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  お伊勢まいり   
2016年12月26日〜29日
 
  12月26日 東京→刈谷PA

朝からゴミ捨てなどバタバタしながら10時過ぎに家を出発。運転していても眠気が取れず、途中何度もSA,PAで休憩を取る。昼食は早めに海老名で。誠子マミーは「鰻丼」、私は「大エビ天セイロ」。

今回は新東名の新たに延伸された浜松いなさ以西を走ったが、途中の長篠設楽原PAに立ち寄った。ここは有名な長篠の戦いの舞台で信長の本陣があった茶臼山がすぐ裏手にある。一応登ってみた。さほど広いものではないが、たしかに見晴らしは良い。武田の騎馬軍団の突進を止めた柵が再建されていたが、たしかにこれは馬では突破できない。鉄砲で狙い撃ちされるまで突進を続けたのはいかにも策が無いなと実感。土産物屋には甲冑、模造刀など戦国づくし。寒いので早々に引き揚げる。



伊勢湾岸道の刈谷PAには夕方6時に到着。
空きっ腹にお風呂は体に良くないので、さきに夕食を済ませる。といっても息子が牛久の「ペニーレイン」で買ってきてくれたパン類がメイン。堅めのパンなので、日持ちするのが嬉しい。3日分はありそう。
食後、隣接の「かきつばたの湯」へ。今日は26日なので、フロの日ということで、料金が通常?820のところ?620に割引してくれた。ラッキー。ここは何度もお世話になている日帰り温泉で、露天風呂が幾つかあって比較的ぬるめの風呂があるのが気に行っている。とはいえ、さすがに冬場の露天は入るまでが寒い。とても半身浴などやっていられる状況ではないので、首まですっぽり浸かる。風呂上がりは疲れもあってぽーっとして過ごす。息子に提示連絡を入れて早めの就寝。

12月27日 刈谷PA→松阪→伊勢

早起きしたものの、誠子マミーが日課としている8時からのNHKの連ドラを見終わってから出発。
刈谷PAから伊勢湾岸道経由で走行中、行く先案内表示版から伊勢湾岸道の案内が消えてしまい、おたおたしているうちにうっかり東海環状道へ入ってしまった。しかたなく最初の東員インターまで行き、そこから一般道で四日市へ。そこからあらためて東名阪道、伊勢道経由でて松阪へ。もっともこのお陰で素晴らしい虹を見ることができた。
それがこれ。

まだ出来たばかりの東海環状道路からのショット。


松阪で途中下車?した理由その1

ご存知松阪牛を食べるため。といっても牛銀とかの一流店ではなく、ネットで評判の回転焼肉のお店、「一升びん」の豪華ランチを考えていたため。残念ながら回転焼肉は基本、日曜祭日だけで、平日は夜のみ。チェーン店なので駐車場が広めの「宮町店」に決定。



到着したのは11時50分。なので、普通に焼肉を。メニューを見ると、普通の焼肉と松阪牛とが分かれて記載されている。値段を比べるとどれも倍以上。問題はどのくらいの量があるのかだが、メニューの写真を見ると、我々のレベルでは十分な量のように見える。本日のおすすめ、松阪のハラミ、赤身、タンの3種類と野菜類、クッパを注文。ちなみにコンロは炭火。そこそこ旨い肉だなと思ったが、ブランド牛でないものとの違いが良くわからないまま終了。誠子マミー曰く、脂が舌にの残らない。後味がさっぱりして美味しかったとのこと。とりあえず前回有名店で嫌な思いをしたので、リカバリーできたと考えよう。


松阪で途中下車?した理由その2

誠子が「松阪木綿手織りセンター」の再訪して、古裂を買いたいとの希望。街なかでキャンピングカーをとめることができる駐車場がなかなか見つからず、結局道路上の短期駐車のみOKのパーキングメーターへ。1時間内に店を探して買い物してという忙しい散歩。そもそも現在地が不明のため、あちこち聞き回ってようやく探し当てたら、何と休暇に入ってしまっていた。考えてみればここもお役所の外郭団体だから当然か。

駐車場所に戻る手前で「天輪焼き」のお店を見つけた。太鼓焼はわかるが天輪? 焼いているところを見たら、外見は太鼓焼(今川焼とも言う)のように見える。ちょっと興味があったので、たい焼きと併せて購入。割って中身をみたら白あんで、味は普通に白あんの味で格別の特徴はなかった。ちょっと歩き疲れていたので、甘味はありがたい。



これで松阪ミニツアーは終了し、伊勢に向かう。
午後2時半、伊勢に到着。内宮の周りには駐車場は沢山あるが、どれも入り口にひさしがあって、背の高いキャンピングカーは入れず。今回も市営の五十鈴川の河原の駐車場へ入れる。1時間まで無料、これを超えると¥500也。



今日はいつものように「おかげ横丁」経由でなく、そのまま河原を歩いて直接内宮へ向かう。大鳥居の前は相変わらず人出が多い。とりあえず大鳥居の前にある社務所でどこに御札を納めるのか確認。

