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  2014赤川花火 
バージョン1
 
2014.8.11~18
 
 
 
今年の夏、第二回めの東北キャラバン。今回のメインテーマは山形県鶴岡市の「赤川花火大会」を見ること。開催時期がお盆の真っ最中の8月16日土曜日なので、例年大渋滞が避けられない東北方面は、東京を脱出するタイミングとルートの選定が難しい。
結局、出発時期を早め、さらに東北自動車道、山形自動車道という定番のルートは諦め、関越、北陸、日本海東北道ルートを採用。こちらは日本海東北が全通していないと言うハンデはあるが、あまり渋滞が無いことが期待されるため。どうせ出かけるなら避暑を兼ねて早めに脱出することにし、かなり早めの8月11日に出発。

8月11日 自宅(練馬)→ 柏崎

11日9時45分に出発。関越道は新座の料金所を過ぎたところで渋滞がはじまり、延々と鶴ヶ島ICまでノロノロ運転が続く。鶴ヶ島を過ぎたら急に渋滞が解消。関越道を直進し、長岡で日本海東北道に向かわず、逆方向の北陸道へ。

実は先日の「ケンミンショー」で「米山SA」の「サバサンド」を紹介していたので、B級グルメ好きの私としてぜひ食べて見たいと思ったこと。それに米山IC近くの「日本海鮮魚センター」で美味しい魚を食べたいという誠子マミーのリクエストに応えたもの。





まず昼時を大幅に過ぎていたので、先に「日本海鮮魚センター」へ直行。
場内の海鮮料理店「福浦」に行ってみた。3時半を過ぎていたため、人気のある船盛り定食と鯛茶漬けはともに売り切れ。やむなく普通の海鮮丼 と穴子丼を注文。半端な時間帯のせいか、広い店内には客が数組で閑散としている。ここはセルフサービスのお店でお茶は自分でセットするスタイル。お茶を一口飲んだらかなりカルキ臭がある。ちょっと嫌な予感。程なくして運ばれてきた穴子丼は普通の穴子丼でご飯 は見かけより少なめで、これは良かった。穴子も柔らかく煮てあり、まあまあ満足。でも穴子丼の倍近いお値段の海鮮丼は見るからにネタがウマそうに見えない。ネタの種類も東京でも食べられる一般的なもので、わざわざここまで食べに来るようなものでは無かった。これなら昨日のランチタイムに寄ってきた回転寿司の「はま寿司」の方がよほど新鮮だし、ねだんははるかにリーズナブル。ちょっと拍子抜けして引き上げる。10数年前初めてのキャンピングカーで訪れたときは、のどぐろの寿司などが旨かった印象があったが、ちょっと残念。評判は食べログでご覧ください。



続いて今夜の風呂とP泊場所探しに移る。鮮魚センターの向かいに「道の駅、風の丘米山」に温泉があるのを見つけて行って見たが、ここは皆さんが想像されるような道の駅では無く、米山山荘がそのまま道の駅と称しているようだ。詳細はリンクしてあるページをご覧ください。こちらは午 後4時で閉店!あまり道の駅ではあり得ない時間設定に仰天するも、宿泊客が優先のため、致し方なし。ここで教えてもらったホテルメトロポリタンに行ってみた。こちらは宿泊者優先で6時以降10時までならOKとのこと。まだ4時半だからそんなに待ってはいられない。ここでようやく秘密兵器iPadの「日帰り温泉のアプリ」で付近の温泉を検索したらすぐ近くに「柏崎潮風温泉ソルトスパ」があった。さっそくチェックイン。料金はレンタルタオル込みで¥780也。(タオル無しの選択は無い)後でHPを調べたらクーポン券持参出割引(¥780→¥680)あり。露天風呂はないが、さほど小さくもなく大きすぎることもない温泉。地元のファミリーが多かった。名前の通り塩分が強い温泉で、湯の温度は高め。泡風呂の温度が私には適温。



さっぱりして外に出たら風が涼しい。ちょっと前に見た道路の温度表示は26度だったので、それよりは低いはず。心配していたP泊はこの様子なら平地でもなんとか寝られそう。明日の行程の都合があるので、高速に戻り新潟方面を目指す。狙いは米山SAでのP泊のつもりだったが 、ICを間違え米山SAの先に出てしまい、あえなく米山SA案を断念。代わりに刈羽PAで泊まることにした。ところがこのPAには大型車の駐車枠が馬鹿に多い。陽が落ちたら続々とトラックが集結。どうやらここは運転手の方々のP泊場所らしい。幸い今日は涼しく、エンジンをかけたままの車が少ないので何とか寝られそう。



