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  河津桜ツアー   
2013年3月1日~3日 
 
  3月1日

今年も恒例の「河津桜」見物に出かけることにした。
丁度「前橋」の義姉のお見舞いの時期なので、これに合わせてスケジュールを調整。
目的地の伊豆とは逆方向にあるので、距離的には結構なものになってしまった。
今日はとりあえず東伊豆の道の駅「伊東マリンタウン」を目指す。

午前中に前橋訪問を済ませ、東京方面に向かう。愛車のモールが浮き上がってしまうというトラブル解消のため、東松山で一度関越を降りて、CCSでビス止めしてもらう。愛車も4年を超え、あちこち不具合が出てきている。雨漏りなどの重大トラブルに見舞われる前に一度総点検に出す必要がありそう。

午後2時過ぎに修理完了。これでようやく「河津桜ツアー」を開始。

午後5時前に道の駅「伊東マリンタウン」に到着。今夜はここで泊り。明日朝一番で河津入りする予定。
今年は今までの目標「日本一周」に加えて道の駅の全国制覇も目標に入れることにしたので、道の駅に到着してすぐにスタンプ帳(中部編)を購入。記念すべき第一号のスタンプを押す。



まず「伊豆太郎」にて夕食。誠子マミーは金目鯛のアラ煮定食、私は天丼にカニの味噌汁をプラス。キンメは色を見てもよく煮込んであるようで、味がしみて大変美味かったそうだ。むしろ金目鯛の煮付けよりも美味しいのではとの感想だった。「コスト的にもありがたいので、今後はぜひそうしてもらいたい。」と心の中だけど思う。天丼は普通。カニの味噌汁は熱々だったので○。

風呂はいつものとおり付属の温泉「シーサイドスパ」へ。ナイト割引で一人¥800也。 ちなみにここでは朝5時から営業しており、午前10時までは¥500也。湯の温度は適温よりもちょっと高めであまり長湯向きではない。もっとも今日は3月初めにしては、妙に暖かかったので、汗を流す程度ならこれで良かった。

そういえば前橋から東京に向かう関越道で、かなりの強風と対向車がライトを点けているほど濃い土埃なのか黄砂に見舞われた。行く手の視界が困難なほど。



強風に見舞われた直後、いままでほとんど気にならなかった花粉症が一挙に開花!鼻水とくしゃみで運転するのも億劫なほど。一時的なものだと思っていたが、これが後でエライことになるとはつゆ知らず。

3月2日

今朝は早起き。6時に起床。顔を洗うのもそこそこ、朝食もとらずに河津に向けて出発。というのも前回訪問時に駐車場所を探すのに非常に苦労したので、早めに駐車場を確保するのが目的。8時前に河津到着。幸い絶好の場所に駐車場所を確保できた。駐車料金は一日¥500也。

もうかなりの数の車で駐車場は半分ほど埋まっている感じ。車をとめてすぐにトイレ探しに出動。道の駅のような立派な建物「河津桜観光交流館」があって、しかもシャワートイレ完備。せっかく見つけたので使って見た。手入れ、清掃も行き届いており、これは二重丸。

トイレを済ませ、車に戻ってようやく朝食をとる。持参のパンと果物とヨーグルトというヘルシーメニュー。食事を終えていよいよ待望の「河津桜」見物。開花状況を事前に下調べしていたが、やはりまだ満開とはいかず6~7分咲きといったところ。一見してつぼみが多いのが分かる。河津川沿いに咲いている桜を屋台の中身を横目に上流から下流へ。下流から上流へと歩く。まだ10時前というのに見物人が多くて歩くのが大変。人ごみを掻き分けて歩くのはあんまりありがたくない。いつものウオーキングのペースと違いすぎるので妙に疲れる。考えてみれば、いつも週末を避けて人が少ない時期を選んでいたのを思い出した。毎日が日曜日の生活だとどうも曜日の感覚がなくなってしまう。



河津桜特有の濃いピンクとその足元に咲いている黄色の菜の花のがはっきりとしたコントラストは何時見てもすっきりする。河津桜は「ソメイヨシノ」とは異なり、かなり赤い色が濃い。個人的には白が勝っているほうが好みだが、この時期に咲いている桜を見られるのをよしとせねば。残念ながら混雑のため足湯(さくらの足湯処)にも入れず車に戻る。昼飯代わりに屋台で買ったニラ饅頭とみかんと桜餅を車に持ち込み、簡単にランチ。







今回は道の駅のスタンプを集めるのが目的のひとつなので、桜見物は早々に切り上げ次の道の駅、「開国下田みなと」を目指す。昼過ぎに下田到着。さっそくスタンプを探して無事に押す。車を出て事務所に歩く間に、どうやら花粉症が本格的になってしまったようで、目は痛いし、鼻水とくしゃみが頻発する。陸上が具合が悪そうなんで、海上ならば多少花粉の量も減るのではとの期待から遊覧船に乗ってみることにした。12時半の出港時間を待って湾内観光船の「サスケハナ号」に乗船。およそ20分の航海の割に乗船料は¥1000と普通の値段。普段だったらまず乗らないだろうな。肝心の遊覧航海だが、下田の湾内クルーズだから大して見所もなく、あっという間に終了。結局花粉症対策にはならなかったようだ。



