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久喜からは順調に走って丁度12時に那須に到着。いつものようにパンの買い出しのため、「ペニーレイン」に立ち寄り。渋滞のおかげでとっくにモーニングサービスは終了していたので、ゆっくりとパンを選ぶ。あてにしていたカレーチーズパンは品切れ。次の焼き上がりまで2時間以上とのこと。残念! 10月9日 長者原SAから弘前へ 走行距離 288.4km 長者原でP泊し朝起きたら両側に大型トラックが居るのにびっくり。確か乗用車スペースだったはず?夏だったらエアコンを回すエンジンの音で眠れなかっただろう。 昨夜は8時半に就寝したので休養十分。7時半に出発。弘前まで280キロ、約3時間半の行程になる。お天気は晴れたり、曇ったり、時折雨が降ったりと目まぐるしい。ただし台風の影響があって、風だけは安定して強い。それも左側からで、煽られて運転しにくい。 途中花巻付近を走行中綺麗な虹が見えてきた。それも半円を描く見事なもの。久しぶりに絵に描いたような虹を堪能。といっても運転中は半分しか見えないので、バス停で停めてカメラに納める。誠子マミーは興奮して写真を撮りまくっている。 大鰐弘前インターで下りて弘前へ。道の駅「ひろさき」を通りすぎて、誠子マミーが探してくれたランチ会場?へ向かう。会場は「プリンスさくら亭」というホテルの向かいにある和食のお店。売り物は「弘前豚辛丼」。トン丼を味噌味で焼いて柚子胡椒のようなピリ辛の薬味を付けてたべるもの。宣伝文句には弘前名物とあった。去年はなかったような気がするが、物は試しとチャレンジ。味噌味がちょっと濃いがピリ辛ミソが結構効いている。これに小鉢と茶碗蒸しが付いて\1195とまずまずのお値段。 食後は道の駅ひろさきに行き 向かいの日帰り温泉「花の湯」へ。まだ時間的には早いが、明日の岩木山登山に備え休養する事にした。お風呂は\350。当然シャンプーなどは無い。メインの内湯は熱くて敬遠して、ぬるめとあった方に入ってみたが、こちらは低すぎダメ。結局、露天風呂が適正温度だったのでこちらを堪能。車に戻ったらすっかりリラックスしてしまい、気がつかないうちに寝てしまった。誠子マミーがドアを開ける音で目が覚めたが、一瞬どこに居るのか分からず。久しぶりに熟睡したようだ。 昼がヘビーだったので夕食は軽めに車内の在庫品と家から持参した食料で。 さあ、明日はお天気が良さそうなので登山向き。でも頂上はかなり寒いとのこと。防寒準備はちゃんとしなければ。 10月10日 岩木山登山とりんご公園 キャンカーでの走行無し。 5時半起床。昨日夜半はかなりの雨降りだったが、今朝はすっかり上がって快晴。遠くに岩木山が綺麗にその姿を見せている。 友人が乗用車で案内してくれるとのことで、道の駅弘前で待機してが、今日は3連休の初日で道の駅は混雑すると思い、急遽花の湯のPへ移動。 8時10分にユリウスさんのお迎え車到着。登山道具一式を積み込み岩木山に向かう。登山道(津軽岩木スカイライン)入り口までは「アップルロード」を行くことになるが、名前通り道の両側にりんご畑が連続している。収穫期が近いのか真っ赤に熟れたりんごが綺麗。それにしても1本の枝に成っているりんごの数の多いこと。 まずは1人\820を支払って往復リフト券を購入。 リフトを降りたところから登山が始まるのだが、これが両手を使わ無いと登れないような岩山の急坂が続くというもの。ガイドブックでは9合目から山頂まで40分とあったが、これはかなりの健脚の持ち主の場合。古希越えの2人にとっては重労働。途中休みながら1時間半かかってしまった。登山靴とポールを準備したのだが、ガイドからポールは使わないで登るようにとの指示があるほど。言われるまでもなく、ポールが邪魔になって手が使えない。かえって荷物になってしまった。
