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  2010年安曇野グルメオフ   
2010年10月16〜17日
 
 


前回の安曇野ツアーから戻ってはや1ケ月が過ぎた。
あんまり出かけないと体調不良がカムバックしそうで怖い。
ついに意を決して温泉めぐりに出ることにした。

誠子マミーのスケジュールとつき合わせ今回は短めに1泊2日。
場所は沼田から日光方面に向かう国道120号線沿いを探索。

土曜日に誠子マミーが病院から戻ってくるをの待って、いつもより遅めのスタート。とりあえず1泊2日では遠方にはいけないので、まず関越道の沼田ICから温泉付の道の駅「白沢」を目指す。現地には午後4時半過ぎに到着。駐車場はほぼ満杯の様相。キャンピングカーの先客もも数台。明らかに車中泊とおぼしき面々も多数。


この道の駅には農産物の直売所があり、野菜が安かったので、いろいろと買い求めた。ただ、時間が遅かったため青物野菜が売り切れ。買えたのは根菜類のみ。



買い物を終えてまだ夕食には早いので、さっそく温泉へ。付属の温泉施設は「望郷の湯」という本格的な日帰り温泉施設。湯船は内風呂と露天の2箇所。どちらも少々小さめ。当日は土曜日の夕方と一番混雑する時間帯だったためか、洗い場は順番待ち状態。とりあえず風呂場に入るも体を流すこともできず。当然風呂にもは入れない状態が5分ほど続く。後で気がついたら露天風呂にも洗い場が6ケ所あってこちらは空いていたが。入浴料は¥550也。シニア割引は無かった。

湯の温度は露天が比較的低く設定してあるが、沸かし湯と見えて時々お湯が流れてくると急に周りが熱くなる。推定41〜42度くらい。露天からの景色が良いとあったが夕方で薄暗くなってきて回りを見る余裕無し。

夕食は今朝近所のスーパーでやっていた駅弁大会で宮城の牛タン弁当と和歌山の柿の葉寿司を購入してきてあったので、これで豪華に済ませた。牛タン弁当は紐を引くと化学変化で弁当本体が熱せられる代物。値段の割りに牛タンの量が少ないのはこの入れ物に凝っているからだろうか?暖めても硬い肉は柔らかくならないことを実感!柿の葉寿司は量が多くて食べきれず。

夕食を終えたら二人とも温泉が効いたようでうつらうつら。すぐに就寝。

翌朝は7時に起床。久しぶりに熟睡した。
起きるなり今日の昼飯をどうするか協議。
誠子マミーから一昨年この先菅沼の茶店食べた「おしょろこま」の希望があり、とりあえずそちらに向かう。

120号を日光方面に向かう途中に農産物直売所があったことを思い出し、昨日買い損ねた白菜などを調達するため、ここに寄ってみた。場所は「吹割りの滝」の少し手前にある「尾瀬野菜市場」。 


去年来た時はダートだった駐車場は全面アスファルトで舗装され、店先には無料足湯があったりして大分模様が変わっていた。店もきのこ専門とかいろいろあって、それぞれ値付けが異なっており、安いものを探す喜びあり。ただ一般的に青物野菜が高騰気味なのに、ここでは行きつけのスーパーでは考えられないような安さにびっくり。たとえば大きな白菜1本が¥200など。誠子マミーは次から次へと買い込み車の中は野菜だらけ。りんごは長野だと思っていたが、ここもりんごが大量に出荷されていた。価格も安い。珍しかったのは「しろみくりかぼちゃ」ここ片品村でしか採れないそうだが、試食品をいただいたら、身は淡い黄色だが、味はホクホクで栗のよう。ちょっと高めだったが思わず1個お買い上げ。
 

買い物を終えて菅沼へ向かう。道は日光までずっと上り坂が続く。キャンカーにはつらい道。
10時半に無事に到着。まだランチには早いが誠子マミーは食欲旺盛で「おしょろこま」なら食べられるとのこと。わたしも付き合って「すいとん」を注文。ところが楽しみにしていた「おしょろこま」は無く、焼いていたのは岩魚だけ。理由は例年になく岩魚が大型のため焼くのに時間がかかるので、今の時間は岩魚に集中している由。誠子マミーは食い気に走り、待っていられないと岩魚をほおばる。

早めのランチ?を終えて、ここから日光へ向かうか、それとも途中でみかけた白根ロープウエイを上って絵を描くかしばし熟慮の結果、初物の白根ロープウエイに決定。いま来た道を下って丸沼方面へ。ここは冬はスキー場になるので、観光施設はかなり充実している。入り口にもレストラン。屋台村みたいなものまである。小さいながら足湯もあり。



