直線上に配置  
  高野山詣で    
2017年10月2日~11日
 
 
 
 日程表
 2017年10月 2日 自宅→蒲郡   RVパークあじさいの湯  
 2017年10月 3日  蒲郡→津  RVパーク榊原温泉館  
 2017年10月 4日  津→九度山  道の駅柿の里くどやま  
 2017年10月 5日  九度山→高野山  金剛峰寺駐車場  
 2017年10月 6日  高野山→津  RVパーク榊原温泉館  
 2017年10月 7日  津→犬山  RVパーク犬山ローレライ麦酒館  
 2017年10月 8日  犬山→高山  道の駅ななもり清見  
2017年10月  9日  高山  同上  
 2017年10月10日  高山→新井  ハイウエイオアシスあらい  
 2017年10月11日  新井→自宅    

10月2日(月

いよいよ高野山に行く日がやってきた。おっとその前に二人とも持病の診察のため朝一でクリニックへ行薬を処方してもらう。

出発は9時50分。珍しくいつもは混んでいる環八がほぼ渋滞無し。用賀へは10時半に到着。

ところが東名が本日から集中工事が始まっていて、御殿場まではあちこちで渋滞。結局新東名の御殿場沼津SAに到着したのは2時間後! 早速どこでランチを食べるか探す。下りのレストランは焼肉のみ。あとはフードコートで適当に探すスタイル。私はミニ駿河丼、誠子マミーはしらす丼(普通!)。駿河丼と言ってもシラスと桜海老が載っているだけでシンプルそのもの。味は予想した通り。まだ胃の調子が良くないので、サイズ的にはちょうど良かった。

新東名は工事の影響は無く、「浜松いなさま」では順調。ところが三ケ日ICで東名に合流したら途端に大渋滞。豊川から蒲郡のICまでの10キロを何と30分もかかってしまった。表示版にはこの先名古屋まで180分とあったので、蒲郡ICで降りた私たちは恵まれていた?
富士川あたりで見た富士山


このころから雨は本降りに。途中で道を間違えて若干ロスタイムがあったが、今夜の宿、「RVパークあじさいの湯」には5時40分に到着。早速温泉の受付で手続を済ませる。料金は使用料¥1000と電気の使用料¥1000で合計¥2000。4台分のスペースには私たちだけ。雨の降る中懐中電灯を頼りに電源ケーブルを接続し、ようやく落ち着いた。



夕食は二人とも食欲なく、持参したアマノフーズのフリーズドライのリゾットとパスタで済ます。お湯を入れてかき混ぜるだけだが、予想に反して結構いける。

食後メールのチェックをしてから、隣接の温泉「あじさいの湯」へ。ここは2度目だが、お湯の種類が多いのが一番。2つある露天風呂はどちらも湯の温度が低めに設定(37・4度)されていて、のんびり長湯が出来る。湯船には大型テレビが設置されていて、ついつい時間が経つのを忘れてしまうほど。もっとも今日は風が強く屋根付きでも雨が吹き込むので場所を選ぶのが難しかったが。

車に戻ったら一段と雨が激しく屋根がバラバラと騒がしい。誠子マミーは昨日までの準備が負担になったようで、10時に御就寝。私ももう限界。二人揃って健康的な生活を送っている。

10月3日(火)

昨夜は大雨。今回は高地へ行くということで,、ほぼ冬支度で出かけてきたものの、車内は締め切ると暑いというか蒸し暑い。万一と思い用意した夏用のTシャツとユニクロの外用ステテコで何とかしのぐ。

5時半起床。もう雨は止んでいる。早々にベッドメークならぬベッド撤収作業を行う。ベッドボードが重くて移動に難渋。40、50肩をとっくに超えているのに、まだ痛いのは何故?

ようやく作業終了、着替えも終わったが誠子マミーははまだ就寝中で目覚める気配がない。暗い中でそっと日記をつける。誠子マミーが起きてきたので車内で簡単に朝食。持参した神戸屋のパンと紅茶、ヨーグルト、ごぼうサラダというシンプルなもの。

霧雨の中、RVパークを出発したのは8時45分。今日は高野山に向かう途中にある道の駅をできるだけ多く巡ることにした。

最初に向かったのは道の駅「筆柿の里幸田」。スタンプをゲットしてから売店を覗くと小ぶりの柿(筆柿)が満載。そのまま食べられるとのことで、試食してみたら甘い。柿に目がない誠子マミーは早速お買い上げ。



続いて訪れたのは道の駅「にしお岡の山」。ここではスタンプを押しただけ。次の道の駅「デンパーク安城」に向かったところ、駐車場の入り口に「本日休園」の看板が!道の駅が休園?解せない気持ちでとりあえず 駐車場に入る。中はガラガラ。道の駅のガイドを調べたら火曜日は定休日だった。どうやらここは公園がメインで道の駅はその付随物のようだ。残念ながらスタンプはゲットならず。

