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  山形徳良湖キャンプ   
2014年10月9日〜15日
 
 
今回のキャンプは青森のユリウス氏との合同キャンプ。場所は両者の中間地点で山形県尾花沢市の徳良湖オートキャンプ場に決定。
東京からも青森からも350キロで丁度中間になる。ちょっと紅葉には早いが連休のほうが時間的に無理がないとのことで、この日程になった。

10月9日

今朝は10時過ぎの出発。外環から東北道に乗って走り出してから冷蔵庫のスイッチを入れ忘れたのに気がつき、急遽蓮田SAに入りスイッチオン。出発まで時間があったのに肝心なところで抜けている。

そのまま今日の最初の目的地、那須の「ペニーレイン(パン屋)」に直行。
午後1時半に到着。木曜日になのに、駐車場も店の前も結構な混雑。目指すベーカリーの棚は空っぽで、お目当ては残っていない。かろうじてベリーパンだけは会計のところで申し入れすれば購入できると書いてある。



とりあえず棚にあるパンを選び、ベリーパンを申し込む。焼き上がりが2時なのでそれまで庭のテラス席で買ったパンをかじりながら待つ。今日はやたらに犬を連れた客が多くて、あちらこちらでキャンキャン吠える声がウルサイ。犬は嫌いではないけれど、せめて食事時は別にして欲しい。ちなみにこのテラス席は飲み物を注文すれば店で買ったパンが食べられるという仕掛け。カフェ・オ・レを注文したら、表面に模様が書いてある。あんまり芸の無い模様なので、誠子マミーが得意の絵心を生かし、綺麗なアートに仕立ててくれた。それがこれ!



2時過ぎに自家用とお土産用のベリーパンをゲットできた。まだ時間的には早いが、このタイミングで高速に乗ってしまうと高速のSAでにP泊が確実なので風呂に入れない。このため、ちょっと早いが那須インター手前の日帰り温泉「那須山」に向かう。さすがに昼間は空いていてのんびり出来た。ここの売り物は芝の庭にある露天風呂。開放感が素晴らしいし、風がふくとちょっぴり紅葉した落ち葉がパラパラ落ちてくる。雰囲気は最高!



このままここで昼寝でもしたいところだが、先があるので再び東北道へ。夜にならないうちに出来るだけ山形に近いP泊地までいかなくてはいけないので、眠気をおさえて頑張る。暗くなってしまったが、午後5時45分「国見SA」に到着。路肩の道路標識によると気温はずっと20度をキープ。半袖ではもう寒い。

夕食は国見SAのフードコートでミニチャーハンと芋煮汁という組み合わせ。可もなく不可もなし。

10月10日

今朝8時半に国見SAを出発。一路天童を目指す。
実は昨夜寝ようとして着替えを始めたら、誠子マミーがパジャマを忘れてきたことが判明。このままパジャマ無しで旅を続けるのはいささか問題なので、急遽パジャマ購入のため、今年の春できたばかりの「イオンモール天童」に行くことにした。
10時前に到着。無事に20%オフで暖かそうなパジャマをゲット.

買い物を終えて、さっそく情報収集のため、「道の駅天童温泉」へ。まずは例によってスタンプをゲット。ここは温泉と名前がついているが場内には足湯があるだけ。インフォーメーションコーナーで親切な係りの方々に「山寺芭蕉記念館」と「広重美術館」の割引券をいただく。



まず山寺の登山口?に近い「芭蕉記念館」へ。
ここは最近できたらし「風雅の里」という複合施設の中にある。向かい側に山寺が一望できる。



先ほど道の駅でいただいた割引券を使って20%引で入館。ここでは無料でワイヤレスの解説機を貸してくれる。展示物の保護のため薄暗い展示室では案内を読むのが一苦労。この解説機はありがたかった。奥の細道は東北だけと思っていたが最終地が大垣というのは初めて知った。奥の細道とは北陸道も含んでいるとは!それにしても総行程2500キロを徒歩で踏破とは芭蕉さんはタフだなと感心!ま、隠密ではなかったのか?という説もあるので、あり得る話ではあるが。



見学が終わったのがちょうど正午。同じ敷地にある「馳走舎」でランチ。私は暖かいなめこそばキノコの天ぷら付きを。誠子マミーはカルビ丼。蕎麦は期待したほどではなく至って普通の蕎麦だった。蕎麦はやっぱりザルの方が旨いと思う。誠子マミーは牛肉の脂身が合わなかったようで気分が悪いと訴えるので、食後に太田胃酸を飲ませる。



