしばらくしたら、突然誠子マミーが帰りたいとの言い出した。昨夜まで台風が通過したら美ヶ原に戻ると相談したはずが、エツ?と思うもそろそろタイミングかなと思い同意。ならば善は急げと撤収の準備にかかる。台風が本土に最も近づくのが今日の朝との予報なので、できるだけ早く出発するのがベターと判断。小雨降る中、白樺湖を6時45分に出発。途中「佐久平PA」に立ち寄り、トイレの処理を終えてから、次の「横川SA」のフードコートのラーメン屋で遅い朝食を食べる。ワンタン麺もチャーシー麺もどちらもパンチ力のないボケた味で食欲が出ない。残念ながら残してしまった。8時半横川SAを出発。途中、藤岡まではかなり強い雨で前が見えなくなるほど。もっともこの間誠子はぐっすり就寝中で何も知らず。その後関越に入ってからは心配された雨も風もさほどのことはなく、10時半に無事自宅に到着。今回ツアーは8日間だったが、中途半端な終わり方で、若干消化不良気味であった。まだまだ酷暑が続きそうなので、第二回を考えなくてはならないだろう。

終わり