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    群馬県 道の駅スタンプツアー   
2017年6月9〜10日
 
 

2017年6月9日(金)

恒例の玉村詣での後、誠子の首の神経痛の温泉治療のため、道の駅スタンプを集めを兼ねて群馬県ツアーを決行。

前橋南のモールでお馴染み「魚べい」ランチの後、高速に乗り、関越渋川伊香保で17号へ。梅雨入りしたはずなのに、お天気は快晴。気温も高く暑いくらい。

最初の道の駅は17号線沿いにある「こもち」。スタンプをゲットしてから、幅広(3cm)の「ひもかわうどん」を土産に購入。



次は渋川で国道353号に入り、「おのこ」へ。あんまりパっとしない道の駅だったので、スタンプを押しただけ。



いよいよこれから吾妻川沿いに山に入る。中之条から145号に入り、ひたすら西進。まず立ち寄ったのが「あがつま峡」。ここは新しい道の駅で、駐車場も建物もピカピカ。日帰り温泉「天狗の湯」が併設されているのがウリ。駐車場は傾斜が無くP泊向きの仕様? すでに先客のキャンピングカーが3台到着していた。とりあえずソフトクリームを食べてから場内をチェック。まずトイレに行ってみたが、やはり新しい道の駅だけあって個室はすべてシャワートイレ完備。本館内ではなく独立したトイレ棟になっている。車中泊ユーザーにはありがたいが、食事などの客にはどうかな?







風呂もあって雰囲気が良いので、今夜はここでご厄介になることにして、先に「八ツ場ふるさと館」に向かう。「あがつま峡」から「八ツ場」に向かう途中で新興住宅地のように規格化された新しい建物の集落が見えた。ここが水没される集落を集団移転したものらしい。道路もトンネルも高規格でダムを作りに金がかかる理由が分かった。



あがつま峡から八ツ場までは約40分。ここは民主党政権のときにダム騒動で一躍有名になった八ツ場ダム予定地に新設されたところ。場所はTVでよく映されていた建設中の橋(現、不動橋)のたもとにある。



行ってみて初めて分かったが場所には不似合いなほど立派(豪華?)な道の駅で、草津に向かう中継地的な要素もあり、かなり観光地化されていて、とにかく客が多い。平日にもかかわらず観光バスが何台もやってくるようなところ。
某道の駅の案内に中華料理が名物とあったので、ここで食事を思ったが、メニューを見ると、中華レストランを名乗ってはいるものの、和食や洋食も取り扱っているファミレスのようなレストラン。

夕食時間まで時間があるので、それまで付近を散策。まずはかの有名な橋「不動大橋」を渡ってみる。結構長い橋で、渡ったところに「不動滝」というそこそこ立派な滝があった。





橋の中央部から下流を見るとはるか向こうにいずれ出来るであろう建設中の八ツ場ダムの基礎工事部分が見える。足元に目をやるとところどころ石を敷き詰めた場所が見え、何か発掘している様子。後でしらべてみたら八ツ場ダムの水没地域には縄文人の遺跡が多数あるようだ。



5時近くなったので道の駅に戻り、前記のレストラン「ほたる」に入る。注文したのは中華とも和食ともつかぬソースをかけて食べるカツ丼(ライスの上に野菜が敷き詰めてある)。とんかつは旨かったが、ドミグラのようなソーズをかけて食べるという斬新さはあんまり合わないような?

食事を終えて帰る頃になると駐車場はガラガラ。山奥なので日がくれるのも早そうなので早々に「あがつま峡」にもどることする。

戻って早速温泉へ。源泉かけ流しの温泉の温度は41度前後とのことで、我々にはありがたい温度。さっそく併設の「天狗の湯」へ。料金は¥400だが、ロッカーを使用する場合は有料(¥100)。大抵の日帰り湯ではコインが戻ってくるが、ここは戻らないので注意。聞いたとおり露天風呂の温度は適温でのんびりできた。誠子マミーの首の神経痛もだいぶ軽くなった由。よかったよかった。

夕方からポツポツ雨が降っていたが、夜になったら本降りになり、車の天井を叩く音がうるさくなってきた。風呂から戻ったら、ベンチレーターから水漏れしている。あわててチェックしたら、どうやら開けっ放しにしていたので、雨が吹き込んだらしい。ベンチレーターを閉めて、応急措置として雑巾を取り付け。 (注)
(注)翌朝、再度チェック。とりあえず水漏れの量は少ないので、カバーを取り外して中の水を排水、掃除。これで大丈夫だろうと思うけれど、梅雨にそなえて念入りにチェックの必要がありそう。齢9年を超えると車はあちこち故障がでてくる。

2017年6月10日(土)

昨夜はかなり早め(9時半)に就寝したので、二人共早起き。恒例のウオーキングに出る。この道の駅は吾妻峡の入り口にあたり、散策するには絶好の位置にある。とりあえず地図で確認した渓谷歩きの拠点(12沢駐車場)まで歩いてみることにした。地図では徒歩20分とある。途中まではこれまた豪華(不釣り合い?)な散歩道(アンツーカーのような舗装、街路灯付き!)だが途中から車道に。予定とおり20分ほどで駐車場へ。公称27台の駐車場には立派なトイレが設置されていた。念のため中をチェックしたら何と豪華シャワートイレ(高級レストランにあるような立派なもの)だった。これもダムのおかげかも?



