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   南房総グルメと温泉旅  
2010年2月25〜26日 
 
  またまた千葉に行ってきた。去年の暮れから数えてもう三度目。
今回は誠子マミーのお友達M嬢を加えた3人旅の巻。

回るルートも訪れたお店も前回と同じという代わり映えの無い旅だが、人数が多いほうがグルメの種類も増えるのでこれはこれで大変結構。

光が丘でM嬢をピックアップし、笹目通りで高島平へ。ここから首都高速、アクアライン経由で一路「海ほたる」へ。お天気は晴れとの予想に反し、曇り空。
「海ほたる」には10時頃に到着するも、霧がかかって視界ゼロ!「海ほたる」で海が見えなかったのは初めて!長居は無用、証拠の記念撮影だけして海ほたるを後にした。早めのランチと考え、次に向かったのが木更津の「アクアわくわく市場」。アクアラインの橋を渡っている頃から晴れ間が出てきたと思ったら、あっという間に快晴!もう少し「海ほたる」で粘っていたらと思ったが後の祭り。

「アクアわくわく市場」にある「かもめ食堂」のあなご天丼が安くてボリュームがあって旨いとの評判だったので、寄ってみた。到着は10時半だが、開いているお店が妙に少ない。聞いてみたら、平日はだいたいこんなものだとのこと。かもめ食堂もドアは開いているも人影なし。今回はあきらめて早々に退散。   

それではと第二の候補、休日では混雑してなかなか入れない「ばんや」を目指すこととし、改めて木更津ICから館山道へ。「鋸南保田IC」で127号に入りしばらく南下し、目指す「ばんや」には午前11時半に到着。ところが平日にもかかわらず何と駐車場はほぼ満車状態。店内に入ると入り口は人人人の群れ。本館はすでに満杯。隣接する別館に案内されたが、こちらもほぼ満員。さすがに人気店だと再確認できたが、駐車場は自家用車ばかりで観光バスの姿が見えないのに? 何故?

いろいろ詮索してみたがついに背景は不明のまま、とりあえず注文。ところがここにはいわゆるメニューなるものが無い。調理場の正面に名札がかかっていてこれを見ながら注文するシステム。あいにく我々が座ったのが一番奥になるため、近眼の私はメニューが見えない。家内とM嬢は看板?のそばまで行って確認したが、私は面倒なので、カメラでズームで撮影し画面で確認。さすがルミックスの12倍ズームは優秀でちゃんとメニューが読めた。

結果、注文したのは「6種の刺身盛り合わせ」、「てんぷらの盛り合わせ」、「鯵のなめろう」、「鯵フライ」、それに「ご飯セットを2ケ」。

写真でごらんのとおりかなりのボリュームで3人で処理できるかどうか悩んだが、終わってみれば完食! どれも新鮮で旨かったが、鯵の「なめろう」はまったく魚臭くなく、今まで食べた「なめろう」の中で一番旨かったと思う。鯵フライも前回食べて感激したが、今回も期待を裏切らなかった。刺身については生魚が苦手な私はコメントできないので家内の言を借りれば、とにかく新鮮で言うことなしとのこと。てんぷらのイカは身と衣がはがれてしまうのが難ではあるが、味はまずまず。全員感激してばんやを後にした。 ちなみの料金は¥3870だった。

ランチにしては豪華かつ量も多かったので、ダイエットのためには運動が必要。

そこでこれまた定番ではあるが、「鋸山」への登山(観光)をやることにし、いったん金谷方面に戻り「日本寺」を目指す。ここの無料駐車場に車を置いて、拝観料¥600を払って入場。
お寺の中にある大仏、1500羅漢などを見ながら上ってゆくと40分くらいで頂上へ。途中梅と桜が同時に咲いていた。

頂上付近の「100尺観音」を経て、地獄覗きなど展望台へ向かう。幸い晴れていたので、東京湾越に対岸の三浦半島が綺麗に見えた。直下にいま走ってきた館山道も確認。残念ながら展望台には休憩するようなベンチ、テーブルなどが完備されていないので、お弁当を開くことはできない。前回はここでランチと思って準備はしたが、場所が無いので結局日本寺まで降りて、こちらの休憩所で食べたが。

2時過ぎに下界に下りて、道の駅「枇杷倶楽部」へ向かった。目的はここだけで食べられる「枇杷ソフトクリーム」。ソフトクリームフリークとしては見逃せない。枇杷ソフトといってもあまり枇杷の味がしないが、ソフトクリームにしてはちょっと高めの¥350也。

