直線上に配置  
  吹上高原キャンプ  
2012年10月25〜29日 
 
 

10月25日

先般開催された東北ミニオフにて相談していた青森の温泉巡りは、当地からは距離がありすぎるので、場所を変更することにした。結局、青森と東京の中間地点である、宮城県北部の吹上高原でミニミニオフ会を行うことになった。残念ながら東北メンバーのそらみみさん、STEPさんは参加できず、ユリウス家と当家のみの水入らずキャンプとなった。

東北ミニミニオフ会は土曜日からだが、途中で前橋の義姉のお見舞いをするため、木曜日(25日)の早めの出発とした。

昼過ぎに玉村でのお見舞いを終え、北関東自動車道の「前橋南IC」近くにあるモールのパン屋さんで軽く昼食。コーヒーの無料サービスがあり、ここで買ったパンを奥のコーナーで食べられるのでよく利用している。パンもいろいろ珍しい種類のものが多く、私は気にいっているうちの一つ。ミニパンの6個(種類を選ぶことができる)もおみやげにゲット。

午後1時半に前橋南ICを出発。途中睡魔に襲われ大谷PAで30分ほど小休止。郡山付近では地震で痛んだ道路補修工事により渋滞したこともあって、目的地(石巻)のだいぶ手前で日が暮れてしまった。夜間走行は苦手なので、「安達太良SA」でP泊することにした。


午後6時になってフードコートで簡単に夕食。私はトン汁定食(納豆付き)、誠子マミーは温泉卵付き山菜そば。昨日出かける前に冷蔵庫を空にするために作ったカレーが余ってしまい、今朝は朝からカレーライスとヘビーな朝食だったため、二人ともあまり食欲無し。

車に戻ってのんびりしていたら、突然車が大揺れ。一瞬何があったか分からなかったが、ひょっとして地震ではないかと思い、TV(NHK)を見たらやっぱり宮城県沖の地震の影響だった。報道ではこの辺は震度4だから揺れるはず。明日は石巻だけど、大丈夫だろうか?

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6時起床。お天気は晴れ。気温も心配したほどは低くないが、朝方は車内で14度くらいだったので、着替え中だけすこし暖房を入れる。
誠子マミーの日課であるNHKの朝ドラを見てからゆっくり出発。影の声:これをやらないと一日ご機嫌斜めになるので。

東北道、仙台南部道路、仙台東部道路、三陸道路を経て石巻へ。まずはイオンモールへ行き、昨日無くて不自由した物品、石鹸入れ、ゴミ袋など、今朝壊れてしまった携帯用のシェーバーを買うのが目的。シェーバーは20年以上前に海外出張用として買った乾電池で動くブラウン製のもの。長年愛用していたがついに今朝寿命が尽きてしまった。20年前は高価だった記憶があったが、今はイオンの雑貨売り場でも買えるほどリーズナブルな価格設定になっているのにはびっくり。

買い物を終えて最初の目的地、「かき小屋渡波」へ。事前にHPで確認したところ、1020日から営業再開しているとのことだった。東北復興支援の意味もあって、さっそく行ってみた。国道398号線沿いにあるが、駐車場が満杯のようだったので、付近を捜しまわるも空き地無し。あらためて店の前に車をとめて確認したところ、奥に空きがありそう。バックでは入れそうもないので、頭から入れる。帰りが苦労しそうだな。





「かき小屋」は仮設のテント小屋だったが、店員の皆さんがとても感じよく迎えてくれた。まずは受付で牡蠣をいくつ食べられるかを言って料金を支払う。牡蠣12個入りのざるが一皿¥1000で、炭代とナイフ代¥400。軍手は用意してくれた。

さっそく牡蠣と道具を持ってコンロへ。自分で焼いて自分で殻を開けるのが原則だが、不器用な人は言えば係りの人がやってくれるとのこと。まず牡蠣を網の上に並べ、上から蓋をして5分待つ。ちゃんと5分用のタイマーも貸してくれる。 私が手にしているのが5分タイマー。




