直線上に配置  
  ツアー   
2010年11月19日〜23日 
 
  20日(土曜日)

今回は誠子マミーが風邪ひきで出動不可となり、単独で参加。

前夜は上信道の東部湯の丸SAで一泊。朝一番で豊科の「スイス村」へ向かう途中でやまちゃんからメールがあり、「ケイパパも合流して豊科のマックで朝マックしている。」とのこと。
豊科インターを下りて、念のためマックに寄ってみたら、案の定キャンカーが3台止まっていた。どうやら飯田のおかちゃんFだけが食事中。こちらはすでに朝飯を終えているので、おかちゃんFが終わるのを待って、スイス村へ。待つことしばし、9時過ぎにようやく静岡のJUNちゃんFが到着。これで全員集合。

とりあえず新そばオフなんで、蕎麦といきたいところだが、まだお店がオープンしていない。時間調整のため「北アルプス牧場」でソフトクリームを食べることにした。毎度おなじみのお店だが、やはりここの牛乳ソフトは旨い。牛乳なのにかなりこってり感がある。1個¥300也。お土産に店先で売っていた信州林檎も買い求めた。5ケ¥450也。

ここでしばらく休憩してから、目的地の「みはらし食堂」に向かう。ちはる美術館を通り過ぎてみはらしに向かうアプローチの通りは年々拡充して舗装もちゃんとなり、かなり走りやすくなった。これもみはらしが繁盛しているためか?


新そばはやはり旨い。ここのつけ汁は甘口と評されているが、私にはちょうど良い感じ。これ以上塩気が勝つとあまり食べられなくなりそう。大盛りをあっという間に完食。やまちゃん、おかちゃん、JUNちゃんは普通盛りを2枚とさらに多いのに、これまた綺麗に完食。もっとも後で食べ過ぎたとは言っていたが。 今回の付けあわせは白菜の浅漬けだった。9月に 来たときはナスの漬物だったが、やはり浅漬けよりもちゃんと漬かっているほうが旨いというのが全員の意見。


いつも思うのだがここから見える安曇野の景色は感動的。北アルプスも頂上付近が冠雪しており、この時期の北アルプスが一番綺麗のように思う。まったくの個人的見解だが。はやく時間を見つけてスケッチしたいと思うが、なかなか時間が取れない。

蕎麦の後で温泉三昧という計画だったが、このまま温泉ではちと時間が早すぎるので、腹ごなしの運動ということで、「国営アルプスあずみの公園」の奥にある「ほりでー湯」の裏手にあるマレットゴルフ場へ直行。マレットゴルフはパークゴルフに似ているが、クラブがとんかち状で、これで野球の玉くらいの大きさのプラスチックボールを打つもの。問題はここは山岳コースなので、打ち上げの時はかなりしっかり打たないと戻ってきてしまうこと。とんかち状のクラブでフェースに傾斜が無いフラットなものなので、ボールは上がらない。ゴロで斜面をかけ上ることになる。これがまたなかなか思うようにボールが飛んで(走る?)くれない。何どやってもテイーグラウンドまで戻ってきてしまう。一緒に回った子供も3度目にはとうとう涙ぐんでしまい、4度めにはついに号泣する始末。おとなも泣きたい気持ちを抑えつつなんとか18ホールを2時間ほどかけて回った。山登りとゴルフを一緒にやるようなもので、すくなからず体力を消耗。ゴルフの後の温泉がなんと気持ちよかったことか!風呂に入った後しばらく何をする気にもならず。


それでも今夜のP泊地には向かわねばならず、ようやく腰をあげて9月にも利用した「烏川緑地公園」の駐車場へ。所定の場所を確保してから、徒歩3分のところにある「須砂渡食堂」へ向かう。ここは知る人ぞ知る地元では有名な食堂。和、中はとりあえずひととおりのメニューあり。売りは「鳥もつ」。もつの類はめったに食さないわたしでもここの味はなんとかいける。単価が安いのも良い。今回は馬刺しの他に馬レバーを注文。私も生まれて初めてチャンレジ。香りはなくレバーのねっとり感は無く、シャリっとした舌触り。腹いっぱい飲み食いしてお一人様¥2200で豪華な宴会が楽しめた。
須砂渡食堂 宴会
こうちゃんも随分大きくなりました 油揚げの葱味噌
名物鳥もつ 馬レバー

