直線上に配置  
   小菅の湯訪問記  
2017年5月19日
 
 


昨日、東京近郊の¥1000で行ける温泉の特集が放映された。その中で紹介された「小菅の湯」が良さそうだったので、混まないうちにさっそく行ってみることに。

実はこの温泉は新設された道の駅「こすげ」のそばにあるので、スタンプをゲットするには丁度良かったということもある。

今朝は二人とも早起きだったので、早々に朝食を済ませ、6時54分に出発。日頃になく早立ちだった。

「小菅の湯」のホームページで紹介されているアクセスルートには、中央道経由、圏央道経由があったが、100キロ弱の距離なので、往きは一般道で、帰りは高速を使うことにした。

まずは新青梅海道経由で青梅まで。平日の早朝のため、スイスイと行けるかと思いきや、なんとこの時間でもう渋滞が始まっており、青梅までは断続的渋滞で予想外に時間がかかってしまった。

青梅から氷川まではまずまずの速度がキープでき、ほっと一息。氷川からは他に車なし。かなり時間が稼げた。氷川からは多摩川沿いにどんどん高度をあげて、やがて小河内ダムへ。ここから奥多摩湖沿いに奥へ奥へ。深山橋を渡ってしばらくするとようやく道の駅の看板が見えてきた。結局、6時54分に出発して、現地到着は9時45分。約3時間のドライブ。

小菅村はかなりの高地にあり、標高は670mほど。





さっそく道の駅のスタンプをゲット。



ついでにあたりを視察。事務所棟には
WfFiの設備あり、またパンフレットなど資料も沢山置いてあった。最後に大事なトイレもチェック。シャワートイレ完備が嬉しい。最近の道の駅はずいぶんシャワートレイ付きが増えてありがたい。

レストラン(源流レストラン)はイタリアンのみ。ピザ、パスタがメイン。

道の駅のチェックならびに撮影を終えて、つぎに向かいにある温泉に向かう。こちらはピカピカの道の駅に比べて、かなり年季の入った建物だった。で、なぜ? その理由は後ほど判明。




まずは受付で料金を支払う。3時間の利用で、¥620。

案内によると温泉は9種類あるとのこと。まだ10時過ぎなので、相客はほとんど無し。

まず円形のジャグジーへ。温度は低めでおそらく40度前後か? 続いて大好きな露天風呂へ。こちらは五右衛門風呂、イベント湯、岩風呂がある。五右衛門風呂は一人用の釜形の風呂で手足を釜の外に伸ばしてのぼせを防ぎつつ長湯ができる仕掛け。イベンド湯はその日によってお湯に香りなど何かを加えるというもの。今日はアロエだった。岩風呂はいわゆる露天風呂。残念ながらまだ時間が早かったのでイベント湯の樽には1/3ほどしか湯が溜まっていないので、堪能するまでには至らず。岩風呂は湯の温度が高めですぐに退散。

五右衛門風呂


イベント風呂

また室内に戻って寝湯と内風呂を試す。どちらも私には湯の温度が高めで長居はできず。

お湯の質はアルカリ度が高いようでかなりぬるぬるする。TVでは炭酸濃度が高いといっていたが、あんまり泡の量は多くない。調べてみたら、pH9.98と非常に濃度の高いアルカリ性だった。

それでも40分ほどは滞在。私にしてはかなりの長湯だった。久しぶりの長湯で風呂からあたっがら相当にへばってぐったり。

すこし休憩してから館内のお休み処のメニューを見ると、イワナの塩焼きやらそばやら和風のメニューが多い。道の駅のレストラン、源流レストランはイタリアンなので、差別化を図っているのかもしれない。誠子マミーにお伺いをたてたところ、文句なしに和風を選択。イワナよりもそばが食べたかったそうだ。

まだ11時だが、朝食は6時過ぎに済ませているので、タイミング的には十分ランチタイム。さっそく注文を。誠子マミーはとろろそばとイワナの塩焼き。結局昨日の
TVでも紹介されたてた名物イワナは食べたかったらしい。私はじゃがいものグラタンと薬膳山菜の天ぷら盛り合わせと注文。そばを少し食べてみたが、山形そばほどでは無いが、かなり腰が強くて噛みごたえあり。麺つゆは辛め。

さて薬膳山菜とは何でしょう?

壁には5種類の山菜を掲示してあるので、頭の体操でちゃんと覚えられるかどうか試してみた。その場ではちゃんと記憶できたが、帰宅して思い出そうとしたら4つしか思い出せず。やっぱりボケは進んでいるのかもと少なからずがっくり。ちなみに今日の山菜は、柿の葉、よもぎ、イタドリ、ユキノシタ、ボケの5種類でした。柿の葉なんて食品としては「柿の葉寿司」でしかお目にかかっていないが、食べられるとは思ったいなかった。天ぷらにすると結構いけるものだと再認識。でもタラの芽とかワラビとかと違って、いずれもコストがあんまりかかっていないような?でも味は美味しかった。

受付で支払いをしているときに受付のお姉さんから「昨日のTVご覧になりましたか?」との質問が。それを見てやった来た旨を伝えると大喜び。やはり気になっていたようだ。こちらからは温泉棟は道の駅よりもだいぶ年季が入っているようだが?と質問すると、もう20年になるとのこと。道の駅は温泉の駐車場内に作った由。2014年に大月から小菅村へのアクセス道路139号線に松姫トンネルが開通し、アクセスが便利になったのを機に道の駅が出来たようだ。前述のようにここは標高が高いので夏場は涼しく過ごせそう。夏のお出かけ(P泊用)にキープすることにした。


食後は道の駅に戻り物産館で山梨名物「生ほうとう」を購入。いままでほうとうは何度も買っているが、生というのは初めて。乾麺とはどう違うのか明日が楽しみ。

道の駅の仕上げはソフトクリーム。山梨だからブドウ味と思って注文したが、ソフトでなくてシャーベットだった。鼻の奥がつーんとして食べられず。やっぱりソフトクリームのほうが良かった。

これで視察はすべて終了、帰途につく。

帰りは予定とおり高速を使ってと思い、大月へ出ることにした。国道139号線を一路南下。最初は片側1車線の走りやすい道路だったが、途中で道が狭くなり対向車が来たらトラブルになりそうなほど。今日はキャンピングカーでなく、タントで来たが、それでもひやひやしながら道を下る。狭い区間は2〜3キロだが、このルートはキャンピングカー向きではない。キャンピングカーなら青梅からのアクセスのほうが道が広いのでオススメ。そういえば出発してから20分後頃、道路を横断するお猿さん2匹を目撃。やっぱり山の中なんだなと実感。

約40分ほどで大月へ。隣の都留市に新設された道の駅「つる」があるのを思い出し、スタンプをもらいに立ち寄り。





大月
ICから中央高速へ。途中の談合坂SAで明日のために名物チーズケーキを買い求める。順調に八王子まで来たが、ここで渋滞マークが!高井戸まで100分との表示。原因は府中から調布までの間の工事渋滞とのこと。やむなく府中ICで高速を降り、国道20号、東八道路経由で帰宅。予定より1時間遅れて16時に無事帰宅できた。