この先は伊勢湾岸道に入る.。愛知県の道の駅巡りはこれで終えて、三重県に向かう。最初は亀山の道の駅「関宿」



到着したのは12時。まずは食事と思い、道の駅のレストランへ。レストランというより食堂というか定食屋という雰囲気。私はご当地名物の「味噌焼きうどん」、誠子マミーはメニューの絵を見る限り、かなりパンチ力のありそうな「トンテキ」。

   

焼うどんは味噌味がかなり濃いめで、後で水分が欲しくなる。トンテキは看板に偽りなし。肉は固かったけれど味は良かった由。これで夕食は昨日に引き続き簡単(粗食とも言える)になりそう。

関宿を散策する前に、今夜の宿?「RVパーク湯元榊原温泉館」の予約を入れる。幸い空きがあり無事に予約を済ませて関宿の保存地区をちょっと歩いてみることにした。昔の東海道の雰囲気が残っている。道の駅から徒歩5分。保存地区ではあるが、中には建替えて現代風になっているところがあるので、馬籠、奈良井宿などとはちょっと雰囲気が違う。旧旅籠などを見学したが、課外活動中の小学生グループと一緒になってしまうというハプニングもあり楽しかった。約1時間半の散策を終えて 道の駅に戻る。

今日のRVパークは初めての利用で勝手がわからないのでナビが頼り。ところが毎回のことなれど、このナビの精度が良くない。何度アプローチしても目指す伊勢湾岸道のICに入れない。仕方なく下道で向かうことにした。調べてみたら一般道のほうが高速利用よりもはるかに距離が短いことが判明。結局当初予定した時間に到着することができた。



このRVパークは大きなホテルの駐車場の一角にある。すぐに係のお嬢さんが飛んできて指示を受ける。電源をつないで無事にセッテイング終了。トイレは24時間ホテルのトイレを使用できる。風呂は付属の日帰り温泉施設「湯の庄」を使うことになるが、こちらは別料金。



到着したらすっかり良いお天気になり、暑いくらい。車内で小休止してから温泉へ。入浴料は¥1000。フェイスタオル(使用後持ち帰り可)、館内着も料金に含まれる。

肝心の温泉だが、昨日とは大違いでここは熱い!43度以上ありそう。露天の方が温めと思いきや、こちらもかなり熱め。内風呂が温く感じられるほどだった。ということであまり長湯はできず。
今夜は久しぶりに誠子マミーの絵日記作りが見られそう。
明日はいよいよ高野山を目指す。

10月4日(水)

朝、7時50分、榊原温泉を出発。途中「伊賀COOP」で食材を補給してから、昨日に引き続き道の駅のスタンプ集めに。

最初は「宇陀室生」へ向かい、スタンプをゲット。次に「宇陀寺大宇陀」、3番目の「吉野路大淀」に到着したのは昼過ぎ。ここはかなり賑わっている道の駅で、農産物の直売所はかなり広く、扱っているものも多数。「宇陀室生」と「宇陀寺大宇陀」ではレストランは休業だったので、ここもダメかと心配したが、幸い構内の食堂は営業中でホッ。私はあまり食欲なく、カツサンドとカフェオレの組み合わせ、誠子マミーはまたまた見るからにガッツリ系の「豚の生姜焼き定食」を注文。昨日に引き続き結構なボリュームのランチを召し上がっているので、ちょっと心配.。



その時はそうとは思わず、夕食用にご当地名物の柿の葉寿司まで購入。
今日の最終目的地は高野山参詣の基地と考えている道の駅「柿の里くどやま」にした。そうです「真田十勇士」の九度山です。

吉野路大淀で食事した後、九度山に向かってのんびり里山をドライブ。狭い山道を一山超えてやれやれと思ったら、行く手にトンネルが! 高さも幅も愛車が通れるかどうかギリギリ。標識板を見たら高さ2・8mまでと書いてある。愛車は3・3mあるので、念のため車を降りてチェックしたが、やっぱり無理そう。
引き返すしかないかとUターンしようとしたが道幅が狭く、誠子マミーに車を降りてもらい、誘導して貰って、ようやく危機を脱出。改めて通れそうなルートを見つけて事なきを得た。だいぶ遠回りにはなったが、なんとかルートを回復。やっぱりポータブルナビは限界があるようだ。もう一つの10年選手のナビは車の幅、高さをあらかじめインプットしておけばこんな道案内はしない。もう少し精度の高いナビに買い替えか?