まず御札を納めてから正宮へお参りすることに。手と口を清めてはいたが、あらためて五十鈴川で手だけお清め。御札を納めるといっても、神主さんも係の人も居ない。ちょっとした御札の納所の建物の中にいくつか箱が置いてあり、そこに放り込むだけ。御札以外に破魔矢とか各種飾り物も入れられるようになっていた。あんまり簡素なので、わざわざ東京からやってきた身としては少なからず拍子抜け。



お参りを終えて、今度はおかげ横丁経由で戻る。誠子はおかげ横丁入り口の「もめんや藍」で松阪で買えなかった古裂を、そして「くつろぎ屋」でお香を購入できて大満足。

駐車場に戻ってから今夜のP泊場所へ急ぐ。今夜は以前オフ会で使った日帰り温泉「みたすの湯」で風呂を兼ねて泊まることにした。ここは隣にスーパーマーケット「バロール」があって食材の調達にも便利なところ。ホームセンターなども隣接しており、ちょっとした工具、資材も手当できるのが嬉しい。



夕食は昼間の焼肉がヘビーだったので、簡単に「ペニー・レイン」のパンで済ます。温泉は露天風呂が各種あって、湯の温度がどれも低めなので、助かる。露天風呂には大型テレビも備え付けられているので、時間を忘れてゆっくりできた。
夜半、風が強く気温もぐっと下がってきたので、深夜に起きて暖房を入れたり室温を快適に保つため、なんども寝たり起きたりで、熟睡できず。

12月28日 伊勢→的矢→刈谷

起きたら、かなり寒いので今季初めて朝からFFヒーターを入れた。風が強くちょっと窓を開けると風が吹き込むほど。
「みたすの湯」のPからバロール(スーパー)に移動。スーパーの開店時間は9時なので、トイレが使えず。やむなくトイレだけのため場内の「元町コーヒー」へ。今回は朝食後だったので、モーニングサービスは頼まなかったがカフェオレ?500也。モーニングの内容が充実しているので次回はここで朝食をお願いしよう。

今日は「的矢牡蠣」を食べにゆくことにした。準備を整え、早速的矢湾のかき料理カフェ「藤矢」に向かう。鳥羽を経由せず約1時間、曲がりくねって交通量の多い山道を走り、ようやく「藤矢」に到着。駐車場に停めてお店をチェックしたら、何と年内は27日からお休みとの張り紙が!ありや!やってしまった。目の前には漁業組合があるが、すでに休業中。辺りには他に店も無いので的矢牡蠣は断念。さてどうしたものか? 帰る途中、鳥羽に通じるパールロードの途中に幾つか牡蠣小屋があったのを思い出し、ダメ元行ってみた。途中の「面白展望台」で小休止。風が強く海は一面の白波が立っていた。このぶんでは鳥羽から知多半島の伊良湖に向かうフェリーは相当揺れそうなので陸路を回る方が良さそうだ。



展望台からしばらく走ったところ(石鏡)に本当の小屋掛の店を発見。看板に牡蠣食べ放題とあったので、牡蠣小屋には間違いないようだ。果たして営業しているのかどうか誠子マミーに偵察してもらう。店内?ではテレビクルーが牡蠣を撮影中だったが、営業していることは確認できた。早速席を確保しようと思うも、なにせお店が崖の上で吹きさらし。店内といっても透明のビニールシートで周りを囲っただけで、ぜんぜん風よけにならず。むしろ建物の陰にあるアウトドア用テーブル席の方が良さそうだ。



注文は壁にあるメニュー表から選ぶ。食べ放題の牡蠣は小粒だが、セルかき¥1500(一皿)のほうは大きな牡蠣になるとのこと。食べ放題はもう無理なので、おとなしく10コを選ぶ。他に牡蠣飯と漁師汁を注文。



実はわたしはあまり牡蠣が得意ではないので、あくまでも誠子マミーのために行ったようなもの。牡蠣はお店で焼いてくれるスタイル。牡蠣を焼く大きな焼き台に2名の係が焼いてくれた。漁師汁は大きなかまどで豪快に煮込んである鍋から中身を選んで入れてくれた。中身とは何と殻つきの牡蠣2ケ、小粒の伊勢海老など。以上締めて?2100とリーズナブル。



牡蠣は予想以上に大きく、身もぷっくりと大粒で、あまり得手でない私でも美味しくいただけた。といっても2コだけだが。漁師めしもスーパーの惣菜売り場にある安手のプラスチック容器に入っていたが、熱いうちに食べたのでこれもまずまず。漁師汁はそれこそ鍋から出したばかりで寒空の中これはありがたかった。




これで今日のノルマは達成。直ぐに帰途につく。鳥羽から二見有料道路経由で伊勢道へ。そのまま東名阪から伊勢湾岸を通り、今夜の宿泊地刈谷PAに。

夕食はPAのフードコートで、私は「味噌煮込みうどん」と誠子は「海老天きしめん」を。寒いと暖かいものが欲しくなるが、味噌煮込みは暖かいを通り越して熱々だった。これは旨かった。
夕食の後は往きとおなじく「かきつばたの湯」へ。今回は割引なしで¥820也。風呂から戻ったら寒さのためか異常に疲れてしまい、10時には就寝。
12月29日
刈谷PAを8時15分に発って、御殿場付近で富士山の絶景をおがみながら自宅には午後2時過ぎに到着。早めに戻ってきたので、環八の渋滞にはまらず予想外に早かった。