ソフトクリームをなめていたら目の前の菜の花畑が満開。姫様がたは早速撮影に直行。二人ともすっかり童心に返ったようだ。

背中の痛みが出始めてきたので、わたしは車内で休憩。皆さんが戻ってきてから、今回の目的(私にとって)である温泉へ向かうこととした。神経痛にはどういうわけか、風呂が効く。すくなくとも湯船に入っている間は痛みがほとんど感じられない。ということで温泉ならばもっと効き目があるだろうという目算。

かねてチェック済みの富浦の「里見の湯」へ直行。ここは料金が¥1580と高めではあるが、タオル、バスタオル、館内着が無料。濡れたタオルの後始末など考えるとこれは許せる範囲と思う。休憩する設備もかなり豪華。TV付のリクライニングシートが完備されている。

風呂は内風呂と露天があり、露天のほうがすこしぬるめでこちらのほうが入りやすい。内風呂からの通路が足つぼマッサージ効果のある小石が敷きつめてあって、これも痛気持ちいい。

ひとつ難点は普通日帰温泉にあるドリンクの自動販売機が無いこと。売店で買わないといけないのだが、これが牛乳にしてもかなり高めの設定になっている。どうせ車に戻れば何でもそろっているので私達は早々に車に引き上げた。

風呂からでたがもう薄暮。そろそろ今夜の寝場所を確保しなくてはいけない。
明るいうちに目的地である千倉に到着しているはずだったが、結局千倉の道の駅「潮風王国」に到着したのは6時半。

車が水平に駐車できる場所を確保してから、夕食のために駅の中にある「はな房」へ。ここはお店があるのかしら?と思うほど灯りが無く心配させたが、店の前まで行かないとオープンしているかどうもわからない。今回は平日でもあり、万一ということが想定されたため、前もって開いているかどうかを確認済みだったので、安心して店に入ることができた。

ここも当然海鮮がメイン。メニューを見てもなかなか私向きの品が無い。それでもメニューの写真で一番小さく見えた地魚の握り寿司を注文。家内たちは海鮮丼を注文。運ばれてきた品々を見て仰天。小さく見えた寿司は長さが50cmもあろうかというまな板の上に10貫。つまり一貫がかなりでかい!海鮮丼もおなじく大盛りで魚好きの家内も最後は持て余していた。食後のセリフは「好きな魚でも一日一回で十分!」 

食後は車に戻り、わたしは首の調子が良くならないので、そのままベッドで休憩、のつもりがそのまま寝てしまった。彼女達は遅くまでおしゃべりをしていたようだが、詳細は不明。

翌朝は曇り。海が近いので風が強い。気温も低め。低気圧が近付いているようだ。つまり鞭打ちの後遺症にはつらい気圧配置。それでもめげずに、本日の最初の行事、花摘みに。道の駅を出たらなんと道路を隔てた向かいが花畑。ここでお一人様300円也でストックを10本摘むことができる。私は見物。ふたりとも一生懸命に作業していたが、30分ほどで終了。花畑もどこからどこまでが誰の花畑か判別が難しいくらい密集している。花の種類もいろいろあるようでストックが一番安いようだ。


花摘みを終えてご機嫌な二人を乗せて再び、「道の駅「富楽里とみやま」を目指す。目的は花を買いたすことと、お土産を買うことと、ついでにお昼を調達すること。この道の駅は花が格安で有名なところなので、週末は大混雑する。幸い金曜日とあって比較的すいてはいるものの、それでもかなりの人数。こちらで二人は大量の花をお買い上げ。
ついでにランチ用に手作りの卵巻き寿司、惣菜を購入し、手製の肉味噌サラダにて車内で早めの昼食となった。

後は帰るだけだが、最後にもう一度温泉に入るため、「海辺の湯」のある金谷まで直行。ここは海草の成分が入っているようで、湯の色が黒褐色。なんとなく昆布臭い匂いもある。ここは海に面した露天が最高なのだが、気温が低かったためいつもより湯の温度がかなり高い。のんびり長湯を楽しむつもりだったが熱すぎて駄目だった。 

風呂から出るころになって雨が本降りになってきて、風はますます強く、海ほたるまでの道中、右に左に揺れる車をコントロールするのが大変だった。せっかく温泉で緩んだ筋肉がこわばってしまい、痛みが倍増!温泉にはいらず直帰したほうが良かったかも。

海ほたるから家までの高速道路はあちこちで大渋滞。普通1時間強で変えれるところが3時間近くかかってしまった。首都高速は平日のほうがむしろ渋渋滞するということを再認識させられた。

終わり