だいぶ時間をロスしたが、午後2時15分、道の駅「柿の里くどやま」に無事到着。この辺りは柿が名産。それで柿の葉寿司がご当地名物となった由。
早速情報センターにむかい、高野山の地図、参詣の手順、駐車場情報を教えていただく。係りの方はとても親切で、地図までいただいた。
情報センター内には特別に高野山のコーナーがあり、情報パネルによるかなり詳しい解説があってこれがとても参考になった。



まだ日が高いが、途中でのトンネル騒ぎの苦戦でかなり消耗したので、5kmほど離れた日帰り温泉施設「湯の里」へ。昨日の榊原温泉館と同じく料金は¥1000だが、こちらはフェイスタオルとバスタオルのレンタル代が含まれる。ただし、タオルは貰えず。お湯の温度は比較的高め。なかでも低めのジェットバスで試してから、露天へ。こちらはかなり低めでのんびりできるが、いかんせん狭い。二人くらいがちょうど良い。運転中に膝裏のあせもが再発したようで、痒くて仕方がない。風呂は必須。汗を流して湿疹のクリームを塗ってなんとか持たせた。今日は風があるので風呂上がりの風が心地よい。

道の駅に戻り、さっき見ていなかった物産館を覗く。道の駅でお世話になるので、せめてものお礼の意味で、出来るだけ買い物をさせていただく事にしている。みかんやら柿やら専ら誠子マミーの好物を中心に大量お買い上げ。

夕食は柿の葉寿司をメインに野菜の肉味噌巻、漬物類、それに根菜、キノコの味噌汁で豪華に。さて明日の誠子マミーのお腹の調子はどうなるかな?
明日はいよいよ高野山参詣の本番です。

10月5日(木)

5時半起床。まだ薄暗い中、トイレの清掃、グレータンクの処理、ゴミ処理を済ませてから朝食。昨日残ったサンドイッチとリンゴと紅茶で簡単に。
7時20分道の駅「くどやま」を出発。「町石道」の起点になる「慈尊院」前を通って、370号経由で高野山へ。高野山へのルートはもう一つ、高野山ケーブル沿いの道があるが、朝散歩していた土地の方に尋ねたら、傾斜もカーブもきついとの事で大回りルートに決定。

「街石」


傾斜もカーブも緩やかと思っていたが、全くそんな事はなく、どちらもかなりのもの。車山から美ヶ原へ登る山道と似たようなもので、キャンピングカーにはつらい。案の定、山道に差し掛かったら後続車が数珠つながり状態。退避所に避けては後続車を先に行かせるようにしたが、なにせ交通量が多いのでキリがない。ついに強引な後続車にどんどん追い抜かれる始末。

8時半、なんとか高野町に入り「金剛峰寺」前の無料駐車場に停める事ができた。高野山の駐車場は基本的に無料という太っ腹な対応。早速観光案内所に向かい、共通拝観券(主だった施設をパックにしてある)¥1500を購入。バラバラに訪ねると¥2200になる由。



まずは「ブラタモリ高野山編」でやっていた参詣の手順に従い、一旦徒歩で町の入り口の「大門」に戻り、ここからスタート。大門までの道筋に町石が続いていて、それを数えながら向かう。今朝はかなり冷え込み、長袖シャツにベストをはおり、さらにその上にセーターというほぼ冬支度だった。大門に着いたら気温は11・1度!寒いわけだ。ここで昔の町石道をちょっと覗いて歩いてみた。ところが大門を撮影しているときにトラブル発生。階段で膝をひねってしまい、右足に力が入らない。そういえば昨日お風呂で膝立ちをしていてよろけてしまい、掃除のおばさんに心配されてしまったが、すでに兆候があったようだ。



ビッコをひきながら「壇上伽藍」へ戻る。ここでは先ほど買い求めた共通チケットのうち、「金堂」「根本大塔」「霊宝館」の3枚を使用。ブラタモリでやっていた「三鈷の松」の下で、三又の葉を探したり、「荒川経蔵」の回る仕掛けをやってみたり結構楽しめた。根本大塔の中の仏像仏画は事前に勉強していたので、ちょっと楽しみにしていた一対あるはずの曼荼羅は予想外に薄暗くてよく見えなかったのが残念。



このあと「大師教会」で10時から始まる「授戒」を受けるつもりだったが、のんびりしていて10時に間に合わず。次の11時に合わせて霊宝館を見ることに。ところがここでも意外に時間を食ってしまい、気が付いたら11時5分前!大師教会は向かいにあるので、びっこを引きながら大急ぎで向かう。

受付で「ギリギリですね。」と冷やかされながらも何とか間に合った。ここで参詣人の名前を申告する。授戒を受ける方々と一緒に本堂に向かう。堂内に案内されて座ったら右膝が猛烈に痛くて正座出来ない。隣の外人さんを横目で見たらあぐらをかいている。さっそく真似る。しばらくしたら入り口のドアが閉まり 辺りはローソクの光だけで真っ暗。

しばらくして「阿闍梨」が登場し、お経を上げ始めた。途中で名前を呼ばれたら階段を登って阿闍梨が座っている祭壇に向かうよう指示あり。そこで阿闍梨からお札を頂くという流れ。あいにく私は立ち上がるのも階段を降りることも難しいので、誠子マミーに代わって貰った。誠子マミーも真っ暗な中での階段の上り下りはこわかったそうだ。
これにて午前の部は終了。