この後「山寺」に登るかどうか協議したが、誠子マミーの体調が優れないので、運動は取りやめ「広重美術館」に行くことにした。ところが期待していた美術館の展示内容が私の好きな風景画ではなく10月のテーマ「笑」に沿ったもの。歌川国芳の人体を組み合わせて顔にしたてたものなどがメインで、その他には判じ物の絵ばかりで、風景画は全く無し。それでも頑張ってはみたものの、目が疲れてしまい、二人ともあえなくギブアップ。

この辺りは道の駅が密集しているので、温泉探しとスタンプをまとめて収集することにした。一筆書きで回れるよう、まず寒河江の「道の駅おおえ」へ。日帰り温泉「テルメ柏陵」が隣接している。持参したチラシを提示するとオリジナルタオルが貰えることになっている。入場料は\300なのに\100相当のタオルを無料プレゼントとは太っ腹。遠慮しつつもしっかりタオルを2枚ゲット。10年ほど前にソロで東北キャラバンをやっていた時に訪れたことがあるが、だいぶ改善されていた。出来たばかりの露天風呂に漬かってみた。台風19 号の影響なのか、かなり風が強いが体は暖かく頭は涼しく快適な入浴だった。



風呂から道の駅に戻る途中最上川で「観光やな」があるのを発見。この時期営業しているのかどうか不明だが、お客は見えなかった。次回チャンスがあればやってみたい。(やなは落ちアユ用)


風呂の後、道の駅スタンプラリーを続行。最初に「道の駅寒河江」、次に「河北」を周り5時半に天童温泉へ戻った。

夕食は場内のレストランはすでに閉店。付近に適当なところも発見出来ず、何とかっぱ寿司!というお粗末。

10月11日

朝食後天童温泉を発って再度「イオンモール天童」に向かう。
第一の目的はトイレ。道の駅のトイレは和式がメインで落ち着いて用を足せないので、早朝から営業していて洗浄トイレがあるイオンモールへ。ここは清掃がゆき届いていて綺麗なので、出先では良く利用している。二人とも大満足。トイレを借用するだけでは申し訳ないので、今夜からのキャンプのための食材を調達することにした。たまたま北海道の食材のフェアをやっていたので、ここでご存知ジンギスカン用の肉、野菜などを購入。明日用のパエリャの材料はユリウスさんと合流してから、尾花沢のイオンで買うことにした。

出発準備が整ったのが9時半過ぎ。キャンプ仲間のユリウスさんとは午後2時過ぎに「尾花沢イオンタウン」で待ち合わせの約束だが、まだ時間がある。この間を利用して山辺町のニット館「すだまり」に行ってみた。道の駅で貰ったパンフレットに紹介記事があったので、行ってみたもの。私は知らなかったがここは日本有数のニットの産地で、パイロットショップ「すだまり」では工場が直接出荷しているニット製品が格安で買えるらしい。この手の情報には目がない誠子マミーに伝えたら、さっそく行きたいとのご希望。天童からは30分ほどの道のりで、ちょうど開店した頃到着。だが名前から想像していたような大きな館ではなく、とてもこじんまりとしたお店で、しかも駐車場が見当たらない。やむなく周辺で駐車場探し。たまたま見つけた公民館で訳を話して短期駐車の了解を得た。

ニット館の隣には観光案内所があり、親切な係りの方曰く、「コーヒー無料サービスがある」とのこと。まずはニット選び。珍しく誠子マミーは即決でセーターを選び、コーヒーをご馳走になって引き上げる。とても東京では買えないお値段だった由。誠子マミーは大変ご機嫌。わたしもハッピー。

そろそろ昼が近くなってきたので待ち合わせの尾花沢イオンタウンへ。13号線の途中で「道の駅村山」に立ち寄りスタンプゲット。
これで昨日から道の駅を5カ所訪問し、スタンプを5つゲットした。効率よし。

午後2時半「イオンタウン尾花沢」へユリウスさんが到着。
さっそくキャンプ中の食材を購入。ユリウスさんは鳥のつみれ鍋、当家はジンギスカン鍋担当。それぞれの用途に合わせて肉、野菜などを購入し、目的地「徳良湖オートキャンプ場」に向かう。