ただいま車内の気温は27度だが良い風が吹いているので大変過ごしやすい。さて明日は鶴岡、酒田を目指す。

8月12日  柏崎 → 関川

昨夜半、深夜になって突然吐き気を催し、それから3度にわたりPAへのトイレ通い。結果胃の中身はスッカラカン。さらには発熱症状も。当然睡眠不足で体はヘロヘロ。さすがに、このままでは旅を続けられないと判断し、早朝から最寄りの病院探し。最寄りの柏崎市の「総合医療センター」という大病院へ。



ここでは懇切丁寧に血液検査、尿検査、腹部レントゲン(腸閉塞の疑い?)検査をやってくれた。結果は特に大きな問題は無いが、熱中症みたいな? ものではないかとの診断。体力が落ちているので、最後に点滴をやってもらった。久しぶりの点滴体験だったが、たっ500mlをやるのに2時間近くかかった。寝られると思ったが意外に寝られない。同じ姿勢でひたすら点滴が終わるのを待つのは結構しんどい。

とはいうものの、それまではフラフラだったのだが、点滴で少し持ち直し、とりあえず最寄りの「道の駅関川」へ移動することは出来た。少し持ち直したとは言え、まだ頭のフラフラ感が残っており、この100キロの運転は結構厳しかった。飴をなめたりしてなんとか居眠りせずに関川に到着。



今回は飛び込みで入った道の駅なので、とりあえず現状視察。
ここには温泉があるので、とりあえず誠子マミーに偵察に行ってもらう。私は様子を見ながらということにした。



今回の不調の原因は、病院の見解によれば熱中症みたいなもので、疲れがたまっていたのではとのこと。考えてみれば先週は鳥海山と月山に登ったばかりだから無理しすぎたのかも?

一日遅れになるが、体力が回復し、正常に食事ができるようになったら、明日は息子のアドバイスに従い、道の駅あつみ、酒田、蕎麦の大松屋の順に回ることにする。私はまだ食欲なく食事は抜き。誠子マミーだけ売店で焼いて売っている鮎の塩焼きを購入串に刺して備長炭で焼いた熱々はうまかった由。



私だけ今夜は早めの9時に就寝。朝まで一度も起きず!

8月13日  関川「道の駅関川」 → 「道の駅庄内みかわ」

昨夜は休養を取るべく早めに就寝。ベッドに入ったのが9時過ぎ。途中、ベッドルームの窓を閉めるため一度起きただけで、朝までぐっすり
。おかげ体調は良く、どうやら回復した模様。

体調をチェックするため朝食後あたりを散歩。国指定重要文化財「渡辺邸」という豪農の屋敷があった。



今朝は初めに「道の駅あつみ」へ。お土産類はここで無事調達。



外の売り場で岩牡蠣を焼いて売っているのを見て誠子マミーはさっそくプレミアム岩牡蠣¥850をオーダー。
焼き上がりましたとのアナウンスがあってさっそく口にしたところ、?という顔をしている。
焼いてあるはずなのに冷たいとのこと。焼き牡蠣が冷たい?とはどういういことか。売り場で確認したところ、これは半生でたべる種類の牡蠣とのこと。結局それ以上は焼いてもらえず、そのまま食べた。もちろん生でも旨いのだが、タイトルと違うところに違和感があると文句を言っている誠子マミーでした。





それからあつみの日本郵便の切手売り場でクラゲのポスターを見て、鶴岡にクラゲの「加茂水族館」があるのを思い出した。ちょっと立ち寄ってみようと思ったのが大失敗。駐車場は満杯、入り口には長蛇の列が! しかも列が進んで入口近くなった時に無情のアナウンス何と!「本日、場内大混雑につきご了承下さい」



とても落ち着いて鑑賞できる雰囲気では無さそうなので、即刻断念。ランチのため蕎麦の「大松屋」に急ぐ。

酒田から進むと、途中からどんどん山の中に入るし、道は細くなってくるので大丈夫かと懸念しているうちに到着。チラシのコメント通り大きな田舎家だった。豪農だったのだろうが、今朝関川で朝の散歩中、大豪農渡辺邸を見たばかりだったので、あまり大きいとの印象は無かった。渡辺家のスケールは敷地5000坪、建坪500坪という桁はづれの大きさだから比較にならない。