誠子マミーからお昼は宿坊で精進料理を食べたいとの要請があり、宿坊協会の案内案内所へ。私の膝の故障があるので椅子席のある宿坊を探してもらったが本日は空き無し。どうしても精進料理をということで教えて貰った料理屋「花菱」へ行ってみた。ここは精進料理はメニューの一部。チョイスしたのは三鈷膳(¥2000)。米茄子の田楽がメインで、野菜の煮付け、青菜の煮浸し、ゴマ豆腐、というもの。デザートに干し柿と豆乳のプリンという献立だった。特に凝った精進料理というわけでもなく、普通の味。最後のデザートのトロリとした干し柿とプリンは珍しいものでこれは美味しかった。

   

食事のあと、一旦車に戻り膝の手当てをする。といっても誠子マミーの湿布を分けてもらって貼っただけだが。実は「根本大塔」でも縁石を踏み外し、今度は足首をひねってしまい、膝と足首のダブルパンチ状態。何とか午後も歩ければ良いのだが。車で少し休んでから午後の部開始。

まずは「金剛峰寺」。この時間になると欧米系の外人さんがどっと増えてきた。通行人のざっと半数が外人グループといった感じ。ツアーの途中でお茶とお菓子の接待があるが、この外人さん達、大広間でも椅子に座らず、男性も女性もあぐらを組んでお茶を飲んだりスナップ写真を撮ったり楽しそうだった。椅子に座っているのは日本人だけ!誠子マミーはここで交通安全のお守りをいただく。





まだ膝が痛むが、共通拝観券の最後の「徳川家霊台」(家光が建てた家康と秀忠の霊廟)へ。双子のような全く同じの小ぶりの廟だが、日光の東照宮のように装飾が凝っている。なぜか家康の方には鳥居が立っていた。

最後に痛む膝をだましだまし「女人堂」へ向かった。昔は高野山は女人禁制だったため、入り口にある女人堂に籠って参詣したことにするとの趣旨。
これにて今日は打ち止め。「奥の院」は明日に延期とした。



膝の調子が思わしくないので、今夜はこの駐車場で泊まることにした。前述のように高野山の駐車場はほとんど無料、制限時間無し、24時間使用可能なので、P泊にはもってこい。ただし、夜半は冷え込むそうなので暖かくして寝なくては!
ここで泊りました↓


10月6日(金)

5時半に起床。曇っているせいか昨日ほど寒くない。
今日は「奥の院」を極める事にした。金剛峰寺の駐車場からは結構な距離だが、徒歩で高野の町並みを見ながら奥の院へ向かう。足の具合が気になるが、朝起きた状態ではさほど痛みもないので、何とか歩けそうだ。8時すぎに出発。この時間に歩いているのはほとんど外人さん。それと朝のお勤めなのかお坊さんが団体で。

道の両側は殆どお寺さん。何故かどこも入り口の石柱に別格本山と彫ってある。たまに準別格本山となっている所もあったが。気になって調べてみた。別格本山とは、高野山では、総本山(金剛峰寺)、大本山(寶珠院)につぐステータスのお寺で、27あるとの事。道の両側は一等地だから別格本山だらけという事になるのかも?



しばらく歩いて「一の橋」から鬱蒼とした杉林に入り、石畳の道を歩く。この両側に名だたる大名の墓所が連なっており、戦国大名がオールスターで並んでいる。墓石のデザインは大小はあるが、高野山のマイルストーンである町石と同く、ほとんどが五輪塔形式。織田信長、豊富秀吉、上杉謙信のそばに武田信玄。明智光秀の墓石もあったが、何度修理しても割れてしまう伝説があるらしい。主だった墓石には立札が建っているので判別しやすいが、これが無かったらまずわからないだろう。面白かったのはこれら大名の墓の前に後から建立された墓がたくさんある事。大名の石高と墓石の大きさは無関係のようだ。何故か浅野内匠頭の墓石は浅野家先祖代々ではなく、別の場所に47士と一緒に葬られている。



武士だけでなく庶民の墓石もちゃんと残っている。簡単なのは何も彫っていない片手大の長細い石、ちょっとグレードがアップすると小さな地蔵。これが木の根っこやら、大きな墓石の隙間とあちこちに置いてある。



意外だったのは毛利家(山口)、佐竹家(秋田)など墓所の前に鳥居が建っていること。神仏混淆というのは日本人の宗教に対する考え方がベースなのか? 来るものは拒まず同化してしまうという寛容性は、どこからくるものなのか? 古代ローマ人のクレメンテイア(寛容性)には積極的な意思が背景にあるのに対し、日本人の寛容性は受身の姿勢であるのがちょっと異なるが、柔軟性というか争いを好まないという姿勢は好ましい。世界中で人々が皆このような考えを持てば、今の世ももう少しまともなものになると思うのだが。それこそ弘法大師の教えではないのだろうか?といろいろ考えさせられた。