食後はしーと車で二次会。しーとさん特製の「角煮」が好評を博し、製作者としての喜びもひとしお。
今日はちょっと疲れたので、早々とお開き。明日に備える。

21日(日)

今日も快晴。朝6時に起床したが、気温は低く0度前後。陽が上がってきて少し暖かくなってきたが、それでも5度以下だろう。やまちゃんご夫妻が散歩にでるとのことで、合流。烏川沿いに駐車場と反対側の川沿いを下る。しばらくは厚手のコートを着ないと寒かったが、30分ほど歩いてようやく暖かくなってきた。山は紅葉真っ盛りで、ときどき林越しに頂上が白くなった常念岳が顔を出す。なかなか素晴らしい景色を堪能しながら約1時間のウオーキングを終了。
常念岳 道祖神


9時過ぎにとりあえず食材補給のため、定番の池田のマックスバリュへ。ここで今夜と明日の食材を買い求めた。
夕食は3ファミリーのため、メニューがかぶらないように、しーとさんは名古屋の味噌煮込みきしめんと角煮。JUNちゃんファミリーは讃岐うどん、鳥のなんこつ炒め。やまちゃんファミリーはジンギスカンとデザート担当という役割でそれぞれお買い物。

買い物を終えて、本日の予定に従い、まず大町のソースカツどんの「昭和軒」へ。ここでおかちゃん、やまちゃんは大盛りを注文。普通盛りでもかなりの量だが、大盛りは半端なものではなくて、丼のふちまでご飯んが詰め込まれ、その上にとんかつが文字通り山盛り。運ばれてきた代物を見て発注者もしばし呆然、でも顔に出さなかったところはえらい。すくなからず無理をしている感じを見せつつも、ついに完食。さすがに食べた後で、食いすぎた!との発言あり。これでは夕食はちょいと食べられないだろうなと思わせる一幕。もうお互いそう若くはないのだから、見栄を張らず無理はやめましょうね!皆さん。

昭和軒 大盛りソースカツ丼
並と大盛りの比較 カツ重完食!

つぎに向かったところがバタどらの「村田菓子店」。カツどんが先だったので、満腹の後では食指が動かず。しーとさんは棄権。他の皆さんはお土産用に買ったようだが、その後食べているところを見なかった。

さて今夜泊まるところだが、場所を大町から白馬へ移動し、いつもの松川のP泊場へ。

ここからは北アルプスの絶景が目の前。しばらく全員景色を見ながら日向ぼっこ。私はようやくスケッチの1枚目に取り組む。明日はお休みが取れないおかちゃんファミリーは涙をのんで、ここでお別れ。


暗くなると寒くなるので、3時過ぎには調理開始。味噌煮込みきしめんが4時過ぎに出来上がり、全員で試食。2人前を5名で食べたらみんな一口づつで完食。もうすこし作ればと思ったが後の祭り。まあ、他の皆様方いろいろあるだろうからと思い、続いて「角煮」を提供する。案の定やまちゃんはまだカツどんが残っているようで、角煮は後まわし。

その後JUNちゃんが豚の軟骨を炒めてくれて、これを食べたらなんとなくお腹が一杯となり、山ちゃん夫人にお願いしてりんごのバター焼きを作ってもらった。林檎をスライスしてから、バターでいため、最後に砂糖入りのシナモンパウダーをかけて完成。これがバターの香りをシナモンの香りがあいまってなかなかの旨さ。簡単にできるので、帰宅したらやってみよう。

豚の耳の軟骨 りんごバター焼き

焚き火をしていても暗くなってきたら風もでてきてかなり寒い。ガスストーブを出してもほとんど防寒にはならず。灯りがほとんど無いので夜景が綺麗。月も明るい。

食事も一休みの感じになってきたので、当家のカラオケをご披露したら、やりたい!との声があり、やまちゃん車のオーデイオを使って急遽カラオケ大会となった。これは予想外の展開。皆さん、こんなにカラオケが好きだったとは!車内はさすがに暖かい。外とは段違いで、これは怪我の功名だったかも。しばしカラオケを楽しんだが、途中で電池切れの様相を呈し、音が割れ気味になったきたのを機に午後9時半ようやく終了。写真をクリックすると動画が見られます。


年末に当家の豪華カラオケセットを使って大好きつ!のメンバーによる忘年会開催の提案があり、異議なく了承された?ほんとにやるのかな???

