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北海道キャラバン1日目 6月25日 東北道を北上するにつれ、気温はどんどん上昇。川口付近では28度だったが、仙台を過ぎる頃には33度! 15時46分、今夜の宿泊地、岩手県「前沢サービスエリア」に到着。東京から464キロ! 北海道キャラバン2日目 6月26日 午前7時に「前沢サービスエリア」を出発。 前夜は夜半になってかなり涼しくなり、窓を閉め忘れたため、すっかり冷え込んでしまった。.家内は風邪をひいてしまい下痢気味とのこと。あわてて正露丸を飲ませる。朝の気温は22度。前日と同じく北上するにつれて気温はぐんぐん上昇。花輪付近ではついに33度になった。直射日光は照りつけるようだが、湿度がそれほど無いので、なんとかしのげるが。 途中岩手山SA,花輪SAを経由して午前10時半に青森の「道の駅浪岡」に到着。 「浪岡」は日陰が無いので、とにかく暑い。車の中には居られないので、エアコンが効いているお店めぐりをして涼むことにした。この道の駅は青森方面に来たときは必ず寄っているが、夜間到着することが多いのでこんなに店が多いとは知らなかった。 とりあえずお土産用にアップルジュースを購入。ついでにテイクアウトのりんご味のソフトクリームも。 まだ日が高いが、青森のフェリーターミナルには風呂が無いので、浪岡の日帰り温泉「和の湯」へ。ここの内湯は相当に熱かった!が露天風呂はぬるめで大変結構だった。ただし、露天といっても屋根は鉄製で、風情なんてものは無し。回りは塀で囲われて何も見えない。 風呂を出て青森港へ直行。16時45分到着。 夕食は家で用意してきた惣菜類に先ほど青森市内のスーパーで購入した巻き寿司、インスタントの味噌汁という簡単なもの。あんまり暑すぎて食欲無し。おかげでいつもと違って食材のコストがかからない。 青森港へ到着した時点ではまだ暑さが残っていたが、日が暮れてからだいぶ涼しくなり、過ごしやすくなってきた。この分だと夜は寝られそう。 北海道キャラバン3日目 6月27日(日) 今日も暑い。北海道は梅雨が無いので涼しいだろうと思っていたが、これが大違い。函館も結構蒸し暑い。 9時発のフェリーで函館へ。 食事の後、夕方の再会を約束して別行動。わたし達はキャンプ仲間宅を表敬訪問。その後、愛車のデイーラーの函館支店を訪問。具合が悪かったドアを直してもらい、北海道キャラバン中万一トラブルが発生した時のご支援をお願いした。 ドアも無事に直り、函館から30分ほどの「流山温泉」へ。 ここはキャンプ場も併設されており、フリーサイトは¥500。キャンプ場を利用すると、温泉が¥800のところ、¥600に割引になる。 もちろんありがたく使わせていただいた。風呂は内風呂と露天があるが、今日は露天がかなり熱め。私にとっては熱すぎて入れず。 風呂にはシャンプー、石鹸の類は置いていないので、持参する必要あり。ただし、ドライヤーは無料。正規の¥800の料金だとちょっと高め。ま、ここは流政之のデザインを楽しむことにあるから仕方がないのかも。JRの経営なので、庭に本物の上越新幹線が置いてあったり、信号機が置いてあったり、昔の三等車が無料休憩所になっていたり、鉄道マニアには応えられないだろう。 朝方、青森、北海道南部で地震があったようだが、こちらは車の中でまったく振動を感じなかった。寝返りを打っただけで揺れるくらいだから、地震があってもまず気づくことはないだろうけど。 今朝は快晴。5時半に起きたが、すでに陽は高く日差しもきつい。ゴミ処理などを済ませてから、キャンプ場内を散歩。ここは彫刻家の流政之氏の作品を展示してあるクレージーストーンという一画があり、結構楽しめる。と言いたいところだが、前記作品のストーンヘンジ様の中へ誠子マミーが足を踏み入れたところ、「キャーキャー」と大騒ぎ。