大松屋に到着したのは開店時刻の丁度11時半だったが、すでに数組の客が席についていた? 駐車場はまだ余裕があったので助かった。食事を終えて帰る頃には駐車場に入れない車も。さすがお盆、早めに来てよかった.。席の通されたが囲炉裏の前の席で若いカップルとの相席。





蕎麦が来る前に受付のところでひやしきゅうりとトマトを無料で提供している。自家製味噌もあってサラダ代わりに食べられるようになっていた。このきゅうりが旨かった。味噌との相性も抜群。きゅうりの味がするきゅうりを久しぶりに食べたような気がする。



なにはともあれ、注文したのは私が天ぷらそば、誠子マミーがくるみそば。そばは山形出身の知人から送っていただいた「星川蕎麦」と同じく、固めでしっかり噛まないと消化に良くなさそう。天ぷらは山菜かと期待していたのだが、エビなどがメインの普通版。くるみは汁が濃すぎて途中で飽きたそうです。ここは雰囲気を楽しむところでしょうか。次回は他のメニューを試してみましょう。ここを紹介してくれた息子から、ここではシンプルにざるそばか麦きりを頼むのがベストとのこと。私は体力をつけるため天ぷらを食べてみたが、特に気分が悪くなることもなく美味しくいただけた。どうやら体調は完全に戻ったようだ。



今日は復調したとは言え、まだ病み上がりなので、早めに「道の駅庄内みかわ」でのP泊を決定。「イオンモール三川」に立ち寄り、買い物をしてから、道の駅庄内みかわへ、早めに隣接の「日帰り温泉田田(でんでん)」でお風呂。入浴料は¥430だが大広間での休憩料は有料¥200!日帰り温泉で個室使用ならいざ知らず。大広間での休憩料を取るところは稀というか初めて。





風呂からあがり、休憩室でiPadでメールを確認したところ、元同僚からのメールが!

何と元同僚のご両親が我々がご実感に立ち寄ることを期待されているとのこと。どうやら出発前のやりとりで、「山形へそばを食べに来る」という情報だけが大きく伝わっているようで、「せっかく山形まで来るなら、なにも店で食べることはない。家で準備する。」とまで話が進んでいるとのこと。誠子マミーと相談の結果、そこまで準備されているなら、寄らせていただこうということになった。ただ花火のスケジュールの関係上、明日の午前中に尾花沢まで往復というタイトな日程になった。今日は比較的のんびりできたが、明日は忙しくなりそう。

8月14日  庄内みかわ →  尾花沢 → 鶴岡

昨夜半に急にお腹が痛くなり、午前2時にあわてて起きてトイレに駆け込む。体調が悪くなってから便秘がちになったため、牛乳、ヨーグルトを大量に摂ったため、下痢症状が出たようだ。なにはともあれ便秘は解消したので、ひとまずほっとする。もっとも一度起きてしまった後は寝付けず熟睡できぬまま朝が来てしまった。運転中に眠気がでなければいいのだが。ちょっと気がかり。

朝一番で尾花沢に向かう。近いと思った尾花沢は以外に遠くて「道の駅庄内みかわ」から約70キロの道のり。一般道だから結構な距離。国道47号線を最上川沿いに走る。早朝なので道は空いていて快調に走ることができたが、最上川が蛇行するとカーブが連続しあまりスピードを上げられない。

半分ほど走ったところで「道の駅とざわ」が見えてきた。ここは何度か訪れているが、韓国式の建物がユニークなので印象に残っている。幸いスタンプは無人の情報センターに置いてあり、早朝にもかかわらず無事ゲット。



改めて尾花沢を目指す。市内にはいる直前、高速の入り口に「道の駅尾花沢」を見つけ、時間調整ととスタンプゲットを兼ね行ってみた。ここで山形名物花笠踊りは山形ではなく尾花沢が発祥の地であることが分かった。どうやら庇をかして母屋を取られたようだ。

そろそろお伺いしても失礼にならない?時刻になったため、元同僚宅へ。ご挨拶の後、前記花笠踊りの内幕(尾花沢が本場!)など珍しいお話と、美味しい手作りの郷土料理をご馳走になった。下の写真はご馳走になった郷土料理の数々。久しぶりの本場のずんだはやっぱり美味しかったが、お腹のキャパシテイの関係で、一本しか食べられなかったのが心残り。「ずんだ餅」はできたてが一番旨い。ちなみにいただいたのはずんだの名店「千本団子」から取り寄せていただいた由。棒だらの煮付けは骨までやわらなくこれでご飯をいただいたら旨いだろうな。

「だし」は誠子マミーが会話の中でひょいと口に出したのを聞かれた母上が急遽台所に発って即効で作っていただいたもの。これもご飯の友で食べたかった。

 上 くるみ餅 下ずんだ餅  
 棒だらの煮付け、那須のピリ辛漬け  「だし」

ついでに厚かましく清水タンクの補充までお願いできて大変助かった。誠子マミーは何せ水を大量消費する性格で、80リットルタンクが4日でほぼ空になる。今日補充できたのであと4日は大丈夫!

