|
|||||||||||
今年もやってきました。花火の季節。 午前10時10分自宅を出発。もう陽が上がっていて暑い。 大泉から外環に入ったらすぐに渋滞発生。渋滞は東北道への分岐まで続いていた。渋滞の原因は対向車線の衝突事故の見物渋滞!これで25キロ進むのに1時間もかかってしまった。やれやれと思う間もなくとうほくどうの分岐からまたまた渋滞の発生。こちらも浦和料金所付近の事故見物渋滞。この渋滞解消にまた1時間。都合50キロ進むのに2時間もかかってしまい、今日の予定は最初から波乱含み。 渋滞の影響で昼メシを予定していた蓮田SA、羽生PAは満車で入れず。上河内SAでようやく昼飯にありつけた。その後は快調に走行できて安達太良SAでお昼寝休憩をとり、今夜のP泊予定地「長者原SA」には午後6時15分到着。 本日の走行距離 409・3キロ 8月22日 長者原 → 錦秋湖 → 大曲 → 田沢湖高原 午前7時半長者原SAを出発。8時半に秋田道の「錦秋湖SA」に到着。昨日は風呂無しだったので、隣接の温泉「峠山パークランドのオアシス館」へ。開店時刻の9時を待ち兼ねて入場したのだが、お気に入りの露天風呂の湯船に湯が半分しか入っていない!源泉は熱いけれど、ヘソのラインまでの風呂はたまっている間に冷めてしまうようで、私には適度の熱さ。朝風呂でさっぱりできたが、あとが眠くなるのが難点。 錦秋湖から大曲を目指す。これから2日間過ごす駐車サイトでの食材を買うため、ショッピングセンターの「イーストモール」へ。12時ちょうどに到着。 今夜、明日の分の食材を買い求めた。ショーケースを見て回ると東京ではお目にかかれない珍しいものがいろいろある。とくに気になったのが「ゆば豆腐」と「豆富のカステラ」という妙なもの。味が推定できないので試しに買ってみた。 「ゆば豆腐」は香りはゆば、ゴマ豆腐のようなねっとり感があるが、さっぱり味。わさび醤油で食べたがこれはいける。「豆腐のカステラ」はカステラというより、硬い伊達巻の食感でご飯のおかずというよりデザート向き。 買い物を済ませてから、大仙市の市役所に電話を入れて駐車場への行き方を確認する。 花火大会の前日から交通規制が敷かれるので、駐車場へのアプローチが面倒。地図を見ながら指示を受ける。その後教えられたとおり走って見た。ところが実際にいってみると地図で見るほど簡単ではない。昼間でこういうことだと夜間はもっと難しくなりそう。リハーサルをやって置いて良かった。 これで用意は整ったので、明日からの河原での酷暑に備える体力作りのため、今夜は熟睡できそうな場所へ移動。大曲から50キロほど離れた「田沢湖高原」の日帰り温泉「アルバこまくの湯」でP泊することにした。ここは標高が700mあって涼しいのは確認済み。当家御用達のP泊場所。 3時に温泉に到着。さっそく風呂へ。朝は錦秋湖で、昼は田沢湖高原でと同じ日に2回も温泉という贅沢な一日。冬はぬるい「こまくさの湯」も夏は熱い。露天風呂からの景色はお天気が良かったので、田沢湖もその後ろの八幡平も良く見える。内湯は暑すぎて敬遠し、露天風呂のみ堪能して車に戻る。 夕食は先ほどの豆腐類と震災の備蓄用に買ったアルファ米を試食を兼ねて調理してみた。お湯の量が多すぎて途中で捨てたりしたので味はもう一つ。明日はもう一度ちゃんとマニュアルを見て作ってみよう。 本日の走行距離 230キロ 8月23 日 田沢湖高原→大曲花火会場 昨夜は涼しいのを通り越して寒かったようで、誠子マミーは布団を重ねて寝ていたほど。誠子マミーは9時過ぎ就寝、私は10時過ぎ。おかげで今朝も早起き。 朝食を済ませ、一段落してからトイレに行こうとしたら、朝8時まで鎖錠中との張り紙が!仕方なく開くまで待機。待っている間にトイレ目的で車が何台もやってくるが、使えないとわかると慌ただしく立ち去る。この付近にはトイレが無いはずなので、次を探すのも大変だろうなと同情。8時になるのを待ち兼ねて入場。二人ともスッキリして出発。 直接、花火会場に向かうには早すぎるので寄り道をする。最初は田沢湖周辺を散策。まだ夏休み期間中だが、観光客はほとんど見当たらない。お店も開いていないので寂しいくらい。それでも観光船が出発して行ったところを見ると、少しは客がいるのかも。30分ほど湖畔を散歩して引き揚げる。 武家屋敷周辺を見て回るが、通りは結構な人出。桜が咲いていないだけであまり雰囲気は変わらない。誠子マミーお気に入りの「生もろこし」のお店で自家用お土産を購入。樺細工のお店で時間を潰して、稲庭うどんの専門店「ふきや」でランチ。ここは佐藤養助商店の稲庭うどんを使用しているのがウリのようで、その分お値段は少々高め。上品なみかけよりもずっと腰があってシコシコ感は十分。添えに注文した限定50個とあった「出し巻き卵」はちょっと期待とは異なり残念!出汁の量が少なめか砂糖の量が少ないのか? 寄り道を終えて花火会場へ。 駐車サイト入り口で厳重にチェックを受けて中へ。ここは事前に抽選で当選した車だけ入場できるスペース。河原ではあるが、1サイト毎に区画がキチンと設定(5mx10m)されていて、場内には簡易トイレ、簡易水道も設置されていて簡単なキャンプ場といった感じ。一旦入場すると花火が終了するまで出られない。さあこれから2日間炎天下での待機になる。