何事かと思いきや、何とヘビとご対面した模様。足がすくんで動けないようなので、とにかく外へ出ろとアドバイス。こちらもあわてていて写真を撮りそこなった。残念。 その後、友人ご夫妻とホテルで合流し一路ニセコを目指す。国道5号を北上したが、森を過ぎる頃にトレーラーをつないだ大型トラックに割り込まれ、せっかく快調に飛ばしていたのに、ガクっとスピードダウン。それから数キロはこのトラックを先頭に渋滞の列!しばらく我慢していたが、ついに辛抱たまらず、八雲から高速へ乗ることにした。 さっそくパーキングから神仙沼までのウオーキング開始。ところがすこし進んだところで、前方の竹やぶの中で黒い影がガサガサ動いているのを発見。すわ熊かと思い、直ぐに後退し、入り口にある管理事務所へ戻ることにした。戻る途中で犬を連れた二人組みがやってきたので、事情を話して一緒に先に進むことにした。 さきほどの箇所にくるとまだガサガサ音がしているので、ひょっとしてと思い、声をかけたら何と山菜(姫竹)取りのおばあちゃんだった。人騒がせな一幕だった。 神仙沼には無事にたどり着いたが、ウオーキングにはちと物足りないので、その先にある長沼まで足を伸ばしてみた。こちらは神仙沼のように観光地化されておらず、景色が開けているわけでもなく、沼の入り口に元看板とおぼしき朽ちた杭が立っていただけ。なんとなく消化不良なウオーキングだった。 神仙沼からニセコに戻る途中で道路にキタキツネが出てきたので記念写真をパチリ。 まず「ニセコ寒露水」へ。ここは名水とは言えS夫妻に大きな感動を与えるまでは至らず、ならばということで、続いて京極の「吹き出し公園」へ。さすがにここは規模が大きく、水量豊富で、S夫妻にも喜んでいただくことができた。 今日はとにかく暑かったことと歩くことが多かったため、「吹き出し公園」の隣にある「京極温泉」へ。ここは内風呂にもいろいろな種類があり、露天からの眺めも開放的で、空が大きく見え、その向こうに羊蹄山が見えるという絶景を楽しむことができる。料金は¥600だが、ボデイソープ、シャンプーも備え付け。ドライヤー完備。 いままで行った日帰り温泉の中でもかなり高位にランクイン。お勧めです。 その後、プチホテル「コンフォートインニセコ」で徳島のY夫妻とも合流。 全員で近所の中華料理店「広州屋台」へ。おまかせコース¥1500を注文。運転手の私以外は全員ビール。今日は暑かったので、ウーロン茶も旨かったから、ビール組みはさぞ満足したことだろうな。 前日に引き続き当家のみホテルに連泊。 友人ご夫妻2組を見送ってから、絶景ポイントを見つけて二人揃ってスケッチ開始。午前中にニセコ連峰を題材に2枚、昼食を挟んで場所を真狩(まっかり)に移動して1枚。計3枚。昼食は道の駅「ニセコビュープラザ」で買っておいたたポテトコロッケ、アスパラの冷製スープをベースに持参したフランスパンと肉味噌サラダにてバランスよくいただきました。 相変らず暑くて午前中は車の中から窓越しでスケッチ。午後はすこし涼しい場所に移動したので、ようやく車外に出て描くことができた。
夕方になって、羊蹄山にもだいぶ黒い雲がかかってきた。予報によればモンゴルの熱気が北海道だけ押し寄せてきているそうで、まあタイミングの悪いこと!早くいつもの北海道のお天気に戻ってほしい。 北海道キャラバン6日目 6月30日(水) 今日はニセコを発って士別の道の駅「絵本の里けんぶち」へ向かう。 途中小樽で家内のガラス工房見学(見学と称しつつ実はみやげ物の買い物!)に付き合い、その後昼食。たまたまマグロで有名な某寿司店の小樽支店のオープンに遭遇し、ひょっとしたら何か割引きでもあるかもしれないと大勢が見守る中堂々の入場! ところが入ってみてびっくり。何と地元のTVクルー(カメラとマイクおよびアナウンサーやデイレクター)が4組も待機している!幸い私達は先頭グループではなかったようで、難を逃れたが可哀想だったのが隣のテーブルに座ったご夫婦。 