11月22日(月)

今朝は予報とおり曇り。でも雲の様子からするとまもなく雨になりそう。気温は昨日と違いかなり低い。
あわただしく朝食を済ませ、そうそうにキャンプ道具を片付けてからオーニングを収納。撤収準備完了してから、さて今日はどうするかしばし協議。昨日のぽかぽか日和が嘘のように天候激変。晴れていれば考えようもあるが、雨が降ってくればマレットゴルフは無理だし。結局とりあえず「大町山岳博物館」へ行くことにした。

案の定、白馬を出発してまもなく雨が降り出し、終日雨の中。

途中で白馬の足湯「和みの湯」へ。先客が二人ほど。全員で足湯を楽しむ。最初はピリツとくるような熱さだったが、すぐに慣れた。やはり体のほうが冷えていたらしく、熱いほうの湯船に入ってもすぐに平温の感じ。5分ほどで体が温まった。


山岳博物館では登山の歴史の中でも遭難の記録、遭難してか死の直前まで書き続けた日記がなんともいえない後味を残す。山岳写真と高山植物の写真が綺麗だっただけにその対比が余計に印象深いものだった。


雨降りだったけれど3階の展望台からの眺めは素晴らしかった。


雨の博物館を後にしてとりあえず昼飯。豊科のスワンモールまで戻り、場内のおやきの店「あずみ」へ。ここでお土産兼用でおやきを購入し、お店の炉辺で焼いていただく。昼食用に2個買ってはみたものの、1個だけ食べて後はお土産に残す。どうもキャンプに出ると体重が増えてしまいがちで、気にしている。ま、1個でもかなりボリュームがあるので、おなかは膨れるが。


おなかが膨れても雨はやまない。明日の帰り用のガスを入れてから、雨降りでもある程度楽しめるかもと思い、安曇野アートヒルズへ行ってみた。ここではガラス工芸の体験ができる。でも結局誰もやらず、ガラス製品の売り場を散策して終了。そろそろ今夜のP泊地へ行こうということで、ここから程近い穂高温泉郷へ。5分ほどで到着。さっそく「八面大王」のすぐ前にある日帰り湯(しゃくなげ荘)へ。ここは残念ながら露天が無いが、今日は雨降りなので、特に問題無し。料金¥400。洗い場はあまり広くない。今日は平日にもかかわらず人が多い。やはり地元の方々が多いようだ。湯は比較的熱め。あんまり長湯はできないが、昨日から気温の関係か背中の痛みが復活しつつあるので、このあたりで温めるのは有効だと信じて少し長めに入ってみた。上がったら体中がほかほかで思いのほか効果があったようだ。

5時になり日も暮れてきたので、今夜の夕食をとるためにまたまた豊科へ。JUNちゃんの車に相乗りして、穂高から豊科の食堂「喜楽」へ。駐車場はチャンプがようやく走れるような細い道を入ったところ。お店は15人ほどで満員の小さな食堂「喜楽食堂」。先客が居なかったので、貸切。
とりもつ、野菜炒め、メンチカツ(ブツギリ)、焼き蕎麦、カツカレー、ラーメン、チキンライスというなんとも統制の取れないメニューを全員で取り分けていただいた。味はお母さんの作ってくれた味というのが一番近いかもしれない。とにかく懐かしい味だった。私にもちょうど良い感じだったが、みんなそうだったようで、何も残さず完食。ビール2本を加えて割り勘したら、お一人様¥1470だった。一同感激。ちなみ私は焼き蕎麦とラーメン以外をいただいたが、ちょいと食べすぎ。おやきを1個にしておいて正解。
鳥もつ ブツ切メンチカツ
カツが見えないカツカレー 昔懐かしいチキンライス

食事を終えて穂高に戻ったら、足湯の周りはLEDのイルミネーションが満開ですごいことになっていた。八面大王もとまどい気味。詳しくは写真を見てね。


昨日と同じく車に戻ってカラオケして本日の行事は終了。雨降りだったけど、まあまあ充実した一日だった。
そうそう山ちゃん夫妻はカラオケの後足湯に行きました。私は雨が強くなってきたので遠慮しましたけど。

明日は一路東京へ向けて帰るだけ。

皆さん、お疲れ様でした。