直線上に配置  
  勝浦ビッグひな祭り  
2018年2月23日~25日 
市民文化交流センター大ホール会場 
 
  2月23日

今日は朝のうちは昨夜の雨が残り、あんまりお出かけムードのならず。9時半過ぎてようやく雨が上がったのを見て駐車場へ車を取りにゆく。自宅前で荷物の積み込みを終えて、9時55分出発。首都高は渋谷近辺まで断続的に渋滞があったが、以後は順調。

最初の目的地「市原湖畔美術館」には12時過ぎに到着。



高滝湖


まずは腹ごしらえ。隣接したカフェレストラン「BOSSO」でピザとライスコロッケで簡単に。といっても値段的にはあんまり簡単というわけには行かなかった。地場の食材(野菜類)を使うというコンセプトがウリのようだ。と言ってそれが味に反映されているか微妙?ピザは普通だったが、ライスコロッケはうまかった。



レストランは湖畔にある。お天気が良ければ?


ライスコロッケ

食後、美術館の屋外展示(藤原式揚水機)の塔に登ったり、屋内の展示物を体感して過ごす。残念ながら天気は曇りがちで気温はかなり低く屋外はちょっと?

これがこの湖(高滝湖)に養老川から水を揚げるための揚水機(7階建てビルに相当する高さ)上は展望台になっている。


今回は勝浦の雛祭り見物がメインなので、2時過ぎに美術館を出発。勝浦到着は3時。取り敢えず市営の「出水無料駐車場」へ停めて徒歩で街中へ。朝市通りの入り口「墨名交差点」で早速大型ひな壇がお出迎え。受付のおばちゃんの寄付金箱に薄謝を投入し、地図をいただく。この地図を片手にまずは誠子マミーの陶芸の先生の個展を見学。





個展会場


次に雛祭りのメイン会場へ。「遠見岬神社」の60段の階段に飾られた1800体のお雛様とご対面。これは圧巻!の一言に尽きる。今朝は雨が残っていたはずだが、どうやって並べたのか?階段の端から端まで全部を使って陳列してあるので、上から順番に飾ってゆかないと全部は陳列できないはずだが?



鳥居のそばで甘酒を振る舞っていたので一杯頂く(¥100)。甘酒売りのお姉さんのアドバイスに従い、無料シャトルバスで勝浦市の「芸術文化交流センター」に向かう。こちらは有料¥300也。

入り口から凝った展示で、中に進むと昔の雛人形が多数展示されている。



珍しかったのは屋形の中に展示されているもの。時代時代によって建物の姿は異なっているが、かなり凝った作りで、ものによっては家が一軒立つものもある由。こういうひな壇は初めて。写真をご覧ください。


こちらが日本に3つしか無い家一軒分相当の価格だそうです。


さてこれで終わりと思い出口方向へ進むと大ホールでサプライズがお出迎え。このホールの座席が全てひな壇仕様になっており、端から端まで数千のお雛様だドーンと陳列されている。勝浦のビッグひな祭りと称される所以か!因みに陳列されている雛人形の数は6000体とのこと。とにかく圧巻でした。



帰りはシャトルバスに乗るとかえって駐車場から遠くなりそうなので、徒歩で帰途につくことにした。登ってきた道を下ればすぐのはずが一向に見つからず。そのうち目の前に海が見えてきた。どう考えても方向が違うようだ。慌てて引き返し、途中で道を聞いてようやく見覚えのある道へ。どうやら高台にある文化交流センターにはルートが二つあり、間違った方へ降りてしまったようだ。もっとも間違えたおかげで、もう一つの雛祭り会場「覚翁寺」を見ることができたのは収穫だったが。



夕食に予定していた勝浦タンタン麺のお店「てっぱつ屋」の真ん前に出てきたので、躊躇なく直行。ここで私は名物勝浦タンタン 麺、辛いのが苦手な誠子マミーはラーメン餃子。辛いと予想はしていたがローカル誌の辛さ評価さではそこそこレベルだったので安心していたら、これがとんでもなく辛い!スープの色が赤というかオレンジ色というか今まで見たことのない色具合!まずはスープをと一口飲んだら、口に入れた瞬間いきなりむせた。さらにスープに触れた唇がヒリヒリする。こりゃダメだと思い、以後麺のみ頂く。どんぶりには普通のスプーンと、穴開きスプーンの2種類が付いている。試しに穴開きをスープの底に入れてすくい上げたら、定番のひき肉だけでなく、玉ねぎを刻んだものが入っていた。具材だけ食べていればさほど辛さは感じない。ということで、麺と玉ねぎを交互にいただく。あんまり辛いので、一度食べたら十分というのが実感。

   

夕食後、車内に戻り写真を整理している時に、うっかりキーを押し間違え、当日の写真を全部を削除してしまった。一瞬青ざめたが、やってしまったことは戻せず。涙を呑んでHPに載せるのを諦めた。幸い誠子マミーがスマホで撮っていたものがあったのでホッ!