運悪く彼らの注文した寿司が最初に到着したため、TVクルーがこのテーブルを囲んで、というよりも上から覗き込むように一斉に撮影開始。これではとても食べた空ではなかっただろう。この撮影について店側から何のお断りあるいはお詫びも無かったのが不思議。黙って撮影を許していたご夫婦にもちょっと歯がゆい思いだった。ひょっとして宣伝のためのやらせだったのかも? 続いて私達の料理も運ばれ、すぐにアナウンサーが寄ってきたので、私が「食事は落ち着いて食べさせて欲しい。」ときっぱりお断り。でも次に他のクルーが来たときには、あまりに騒々しい店員(板場)に頭に来た家内が「マグロは旨かったけど、とにかく板前連中がうるさすぎて食事どころではなかった。」とクレーム交じりのコメント。たぶんこれは放送されないだろう。 最近の回転寿司を代表に威勢が良いというのは「でかい声を出せば良い」と勘違いしている店が多すぎる。ここも例外ではなかった。私が注文したづけネギトロ丼のマグロが本マグロ(大間産)にもかかわらずリースズナブルなお値段で大変旨かっただけに、余計に残念な気持ち。 昼食後、6月28日から無料開放となった道央道を利用して旭川へ。「ジャスコ旭川西店」(ここは高速のICから近く、駐車場も巨大でキャンカー向き)で食材を買い求めてから士別へ。旭川を出発したら雨がポツリポツリ降り出し、やがて本降りになってしまった。 雨の中「道の駅けんぶち」に午後5時に到着。到着後すぐに3キロほど離れた日帰り温泉「レイクサイド桜岡」へ。山の中に突然豪華な建物が現れてびっくりしたが、料金は¥420と良心的。ボデイソープ、シャンプードライヤーも無料。休憩室も小じんまりとしていたが、綺麗。お湯はアルカリ泉で温度は適温41度くらいかな? 北海道キャラバン 7日目 7月1日 朝8時に稚内を目指し道の駅「絵本の里けんぶち」を出発。幸い雨は上がって曇り。あいかわらず湿度が高く、むしむししている。あまり北海道に来た感じがしない。 途中道の駅「びふか」と「中川」に立ち寄っただけで、一路稚内へ。士別からは一般道経由となるが、「名寄バイパス」と「幌延と豊富」間は無料提供中の高速なので、かなりスピードが出せる。もっともキャンカーの場合は、北海道であれば一般道も高速もほぼ同じスピードで走れる?ので、あまりメリットは無いが。どのくらいで走るって?それは内緒。対向車とすれ違う時はシュッ!という音しか聞こえないほどと申し上げておきましょう。
ロシア料理は夕食に回すこととし、稚内副港市場内の温泉「港の湯」へ。ここは北海道では珍しくかなり高めの¥700。アルカリ泉ですこしぬるぬるする感じ。露天風呂から港が一望できるのが売り。看板には設定温度は40~41度となっているのに、低めの湯船でもかなり熱め。。熱めの湯船は43度だからとても入っていられない。結局長湯できず、汗を流しただけで、すぐに退散。ちょっと勿体なかった。 懸案の神経痛だが、何かの拍子でぶり返しそうになりかけるも、あと一歩のところで踏みとどまっている感じ。なんとかこのままいってくれたらと祈るばかり。 夕食の時間が来たので、ランチが食べられなかったロシア料理「ペチカ」に行ったら、さっきまで無かった「今夜は貸切」の札が貼られており、またしても振られてしまった。またのお越しをお待ちしますとあったけれど、次回は早くても来年!残念。 北海道キャラバン8日目 7月2日(金) 稚内のフェリーターミナルの駐車場にて一夜を過ごし、朝7時半発のフェリーで利尻島へ渡る。お天気は曇り。路面が濡れていたところを見ると、昨夜半雨が降ったようだ。相変らず気温も湿度も高めで、しのぎやすいお天気とはいえない。せっかく北海道まで来たのに涼しいはずの稚内は今年一番気温が高かったとのこと。 利尻富士を見るために出てきたようなものだが、1時間40分の航海中、あいにくの曇り空で中腹から上は雲に覆われていて見えず。