サイトは砂利敷き。「姫神橋」の際にあるので、橋の直下は直射日光が避けられ風通しも良いが、それ以外は木がなくて遮蔽物なし。陽が上がるとかなり暑い。幸い到着した時点では曇りがちでちょうど良い感じだったが、午後3時に席とりのための待機所に行った時はかなり蒸し暑くなってきた。何とか順番取りのための位置を確保。目印に100円ショップで買った材料で作ったお手製の旗をたてる。一旦、キャンプ地にもどり他のメンバーの到着を待つ。午後5時半にそらみみ家到着。ユリウス家は8時過ぎの到着との連絡あり、先に夕食を開始。当家は皆の到着を待ち兼ねて一足先に軽く食べていたので、ごく少々おつき合い。しばらくしたら雨が降ってきた。予報では明日の未明まで雨、その後は晴れるとのことだったので、今日は諦めて明日に期待。 夜の10時を過ぎてようやくユリウス家到着。夕食がまだとのことでしばらくおつき合い。結局寝たのは珍しく午前様だった。 8月24日 花火大会当日 昨夜からの雨は上がるも、曇天。8時過ぎてから昨日確保しておいた席取りのための待機所へ。9時半にゲートが開き、並んでいた人たちはどっと入場。各グループとも花火を見るためのベストポジションへ急ぐ。さすがに昨日並んだ甲斐あってセンター(審査員席)の前を確保することができ、ブルーシートを広げ陣地を構築。旗も立てた。これで花火打ち上げの夕方までは何もする必要は無い。
ユリウス家は発電機不調でエアコンが動かず、車のエアコンを入れて車内にこもりきり。そらみみ家はエアコンが使えるので車内で待機。エアコンの無い当家は車の窓を全開、換気ファンを回して何とか暑さを回避しようと試みる。でもなかなかそうはいかない。 「昼花火」見物のため5時になるのを待って、全員飲み物、食料を持って会場へ。そらみみ家提供の巨大なブルーシートは全員ゆったり、というより寝そべって見ることが出来るくらい大きなスペースで、周りの方々に申し訳ないほど。 昼花火は大曲独特のもので、夜の花火のように光は殆どでず、色とりどりの煙が決め手になる。昼花火は40分ほどで終了。 メインの夜花火は午後6時半開始。といっても大仙市の市長の挨拶があったりして、実際は6時50分に打ち上げ開始。創作花火は順調に進んでいたが、伝統的なデザインの花火ではなく猿の顔とか漫画の主人公などが目立っていた。技術的には難しいのかもしれないが、私にはその良さが分からなかった。 中頃にスペシャルとして10号の大玉が連続してあがるのがあったがこれは圧巻だった。今回は花火用鑑賞用に「キャンプ用簡易座椅子」を用意してきたのだが、花火が真上に上がるため、かなり寝そべる形になっても首が疲れる。ついにシートに寝そべって見ていたところ、急にポツポツ雨が落ちきたと思う間もなく夕立が襲来。
最初のうちは靴が濡れないようにカバーをかけたり、簡易座椅子をかぶったりして雨対策をしていたが、猛烈な雨量ですべてムダ!ついにそらみみパパの号令で今まで座っていたブルーシートを半分捲り上げて傘代わり。これが効を奏してずぶ濡れになることは避けられたが、衣類はかなりしっとり。ドタバタしている間も花火は中止になることもなく上がり続けている。我々はもう花火どころではなくなったが、それでも帰る客は皆無。 15分ほどで夕立が通り過ぎてようやく花火の鑑賞に戻る。通り過ぎたとは言えシートは所々水たまりが出来ている状態で、衣服もビショビショ。文字通り途中で水が入ったため以後もう一つ集中出来ず。最後のフィナーレを飾る呼び物の「大会提供花火」もあまり盛り上がることなく終わってしまった。去年の圧倒的な迫力を体感している身としては大変残念な結果になってしまった。花火終了後、全員が懐中電灯を振ってお別れする約束だが、これも慌ただしく終わって寂しい。 花火が終わり、70万人の人出が一斉に帰途につくので、会場内は大混雑。その混雑さは言葉で表現するのは難しい。当グループも何人か途中ではぐれてしまい、全員が戻ったのは1時間後!往きは15分なので4倍かかった計算。 |
|||||||||||