取り敢えず勝浦ひな祭りのコメントを書き終え、以後誠子マミーに付き合って女子のカーリングを最後まで観戦。残念ながら負けてしまったが、まだ3位決定戦があるので、もう一度お付き合いしよう。

2月24日

さて今朝は6時から開催される「朝市」に行くため、早起きのつもりだったが、よく寝てしまって起きたのが7時前。慌てて誠子マミーを起こし、朝飯抜きで朝市会場へ。昨日見物した「遠見岬神社」を再度訪問。写真を撮りなおすつもりが、鳥居のところで人が溢れている。何事かと思ったら、まだ雛人形の階段への陳列作業中で、中に入れない。やむなく遠くから写真を撮って引き上げた。



目的の朝市は三大朝市の一つという割には露天の数が少なくて期待ハズレ。ちょっと寂しい感じ。今まで訪問した高山、高知、輪島、呼子などの朝市とはとても比べられないレベル。無理してくるほどのものでは無かった。もっとも会場に着いたのが8時過ぎていたので、もう少し早ければ賑やかだったのかも?

とっても寂しい朝市風景




お寺の前に朝市発祥の地の印が


朝市では特に買いたいものは無かったので、沿道のお店の陳列を見て回る。それぞれ工夫してお雛様を飾っているが、面白かったのはメガネ屋さん。人形が全てメガネをかけている。



一通り見物してから、朝食を食べるところを探す。海辺に「魚水」という魚屋さんがあり、賑わっていた。ここの奥で丼がいただけるとのことで入ってみた。おすすめはブリかマグロのづけ丼とのことだったが、美味しいブリに出会えそうということで、二人ともブリ丼を選択。味噌汁付きで二人で¥1510也。



ちょっと待たされたが、小ぶりのどんぶりに艶々のブリが載っている。運ばれてくるやいなや、二人ともすぐに一切れ食べてしまってから、写真を撮り忘れたことに気がついた。慌てて見栄えが良いように切り身を並び替え記念写真を撮る。

このブリは店先で捌いたものをすぐづけにしてあるので、生臭さは一切なし。いつも生魚を敬遠している私が思わず美味いね!と言ったくらい。丼の大きさも小ぶりで朝食にマッチ。こんなに美味いのは近大ブリ(近畿大学の養殖)以来。大満足で勝浦を後にした。



昨日は風呂に入れなかったので、次は風呂探し。その前に花を見に「道の駅ちくら潮風王国」へ向かう。ここでは当家恒例のソフトクリームを頂き、向かいの花摘みの出来る花屋さんを見て回る。今日は見るだけ。買うのは明日の予定。



昼時になったので場内の「和らぎ」でそれぞれアジフライ(誠子マミー)、サザエカレー(しーとさん)を注文。



カレーは期待したほどのことは無く普通のカレー。サザエは煮込むと固くなりすぎてしまうようだ。アジフライは見慣れた平べったいものではなく、真ん中が盛り上がり厚みのあるもの。お皿にはこの大きめのアジが2枚載っている。誠子マミーから1枚の半分を分けてもらった。これは見た通りにふっくらとして臭みは全く無く絶品。私もこれにすれば良かった!誠子マミーは朝食も昼食も大当たりで大変ご機嫌。



腹ごしらえもできたので、「不老不死温泉」へ向かうことにした。途中、「道の駅野島崎」で併設されているRVパークをチェック。駐車場の一角に3台分の電源付きサイトがある。ただこの道の駅、駐車スペースが24台とかなり小さめ。小規模な地場野菜の売り場があるだけで、食事が出来るところが無い。トイレも奥まったところにあり、夜間灯りがどうなるのか? ちっと不安要素が多い。ここは充電のために利用すると割り切った方が良いだろう。