「鴛泊港」に到着したのが9時20分頃。すぐ予約しておいたレンタカーを借りて、島内をざっと見て回ることにした。今日はお絵かきのポイント探しがメイン。港のそばにある夕日が丘公園など、お勧めスポットをいくつか回ってみたが、どのスポットも基本的に利尻山を借景としているので、これが見えないとさっぱりポイントらしくない。
ただ問題がひとつ。ここは名所で観光バスをはじめレンタカーの連中も含めとにかく人が多い。落ち着いてスケッチするためには観光バスが押し寄せる前の早朝に出動しなければならない。 ここを見つける前に、数回山登りをやっているので、少々バテ気味。ドライブツアーを早めに切り上げ今夜の宿「富士」には3時に到着。夕食の6時まで昼下がりのエアコン無しの部屋で待機が大変。さすがに北の宿?はエアコンが無い。窓を開ければ風が入ってくるが、網戸が無いので蚊も入ってくる。二人とも虫には弱いので仕方なく窓を閉じたら暑いこと! 夕食は毛蟹が一人に一杯づつ付いた。それにウニがこれでもかというばかりに入っている。刺身、煮物、茶碗蒸し(ウニ入り!)その他沢山。家内もウニは堪能したようで明日はもう食べたくないとのこと。 夜8時を過ぎたが、まだ部屋の中は暑い!扇風機を回しっぱなし。北海道でも異常気象は例外ではないようで、まさか利尻で暑さに参るとは思わなかった。 北海道キャラバン 9日目 7月3日(土曜日) 今日は嬉しいことが3つ。 早朝は無風のため、波が立たず、この瞬間だけ最高の逆さ富士が見えるということだった。この親切な方はこの景色を写真に収めるため、3日間、毎朝通っていたそうだ。わたし達は極めて幸運だということ。おかげで無事に写真撮影もスケッチも成功裡に終えることができた。 2番目 スケッチを終え8時40分発のフェリーに乗って10時半稚内に戻る。コインランドリーでの洗濯に時間がかかってしまったため、泊まりは70キロほど離れたオホーツク海沿いの道の駅「さるふつ」に決定。宗谷岬のガソリンスタンドで最北端の給油証明書とホタテ貝のストラップを貰うことができた。ついでに給水までサービスしていただき、感謝。 道の駅「さるふつ」には午後3時10分に到着。しばし休憩してから風呂へ。道の駅の構内にある「夢食間」というレストラン(食堂?)で夕食。今回のキャラバンで頼りにしていたオートキャンパー誌の付録にクーポン券がついていたのを思い出し、念のため勘定の時に申し出たところ、5%割引をしていただいた。金額はたいしたことはないのだが、なんだかちょっぴり嬉しい。 話は戻るが、稚内の「稚内ポートサービスセンター」のコインランドリーはお勧め。付属の休憩施設がかなり良いので、参考までにお知らせします。フェリーターミナルから200mほど。駐車場もあるが、ターミナルから徒歩で移動も可能。洗濯機、乾燥機とも容量別4台あり。 洗濯を待っている間待機できる休憩所がグッド。漫画などが大量に完備。また休憩所は畳敷きの広間もあって昼寝も可能。しかも無料。事業仕分けでなくならないうちにぜひどうぞ! 北海道キャラバン 10日目 7月4日(日曜日) 6時45分に出発。お天気は曇り、ときどき雨。気温は17度とやっと北海道らしくなってきたが、例年と違うのは湿度が高いこと。常に80%以上あるので、依然としてむしむし感は残る。 途中、クッチャロ湖に立ち寄り、清水の補給をしてから近くにある「ベニア原生花園」を散策。雨がポツポツ降ってきたので、早々に切り上げ。 まだ時間があったので、「枝幸のカニ祭り」を見てゆくことにした。結果的にはこれが大失敗。雨は降ったりやんだりしていたが、駐車場に車を止めて、無料送迎バスで会場に向かったときは曇り。