すでに1時過ぎ。昼食は麓の岳温泉の「山のホテル」で「マタギ飯」を。 で、昼食開始は午後2時半!お腹が空き切って食べるご飯はうまい。これも演出なのだろうか? 味は普通の釜めしと同じ。具はごぼう、舞茸、姫たけのこなど。土瓶蒸しは舞茸と鳥肉のみ。付け合わせの山菜は目面しいものが有って、まあうまかった。 このあと「岩木山神社」と「弘前りんご公園」に立ち寄り。 とりあえず指定された位置に停め、電源をつないで準備完了。 まずは風呂ということでホテル内の温泉へ。\350也。入浴は宿泊客と同じ扱いということで午前1時までOKとのことだった。湯船にはリンゴがまるごと沢山浮いている。これが名物りんご風呂だった。といっても香りがある訳でもなく、ビジュアル以上のインパクトはもう一つ。 夕食はユリウスさんのお迎え車で黒石の「こみせ通り」にある「御幸」へ。なんでもありのレストランで、何を選ぶか苦労する。私は無難に天ざるそば。誠子マミーはよせば良いのにボリューム満点の花籠膳(刺し身から天ぷらから何でもあり)を選ぶ。ちょっと多いのではと危惧していたら、案の定かなり残していた。だから言わないこっちゃない。と心のなかでつぶやく。 10月11日 弘前城址公園、市内散策 キャンカーでの移動無し。 5時半起床。耳鳴りがして頭が痛くて目が覚めた。どうも昨日の登山で体力を消耗したようで血圧が上がっている気配。測ってみたらいつもよろ20以上高い。あわててパンをつまんでから朝食後に飲む降圧剤を早めに服用し様子を見ることにした。しばらくしたら落ち着いたので一安心。 まだ足腰が痛いし、腰を曲げるのが一苦労。予想以上にダメージが残ってしまった。夏の北海道での熱中症を患って以降、どうも疲れやすくなったような気がする。
次にご案内いただいたのは、私たちの希望で、弘前のアップルパイの食べ比べができる「カフェハウル」。ここでは市内ので作られているアップルパイ6種をワンプレートで食べ比べができる。食べ比べは\630だが、ドリンクと一緒に注文すると\530となる。一つづつは小さいが、6コ食べるとさすがにお腹が一杯になる。それぞれ形と甘さに個性があるものの、際立った違いは無く、結論としては意外に道の駅で売られているものが甘すぎず好みには合っていた。 結局昼前に食べてしまったので昼食は抜き。そのまま誠子マミーの希望で藍染のお店を見学。結構なお値段でここは眺めるだけ。それまで天気予報とは違って雨どころか日が射していたのに、駐車場へ戻る途中で天候が一変し、あっという間に雨が降ってきた。1時間遅れで見事予報は的中。昨日の疲れが残っていることもあり、黒石のこみせ通りの散策は取りやめて花の湯へ戻ってもらった。これで今日のスケジュールは終わり。ユリウスさん、二日に渡ってお世話になりました。ありがとうございました。 花の湯に戻ってから明日以降の食料を補給する必要があるので、マックスバリューヘ。シャツを隣のホーマックで買い求め花の湯へ戻る。今日は休養日と決めて早速風呂へ。3連休の中日だが、やはり混雑していた。 夕食は外食が面倒なのと野菜不足で口内炎が出来かかっているので、車内で野菜たっぷりの献立とした。ここまで書いてきたら、午後6時を過ぎた。もう眠いのでこれで今日は終わり。 今朝は曇り時々小雨。 そろそろ帰途のルートを決めないといけない。帰りは日本海側に出て、誠子マミーご希望の海鮮を食べながらということにした。 7時40分、道の駅弘前を出発。五所川原を経由して鯵ヶ沢へ向かう。道の両側は沢山実をつけたりんご畠が続く。1時間後ようやく海が見えた。最初に立ち寄ったのは「千畳敷」という名所。