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せっかく豊橋まで行くので、ただ往復では勿体ないと思い、ついでに静岡で療養中?のキャンプ仲間JUNちゃんのお見舞い、それから花火見物の後、知人(Nさん)を伴って伊良湖から海を渡って伊勢のおかげ横丁見物、最後に鳥羽の漁師宿で海鮮三昧という盛りだくさんなツアーを企画した。 10月9日 晴れ 今年は3連休とあって、道路が混むことが予想されたため、いつものように前日(金曜日)の午後出発。2時過ぎに家を出て、当日は日本平PAでお泊り。翌日早めに静岡ICから高速を降りることとした。これで休日割引(¥1000)が適用となる。 日本平には午後6時過ぎに到着。夕食は用意してきた稲荷寿司と肉味噌サラダほか。残すと問題なので、全部食べてしまったが、ちょっと多かったか。寝るには早いので持参したDVDを仲良く見る。10時半就寝。健康的な一日ではあった。 10月10日 晴れ 静岡ICを朝一番で降りた。料金表示は¥1550、用賀から厚木までは¥550ということ。厚木から静岡までが¥1000という計算。 日本平PAを出発する前に、念のためJUNちゃんにメール。早朝出撃するけど大丈夫かどうかの確認のため。我々が早起きであることは先刻承知と見えて、すぐに返信あり、しーとさんのことだから、どうせ9時には迎撃と考えていた由。お見舞いなのにかえって気を遣わせてしまって申し訳なし。 それでもさすがに9時では申し訳ないので、ちょっと時間調整し、9時半に到着。実は道が分からなくて手間取ってしまったため、結果的に時間調整ができたということ!不自由な足で道端まで出てきていただき二人とも恐縮するばかり。 玄関ではマリンが飛びつくようにして出迎えてくれた。さすがにホームでは元気がいい。犬にとってもキャンプ場はアウエーという位置づけなのだろうか? 吹き抜けのある天井が高い居心地の良いリビングでしばし懇談。お土産代わりに手製の肉味噌をお渡した。これでキャンプの気分を味わっていただくという趣向。 JUNちゃんのお見舞いにひっかけて、前回の静岡B級グルメでご案内頂いた「うなぎの石橋」へご同行いただいた。もちろん送迎はわたしの愛車で担当。 久しぶりのうなぎはやはり旨かった。関東とも関西とも異なる独特の調理法で、誠子マミーはいたくお気に入り。蒸していないため、とろけるような柔らかさでなく、腰があるものの、関西のうなぎのように歯ごたえがあるという感じまではいかない。味付けは醤油ベースの濃い目。うなぎの頭がついているのが丸々一匹を調理したという証明か。前回はご飯を半分にしたが、今回は普通盛りをお願いした。ところが4人ともあっという間に完食。 JUNちゃん強引にお付き合いさせてすみませんでした。 食事を終えてJUNちゃんご夫妻をご自宅に送り届けてから、最終目的地の豊橋へ向かう。 静岡ICへ向かう途中で誠子マミーから爆弾発言!「うなぎやにハンドバッグを忘れた!」あわててJUNちゃんにうなぎやに電話してもらいつつ、うなぎやに向けてUターン。JUNちゃんからの報告ではうなぎやにはバッグは見あたらないとのこと。どうも気になるので再度車内をチェックするよう誠子マミーに指示し、もういちど念入りに探させたところ、なんとリアのベッドで発見。 いまさらJUNちゃんに車で発見とも言えないので、うなぎやさんで無事に見つかったと報告。どうもお騒がせしました。この場を借りてお詫びします。ごめんなさい。 一瞬ブルーな気分になりかけたが、気を取り直し再度静岡ICへ。ここからは富士川SA、牧の原SAで休憩をとりつつ無事に豊橋へ。 駐車場を確保してくれているはずのNさんと連絡が取れず、しかたなく空き時間を利用して、豊川のニトリでお買い物。キャンピングカー用の自分の枕を作るためのタオルケット、誠子マミーの冬用の羽毛布団。いずれもバーゲンで仕入れることができた。買い物が終わって再度Nさんに連絡したら、早くきてくれないと駐車場が一杯になってしまうと言われ、あわてて豊橋駅前へ直行。無事に駐車場が確保できた。落ち着いたところで、今夜の花火を設営してくれている「つめちゃん」に連絡。 夕方5時過ぎに奥方の運転でお迎えにきていただいた。テーブル、椅子、つまみ、飲み物など準備していただき、恐縮するばかり。町のお祭り会場である「小池神社」には駐車スペースが無いので、ここまで奥方の車で送っていただき、後は3名で花火見物することになった。 第一部は基本的に手筒花火(下の写真をご覧ください)が中心。第二部で仕掛け花火という構成。 手筒花火は写真では見たことがあったが、さすがに実物を目の前で見ると迫力が違う。