車に戻り、朝食後に誠子マミーを連れて峡谷散歩にでかけることにした。道の駅スタンプツアーは一時休止。さきほどの駐車場まで車で行き、そこから渓谷沿いに散歩。

まず渡ったのが、「猿橋」。山梨にある猿橋のレプリカのようで、橋の上の部分は木造で一見猿橋のようだが、橋脚部は鋼鉄製で、猿橋の所以である形を継承している。



かつて日本で一番短いトンネルと言われた旧JR吾妻線(樽沢トンネル)を見て、道路から渓谷に下る。(トンネルの出口の緑がみえている)



上から見たらわからなかったがなかなか見事な渓谷美が楽しめる。鹿飛橋を渡って対岸へ。ここから駐車場まで戻ることにした。ただし、案内板にはこの道はかつて旅人があるいた山道でそれなりの装備が必要とあった。さほどの距離ではないし、たかが知れてると思い、戻らずにこちらの道を選択。ところが看板通りでかなりの山道で勾配もある。戻ればアップダウンの無い国道で10分位のところを山越えのような道を戻る羽目に。ま、運動不足解消には良かったが、私はその前に恒例ウオーキングを済ませたばかりで、結構ハードだった。





駐車場に戻り、あらためて道の駅スタンプツアーを開始。最初に「六合」(くにと読む)へ。40分ほどで到着。これまた山道だったが道幅は2車線あり、キャンピングカーでも楽勝だった。温泉もあり、RVパークも併設されたいる。野菜がバカ安だったので、直売所で大量に購入。誠子マミーの神経痛解消のため、温泉と思ったが、オープンが10時、いま9時半だから30分待たなければならない。ここは取りやめ、草津に向かうことにした。



草津の道の駅は何度も訪問済だが、まだスタンプをもらっていない。まず道の駅「草津運動公園」に向かいスタンプをゲットして日帰りお入浴をチェック。



前にも行ったことのある「西の河原露天風呂」に向かう。駐車場からはちょっと歩くがトイレ付きに無料の駐車場が嬉しい。かなりの台数が泊められるし、傾斜もほとんど無いので車中泊向きか。すでに端のほの木陰でミニキャンプしているキャンピングカーも見かけた。





この露天風呂は男湯のみ外から丸見え


露天風呂まで誠子マミーを送り届けてから、車に戻り、今まで押したスタンプ帳のチェックやらメールのチェックをしているうちに誠子マミーが戻ってきた。首の痛みはほぼ解消されたようだ。一休みしたらお腹がすいてきた。そろそろ昼時だが、この車で草津の街中の店には行けないので、車が止められるところを探索。

結論は次の道の駅「霊山たけやま」にある「そば処けやき」のつなぎ無し100%蕎麦に決定。約30分で到着。雨がポツポツ降ってきた。蕎麦処は茅葺き屋根の趣のある蕎麦屋で、テーブルと座敷があるが、入店した頃(12時半)はほぼ満員。座敷に通されたが脚腰の具合が悪い二人にはちょっと厳しい。注文したのは野菜天ぷら付きざるそばと舞茸の天ぷら。100%蕎麦は腰があり過ぎで山形蕎麦のような食感。すするというよりも噛んで噛みしめるというような感じ。普通盛りでも食べ終わるころはくたびれる。舞茸天ぷらを追加したのが失敗でちょっと多すぎたので、残ったものをテイクアウトした。





霊山たけやまの次は今回最後の道の駅「中山盆地」。到着したのは午後3時45分。ここも日帰り湯が併設されている。露天風呂から星空が観察できと評判だったので、当初はここでP泊と思っていたが、順路の関係で最後になってしまったもの。私だけ草津では風呂に入らなかったので、ここでと思ったが、誠子マミーの賛同を得られず断念。ここは前橋から近いのでまた次回ということにした。道駅としては新しいようで、公園、駐車場など整備中だった。盆地とあるので、低地かと思っていたが、実は標高は600mもあってあがつま峡、八ツ場などとほぼ同じ。まわりの山が高いので盆地という名称になっているようだ。事実、風通しがよくてとても爽やかだった。



これで今回のスタンプツアーは終了。今回ゲットしたスタンプは全部で8コ。群馬県の道の駅は数が多いので、まだまだ忙しい。

終、