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   ツアー  
 2012年2月17日〜2月20日 
 
 


2012年2月17日(金) 

GSML主催の初詣オフに参加してきた。場所は何と伊勢神宮!遠い!我が家からは直行しても約470キロ。とても一日では走れない。足掛け二日で走破する予定でスケジューリング。集合が土曜日の夕方なので、逆算して金曜日の午後出発することにした。

家内がが病院から戻るのをお迎え行ってからの出発。

駐車場を出たのが午後1時ちょっと前。車内でパンを齧ってから出発。環八はいつものとおり渋滞気味。

海老名で残りのパン(手作りサンド)を食べてようやく本格稼動。途中、「牧之原SA」で休憩しただけで、今夜の目的地「刈谷PA ハイウエイオアシス」には午後6時を回ったころ到着。

自宅から刈谷PAまで約330キロ。およそ5時間で330キロということは平均時速65キロということか。久しぶりの運転でちょっと疲れ気味。

誠子マミーの要請でとりあえず先に夕食。ここにはレストランがあると思っていたが、勘違いで、あったのはフードコードだけ。これといったものが見当たらず、無難なところでラーメン、ギョーザという平凡な組み合わせ。といってもラーメンは「横綱」の豚骨醤油ラーメン、ギョーザは「ウアン」で調達。

風が強くて寒いので、暖かいラーメンは意外に旨かった。残念ながらギョーザは出来立てでなく作り置きだったので、味はよかったが皮が硬い。

おなかが膨れたところで、次は定番のお風呂。刈谷PAの裏手にある日帰り温泉「かきつばた」へ。料金は¥800とまあ都会地では普通のお値段。39.7度の内湯(炭酸泉)は熱からず寒からず、私にはちょうど良かった。露天風呂は4つあり、湯の温度がバラエテイに富み、源泉掛け流しまで完備。ちょっと熱めの42.3度の源泉掛け流しが良かった。室内から露天風呂に入るまでは吹きさらしなので、かなり寒いが、一度入ってしまえば極楽、ごくらく。すっかり温まることができた。誠子マミーはよせばよいのに全部の風呂にトライしてのぼせてしまって座敷でダウン。

本当は寒いはずの夜風が心地よく、すっかりいい気持ちになって車に戻る。車内でお決まりのビデオ鑑賞だが、今回は昨日NHKでやっていたブラタモリを鑑賞。今回は江戸の運河。いつもながらこの番組は歴史散歩的な要素が多くて面白い。それにしても徳川家康の都市開発の発想力、実行力はたいしたものだと思う。一人に権力が集中していることのメリットをいまさらながら再認識した。いまの国会のドタバタを見ていると情けなくなるのは私だけではないだろう。

2012年2月18日(土)

起床してあたりを見渡したら、今回の仲間、Kさん、ZさんもP泊していた。お決まりの朝のご挨拶。彼らはご在所SAで朝食のため、一足先に出発。こちらはのんびりと持参のパンで朝ごはん?

9時頃刈谷PAを出発。気温は低い上に風があるので体感温度はかなり低め。

伊勢湾道をひたすら伊勢に向けて走行。途中松阪近辺でユキ(雪だるま)の注意信号が見えたと思ったら、いきなり雪が降り出し。あっという間に銀世界。この様子だと伊勢はどうなるかと心配したが、多気を過ぎる頃には雪もあがり、青空が見えてきたので、ほっと一息。

とりあえず集合場所である日帰り温泉「みたすの湯」を探す。道はあまり広くはないが、温泉のPはスーパーの奥にあり、結構広い。ここならキャンカーが終結してもさほど問題はないだろう。安心してナビに正確な場所を登録。11時を回ったので昼ごはんを食べに内宮方面へ向かう。浦田橋のちかくの川原の市営駐車場(まだ整備中で無料だった。)に車を止めて、「おはらい町」へ向かう。

おはらい町手前にある五十鈴橋のたもとに見つけたのが「野あそび棚」という和風レストランに入る。ここは土手の上で、川原に面しており、景色もなかなか。はるばる東京から高い交通費をかけて来たのだから、伊勢うどんではもったいないと思い、無理して松阪牛を使ったメニューを頼んでみた。誠子マミーは例によって遠慮もなく松阪サイコロステーキ重、私は松阪牛焼肉重。もちろんサイコロステーキの方が焼肉の倍の値段!サイコロステーキのサイコロ1個を分けてもらったが、さすがに肉は旨かった。でも、焼肉重(すきやき風)のほうはもっと旨かった。多少無理している感もあるが、味と値段は必ずしも比例しないということ!

食事を終えておはらい町を散歩。一昨年来たときよりもさらに人が多いような気がする。2月の中旬なんて寒い時期はあまり人が多くないと勝手に思っていたが、駐車場を探すのも一苦労だった。誠子マミーにつきあって2,3民芸品などの店を冷やかしてあるくも、買い物はせず。内宮まで歩いてみたが、明日の御祓いの予定があるので、今日は場所を確認しただけ。でもしっかり案内図はもらった。

まだ午後1時を回ったくらいで、今晩の集合時間7時には間があるので、スケッチをしようと思い鳥羽へ足を伸ばした。鳥羽のつもりで、うっかり「伊勢志摩スカイライン」に入ってしまったが、これが大間違い。ここは朝熊岳の金剛證寺への参詣道のようで、鳥羽の「パールロード」と勘違いしていた。有料道路に来てしまった以上元を取らねばと思い、そのまま走る。途中鳥羽を見下ろす景色のよいPで車を止めてスケッチを試みるも、いかんせん気温が低すぎて車外でのスケッチは無理。しかたなく車内の窓越しに見えた景色を描く。雲がどうしても表現できず。描くには描いたが自分のつたなさ腹がたっていささか心中おだやかならず。