徳良湖キャンプ場は人造湖の徳良湖の施設で隣接して「花笠の湯」がある。またレストランもあって便利の良いところ。今回はこのキャンプ場で2泊の予定。電源付きサイトに落ち着く。やはりバッテリーの容量を気にせず、電気がふんだんに使えるのは有難い。車を定位置に停めて、AC電源を繋いで準備完了。もっともAC電源ボックスの開け方が分からなくて受付まで戻って確認するという一手間はあったが。

さっそく調理開始。最初は風があったので、カセットコンロの火力では心配だったが、鍋をかけるころになって風がやんで助かった。ジンギスカンは肉の量が多かったので、半分は鍋スタイルで野菜と煮込む。残り半分は鉄板プレートで焼き肉でいただく。結構な甘口で鍋としてはシメのうどんがもう一つさっぱりしなかったが、汁を和風だしで足したら少しはマシになった。結局予定していたつみれ鍋は取りやめ明日に回すことに。



ユリウスさんが用意してくれた焚き火を囲み懇談していたらあっという間に8時過ぎ。焚き火が無くなり、野外での宴を終え、以後ユリウス車で2次会。最近買ったマイクロソフトのサーフェースプロを見せてもらう。ちょっと出先で使うには高機能で勿体ないスペック。OSがWindows8なので、気軽に使うにはちょっと扱いにくそう。キーボードが取り外して使えるのは便利。明日は酒田で海鮮を食べることにした。ここからは2時間弱の道のりのため、早朝出発することにし10時にお開き。



10月12日

7時にしーと号にてユリウスさんと一緒に朝食。
昨夜の打ち合わせに従い、今日はまず酒田に向かい、酒田海鮮市場の「飛島」でランチ、その後「庄内映画村」に行くことにした。今回は内陸ルートなので、まったく海鮮料理に縁が無く、誠子マミーが御機嫌うるわしくないので海辺に出ることにした。酒田には美味しい海鮮料理の店があるはずだが、大型の駐車場が完備しているところは海鮮市場くらい。選択の余地がないので、酒田といえば飛島ということになる。

8時に出発。9時50分に酒田の海鮮市場に到着。すぐレストランに行ってランチの予約をしようとしたが、予約とは予約の番号札を持って、レストランの好きな席を確保し、そのままランチタイムがオープンする11時まで待機するというもの。予約とはいえ、結局時間まで並んで待つのと同じことだった。悩んだ挙句、場内待機を選ぶ。11時まで待つのはしんどかったが、ソフトクリームを食べながらじっと待つ。



11時になってようやくアナウンスがあり。番号札順に受付にならんでから、注文して代金を払い、引き渡し所で商品を頂くというシステム。数量限定のお徳用「船盛り膳」と「かに丼」を注文。舟盛り膳はお徳用とあって、刺し身が結構種類が多く、確かに¥1000ならお買い得感あり。私が注文したカニ丼はすし飯がやたらに目立つもので、カニがちょっぴり乗っていた。しかも¥1200なので、お買い得感はゼロ!刺し身が食べられたら舟盛り膳にするところだが、私が食べられそうなのはこれだけだったので致し方無し。







その後、庄内映画村へ。ここはいままで映画で使用したオープンセットを集めたところ。おしん、13人の刺客などのオープンセットが広い敷地に点在しているので、ひとつひとつ回るのが大変。一応場内には循環バスがあるのだが、そうそう頻繁にあるわけでないので、結局一番遠くまで行って帰りは徒歩という形になる。珍しくお天気が良くて気温が高いので余計に疲れを感じた。オープンセットはハリボテみたいなもので、表側(外側)はかなり古びた感じが良くでているが、中に入ると梁と柱だけのハリボテ。ちょっとがっかり。宿場町の様子など外からみると内側のハリボテ状態はまったく分からない。

外見は立派



中はこんな具合





樹木なども一見本物かと思ったが、実はハリボテと知ってびっくりするほど。



そこそこの入場料(¥1300プラスバス¥500)を取る割には設備がお粗末。場所が山の中とあって水の供給が難しいのかもしれないが、トイレが工事現場にあるようなもので、清掃しているのだろうが、ちょっと座る気にはならないようなもの。バイオトイレとの説明があったが、いわゆるポットントイレなので、中の汚物が見てしまう。これは一考の余地あり。