宇和島伊達家


薩摩島津家


閑話休題
墓所巡りをしている間にポツポツ雨が降ってきて気温も下がってきた。出発前にトイレには行ってきたのだが、急に催してきたのであわててトイレを探すも当然墓所の中には無い!誠子マミーを残して先にトイレ探し。「中の橋」で本道に出てようやく探し当てた。トイレを済ませて誠子マミーとドッキングすべく電話したが出ない。また携帯を忘れたのだと思い、別れた場所まで戻るも見つからない。行ったり来たりしているところに電話が!やっと奥の院の入り口で再会を果たす。繋がらなかったのは携帯をマナーモードにしていたこと。やれやれ。

奥の院の休憩所で一休み。このすぐそばに「嘗試地蔵」があり、10時に弘法大師の食事をチェックし、御廟に運ぶ儀式があるとのこと。これもブラタモリでやっていた。儀式の一部始終をきちんと拝見させていただいた。それにしても1200年の間、毎日2回食事を作って運ぶという作業を続けていることに感嘆!ブラタモリではパスタなんてメニューもあるとのことだったがホントかな?



食事を運ぶ神輿?の後を追って「灯籠堂」へ向かう。(この裏手に「御廟」がある)橋を渡ってすぐのところに「みろく石」があって試してみた。これが持ち上がれば願いが叶うとのこと。格子の中にあるので片手でやってみたがつるつるした丸石で掴めない。両手を入れようとしたが入らない。どうやら願いは叶いそうにもないが、お願いする前に試したので、特に問題無し。やっぱり昔の人は手が細かったのかも?



奥の院の入り口にある「御廟橋」からは神聖な場所で、脱帽、撮影禁止のため以後写真無し。ただ禁止立札は「灯籠堂」の前にあり、すでにみろく石の撮影はおわっていたので手遅れ。



「灯篭堂」でお参りしてから裏手の御廟でろうそくとお線香をあげて、今回の高野山詣では終了。2日がかりのお参りは初めてだったが良い経験になった。
11時に奥の院詣でを終えて帰りはバスを利用。ひょっとズボンを見たら膝下に穴が開いている。周りの生地が擦り切れて薄くなっているところを見ると、どこかで転んで膝を擦った模様。本人が気がつかないうちに、そんなことがあるのか?それがわからないほどボケてしまったのか?疑問は尽きないが現実は現実。

こんなときに限っていつも持参する予備のパンツをもってきていない。車に戻り、即席で誠子マミーに穴が目立たないようにかがってもらった。修理完了してから山を降りる。現実世界に戻り、道の駅スタンプ集め再開。まず向ったのが「紀ノ川万葉の里」すでに1時前なので、2階の食堂でランチ。私は親子丼、誠子マミーは蕎麦と柿の葉寿司のセット。意外に美味しかった。



ここにも外人さんがやってきて券売機で店員を悩ませている。助け船を出そうと思うも、せっかく届いた暖かい親子丼は放置出来ないので、しばし様子を観察。どうやら決着がついたのを見届けて、安心して食事に戻る。

道の駅を出発してからしばらくしたら、だんだん雨が強くなってきた。雨と霧の中1時間半の走行で、午後4時半にRVパーク榊原温泉館に到着。前回と同じく、到着するやいなや係が傘を持って飛んできた。相変わらずサービスが良い。今夜一杯ここで充電しておけば、あと2日は電気の心配をしなくてすみそう。
隣接の日帰り温泉は7時までとなっているので、さっそく風呂へ。

風呂に入ったら前回と様子が違う。風呂が大きな浴槽になっている上、隅には源泉そのままの湯船がある。どうやら男女入れ替えになったらしい。源泉は殆ど水温!でも先に温泉の方で温まってから入ると、これが絶妙な温度に感じられる。最初こそひやっとするが、だんだん心地よくなり、出るのが勿体無くなる。風呂から出たら体の中からぽっぽとしてくる。久しぶりに温泉を堪能した。
予報によれば明日からの3連休中は天気が回復するとのこと。
高野山詣でを終わり、明日から焼き物祭りを転戦します。まずは信楽から、ついで多治見 、市之倉に回ります。

10月7日(土)

今回のメインテーマ高野山詣でを終え、これからは番外です。
まずは「信楽陶器祭り」から。
RVパーク湯元榊原温泉館を7時50分に出発。行先は滋賀県甲賀市の信楽。今日から3日間、「第64回陶器祭り大即売会」が開催される。誠子マミーが絵を一時休止にして焼き物をやりたいとのことで、参考のために訪れることにした。

榊原温泉から信楽は一般道で行けば距離はないのだが、昨夜は大雨で一般道での峠越えはリスクがありそう。遠回りになったが高速を使ったので、到着時刻は変わらず、10時に過ぎに無事信楽の臨時駐車場(信楽小学校)に到着。