一抱えもあるような筒型の花火を抱きかかえたまま着火する。最初は横向きなので炎は横に噴出す、続いてこれを垂直に持ち上げるので、持ち手は炎をまともに上から浴びる格好。火の粉を頭から浴びるのでさぞ熱いだろうと思うが、これを我慢するのが心意気だそうだ。後で聞いたら頭髪はチリチリになるとのこと。 写真では音までは想像できないが、花火の炎が出るときの音、最後に花火が消えるときのボンという音は相当なもの。 小池神社では二人一組になってそれぞれ一本づつ担当するが、このペアが20組。その合間を縫って子供の手筒もあり、これだけでかなりの時間楽しめる。第二部は打ち上げ花火と仕掛け花火があるが、開始6時半から8時半になってもまだ第一部の手筒をやっていた。 祭りの会場なので、屋台もいろいろあり、珍しかったのは「するめ煮」。私が興味を示しているのを見て、さっそくつめちゃんが買ってきてくれた。要するに「するめいか」を醤油とみりん(たぶん?)でまるごと柔らかく煮込んである。味と色は北海道の「イカ飯」のイカに似ている。できあがったものは手で簡単に裂ける。これが後を引く旨さ。 花火が始まるころはさほどでもなかったが、夜が更けるにつれて気温がどんどん下がり、昼間とはだいぶ様相が変わってきた。二人とも念のため長袖に着替えてベストは着てきたが、それでも寒さが身にしみる。よくみたらつめちゃんはちゃんとジャンパーを着ていた。8時半まで我慢したが、持病の頚椎の痛みが再発しそうになってきたので、つめちゃんには申し訳なかったが、ついにギブアップ宣言。奥方にお迎えにきていただき会場を後にした。 後半の風車を楽しみにしてやってきたつめちゃんには申し訳なく思うばかり。風車は風車状の枠組みに手筒を4つ付けてこれが回転する仕掛け。なかなか他では見られない小池神社オリジナルだそうだ。次回は寒さ対策を十分考えて参加したいと思う。 今夜の宿はNさん(以前勤務していた職場の同僚)が使用しているマンションへ。車のほうが寝るには便利(手が届くところに必要なものがある!)なのだが、今回は某会社の駐車場を借りているので、ちょっと場違いな感じもあり、遠慮なくマンションを使わせていただくことにした。二人ともかなり早めに就寝。寒いと疲れが増すということか。 10月11日 快晴 Nさんの父上と友人と待ち合わせして近所のファミレスで朝食。最近のファミレスは和食もあってメニューはかなりバラエテイの富んでいる。でもよく中身を見てみると和食も洋食も材料は卵と野菜でちゃんとコスト面は抑えていることがわかる。 9時になっていよいよ伊良湖岬経由伊勢へ。今日からNさんも同行する。渥美半島の北側の道路(259号)を伊良湖へ。こちらから見えるのは三河湾。約1時間半のドライブで伊良湖の伊勢湾フェリー乗り場に到着。すぐにチケットを手配したが、10時半の便にはタッチの差で間に合わず。もっとも次の便が11時10分なので、あせることもない。 そうこうしているうちにフェリーの乗船時間となった。対岸の鳥羽までは55分の船旅。 皆さんが薦めてくれた「おかげ横丁」へ向かうも、なかなか用意していた絵地図とマッチしない。途中で募金活動をしていた女高生に尋ねてようやく発見。タダというわけには行かないので¥100寄付。
このほか、女性陣は「ひもの屋」でタダのひもの各種を試食。 おはらい町通りとおかげ横丁をひととおり歩いたので、結構なウオーキングになった。 時間をみたらそろそろ3時。今夜の宿、漁師宿「浜栄」の駐車場はあまり広くない。先着順でよいポジションをキープできると聞いていたので、さっそく南下して「相差(おうさつと読む)」へ向かう。1時間ほどのドライブの後、最後にすれ違い困難な相差の街中を5分ほど走って宿に到着。 部屋は8畳ほど、洗浄トイレ付だが風呂は無い。民宿には珍しく豪華な温泉がある。内風呂と露天(円形)があって、これがなかなか結構なものだった。 とりあえず休憩してさきほど買った栗きんとんで一服。 女性陣待望の夕食は6時からとなっていたが、まだ風呂に入っている時に早めの呼び出しが。あわてて食事部屋へ。今回は女性陣たつての要望により、豪華イセエビとアワビ丸ごとコースを選んだ。普通に頼んでも豪華船盛りがついているので、私はこれで十分なのだが。さてその豪華振りは写真をごらんください。 まず小鉢類は飛ばして、船盛りは鯛とヒラメ、それにあわびとサザエの刺身付。イセエビとアワビは後で登場する。最後はもう満腹になっているにもかかわらず、松阪牛の陶板焼きが!さらにハマチの煮付け、潮汁などが提供されたが、ちょっと多すぎ! イセエビは刺身にしてくれて、頭は翌日の朝の味噌汁に仕立ててくれる。