会場で再会したキャンプの仲間に挨拶してから、祭り会場内の屋台でカニ汁、カニ雑炊などをおやつ代わりに食べていたころにポツポツ降りだした。と思ったら、あっという間に豪雨。車に引き上げようにも送迎バスを待つ人が長蛇の列。土砂降りの中、バスに乗るまで15分ほど豪雨の中を傘もなしに立ち尽くしていたため、文字通り下着までずぶ濡れ。 そのままバスに乗ったので、どこのシートお濡れほうだい。後で掃除と乾燥させるのが大変だろうな。車に戻って上から下まで全部着替えが終わって外を見たら、なんともう雨がやんでいる。実にタイミング悪し! 濡れた衣類を車内に置いておけないので、パソコンでコインランドリーを探し、「紋別」にある「コインランドリースキル」で洗濯と乾燥。1時間ほどのタイムロスになってしまった。雨はバスを待っている15分ほどだけで、その後は目的地まで道路が濡れた気配も無し。あれはいったいなんだったのだろう!その後は順調に走って目的地道の駅「チューリップの湯」には午後3時40分に到着。 ここは名前にもあるように「チューリップ温泉」をベースにした道の駅なので、さっそく温泉へ。料金は¥500。シャンプー、ボデイソープ、ドライヤーは完備されている。温泉は露天が41.1度、内湯が40度、ジェットバスが36.8度。湯の質は少しぬるぬる感があるアルカリ泉。ジェットバスの温度が私にとっては適温でグッド。 道の駅「さるふつ」から230キロの道のりだった。 最近就寝時刻が早くなった結果、4時に起床。 8時20分には上湧別を出発。道の駅「サロマ湖」に立ち寄り、夕食用の食材とデザートを購入。あいにく昨夜からの霧と小雨が降り続いているが、サロマ湖の「ワッカ原生花園」へ。ネイチャ-センターで花の開花状況を見たら、結構たくさん咲いているようだったので、40分の散策コースを歩いてみた。 写真
ただ、問題がひとつ。小雨はウエアでカバーできたのだが盲点があった。それは足元。靴が二人ともスニーカーで防水処理していないものなので、底からではなくて、上から草原の露がしみてきて、散策が終わる頃には中が洪水状態。 昨日の豪雨でずぶ濡れになった靴を乾かしたばかりであったが、またしてもコインランドリーにお世話になる羽目に。北海道に来るまでコインランドリーにスニーカー専用の洗濯機、乾燥機まであるとは知らなかった。 目的地の道の駅「ウトロシリエトク」には午後4時5分過ぎに到着。 知床は世界遺産に登録されていなかった10年前、初めてのキャンピングカーで訪れているが、今回来てみて景色が全く違っていたのにはびっくり。埋め立てにより、立派な大駐車場完備の道の駅が出来ており、港まで新設されていた。クレーンや重機が動いており、まだまだ近代化???に向けて開発が進むようだ。
昔は無かった大きなホテルがいくつも、飲食店も多数。交差点には信号機が!まさに普通の観光地になっていた。
嘆いていても仕方がないので、町を散策してみた。漁港のそばの観光船の乗り場付近でようやく昔の景色を発見。念のため私のHPで当時の写真を見たら、景色はさておき、私達二人の変貌ぶりにも愕然とした。 北海道キャラバン 12日目 7月6日(火曜日) キャンピングカーにとってゴミ問題は切実。スーパーで食料を買い込むと包装過剰のため、必ずゴミが出る。キャラバンも長期になるとこれが大量になるので、これをどこで捨てるかが大問題。だからゴミを処理してもらえるのは有料であっても大助かりだ。それをやってくれる数少ない道の駅が「ウトロシリエトク」。 受付の係りが出勤する8時半までの間を利用して、オロンコロン岩へ登ってみた。約1時間ほどの行程だったが、急な階段の上り下りなので、意外に体力を消耗。 ゴミ処理を終えて知床五湖へ向かう。 途中の草原で鹿の親子を発見。さすがに知床。そばまで近づいても全然警戒しない。
最近木道が完備されたとは聞いていたが、実物を見てびっくり。木道は木道でも3mくらいある高架式で、さらに両脇には熊対策の電線が張られているという代物。まるで木造の万里の長城です。