まだ空きスペースは十分、余裕で駐車できた。陶器祭りの会場まで徒歩で15分とのことだが、無料のシャトルバスがあったのでこれを利用。
特設会場は市民センターを中心としたテント村とその周辺で、かなりの数の窯元が出品している。ざっと一回りしてみたが、やはり信楽といえばタヌキだが、同じくらい口を開けたカエルが出品されている。口を開けているのは災いを吸い込み、運をもたらすとの意味だそうだ。あいにく当家はあまり興味がないので、もっぱら実用品を探す。誠子マミーは二合焚きの土鍋と小鉢を熱心に見て回っている。我が家は普通1・5合しか炊かないのだが、今のは3合炊きなので大きすぎる。しばらくあちこち見比べてようやく2合炊きを購入。さらにちょうど良いサイズの小鉢も2ケ購入した。



買い物はこれで終わり、屋台のテント村で簡単ランチ。注文したのはご当地食品の「原木シイタケ」の屋台で、「椎茸カツカレー」と「椎茸ピザ」という妙なもの。話のタネにと思ったがやはりそんなものだった。まずくはないがあえて椎茸?という感じ。



明日の多治見の陶器祭りに期待して信楽はこれにて終了。
12時に信楽を出て、高速を乗り継いで名古屋方面に向かう。今夜は犬山のRVパーク「犬山ローレライ麦酒館」を予約できたので、まずは犬山まで。途中名古屋高速で道を間違えてドタバタしたが、なんとか市内までこぎつけた。もっとも誠子マミーは居眠りの最中の出来事でドタバタしたのは気が付かなかったらしいが。

旅も6日を迎え、そろそろ衣類の洗濯が必要になってきたので、いつものようにコインランドリーでお洗濯。これが結構時間が掛かり、終わったら4時過ぎだった。RVパークには5時到着と言ってあるので、急いでスーパーへ。近くにあったマックスバリューで食材を購入したが、あわてて買い物をしたので、飲料水用のボトルと醤油を買い忘れてしまった。
RVパーク


RVパークには5時10分到着。6台分のサイトにはまだ誰も来ていない。とりあえず自分のサイトを確保してから、日帰り温泉、「さら さくら」に行ってみた。RVパークで教えてもらった犬山市民健康館内にあるが、愛車のナビはとんでもないルートを指示してくれた。何とか到着はしたが、2度と通りたくないルート。
温泉は露天もあり、打たせ湯もありで普通の日帰り温泉と変わらず。料金も¥500と昨日の半額。汗をながす程度の私にとってはありがたいお値段。



帰りは試しに10年モノの古いナビの方でやってみたら、こちらは極めてまともなルートを指示。所要時間も半分だった。やっぱり新しいほうのナビはおバカちゃんであることがよくわかった。帰宅次第新調確定。
夕食は温泉の後で疲れてしまい、スーパーで買ったおにぎりと惣菜で済ます。
明日は多治見に向かいます。時間があればユニクロを探してパンツを買わねば。

10月8日(日)

8時にRVパーク「犬山ローレライ麦酒」を出発。
今日も市内を走るので、おバカナビを控えに回し10年選手を一軍登録させた。おかげで大過なく、8時40分、多治見の「陶芸卸売りセンター」に到着。イベントは9時開始なのでパーキングは楽勝と思いきや、何とすでに付近の駐車場は満杯状態。混雑したところへ大きな車を乗り入れるのは気がひけるので、脇の駐車場へ停めた。



とにかく大きな会場でとても全部見て回るのは無理。規模は昨日の信楽の会場の少なくとも10倍以上。人の数も半端では無い。そんな中誠子マミーは生き生きと掘り出し物探しに邁進。私は初めだけお付き合いで後はお休みどころで休憩三昧。

おめあての小皿と江戸切子(織部製だがカットは 中国?)のカップを購入できたので、一応満足して帰途につく。11時に会場を出て待望の?ユニクロへ。昨日、多治見インターそばにユニクロがあるのを調査済み。穴あきズボンは応急手当してあるが、いつ破れてしまうかわからないので、新調することにした。
さっそくサイズ合わせ。どうやら痩せたのか、やつれたのか?いつもと同じだとブカブカでかっこ悪し。ワンサイズ小さくしてようやくまともになった。これで明日から胸を張って(脚を張って)歩けるというもの。サイズ直しの間に隣のスタバで紅茶とサンドイッチで軽めのランチを済ませた。

新しいパンツに履き替え、本日の目的地「道の駅ななもり清見」に向かう。途中東海北陸道の荘川ICで降り、道の駅「桜の郷荘川」でスタンプ集めを兼ねて温泉「桜の香」に入る。まだ陽は高いが、高山に行ったらしばらく風呂無しになるので、早めに入ったもの。ここの露天風呂からの景色は最高だった。眼前に緑の山、青い空にふわっと白い雲が浮かんでいて何とものどか。お湯の温度も低めで癒された。