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分経ったら蓋を開けて様子を見る。すっかり焼けると牡蠣が開くので、そうなれば隙間にナイフを突っ込んで蓋を開ける。簡単(比較的)そうだが、それでもナイフの切れ味が悪いのか貝柱がなかなかはがれてくれず、うっかりするとスープが流れ出てしまう。不器用な私だが人に頼むのも癪なので、独力でやろうとするが、なかなかうまくいかない。誠子マミーは苦労するからそれだけ味わいも深くなると言うが、私はあんまり面倒なので、味わう段階では疲れ果てて味が分からない。なんとか3個食べたらもう十分。残りは誠子マミーが仕上げてくれた。



焼いている間、ひょいと後ろの席をみたら美味しそうな「イカ」を焼いている。どうやらこちらのほうが手間がかかりそうもないので、追加注文。やっぱり「イカ」のほうが面倒がない。焼けてきたら、ハサミでチョキンと切り離すだけ。
ポン酢をかけていただく。なかなか結構でした。誠子マミーは牡蠣もイカも大満足。私はそこそこだったけど。



ランチというほどのものではなかったが、とりあえず満足して店を出る。案の定駐車場からバックで出るのは難しかったが、誠子マミーの誘導でなんとか成功。

次に震災の1年前に訪れていた「サンファン館」(サンファンバウテイスタ号を展示してある資料館)がその後どうなったか気になっていたので、訪れてみた。現在閉館中の看板があるが、外からは一見何も無かったように見える。係りの人に確認したところ、津波は資料館の屋根まで上がり、船(サンファンバウテイスタ号)は津波に乗って浮いたため損壊は軽微だったが、倒れてしまったため、修復の必要があった由。現在見ているのは修理後とのこと。船のほうも上から見た具合ではあまり物理的にダメージを受けたいるようには見えなかった。もっとも前記の通り、ある程度の修復はされているらしいが。明日から復興支援のフェステイバルの会場になっているようなので、近日中には再オープンするのではと思う。ちょっぴり安心して戻る。



最後にこれまたTVで紹介されていた女川の「希望の鐘商店街」を訪れた。場所はネットで調べておいたが、女川高校のグランウンドにある。仮設住宅のような長屋形式の商店街だが、銀行、郵便局、警察なども設置されていて、ここで一通りの用を足すことができるスタイル。平日とあってあまり人影は無かったが、食堂は結構満員でにぎわっていた。お茶屋さんでほうじ茶を買い、お店の方としばし懇談。がんばってくださいと声をかけたらお土産に飴をいただいた。



下の写真の鐘は元の商店街の入り口にかかっていた鐘のひとつ



先ほどの牡蠣とイカだけでは物足りないので、ここで遅いランチをたべることにして、「三秀」という中華屋に入る。席について隣の親子連れと思しき一団が注文したのを見たらかなり大盛りの様子。メニューをみたら「半」というのが全部のメニューにあるので、当然「半」を注文。


半五目焼きそば、半カツ丼、ギョーザだけは半でなくて普通。実は医者から卵と揚げ物は禁止(に近いストップ令)が出ているので、ここ半年ばかり両方がひっかかる大好物のカツ丼を食べていなかった。復興支援という名目で、今日だけと心に言い聞かせて注文してしまったもの。久しぶりのカツ丼は旨かった。一口ひとくち味わいながら完食。満足そうな顔を見てください。



半とは言いながら量はかなり多かった。二人とも腹いっぱい食べてしまったようで、苦しい。多分今夜の夕食は不要となるだろう。(結果はミニカップラーメンの夕食でした。)

これで復興支援という石巻訪問の目的は達成したので、今夜の宿?である道の駅「上品の郷」へ向かう。



到着したのは午後3時。まだ早いが、とりあえず併設されている温泉、「ふたごの湯」へ行った。「ふたごの湯」は何度も利用しているが、相変わらず湯の温度は高め。体感的には42度以上はありそう。半露天と内湯の二つだが、どちらも温度は変わらないので長湯はできない。私はがんばってはみたが、30分ほどで終了。ただ湯上りはかなりからだが火照ってしまい、暑かった。温泉が効いているということか。



温泉から出て二人とも車内で一休み。30分ほど寝て起きたらあたりはもう暗くなっていた。夕食タイムだけれど、食欲無し。道の駅の物産館で買い物を楽しんでから、カップラーメンで簡単に済ます。