今日の最終目的地は羅臼なので、五湖見物を終えて道の駅「らうす」を目指す。距離は30キロほどだが、知床横断道路の知床峠を超えるまで、延々坂道が続く。キャンピングカーのように重い車には厳しい。昼過ぎに五湖を発って「らうす」には2時前に到着。 道の駅の裏手にある「高島屋旅館」で入浴。温泉といっても地元の方々が銭湯の代わりに使っているようなもの。代金¥400也。入っているのは私だけ。湯は熱過ぎてとても入れた代物では無い。貸切状態でしたので、遠慮なく水をじゃんじゃん入れて水を入れたそのすぐ脇でようやく入浴。あんまりゆっくりとは出来ず。刺激が強すぎて神経痛にもよくなかったようだ。しばらく小康状態を保っていたのだが、ちょっと痛みが出てきた。なるべく意識しないように緊張を解きほぐすことに専念。 夕食は羅臼だからやっぱり「ウニ」と家内が言うので、家内はうに丼、私は久しぶりにポークカレー。角煮入りのカレーだが、カレーも角煮も私の得意料理。自分で作ったほうがやっぱり旨い。
羅臼にきた目的は鯨ウオッチングクルーズ。船に弱い私はチラシが家内の目に入らないよう気をつけていたのだが、ついに見つかってしまった。家内がどうしてもとせっつきますので、やむなく従うことにした。しかも明日はNHKの取材が入るので普通2時間半のクルーズが4時間になってしまうとのこと。料金は同じで言いといわれたが、そういう問題では? 幸か不幸か前回フェリーで使った酔い止めの薬が残っていたので、これを使うことにした。まだ効力が残っていればいいのだが。ちなみに明後日、家内を女満別空港に送り届け、帰国させるので、これが最後のご奉公です。やれやれ! 北海道キャラバン 7月7日 本日のハイライトは「知床ネイチャークルーズ」のホエールウオッチング。 予約した際に言われたとおり、NHKの取材クルーが参加。 予定を早めて8時15分に羅臼港を出航。ところがホエールウオッチングのはずが、ひたすら知床半島に沿って北上を続け、その間羅臼の昆布漁の歴史、番屋のことなどをえんえん聞かされ、最後は船長の実家の番屋(昆布漁)のところまで変化の無い景色を見させられた。
出航してから2時間半後の10時45分になり、知床の突端が見えたところでようやくUーン。いよいよ抹香鯨が見られるかと思いきや、いくら探せど鯨が見つからない。 結局方針変更してシャチを追い求めることになった。11時過ぎにようやくシャチの群れを発見。4,5匹単位の小グループをいくつか見ることができた。でもまもなく時間切れでウオッチングは終了。港に戻ったのは11時45分。だからウオッチングしたのはわずか20分程度。家内はそれでも良いショットが撮れたとご機嫌でしたが、私は納得できず。
航海した時間は3時間半でしたが、そのうち2時間半は番屋ツアー?で、なんとなく割り切れない感じが残ります。後で聞いたら番屋ツアーはNHKの希望だそうでホエールウオッチングとは関係無いことが判明。結局わたし達はだしに使われてしまったようだ。 ちなみにNHKの放送は7月31日の新日本紀行だそうです。そんな背景があるとは知らなかった私たち夫婦は文句も言わずインタビューを受けてしまった。帰宅後録画したビデを見たら家内のインタビューが一瞬。私は後姿だけ写っていた。 疲れた割には収穫の少ない一日でした。 北海道キャラバン 7月8日(木曜日) 家内が一足先に東京へ戻ることになり女満別空港まで見送り。 10時40分発のJALにて無事出発。JALカード会員で65歳以上の場合、当日空港に出向き空き席があれば格安料金でチケットが買えるそうです。家内は運転免許証を提示し、めでたく割引で購入できました。¥12100でした。 さあ、これからは当分一人旅。 下記カレンダーの日付をクリックすると当該日の日記がご覧いただけます。 http://blogs.yahoo.co.jp/newchamp2002/archive/2010/7/9
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