ホントは風呂上がりに一休みしたいところだが、目的地はまだ先なので早々に出立。「ななもり清見」には午後4時過ぎに到着。駐車場は空きが無いほど混んでいたが、係員の誘導で奥の大型車専用駐車場に停めることができた。もっとも後でバスが来たりすると厄介なので、一般車サイトに移動したが。場内のあちこちにキャンピングカーが見える。みなさん明日からの高山祭りに備えて待機中というところか。



スタンプをもらった時に看板が見えたので、今回ツアーで初めてソフトクリームを食べた。御当地名産のミソ味を頼んだがこれがバカうま。とてもコクのある甘さで、これはクセになりそう。皆さんもどうぞお試し下さい。
明日は混まないうちに出発し、高山の臨時駐車場に停めて高山祭り見物の予定。シャトルバスがあるので、混雑した街中を走らずに済むのはありがたい。

10月9日(月)

今日から「高山祭り」の巻。
高山は盆地のせいか今日は暑かった。気温は26度とのことだったが、直射日光はかなり厳しく暑かった。
指定された臨時駐車場に向かうべく7時半に道の駅「ななもり清見」を出発。駐車場の開場時刻は9時となっていたが、やっぱりちょっと早すぎた。入り口で開くまで待機。同じように早く来た車が行列を作り出した。私たちは二番目。
数名の誘導員の姿はあるが、市役所の係が居ないので、門を開けてもらえない。8時半になってようやく係が到着し、ゲートオープン。待ちかねていた車がどっと入場。すぐに無料のシャトルバスの案内が始まった。



さっそく一番バスに乗って高山駅前へ。駅の反対側の臨時シャトルバス(こちらは有料¥100)に乗り換え、「櫻山八幡宮」のそばで下車。徒歩で宮川を渡り参道方面に向かう。宮川のほとりには沢山の屋台が出ているので、てっきり有名な朝市の屋台と思ったら、これが全部、たこ焼き、焼きそばなどお祭りの屋台。



櫻山神社の参道に到着したらすでの大勢の人で歩くのも大変。参道には高山の屋台(いわゆる山車)が勢揃いしているので、近くで見ることができる。それぞれの屋台の周囲にはカメラを構えた人で一杯。ここでもアジア系は少なく殆どが欧米系の外人さん。感覚的には3割くらいが外人さんか。







11台の屋台を全て見物して写真を撮ったので、次に「からくり人形」の実演を見ることにした。実演が始まる12時まで時間があるので、その間に食事を済ませることにし、街並み保存地区で食事所探し。前回、高山訪問時に入れなかった「京や」で飛騨牛入りの朴葉味噌をいただく。肉と味噌とネギをかき混ぜる作業は店員さんがやってくれた。それも3回も!



味噌は辛め(塩気)で、ご飯が進む。前菜?の炊き合わせ(こうや豆腐、インゲン、だし巻き卵、茄子の煮浸し、切り干し大根)があったので、中和できたが。



ランチの後でお目当のからくり人形を観に神社に戻った、がすでに文字通り黒山(外人さんがいるのでゴールドやシルバーのまだら模様)の人だかりというか、広場が人で埋め尽くされている。しばらく様子を見たが、後から後から人がやってきて、鑑賞は諦めた。



次の行事は「御神幸」(神主さんご一行の大名行列みたいなもので、全員わらじ履きの着物姿)なので、行列の通り道に向かい、勝久寺の境内で待機。申し訳なかったが一度合掌し、お許しを得てから、本堂に上がる階段を椅子代わりにさせていただいた。しばらくしたら寺の人が出てきて外人さんに文句を言っている。なにかと思ったら外人さんの家族全員靴のままで座っていた。外人さんは素直に従って、Thank you! といっていたが、あそこまで怒鳴るのはいかがなものか? 文化の違いに不寛容な姿勢にびっくり。あまりにすごい剣幕だったが、とても仏門に帰依している人とは思えず。



やがて行列がやってきた。神職の方々を先頭に、神主さんは輿でなく人力車だったのが? そのあとに続く武家装束の方々が多数。続いて屋台の曳き回し。先ほど見た屋台のうち4台がゆっくり進んでくる。先頭の神楽台の上で笛を吹いている人の挙動がどうもおかしい。よく見たらスマホを操作していた。どうやらスマホの譜面?を見ながら演奏していたようだ。



これで昼間の行事は終わり、残るのは午後6時からの宵祭りだけ。11台の屋台の全てに灯りのついた提灯がぶら下がる。これは見逃せないが、6時まで待機するのはしんどいし、誠子マミーのカメラが電池切れになってしまったので、一旦車に戻ることにした。またシャトルバスのお世話になり、駐車場へ。電池の充電時間を利用して二人とも昼寝。元気を取り戻して再度出撃。