キャンプ仲間との待ち合わせ時刻に間に合わせるべく、愛車の試乗会(といっても中に入って各部のご説明をしただけ)を済ませ、慌ただしく引き上げることになってしまった。次回といっても来年の再会をお約束して尾花沢を後にし、鶴岡に戻る。

鶴岡で明日以降の日程について打ち合わせ、早めにに「日帰り温泉山伏温泉ゆぽか」へ。東北に来てから毎日温泉ざんまいだが、何処に行っても湯の温度が高い。今日も41.7度と私にとってはかなり熱め。期待した露天もほぼ同じでとても肩までは入れない。必然的に腰湯の格好になる。湯からあがっては椅子で涼むを繰り返す。風が涼しく心地よい。椅子に座ると出羽三山が遠くに見える。すっかりリラックスできた。これで先日の不調からは完全に復調したと自信を持つ。



山伏温泉から鶴岡市内のスーパー「マックスバリュー鶴岡南」の駐車場へ。ここが明日からの花火見物の基地となる。車内でメールの整理。本日の訪問先へのお礼状な
どなどを済ませて休憩。ひとやすみしてから、隣接の台湾料理屋へ。台湾料理となっていたが、中身はいたって普通の中華料理。ただコックを始め従業員が台湾か中国出身者のようで、味は日本人向けにソフトになっているが本格的だった。しかも価格はリーズナブル。先日、不調になってからあまり食が進まなかったが、今日は一気に元に戻った感じ。やはり中華料理は肌?というか胃に合う!

夜になって気温が下がり、風が涼しいを通り越して寒く感じられるようになった。この分なら今夜はよく寝られそう。

8月15日 鶴岡 

5時起床。車内で軽く朝食をとってから、今日の予定を検討。明日の花火に備えて夕方以降はここで待機しなければならないが、それまでどう過ごすか?お天気はあいにくの雨。予報ではこれからは雨風が激しくなるとのこと。遠出はできないので、前回大混雑で入場しなかったクラゲの水族館、「加茂水族館」へ再チャレンジすることに。ここから10数キロ、30分ほどのところ。途中の道路はスイスイ。水族館までやってきたら、前回にもまして入場待ちの車が列をなしている。前回スッと入れた一番建物に近いところはすでに満車。そこから奥へ奥へと誘導され、一番奥の海水浴場へ案内された。とりあえず車を止めて建物に向かう。開館は9時だがまだ8時を回ったところ。ある程度予想していたとは言え、すでに長蛇の人垣が!前回の行列が可愛らしく見えるほどの盛況に仰天。とても優雅にクラゲ鑑賞という状況では無いことがわかり、またまた入場目前にして断念! 写真の右手にあるのが水族館。そこから延々車の列が!



車のナンバーは半分以上が他府県。この様子では当分混雑は避けられそうも無い。次回訪問はほとぼりが冷めるであろう秋頃、紅葉の時期、鳴子を訪れる時まで延期。

こちらの旅はスケジュールに縛られないのが取り柄なので、さほど落胆することもなく、淡々と来た道を引き返す。戻ってやったことは汚れた衣類の洗濯。モールの中にあるコインランドリーで機械が空いているうちに片付ける。洗濯、乾燥で併せて1時間半。終わってランチはこれまた隣接のガストで。たまにいってみるが後でがっかりすることが多いファミレス。やっぱり今回も後悔することに。不味いわけではないが、といって美味しいわけでもなく後に余韻が残らない。
気を取り直して温泉へ。

鶴岡には日帰り温泉が多く、今日はちょっと郊外の「かたくり温泉ぼんぼ」へ行ってみた。マックスバリューから10分ほどのドライブ。まだ雨は降り止まない。こちらは昨日の「やまぶし温泉ゆぽか」よりこじんまりとしていて混雑していない。浴槽は内風呂が一つ、水風呂とサウナだけ。露天風呂は無い。水温は昨日よりもちょっぴり高めの41・8度。やっぱり熱い。このところ腰湯が多くなった。頑張って肩まで入り、すぐ水風呂に飛び込む。じっと我慢の20秒!これでようやくすっきり。料金は¥430也



