直線上に配置  
  九州宮崎キャラバン   
九州キャラバン 3月27〜29日
 
  3月27日(水) 佐賀関→佐多岬→松山→石槌山SA

昨夜半から雨が振り出したが、まだ降っている。気温もかなり低い。
道の駅佐賀関は国道217号線のすぐ脇にあるので夜間でも車の騒音はかなりある。大分から宮崎方面に向かうには197号線をそのまま直進した方が楽だと思うが、夜中も結構な交通量があって途切れることが無い。
雨降りなので出歩くのは観念して、食堂がオープンするまで車内でビデオを見ながらおとなしく待機。



四国へ渡る「九四国道フェリー」は朝6時から1時間おきに出ているのでもっと早く出発できるのだが、誠子マミーが道の駅で提供している「関アジ」を食べると頑張るので、食堂が開店するまでひたすら待つ。10時半、食堂がオープンするのを待ち兼ねて注文。誠子マミーはもちろん「関サバ丼」、私はちょっぴり「安い関アジ丼」。それに当地の特産品である「クロメ」の煮付けとクロメ汁を追加。



丼はこちらのスタイル「りゅうきゅう」で甘い醤油でヅケにしてある。誠子マミーはタレが甘すぎてせっかくの関サバが台無しと文句を言っていたが、私は結構好きな味。サバもアジも新鮮でコリコリした食感。さすがにご飯の量の割に身が少なかったが、全部で\2100では贅沢は言えない。誠子マミーに「長時間待っただけのことがあったか?」と聞いてみたが、多くを語らず。

食事を終えたら11時まで少し時間がある。ひょっとしたら11時発のフェリーに間に合うかもと、ダメ元でフェリーターミナルに駆け込む。いままさに出航するのを待ってもらって急いでチケットを購入し、滑り込みで乗り込むことができた。やれやれ。この便を逃すと次は2時間後(12時発はランチタイムなのか便が無い!)になるので本当に良かった。これで半分あきらめていた松山の「坂の上の雲ミュージアム」にも何とかいけそう。



約70分の航海で佐多岬半島の三崎港に到着。雨と霧の中ひたすら松山に向けて走る。尾根筋を走るので、途中左に瀬戸内海右が豊後水道が見えるところがある。晴れていれば素晴らしい景色だろうな。途中道の駅「瀬戸農業公園」に立ち寄り中四国のスタンプ帳を探すも品切れ。四国のスタンプラリーは次の機会にすることにして、あらためて松山方面に。



午後3時に無事松山到着。心配だった駐車場もGoogleで調べて置いたコインパーキング「フラワーパーク一番町」が広くて大正解。徒歩で「坂の上の雲ミュージアム」を目指すも、方角が分からず何度も聞き歩いたが要領を得ず。歩き疲れて入った喫茶店でようやく正確な場所を教えてもらうことができた。

写真はレトロな喫茶店で休憩中


ところが目的地の直前で突然誠子マミーが急に右足首が痛くて歩けないと訴える。しかたなくそばにあった喫茶店で待機させ、私だけミュージアムへ。ここはミュージアムといっても司馬遼太郎の「坂の上の雲」に基づく解説がメインで、あまり映像資料などはなかった。書き物が中心なので、丹念に見る必要があるが、病人?を置いてきているので、のんびりとはいかず、駆け足での鑑賞になってしまった。原作もNHKの特別番組も見ている私としてはちょっと物足りない印象。



歩けない誠子マミーのために駐車場に戻って車を店先まで回して収容。わざわざ喫茶店のマスターがお見送りしてくれた。

今夜は温泉がある新居浜の道の駅「マイントピア別子」の予定だったが、足首が捻挫だったら風呂は不可なので、大事をとって風呂は取りやめ。手前の松山道の「石鎚山SA」で泊まることにした。ここには道の駅「小松オアシス」が隣接、道の駅には日帰り温泉「椿交流館」もあるので、風呂に入ってP泊するには大変便利なところ。あいにく水曜日は風呂はお休みだったが。

雨は降ったり止んだり。霧もでている。
夕食はサービスエリアのフードコートで。誠子マミーは宮崎で食べ損なった待望の「チキン南蛮」定食。私はご当地の「伯方の塩」 (注)を使った塩ラーメン。あんまりヘルシーとは言えない。

(注)伯方の塩というからには当然国産だと思っていたが、実は加工品。メキシコなど海外から輸入した天日塩を日本の海水で溶かしてゴミや泥を取り除き、再結晶させてから精製したもの。私は全然しらなかった。皆さんはいかがでしたか?