映画村を後にし、キャンプ場に戻る。途中で知人から電話あり。今日の朝、知人のご両親(尾花沢在住)がわざわざキャンプ場に尋ねてこられたらしいが、私達が見つからないと連絡があった由。まったく予想していなかったのだが、申し訳ないことになってしまった。あらためてご挨拶に伺わねば。

一度キャンプ場に戻り、隣接の「花笠の湯」へ。露天風呂の温度ぬるめで良かった。風呂からあがったらもう6時。昨日延期した鶏鍋をやるつもりだったが、風呂に入ったらすっかりやる気が無くなり、相談の上、今夜は外食で済ませることにした。レストランの営業時間が7時までとなっているので、あわててすぐそばにある「レストラン徳良湖」へ。ここで3人ともガッツリ系の「尾花沢牛のビーフィシチュー」を注文。見かけよりも大変柔らかく煮てあり、これは旨かった。

10月13日

ユリウスさんと一緒に朝食を食べてから、キャンプ地の撤収にかかる。ゴミ捨て、排水を終えて出発準備完了。ユリウスさんとはここでお別れ、弘前に帰るユリウスさんを見送ってから我が家も出発。



とりあえずマックスバリューでドリンク類を買ってから、織江家に向かう。昨日わざわざキャンプ場まで訪ねてくれたのに、こちらは酒田に出かけていてご挨拶にできなかったので、そのお詫びかたがた表敬訪問した。

昼食は「明友庵」というお蕎麦屋さんを予約していただき、しっかりしたお蕎麦(天ぷら蕎麦とイカ天蕎麦)をご馳走になった。相変わらずの太い硬めの蕎麦はよく噛んで食べる必要がある。東京の蕎麦のようにずずーと飲み込むようなわけにはいかない。イカ天は山形県のB級グルメらしい。イカ天といってもゲソ天で脚しか使わないのが山形流らしい。



ランチの後、織江氏に「銀山温泉」に連れて行っていただいた。山の中の鄙びた温泉街だが、川を挟んだ両側の旅館街の建物が何ともレトロなもの。せんと千尋の神隠しのアニメの湯屋のモデルと言われる「能登屋」は特に風格あり。





ただしここは山地で平地がほとんど無い所で、駐車場がネック。温泉街の入り口に一般駐車場はあるが、狭くて週末などはまず利用できないだろう。ここは路線バスで訪ねるのが正解だと思う。今回は軽自動車でのご案内だったので、何とか駐車できたが、地元の人でないとこんな芸当はまず無理。あいにくの雨の中での散策だったが、とても興味深く回ることができた。次回は天気の良い時に温泉街のさらに奥にある銀山の坑道なども見てみたい。

温泉のレトロな建物の見学しただけでなく、\300で入れる鄙びた公衆浴場(かじかの湯)にも入ることができた。源泉の温度は63度と高温。水で薄めないととても入れない。水道を出しぱなしで入る。後の人から文句がでそう。2〜3人で一杯の湯船、洗い場はカランがひとつだけというなかなか渋い温泉だった。誠子マミーが温泉見物なら当然風呂に入るものだと勘違いしていたため、やむなくお付き合いさせてしまった。織江氏曰く「何度もお客さんをご案内したけれど、入浴したのは初めて」だったそうです。申し訳ないことをしてしまいました。

なお温泉街入り口にある観光案内所には手作りの(下の写真)日帰りで温泉に入れる旅館の一覧があるので、それを参考にすると良い。



雨の中、銀山温泉観光の後、車で新鶴子ダムの紅葉、尾花沢モトクロスサーキット、涅槃仏の乗船寺、復元された「最上川船着場」など尾花沢の名所をご案内いただいた。今年の紅葉はあまり赤くならず、黄色から直接枯葉になってしまう由。



夕方織江氏宅を辞し、今夜のP泊探し。あちこち検討の結果、雨降りで台風も近づいているので、鶴岡はやめて道の駅「尾花沢」で泊まることにした。

10月14日

昨夜は台風接近に伴い、夜半に雨が激しくなり車の屋根に落ちてくる音が騒がしくなったが、風の影響はほとんど無かったため、車が揺れることもなく、心配で寝られないようなことは無かった。