10月27日

今朝は6時半起床。お天気は晴れ。
「上品の郷」は朝からかなりにぎわっている。コンビニの前には人だかりができているほど。どうやらトラッカーの方々の朝の溜まり場になっている様子。8時過ぎたらパタっと人が居なくなった。

今朝は古川IC近くにあるイオンモール古川でユリウスさんと待ち合わせすることになっている。10時半頃にまでに到着すれば大丈夫と思い、ナビで検索したら1時間半くらいとのこと。ちょっと安全を見て8時に出発。ところがナビが案内する道は距離的には近いのかもしれないが、北上川沿いの土手道。幅があまりないし、両側が崖になっているので、対向車が来ないことを祈りつつひやひやしながら運転。途中で国道47号?に出てほっと一息。もっともおかげで時間的にはかなり節約できたようで、9時前にイオンモールに到着してしまった。店が開くのは9時。ユリウス家がどんな献立か不明のまま、当家はキムチ鍋に決定し、必要な食材を買い求めた。ユリウス家とメニューがかぶらなければいいのだが。

このモールはイオンビッグという名称で、いわゆるビル形式のイオンモールとは異なり、平面的に多数の店が集まっている形式。建物はすべて平屋。店舗の数は多い。敷地も駐車場も広い。買い物を終えてまだ時間があったので、モールの中にあるダイソーへ。


ダイソーの品揃えは練馬区とはだいぶ異なっているようで、あまり見かけない品物が多かった。書店で買うと高いカレンダーもここでは¥105で買える。カレンダーほか印肉など脈絡なく7点購入している最中にユリウスさんから電話。すでに到着しているとのこと。勘定を終えてすぐに車に戻ってご対面。

念のため先方の献立を聞いたところ、「せんべい汁」であることを確認。先日のB−1グランプリで優勝した八戸の名物グルメだそう。メニューがかぶっていないことが分かったので、当家は一足先にキャンプ場へ向かう。1時間半ほどでキャンプ場に到着。

キャンプ場は鳴子温泉からかなり登ったところにある。途中道が細くなったところから一方通行で上り、下りを分けてくれている。キャンカーのような車にとってはとてもありがたい工夫。吹上高原キャンプ場は公営のキャンプ場で受付の方も大変親切。料金も格安。

キャンプ場は一般サイトと電源サイトに分かれており、電源サイトは一応ロープで仕切られている。入るときはロープを外して入る。一般サイトはサイトの定めなく、大きな芝の広場のどこに止めてもいいらしい。トイレ棟と炊事棟は完備している。

サイトは電源付き。広さはかなり広く、キャンカーが3台でも十分収容可能な広さ。ただ、地面は芝で凸凹があるので、駐車位置によっては傾斜板が必要。電源は端子が3つあるので、結果論だが、1サイト2台使用としたほうがよかったかも?次回要検討。

サイトについてすぐに設営。オーニング(テント)を張って、テーブルを組み立て、椅子を組み立て、コンロを出して炊事のしたくは完了。


夕食の前に、おやつ代わりに当家自慢?のチーズフォンジュを提供。ここでご披露する前に、家で練習したが、あんまり旨くできなかった。今回はつなぎにコーンスターチ、白ワインを入れてみた。結果は今までになくうまくゆき、皆さんからも高い評価をいただいた。フォンジュの種はフランスパン以外に茹でたブロッコリー、ウインナーを使ってみたが、やはりフランスパンが一番旨い。



キャンプ場に隣接している温泉「鬼首スパ」が7時半に終了してしまうので、夕食前に入ることにした。風呂は管理棟の向かいにあり、キャンプ場利用者は¥100割引で¥400で入湯できる。湯船はさほど大きくはないが、十分な広さ。湯の温度は若干高め(41〜2度)だが、露天はなかなか気分が良い。ユリウスさんとすっかり話し込んでしまい、めったに無いことだが、誠子マミーのほうが先に戻っていた。

風呂から出て、両家とも夕食の準備。当家はキムチ鍋、ユリウス家は八戸せんべい鍋。鍋でかぶってしまったが、味が異なるのでそれぞれ堪能。気温が低いのでこういうときは鍋が一番。かなり食べすぎの感はあったが、美味しくいただいた。食後はしばらく焚き火を囲んで懇談。薪が無くなったのを機に場所をしーと号に移してユリウスご夫妻と懇談続行。10時半になってお開き。お疲れ様でした。