同じ有料道路を引き返すのも癪なので、そのまま鳥羽へ降りて帰りは一般道で戻る。みたすの湯にはスーパーが隣接しているので、温泉に入った後で、野菜などを購入し明日に備える。

温泉(といっても実はスーパー銭湯だった)はなかなか充実しており、それぞれ形、湯の温度が異なる露天風呂だけでも4つあり。うち風呂の炭酸泉が38.7度でこれがちょうどよい感じで約10分。露天の41.7度はちょっと熱めに感じたが、気温が4〜5度しかないので冷えた頭が心地良い。でものぼせそうなので、半身浴と全身浴を繰り返し5分ほど入る。あがってからまた炭酸泉へ。せっかく温まったのに温泉から車に戻る3〜4分ほどの間にすっかり冷えてしまった。それくらい気温が低いということ。今夜寝られるかどうか不安。

7時過ぎてから全員が集まって温泉の食事ところで宴会開始。今回は車が6台。子供が多いので全部で20名!残念ながら座敷なので、神経痛持ちの身としては長時間はつらい。2時間ほどお付き合いして、幹事から「明日は6時半出発」というご案内をいただいてから、一足先に車に引き上げた。

2012年2月19日(日)

午前6時30分出発ということだったが、私は例によってかなり早めに起床。5時半に誠子を起こす。早めに朝食も食べて他のメンバーが起きるのを待つ。

なんでこんなに早く出発するかというと、実は内宮に一番近い無料駐車場が6時半開錠のになっているので、これに間に合わせるため。たしかに現地についたらポツポツ駐車している車があるが、さすがに空いている。メンバー全員6台のキャンカーが無事に駐車できた。

そろったところで、いよいよ境内へ。さすがに古木が多い。何せ朝が早いので気温が低い。今朝の気温はマイナス4度だったらしい。手を清めるには境内の中の五十鈴川の河原で行うのが本来の姿だが、あんまり寒いので、手水舎で手を清める。ちょっと手抜きなんで利益があるかどうか? 御正宮へのお参りをしてから、いよいよ今回のメインイベント、厄祓い。

今回は厄年を迎えているメンバーが2名居るので、彼らはお祓いをしてもらうのが目的。私達は普通にお参りのつもり。ところが境内を歩いているときに何気なく厄年を迎えるメンバーの生まれ年を確認したら、何と愚息の年おんなじことが判明。他人事と思っていたが、急遽息子の代参をする羽目になった。あわてて一緒にお祓いの申し込み手続きを行う。住所、氏名、お祓いの中身などを記入して提出。

お祓いは午前8時半から開始とのことで、それまでは社務所の休憩所で待機。わたしも金毘羅さんで毎年お祓いをしてもらっていたが、そのときは個別(グループ)にまとまってお祓いをしてもらい、榊を捧げお神酒をいただいて終了だった。てっきり同じ形かと思いきや、神宮では休憩所で待機する全員をまとめていっぺんにお祓いするやりかただった。ただし今回のように厄祓いの場合は、本人名を個別に読み上げるので、これで特別にやってもらったという感じになる。名前を読み上げられたのが10名ほど。ところが参集殿に入ったのは50名ほど。つまり40名は付き添いというか便乗組。

かなりはっきり読み上げてくれるので、息子の時は「練馬区に住まう○○○」と聞き取ることが出来た。ちなみにお祓い料金は¥5000也。終わってからいただくお札と一緒に一金¥5000也とちゃんと書いてあった。神社からの領収書?は初体験。

お参りを終えて、名所「おはらい横丁」へ。今回のオフ会はとりあえずここで解散。私達は前日、見物を終えているので、お土産を買ったら退散することにしていたが、朝が早すぎてお目当ての店が開いてない。さんま寿司の売り込みをやっていて、つい誠子マミーが引っかかってしまい、昼飯代わりに生のさんまと焼いたさんまの2種類を購入。

東京へ戻る途中、豊橋の友人宅へ表敬訪問することになっていたので、一足先に出発。昨日は雪が降っていた松阪近辺も路肩にすこし雪が残っている程度で、昨日はナンだったんだ!という感じ。お天気は最高!午後1時過ぎ、何事も無く刈谷ハイウエイオアシスに到着。友人宅は午後4時の約束なので、時間がある。この間を利用して誠子マミーは初日に利用した「かきつばた温泉」へ。私は湯冷めが嫌なので参加せずPCでツアー記録を整理しながら車内で待機。誠子マミーは今回は湯当たりもせず、気分良く帰ってきた。コイン式の下駄箱で取り忘れた100円玉を見つけたらしい。ご機嫌だったのはこれが理由か?

豊橋では鄙には稀な上等のイタリアンレストラン「Cannery Row」に連れていってもらった。


前菜の種類が多く、これは好きなだけ取ってよいので、ついつい食べ過ぎる。テーブルの脇で調理してくれたチーズのリゾットが旨かった。パスタ、ピザどれも水準以上のクオリテイで大満足。しかもお値段がとってもリーズナブル。これは良いお店を紹介してもらった。


豪華デイナーを堪能してから、急いで豊川ICに戻り、そのまま浜名湖SAまで走ってそこでP泊。
翌日の昼過ぎに無事に帰宅した。

ゆずぱぱさん、クボイケさん、お世話になりました。