雨は相変わらず降ったり止んだりで忙しい。その間を利用して30分ほどお昼寝。風呂上りの昼寝は目覚めて爽快。極楽の気分を味わう。その間誠子マミーはいつもの絵日記を作成。

8月16日 鶴岡 

6時に起床。朝食の後、運動不足解消のため、花火会場の視察を兼ねて赤川の堤を歩いてみた。駐車場から徒歩25分で、有料観覧席の標識を発見。私たちが予約したマス席(シート)はどの辺りか?そばにいた実行委員のスタッフに聞いたところ、さすが最近のイベントの設営はコンピューター管理なっており、即座にスマートフォンからデータを呼び出してくれた。マス席Bシートはまさに芝に大勢の係りが散ってブルーシートを設置作業中。写真参照。





本部席、入場ゲートなど確認できたので安心して駐車場に戻る。と、愛車のそばに見慣れたバイク発見。別行動で赤川花火を見るためにやってきた愚息だった。雨の中徹夜で東京から運転してきた由。挨拶もそこそこに夕がたまでしばしお別れ。



しばらくしてキャンプ仲間のS夫妻がファミリーで登場。彼らは鶴岡の実家にお盆帰り中。



宴会?続きでランチは不要とのことで、当家だけ昨日見つけた新しい中華料理店、華包(はなつつみ)に行ってみた。ラーメンと餃子という至ってシンプルなメニューだったが、これが本格的な味付けで、予想外に美味しくいただけた。

ランチから戻り、改めてS夫人と打ち合わせ。お料理はS家が実家から調達してくれたので、当家は箸とフォークと自家用のドリンクのみ手当。なんとも楽チンな花火見物。

心配されたお天気だが、駐車場を出る頃はまだ小雨が降ったりやんだりで、傘、ポンチョなど雨具持参で会場に向かった。会場に着き、しばらくしてふと空を見上げたら雲間に青空が見えてきた。暗くなったら星も見えてきた。雨天決行との主催者側の発表で、雨を覚悟していただけに、これは嬉しい誤算。やはり天は我を見捨てていなかったか!

写真はS家の姉妹




ところが一難去ってまた一難。今朝視察した現場に着いてマス席と称するシートを広げてみたら、何とエライ小さい!6名用なの2mX2mの大きさしかない。国技館のマス席とほぼ同じ大きさ。ここに大人4名、子供2名プラスクーラーボックス、テーブル、食料、椅子などを並べると身動きできない。しかたなく暗くなるのを待って、通路側に越境して敷地を拡大。ようやく何とか花火を見る態勢ができた。





現場到着が5時45分。花火の打ち上げ開始は7時。打ち上げまでにS家ご提供の豪華デイナーを頂く。ついつい食べ過ぎてしまい、後で苦労する。



自由席で観覧中の息子から電話あり。こちらの席の窮状を伝えたところ、彼の方はかなり良いポジションを確保している様子。当日の夕方来て良い席を確保できるなら、あえてせまい有料席を買う必要はなさそう。来年は絶対自由席とする。

さて本論。花火は3部に分かれ、各花火師のそれぞれの力作を紹介した最後に組みもののスペシャルで締める形。これは言葉では表現できないので、雰囲気を申し上げることにする。私たちの席は川に近い前列になり、花火は向こう岸の土手から打ち上げられる。つまり打ち上げられた花火を2次元的に見るのではなく、花火の傘の下で見るような感じ。頭を真上に上げないと全部が目に入らない。シートにベタっと座って真上を見るのは大変。私は頚椎に故障があるので手で頭を押さえながら見る始末。これはしんどかった。前記のスペシャルは10分くらい連続で打ち上げるので、途中で頭を下げられない。それでも3本のスペシャルのうち、後半の2本は圧巻だった。



寝っ転がって御機嫌





Youtubeでの動画はこちらをご覧ください。画面をクリックするとジャンプします。



約2時間のショーは大曲の花火よりも若干スケールが小さいものの、臨場感という意味では煙の臭い、花火のカケラが顔に当たるなど、ちょっと他では味わえないものがある。ショーが終わり、帰りの道中が予想したとは言え、大混雑。有料観覧席はチェックの必要上ゲートを一つしか設置していない。入場時は各人バラバラでも、帰りは一斉に出口に殺到するから、ゲートがボトルネックとなってしまう。これは来年ぜひ改善してもらいたい。大曲の場合は、入場時は一つでも、退出する時は全てのゲートをオープンにするので、比較的スムースに流れる。この辺は参考にして欲しいところ。