 

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昨夜は夜半に雲が出てきてしまい、残念ながらついに念願の星は見られず。

7時に起床。誠子マミーはとっくに起きていた。
昨日のキムチ鍋の残りにうどんを入れて簡単に朝食。水分が少なくてうどんと野菜の煮込みになってしまったが、
トイレの始末、ゴミの処理、撤収作業を慌しく終えて、キャンプ場を出発。

今日は下調べしておいた間歇泉と鳴子峡の紅葉見物をしてから帰途につくことにした。
キャンプ場から車ですぐのところに間歇泉(弁天)がある。9時の開始時間丁度に間歇泉に到着。20年ほど前に来たときは確か無料だったような記憶があるが、今回はお一人様¥400の観覧料が必要だった。場内に入ったらすぐに間歇泉が吹き上がっている様子が目に入った。近くに寄ってみようとすると、噴出が終了。あんまり長時間噴出するものではないようだ。案内版には約10分間隔で吹き上がるとなっているので、しばらく現場で待機。



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分後にちゃんと案内通り噴出が始まった。高さは10mくらい。轟々という音が付いてくるのかと思いきや、まったく静かに湯気が少しづつ出てきたと思うと、すぐにサーという静かな音とともに吹き上がる。出ている時間は1,2分といったところ。昔の記憶がさっぱり取り戻せないまま、初めて見たような気持ち。誠子マミーからボケを指摘される始末。情けない。


場内には足湯のほか、立派な温泉棟もある。湯に手をいれてみたがさほど熱くない。温泉棟とは言っても、囲いがあるものの、間歇泉見物の人が自由に中を見られるようになっているので、とても落ち着い入れないだろう。現に誰も入浴していなかった。着替えの小屋があるが、使われた形跡も無い。広くてよさそうな温泉なので、入ってみたかったが。

今朝は朝から怪しいお天気で、最初は霧雨状だったが、だんだん小雨に変わりだしたので、引き揚げることにした。それでも駐車場には後から後から車が入ってくる。人気スポットらしい。

次に鳴子峡へ向かう。吹上高原から鳴子温泉方向に下り、国道47号線を新庄方面に右折位。鳴子峡近くで大きな駐車場を見つけたが駐車して居る車が無い。道路向かいの山道を大勢の人たちが登って行くのをみて、その方向が峡谷かと思ったが、峡谷が山の上とは思えない。あらためて国道を進むとありました。こちらの駐車場はほぼ満杯。その先の有料駐車場に展望台があるとあったので、そちらに向かう。¥500を支払って駐車。


もうお天気は完全に雨。傘を差しながらの紅葉見物となった。吹上高原のほうが標高は高いはずだが、あまり紅葉が見事ということは無かったが、鳴子峡はあたり一面すべて色とりどりの紅葉のデパートのよう。真紅から橙、黄色、黄緑と文字通りいろんな絵の具を使ったキャンバスのような見事?な色彩。峡谷の底が見えないので、どのくらいの高さがあるのか分からないが、そんなことは無用なほど見事な紅葉だった。誠子マミーはすっかり感激。それをみたわたしもすっかり満足。連れてきてよかった。雨の中、1時間ほどの滞在だったがすっかり堪能した。







気温は13度くらいで肌寒いので、誠子マミーだけ甘酒を。ユリウス家は「じゃがバター」と「たこ焼き」を。じゃがバターは山盛りのかなりのボリュームで、北海道で食べたものの倍くらいありそう。バター(マーガリン?)も大盛り。



雨の中の見物を終えて、最後に両家の記念写真を高校生のボランテイア(遠慮なく声をかけてください。シャッターを押しますの看板をぶら下げていた)にお願いしシャッターを押してもらった。



ここでユリウス家とはお別れ、それぞれ帰途につく。

こちらはそのまま古川ICから東北道に入り、東京へ直行。のつもりが途中で暗くなったので、那須高原サービスエリアにてP泊。明日帰宅の予定。ユリウス家は夕方には無事に青森に到着したそうだ。

 

さて来年はねぶたか花火かそれとも温泉?