朝になったら雨は小降りになっていた。8時には出発準備が整ったか、ちょっと目を話したスキに道の駅の売店をウインドウショッピングしていた誠子マミーが欲しいものがあるとのリクエスト。お世話になった道の駅にせめてものお礼ということで、しかたなく9時オープンまで待機して、お土産、漬物類を大量購入。早朝はまだ雨が残っていたが、やがて薄日がさしてきて、晴れ間も見えるようになってきたが、同時に風も強くなってきた。

まだ台風の余波が残っている状況で、どのルートで帰宅するか熟慮の結果、三度目の正直ということで、性懲りもなく鶴岡の「加茂水族館」に寄ってから帰宅することにした。



道の駅から47号線で酒田方面へ。加茂水族館には11時に到着。駐車場に誘導されたが、台風の余波が残っているというのに、かなりの車が!建物からかなり離れたところに案内されたので、今回もダメか?と恐る恐る受付へ。すると嬉しいことに並んで待っている人がいない!さっそくチケット(\1000)を買って入場。最初の陳列物は庄内の魚を中心にした魚の展示。やがて本命のクラゲの陳列となるが、水槽が直径1m位の今川焼きのような太鼓型で、同時に見れるのは2-3人。大きなクラゲもあるが、このサイズの水槽に入っているクラゲはとても小さい。窓に顔をくっつけて見るようになる。幸い今日は一つ一つじっくり見物することが出来た。クラゲ鑑賞の合間にはアシカショーなどもあって、結構楽しめた。やはり今日は諦めずに来てよかった。

   
   
   


昼食は場内のレストランのメニューが寂しかったので場所を変えることにし、12時半に出発。山形道から東北道というコース取りをしたので、山形道の途中にある道の駅「にしかわ」に向かうことにした。ここは前回5時過ぎでレストランが閉まってしまい、夕食にありつけなかったところ。メンチカツが名物でウマそうだったが残念な思いをしたので、今日はリベンジのつもり。2時前にようやくたどり着いたが、建物内の灯りが無い!念のため温泉棟も覗いて見たが、何と「本日定休日」の札が!

この付近には他に食事ができる施設は無い。やむなく備蓄食料のうどんと春雨のカップ麺というお粗末なランチになってしまった。

ここでは隣接の温泉も当てにしていたので、これもダメ。急遽代替案を探す。
次のICの寒河江に日帰り温泉があることがわかり、ランチの後行って見た。3時に日帰り温泉「ゆーチェリー」に到着。入場料は\350。風呂は鉄分が多い茶褐色の浴槽と高濃度だが無色の浴槽。それに茶褐色の露天がある。温度は42.5から43度の設定。入ってみたら意外に熱く感じない。大変快適な露天風呂だった。



4時半に温泉を出発。寒河江スマートインターが目の前という絶好のロケーションで、スムースにチェックイン!と思いきやここは手直し工事中でETCが使えない。結局普通のカードを手渡され、料金所では一般出口で精算するよう指示あり。

今夜は那須高原SAまで走るつもりだったが、先に温泉に入ってしまったのが失敗。夜になったら運転がきつくなり、はるか手前の国見SAで轟沈。
夕食は場内のレストランで久しぶりに「かつ丼」。

10月15日

今日で旅も終り。
7時25分、国見SAを出発 お天気は台風一過快晴!
佐野SAで小休止。栃木ではレモン牛乳が名物と聞いていたが、たまたま売店で「レモンソフト」の看板を見つけて買ってみた。レモンの香りは少しあったが、レモン風味はあまり感じられなかった。外のベンチで食べるソフトそのものは旨かったが、どこがレモンなのかついに分からず。



羽生PAでランチタイム。ここは先般鬼平の住んでいた頃の江戸をテーマに売店などをリフォームしたので、話の種にちょっと寄ってみたもの。外から見ると庄内映画村のような江戸の街並みだが、中も雰囲気は江戸情緒たっぷり。店員も和服風のユニフォームで、カウンターもそれらしく作ってある。ただし、フードコートで売っているものはラーメン、鰻、うどんなど。ランチはラーメンで。



更に、佐野SAで買いそびれた餃子を土産で購入。帰宅して焼いて食べてみたがあんまり旨くない!スーパーで売っている餃子のほうが数段マシ。名物に美味いもの無しとは良く言ったものだ。

これにて今回の旅は終了・後は一路自宅を目指す。

お疲れ様でした。