来年は8月15日に開催が決定されたとのこと。やはりお盆の真っ最中の土曜日になるので、現地入りのタイミングをどうするか一工夫必要になりそう。

8月17日 鶴岡 → 越後川口 → 自宅

昨夜は花火の終了後風呂に入れなかったので、朝一で日帰り温泉にゆくことにした。早朝6時からあいている「やまぶし温泉ゆぽか」では6時半から朝食バイキングもあるとのこと。6時ちょうど、両家そろってマックスバリュー出発。5分で到着。ところが駐車場はこの時間にもかかわらず、すでに満車の盛況にびっくり。ベテランのS夫人から食堂のキャパが限られているので、先に食事を済ませた方がベターとのアドバイス。

食堂の入り口でオープンを待って入場。朝食は¥500也。メニュは和食。煮物、納豆、生卵、温泉卵、しそ味噌、キャベツだけサラダ、ソーセージなど。ご飯と味噌汁という組み合わせ。可もなく不可もなく普通の朝ごはん。さっさと食事をして風呂を済ませてロビーに戻るとS夫人が私が風呂から出てくるのをを待っている。しかも風呂はこれから。状況が把握できない私だったが、どうやら打ち合わせ不十分で依頼されていたバッテリーの点検は風呂の前と了解されていたらしい。これは申し訳ないことをしてしまった。あわてて点検作業開始。バ ッテリー液の補充用パーツの使いかたが違っていたようだ。私のパーツの状況に合わせて調整。結果、液の注入が始まった。任務を果たし、今後のメインテナンスをまめにされるようアドバイスし、作業終了。



ここで彼らはようやく風呂へ。私たちは来年の再会を約し、ここでお別れ。Sさん、お世話になりました。



お別れしてから「酒田海鮮市場」へ直行。着いたのが9時過ぎ。



ランチタイムには早すぎたので、近くの「山居倉庫」などをプラプラ。



マンホールの蓋のデザイン2種
   
 日和山  山居倉庫


散歩中に疲れたので一服。



そろそろ良い時刻と思い、海鮮市場に向かったら、すでに食堂の階段の下まで行列が!ところがその行列がなかなか前に進まない。どうやら、先に順番取りをしておく必要があったらしい。その後も呼ばれるのは番号札を持っている人だけで、私たちのように普通に並んだ人は全くお呼びがかからず。30分ほど並んで事態は改善の兆しなく、バカバカしくなって並ぶのをやめた。



結局昼飯抜きのまま酒田を発って帰途につく。途中国道7号の笹川流れ付近の駐車場で休憩を兼ねて車内で軽い昼食を取る。その後、「道の駅まほろば朝日」でスタンプゲット。そのまま日本海東北道、北陸道、関越道を乗り継ぎ、夕方「越後川口SA」に到着。だいぶ疲れてきたので、今晩はここで過ごし、明朝、自宅を目指すことにした。



8月18日 越後川口から東京へ

関越道の「越後川口SA」は到着した夕方はかなり蒸し暑く、車内に居るのは結構辛いものがあったので、しかたなく風が涼しくなるまで出たり入ったりを繰り返す。夜になってようやく涼しくなったと思って窓を全開にしたら、隣に来た車がエンジンをかけてエアコンを入れだした。おかげで熱風が入ってくる始末。たまりかねて場所を移動。夜が更けてようやく涼しくなってきた。暑さのため、かなり疲労していたので、10時には早寝。おかげさまで今朝は超早起き!4時に起きたら、誠子マミーも起きてきたので、一緒に車内整理、ゴミの始末、トイレの掃除などを行う。荷物のパッキングなどを済ませ、朝食を後回しにして5時に出発。

走っているうちに夜が明けた。5時40分、「塩沢石打SA」到着。ここで簡単に朝食。後は一路東京の自宅を目指す。さすがに今日は渋滞の影響は皆無で、自宅まで順調に走れた。途中で適宜休憩をとりつつ自宅には午前9時半に到着。

赤城高原SAで休憩した時は、まだ空気が涼しかったが、前橋を過ぎる頃から段々気温が高くなってきた。川越ICを通過した時についにたまりかねてエアコンを入れる。さすがに東京(練馬)は暑い!

予報では大雨の後は猛暑復活と言っていたが、そのとおりで、帰宅したタイミングが悪かったか。

2014赤川花火の巻 終わり