午後1時に下田を出発、次の道の駅「下賀加茂温泉湯の花」を目指す。下田から更に南に下る。30分ほどで到着するも、駐車場は満杯で入れず。しかたなく川を渡った反対側の川岸に駐車して満開の河津桜見物をしながら道の駅へ向かう。道の駅の足湯もやはり満員の盛況。スタンプを押して引き上げ。川岸の土手に咲いている河津桜は緯度が南に位置するせいか、ほぼ満開で本場の河津よりこちらのほうが見事だった。今年は寒かったせいか、まだ水仙も咲いており、桜と菜の花と水仙が同時に見られるという普通だったらありえないシーンを堪能。





下賀茂温泉のコンビニで夕食用の食材を求めてから、本日最後の道の駅「花の三聖苑」に向かう。場所は西伊豆の松崎に近い。下賀茂温泉からはいったん下田方面に戻ってから伊豆半島を横断する形になる。

ところで今回ツアーのために冬物中心に衣類を用意したつもりだったが、開けてみたら下着しか持ってきていないことが判明。今回は例年になく暖かで着ているシャツも暑くてダメ。結局下田の東急で長袖シャツを買わねばならなくなった。バーゲンでまずまずのポロシャツを購入。

どたばたしながらも1時間弱で道の駅「花の三聖苑」に到着。以前訪れたときは平日だったせいもあって、駐車場には我々の車だけで寂しい思いをしたが、今回はすでに大型キャンカーが3台止まっており、何となく安心。



ここには「かじかの湯」という日帰り温泉施設があるので、P泊には便利。山の中なので、交通量も少なく夜間は静か。蕎麦をメインのレストランがあって、道の駅には珍しく夜7時半まで営業しているのもありがたい。スタンプはこのレストラン棟にあるので、到着してすぐにスタンプを押して、営業時間を確認。風呂に入ってからでも十分食事ができることが分かったので、安心して温泉へ。先ほどコンビにで買った食材(おにぎり他)は明日に回すことにした。



「かじかの湯」は日帰り温泉施設としてはかなり小ぶりで、内風呂と露天の2つだけ。内風呂はやや大きいがどちらもミニサイズで、5~6名で満員になりそうな露天風呂は2階にある。裸のまま一度外にでて階段を登ったところにある。今日はたまたま暖かい日だったので、さほど寒さは感じなかったが、冬はどうだろう? 湯の温度はちょっと高め、体感温度で約42度前後か?あまり長湯はできない。もっとも昨日今日と妙に暑い日が続き、あたたまるというよりは汗を流したくなるような時期だから、丁度よかったかも。

風呂を終えて蕎麦屋へ。誠子マミーはとろろ蕎麦とミニ豚丼、私はカレーうどん。豚丼を二人で半分こして二人とも満足。豚丼の薬味にわさび胡椒を使っているのがちょっと珍しい。味はグッド。

風呂と美味しい食事に満足して車に戻る。誠子マミーはいつもの絵本作り。わたしは懐かしの宇宙戦艦ヤマトのビデオ鑑賞を終えて、ブログ書きに専念。昨夜は暑くて寝汗をかくほどだったが、今日は夜になったらかなり冷えてきた。寝る前に暖房を入れて暖かくしてベッドに入る。

3月3日

朝起きてあたりを見渡すと、キャンピングカーがまた増えており、合計8台。いずれも熟年で、どういうわけか犬を連れている人が多い。コンビニおにぎりで簡単に朝食。8時15分に道の駅「天城越え」に向けて出発。一度河津方面に下ってから、北上するルート。河津付近で天城方面から河津に向かう車が長い列を作っている。こちらはガラガラだが、向こうは大渋滞の様子。どうやら皆さん河津桜見物が目的のようだが、ループ橋を過ぎてもまだ車がつながっている状況からすると、おそらく河津の駐車場には入るどころか、辿りつけないのではと思える位。可哀想な皆さんに同情しつつこちらはスイスイと天城方面へ。

天城はさすがに標高が500m近くあるので、気温は低い。今朝出発する頃は陽がさしていたが、だんだん曇ってきてしまい、天城では当たり前の冬景色になってしまった。あんまり寒いので早々に引き上げ。スタンプを押してお土産わさび漬けを買って天城を出発し、道の駅「伊豆のへそ」へ。

ここは道の駅というよりも観光施設「伊豆洋蘭パーク」の付属物的な存在で情報収集には便利だが、トイレは狭く和式しか無い一昔前のもの。スタンプを押してトイレを済ませて早々に出発。これで伊豆の道の駅は全部制覇できたので、最後に土産用のキンメダイの干物を買うため、沼津漁港に向かうことにした。

残念ながら日曜日の昼時に到着してしまったので、漁港の駐車場には入れず。周りをうろうろしたがダメなので、沼津の御用邸の近くにある「荒磯市場」に戻ることにした。ここはレストランと干物売り場が併設されているので、今回の目的のためには便利。



食事は誠子マミーは寿司のセット。私はキンメ雑炊セット。雑炊は火をつけてもなかなか熱くならず、そのうち卵がボロボロに固くなってしまい、さっぱり雑炊らしくなくなってしまった。キンメも硬めに茹で上がり風味が飛んでしまい、これはハズレ。寿司は地魚主体だが、まあまあだった由。



これで今回ツアー無事終了。