海岸が隆起して奇岩が見えるというもの。見渡したところ宮崎の鬼の洗濯岩のように平らで広い場所は見当たらない。なぜ千畳敷というのか疑問に思って案内板を見たら、津軽の殿様が巡視の折、この光景がいたく気に入り、畳を千畳敷いて宴会をやったとの言い伝えだそうだ。山が海岸に迫っているような地形ではとても千畳は敷け無いだろうと思ったが? 波浪警報が出ていることもあって、風は強い。 次に向かったのは「道の駅深浦」、別名「イカ焼き村」。ここは今年の春にも立ち寄り、イカ焼きと平目の漬け丼がうまかったのでまた寄ってみた。10時前なので食堂は準備中。漬け丼はおあづけだったが、イカ焼きは店頭で焼いていたのをいただく。マヨネーズをたっぷり付けるとこれが馬鹿ウマ! また売店ではおばちゃんたちの手作り惣菜が所狭しとならんでいて、まさに開店準備中で、商品を並べている最中だった。この手のものに目がない誠子マミーは鮭の飯寿し、ニシンの昆布巻き、イカと小女子とクルミの佃煮の3点お買い上げ。これは今夜のおかずになるらしい。 この後、昼食まで時間があるので、かの有名な「不老不死温泉」へ行ってみた。海の中にある露天風呂でワイルド感は半端ではない。駐車場から眺めると見物人が多数見える。一応有料(\600)なのだが、特に柵があるわけでもなく、だれでも自由に側に行って見物できるというもの。私もちょいと興味があったので話のタネに入ってみようと思ったが、着替えの部屋があるわけでもなく、見物人が自由に覗き込む状況ではちょっとムリ。料金を払って入る用意をしていた男性も、着替えができずオロオロするばかり。ちょっと気の毒だった。ただ雰囲気は最高。夕陽を見ながら入れたら良いだろうな!ここは昼間でなく夜がオススメ。 露天風呂見学?を終えて、待望の昼食は12湖の「アオーネ」にあるレストラン「アカショウビン」に向かう。国道101号から山道を登り、ようやくたどり着いた。ところが入り口の案内板に「本日午後4時まで貸切のためレストランは一般客は使え無い」との張り紙が!
そんなことなら、国道からアオーネへのアクセス道路の入り口に書いておけよ!といいたいところだが、文句を言っても始まらない。やむなく次の候補を探すことにした。 国道101号に戻り能代方面に向かう途中、五能線の12湖駅前を通り過ぎた時にお店「静観荘」を発見。通り過ぎてからひょっとしたらと思い、急遽Uターン。これが大正解。車を停めて偵察。まだ11時を回ったばかりで店内は暗くて営業している雰囲気が無い。誠子マミーが暗い店内を覗き込んだら、これから営業開始とのこと。 おまかせ定食は、イカ刺し、サザエの壺焼き、アワビの刺身(小さいけれど1個丸ごと)、もづくの酢の物、それに小鉢が2皿という豪華版。これで\1000。アオーネでマグロの食べ比べの予定だったが、まあこれで良かったかも? ランチで元気になったので、白神山地の雰囲気だけでもと思い、12湖方面へ。途中の「日本キャ二オン」で車を降りて、往復1キロほど山道を往復。展望台から見える白い崖が日本キャニオン。本家とはだいぶスケールが違い名前負けしている感は否めないが、崖と紅葉のコントラストはまずまず。その後12湖散策を試みるも雨が降ってきて断念。 帰り道の途中で道の駅「はちもり」発見。まずスタンプを。誠子マミーが名水の立て札「お殿水」を発見。さっそくキャンピングカーの清水タンクに補給する。14リットルほどいただきました。ありがとうございました。 津軽の殿様がうまいといったとのことでお殿水と名付けたものらしい。千畳敷といい名水といい、津軽の殿様はエピーソードが多い。
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