アワビはまるごと陶板に乗せて海水で煮る。海鮮が得意でないわたしもアワビは柔らかく、とても海水だけとは思えない優しい味付けに感激。久しぶりに海鮮で旨いと思った。 ご飯類は最初から蛸飯がついていたが、これが私の口にあい、完食してしまったので白飯は食べられなかった。 この宿は2回目で、かなりの量であることを知っており、当然余ることが予想されたので、事前にタッパーを用意し、あまった刺身類を醤油とわさびでズケにした。(これは翌日のランチに活用) 食後はゆっくり温泉につかり、一段と疲れが出てきたので、私だけ車へ戻り就寝。まだ首の調子が本調子ではないので、布団の固さと枕の形状、高さが重要。このため、自分だけ車で寝ることにした。宿のとまってキャンピングカーで寝るのは初めてではないので、私は慣れっこになっているが、他の人から見ると???これで宿代はちゃんと払わないといけないのには釈然としないところもあるのだが。 10月12日 快晴 朝食を7時半に早めてもらい、早めに出発。目的地はとりあえず大王崎灯台を目指す。
ナビをセットしてから、まだパールロードを走っていないことに気がつき、景色の良い鳥羽展望台に向かった。ここはご当地歌手の鳥羽一郎と山川豊の碑(兄弟酒の歌詞付)がある。3連休にもかかわらず展望台の駐車場はガラガラ。風がつよいので早々に引き上げ。
ガイドでは灯台には20台が駐車可となっていたので、狭い道を進んでいったら行き止まり。あわててUターンし、漁港のPに駐車してから徒歩で灯台へ向かう。 ここでそろそろ昼時となった。このあたりは的矢牡蠣の産地であるので、焼いて売っている店があると期待していたが、まだ時期が早いようだ。岩牡蠣はシーズンが終わってしまっていて、ちょうど端境期になる。ここで牡蠣はあきらめ、コンビニでおにぎりを買って、昨日宿に内緒で作った刺身のヅケをおかずに車内でランチとすることに決定。 こちらに向かう前に立ち寄ったパールロードの面白展望台で豪華ランチタイムとなった。家を出発するときに用意してきた各種おかず類、肉味噌、フルーツなどなどがテーブルにならび、それなりに充実したランチだった。日差しで光っている海をみながら、そよ風にふかれて食べる食事は最高。キャンピングカーに乗っていてよかったと思うひと時。Nさんも気にいってくれたようだ。 これで鳥羽の周遊は終わり、フェリー乗り場へ直行。行きはガラガラだったフェリーも帰りはほぼ満車状態。約30分程待機してようやく乗船できた。 伊良湖には午後3時に到着。行きは渥美半島の北側を走ったが、帰りはNさんのお勧めで南側の海岸線を走ることにした。こちらのほうが眺めが良いそうだ。 国道42号線(表浜街道)を一路豊橋に向けて走る。たしかにこちら側から見る海岸線は白浜が長く続いていて景色は良い。途中、新設の道の駅、「あかばねロコセンター」に立ち寄り。ここはサーフィンでは有名な場所のようで、海にはかなりの数のサーファーが。また駐車場にはサーフボードを積んだ車が多数止まっていた。ソフトクリームを持って海岸に出てしばし休憩。長くて広い浜は圧巻。初日の出にはもってこいの場所なので、一応候補地として認定しておこう。 5時過ぎに豊橋着。そのままNさんのご実家に招かれ、歓談。今日は休日なので、¥1000割引をエンジョイするためには12時までに豊川ICに入っていればOKということで、駅ビルの中にある「鈴の屋」で豊橋名物「菜めし田楽」の夕食をご馳走になった。これは2度目の体験だったが、豆腐の田楽がメインなので、いかにもヘルシー。このツアーではいささか食べ過ぎの傾向にあったので、ちょうど良い選択だった。 夕食を終えて、またお宅に戻り、お約束のパソコンのセットアップを行う。依頼された事項はとりあえず、スカイプが使えるようして欲しいとのこと。 ソフトのダウンロードを試みたところ、光にしては妙にスピードが遅い。どうもおかしいと思い、回線チェックをしたところ、なんと300Kしか出ていない。測定間違いかと思い、何度か試してみたが同じ結果。この結果をNTTのサービスに申し出たところ、やはり回線異常が見つかったとのこと。家に引き込んだ後の回線に問題ありとの診断であった。 しかたなく遅い回線でスカイプの最新版をダウンロードし、ようやくセットアップ完了。持参したヘッドセットで開通試験。ロンドンの知人にコンタクトを取ったら無事につながり会話ができた。これで今日のボランテイア活動は無事に任務終了。お疲れ様でした。 |
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