まずは駅前の蕎麦屋「飛騨」でとろろ蕎麦を。店内には三宅裕司やら川上麻衣子やら芸能人の色紙が沢山貼ってあった。こういう店の蕎麦は??? やや選択ミスしてしまったかと思ったが、これが予想外にかなり旨かった。出汁が良くて蕎麦もキリッと腰が強くまずまず満足。



さらに元気を取り戻して、いざ宵祭りの会場へ。たまたま大通りを歩いていたら、道の両側のすべての縁石に人が座っているのを見た。どうやらここが屋台が通過する場所らしいと気がつき、空いた縁石を探す。幸い二人分を確保し、安心して待機。座ったのが6時前。で実際に屋台が現れたのは6時45分過ぎ。すると近くに座っていた外人夫婦が突然立ち上がってしまい、後ろに立っていた人たちの視界を遮ることに。見えなくなった人からシットダウン!とクレームがつくも、聞き入れる気配がない。仕方なく関係ない私が余計な一言を言う羽目になったが、素直に座ってくれてよかった 。





最初に「獅子舞」のグループがやってきて目の前でかなり長時間舞ってくれた。結果的にベストポジションに座っていたことになる。またその後の屋台も次々に目の前で方向転換するのを見られてホントにラッキーだった。ところが3台目の屋台が通り過ぎたところでまたまたトイレに行きたくなり(昼間が暑かったため半袖で出てきたが、夜になって冷え込んできた。)、四番目を見て今夜は切り上げることにした。



現場を後にしたのは7時半。駅まで歩き、シャトルバスに乗って駐車場に着いたのが8時。さらにここから道の駅「ななもり清見」に向かい、到着したのが8時15分。いやー長い1日だった。

10月10日(火)

今日は高山祭の2日目.
当初の予定では再度祭り見物と思っていたが、2日目の内容は初日と同じで宵祭りが無いだけと分かり、予定変更し帰途につくことにした。

「からくり人形」の実演が見られなかったのは心残りではあるが、これは次回のお楽しみ。本音を言えば初日に朝から夜の9時過ぎまで自分の体力の限界まで使い果たし、二人ともかなりへばってしまったのも理由のひとつ。

2日にわたってお世話になった道の駅「ななもり清見」を8時20分に出発。
今日は帰りのルート沿いにある道の駅のスタンプ集めに専念することにした。
最初は道の駅「白川郷」次いで道の駅「上平」いずれも東海北陸道のインター付近にあり、スタンプ集めも楽勝。続いて富山県に入り、「ウエブパーク滑川」に向かう。この辺りで日差しがきつくなると同時に気温が急上昇。体感的には真夏!今まで涼しいところにいたので落差が激しい。海辺の道の駅で展望台で記念写真を。



予定では昼頃には「うみてらす名立」まで行きランチと考えていたが、時間的にあと3つは無理だと分かり、スタンプ集めは次の「うなずき」で止めて、その後は「うみてらす名立」まで直行することにした。
結局今回のツアーで訪ねた道の駅は全部で17ケ所。
これで道の駅は制覇もようやく400を超えて合計405駅となった。
現在日本全国で1113駅なので、道は遠い!

閑話休題
「うみてらす名立」に到着したのは想定より1時間遅れの午後1時。ここは海鮮が旨いと言われているので誠子マミーは楽しみにしていた。早速レストランへ。悩んだ挙句注文したのは誠子マミーが「ひつまぶし海鮮丼」、私は「野菜天丼」。
   

久しぶりの海鮮で誠子マミーはご機嫌。私のは野菜天だけだから、ヘルシーではないか?と考えて注文。残念ながら天ぷらにタレがかかっていない。少しタレがかかったご飯でかろうじて食べられたが。

食後は併設のお風呂へ。ここは人工温泉で今日は「有馬の湯」だった。湯船の脇に水族館のように水槽の窓があり、魚が泳いでいるのを見ながら入浴できる仕掛け。湯の温度は初めは熱いなと思ったが、しばらくしたら適温に。高山では2日風呂無しだったので、すっかり生き返った感じ。

まだ家まで先は長いので、今夜のP泊地「上信道の新井PA」に移動することにした。ここは高速のPAから道の駅「あらい」にも直接アクセスできる便利なところ。お店もレストランも多数あるので寄ってみることにした。何と富山の「きときと寿司(回転寿司)」もある。

ところが誠子マミーはお腹の調子が今一つということで夕食は車内で済ませることになってしまった。今一つとは言いながら昼間のひつまぶし海鮮丼は結構な量だったので、当然かも? 「あらい」では食事無し、お土産のコシヒカリ(新米)のみ購入。

高速のPAではトラックがうるさいので、わざわざ高速を降りて道の駅の駐車場に移動したら、またまた隣にトラックが。気温が高いのでエアコンを使っているらしくかなりの騒音。また移動しなくては!
さてここから自宅までは300キロ弱。早く出れば昼過ぎには帰着できそう。
これで今回ツアーは終了です。