3月28日 石槌山SA→瀬戸中央道→道の駅「みき」

今朝はのんびりと出発。さすがに疲れが出てきたようで昨日は8時に就寝。起床は8時。長時間寝た割に疲れが取れた感じがしない。
10時出発。瀬戸大橋にかかる直前で天気が好転、青空が見えるようになってきた。



途中の「与島PA」で休憩兼昼食。セルフサービスのうどん店「架け橋夢うどん」で讃岐うどんを食べる。香川県によくあるうどん屋さんのスタイルだが、店はかなり近代的でとてもうどん屋らしくない。うどんそのものは高松勤務時代に良く食べた懐かしい味だった。



店の上が展望台になっているが、誠子マミーは階段が登れず断念。私だけ撮影のため行って見た。ここから坂出方面に連なる橋の景色は壮観だった。



ランチを終えてふたたび高速へ。予定では名神高速の多賀SAまでゆくつもりだったが、到着予定が7時過ぎということが分かり、急遽予定変更。山陽道の三木小野ICから近い「道の駅みき」を目指すことにした。ここは打ち刃物で有名なところで、道の駅の中に「金物展示館」という展示即売所もある。良い包丁(マイ包丁)を探している私としては見逃せない。ありがたいことに、すぐそばに温泉もある。
道の駅には4時半に到着。前記即売所をチラッと見たがなかなか良いものがありそう。ただ5時閉館なので明朝再度訪問することにして、温泉「湯庵」に向う。



脱衣所から浴室に入ったとたんプールのようなカルキ臭を感じた。こりゃ失敗だったかと思ったが、露天に行って見たらこちらは鉄錆色の赤い湯。勿論カルキ臭は無し。湯の温度もぬるめで結構。釜風呂とか瞑想の湯やらいろいろ種類があったが全部は試せなかった。



結局夕食は一宿一飯の義理があるので道の駅に戻り、構内のレストランで。
誠子マミーは鍋焼きうどん、わたしは「鍛冶屋のカツ鍋」。これは展示即売所で売っている四角い鍋に入っている汁なしうどんの上にカツが卵でとじてある代物。この鍋の形が良いかどうかは好みが別れるところ。味は普通。ただ鉄鍋なので冷めにくいかもしれない。さて明日は包丁探しをしてからどこまでいけるかな?
写真はこの四角い小鍋(柄はついてない)


3月29日 道の駅みき→御在所SA→富士川SA

日程に余裕がでたので、あきらめていたクラブのオフ会に参加することにした。オフ会は静岡県裾野の「カントリーベアキャンプ場」で開催。今回はメンバーが新車をお披露目することになっている。キャンプ場までの距離を計ったら450キロもある。自分の普通のペースはせいぜい一日350キロ、多くても400キロ以下。昔は5、600キロ走っても余裕だったが、最近はとんとペースが落ちた。道の駅の刃物展示即売所で自分用の包丁を買う予定だったが、時間が足りないので、包丁探しはパス。8時前に出発。幸い雨は止んでおり、曇ってはいるが走るには不安が無い。

まず「大津SA」で小休止、つぎに「御在所SA」で昼食。といっても土産物店にあった「めはり寿司」と「穴玉子寿司」を買って車内で豪華ランチ。五木で買ったインスタント味噌汁が良く合う。

元気をつけたところで、走行再開。「浜名湖SA」でソフトクリームを二人で分け合いちょっと休憩。しばらく走ったら猛烈に眠くなってきたので、あわてて「小笠PA」に駆け込み30分ほどお昼寝。今回は桜前線の北上とタイミングが合っていたので、道ずっと満開の桜が見られた。



昼寝して元気を取り戻し、3時50分に「冨士川SA」に到着。



当初の予定では、ここのスマートICを利用して日帰り温泉に行き、ついでにマックスバリュー富士南でキャンプ用の食材を調達、それからあらためてSAに併設されている道の駅「冨士川楽座」に戻るつもりだったが、もうこれ以上動き回る気力なく、このままここでP泊することに決定。夕食は楽座のレストランで簡単に済ませることにした。
写真は誠子マミーが頼んだご当地名物「桜海老としらす丼」。
これで一人前です。


今日は良く寝られそう。(だと良いが?)