簡単にRVパークの視察を終えて、安房自然村の「不老不死温泉」へ向かう。



駐車場があまり広く無いのが難点だが、温泉は鄙びた湯治宿風のもの。今時の日帰り温泉とは異なり、本当に温泉そのものを楽しむところ。温泉棟の受付で一人¥700を払って入場。湯船は内湯も露天も4-5人で一杯になるほど。内湯はめちゃくちゃ暑いのでもっぱら露天で過ごす。ぬるめだがあまりに適温なので風呂に入りながらうとうとしてしまった。

カランのシャワーも蛇口も複数が使用すると出が悪くなってしまうのがご愛嬌。昨日風呂に入っていないので本当にサッパリした。湯上りに昼寝をしたいところだが、駐車場が斜面でベッドが斜めになってしまい寝にくいので平地に向かうことにした。取り敢えず「道の駅とみうら」を目指す。

途中館山バイパスを通った時に「ワークマン」を見つけたので入ってみた。たまたま出発前夜のカンブリア宮殿でワークマンが取り上げられ、ユニークな商品コンセプトに興味があった。特に婦人物にも焦点が当てられていて、激安なのに性能もデザインも良さそうなので寄ってみたもの。実は一昨年ワークマンで冬のキャンプ用のジャンパーを買って愛用しているが、そろそろ汚れが目立ってきたので買い替えを考えていた。春が近づいてきた関係で冬用は数が無かったが、良さそうなのがあったので、秋になったらまた来てみよう。

「道の駅とみうら」には到着したが、駐車場は臨時を含め満車状態。ビワソフトでもと思っていたが、とても無理そうなので横目で見ながら通過。そのまま最終目的地の「道の駅ふらり」へ向かった。4時前に到着。明日に備えて花と野菜の売り場をチェック。房総に来た時は最終日はここで花と食材を買って帰ることにしている。

実はここの2階(高速のSAと直結)のミニフードコートには格好の惣菜がたくさん置いてあるので、好きな惣菜を買い込んで車で食べるという楽しみがある。残念ながら今日は朝も昼も普段よりガッツリ食べてしまったので今回は無し。



道の駅の売り場視察を終えて車に戻り、しばし休息。夕食は富浦のスーパーで買った焼きそばとカップ麺とイチゴで済ませる。

食後は昨日と同じくまたカーリングの3位決定戦視聴にお付き合い。もう一つ乗り切れないスポーツだが誠子マミーはどっぷりはまっている。私はあんまり興味無いのでiPadで写真を整理していて、ひょっと見ると熱心に観戦していたはずの誠子マミーが爆睡しているのを発見。慌ててベッドに寝かせる。そんなこんなしているうちにすっかり目が覚めてしまったので、今度はこちらが寝ようとしても寝られず。

2月25日

暖房が効きすぎで朝の5時に目が覚めた。誠子マミーも起きてきたので帰宅に備えて車内の整理。朝食は持参した塩パン、ぶどうパン、イチゴとチャーシューという妙な組み合わせ。チャーシューの賞味期限が迫っていたので早めに消化したもの。今日は昨日に比べ全国的に気温が急激に下がるとのことだったが、流石に千葉は暖かく早朝でもユニクロのベストで十分だった。

道の駅のオープンは9時なので、それまで周りを散歩。もう桜が咲いており、その足元には菜の花が満開だった。





散歩を終えて9時前から入り口に並んでオープンを待つ。あっという間に行列が長くなり、さっきまでガラガラだった駐車場も満杯。ドアが開くと同時に我勝ちに入り口に殺到し、選ぶヒマもなく陳列されている野菜をどんどんカゴに入れる。こういう修羅場はやはり男の出番で、旦那とペアを組んでいる人が多い。



さきに売切れになりそうな野菜類を急いで選び、まず精算を済ませ、第二弾の花選びに専念する。

白菜(まるごと)、大根、九条ネギ、菜ばな、レタス、原木しいたけなど買い込んだが、これで¥1290! 花はストックを中心に選び、25分で買い物終了。

今日は東京マラソンがあるので予期せぬ渋滞があるかもしれないので買い物を終えて、すぐに出発。館山道からアクアライン、首都高速経由で帰宅。さすがにこの時間帯だと渋滞は全く無く、9時30分に富里を出発し、家には11時半無事に到着。
さて次回は河津桜見物になるかな?