往復¥1800のチケットを購入し、山頂駅へ。ここから日光白根山へ本格登山することもできるが、お客の大半は標高2000米の足湯が目当てのようだ。われわれはまず天気が良いうちにスケッチを描くべくビューポイントを探す。

山頂駅の周辺にいくつか散策路があって一周45分のコースを選択。距離はさほど無いが上ったり下ったりで結構な運動量だった。途中正面に日光白根山が森越しに見えるスポットがあり、ここでスケッチ開始。二人で同じ対象を書いても見方が違うのでまったく異なる絵になってしまうのが面白い。1時間ほどの滞留で山頂駅へ引き上げる。

そろそろ人が少なくなっているかと思いきやまだまだ足湯には大勢の人が。空いているところを探して何とか入り込む。湯の温度は温めでも、歩きつかれた脚にはちょうど良い感じ。さきほど歩いてきた散策路のビュースポットより、ここからの景色のほうがよほど素晴らしい。やはり良いところに作るものだと感心しきり。これだけ人が多いととても気になってスケッチするのは難しいだろうが。  

しばらく足湯を楽しんでいたら、急に誠子マミーが腹が減ったと言い出した。気がついたらもう午後2時過ぎ。あわてて足湯から出て、付近の茶店にゆくも、お目当てのおやきやら団子などは売り切れ。
しかたなくロープウエイで山麓に向かい、茶店で団子をいただく。私はすいとんがまだ腹に残っているので、無料サービスのきのこ汁をありがたくいただく。きのこの姿は無かったが、具なし味噌汁にかすかにきのこの香りが残る。ここでも標高は1400米あるので、暖かい味噌汁は体に染みる感じで美味かった。

無料きのこ汁 お団子

今日の夕食は片品村名物の「とんかつ」と決めていたので、それまでは余計なものは食べないようにし、これで丸沼は切り上げ。3時に丸沼を出発。今回の目的の温泉へ直行。これまた往きに見つけた「白根温泉大露天風呂」の看板めがけて山道を下る。ここは駐車場が比較的広いので、車が止めやすいと判断しただけで、どんな風呂がよく分からない。大露天風呂の看板だけが頼り?

あまり大きな建物ではなく、いわゆる休憩所のスペースも小さい。料金は¥700。北海道、東北では立ち寄りの湯の料金は¥500が上限。安いところは¥350だった。なんとなくちょっと高いなと思ったが、関東ではこんなものかもしれない。風呂は内湯が一つ、露天が大小つ、寝湯が一つという構成。大と名づけるにはちょっと恥ずかしい小ぶりの露天(ゆっくり入るには5〜6人が適量か?)の湯温ちょっぴり熱め。良かったのは定員3名の寝湯。こちらはかなり温めのジャグジースタイル。耳元でボコボコ言っている音を聞きながらついうとうと。ところでこの温泉の正式名称は「白根温泉大露天風呂薬師の湯」だそうだ。ちなみにお土産としてこの温泉の四季の絵葉書を一枚いただける。
その写真がこれ。

風呂も入ったし、そろそろ早めの夕食時。
いざ「とんかつ」と街道沿いのレストランを探すも、まだ5時前とあって準備中が多い。初めてだから評判も分からないし、えり好みも出来ないので、一番最初にあった営業中で駐車場が広めの「ゆき藤」に入店。

入ってびっくり。店の壁のあちこちに子供が書いたような字でいろいろなメッセージがあり、中には子供が描いた絵も飾ってある。なにやらおばーちゃんを大切に!というメッセージが多かった。最初はちょっと店を間違えたかと思ったが、地元の方らしいリピーターが来店するのを見て、しばし様子見.。

選んだとんかつはロースかつ定食「武尊」¥1365也。びっくりしたのはそのボリューム!左をご覧ください。

とんかつは大きい。サラダというかキャベツの千切りは盛りだくさん。ご飯も大盛り。どう見ても熟年カップル向きではなかった。
無理してご飯ととんかつを全部平らげてしまい、すくなからず後悔している。



夕食を終えて沼田ICに向かったところすでに渋滞が始まっていた。表示をみたら赤城、花園間19km渋滞とあったので、渋滞手前の赤城高原SAで2時間ほど休憩。その間に誠子マミーは恒例の絵日記を完成。私は1時間ほどお昼寝。PCで渋滞状況を確認し、9時に赤城高原を出発。すでに渋滞は解消しており、自宅には午後10時半に到着。

教訓:渋滞情報があっても練馬を午後10時過ぎに通過する時間帯まで途中で渋滞待ちをすればストレスを感じることなく、スムースな走行が期待できるということ。