直線上に配置  
  青木湖カヌーオフ   
2009年9月18日〜21日
 
 
 


今年は秋分の日を挟む連休が5連休、シルバーウイーク(SWとも言う)なので、久々の大型オフが計画された。とはいえ、当家はカヌーのオーナーではないので、賛助出演ということだが。

ところが出発直前になって誠子マミーの調子がおかしい。この前から咳をしていたのだが、一向にとまる気配が無い。たけしのCMで日本人の4分の1は結核だと言ってるし、まさかとは思いつつ念のためX線を撮った。結果は結核ではなくて、肺炎のなりかけだった。当分静養が肝心でドクターストップによりお出かけどころではなくなった。ということでまたまたソロ出撃となった。

1000円割引が導入されてから、普段の週末でも高速の渋滞がめっきりひどくなった。しかも今回は5連休(SW)とあって渋滞は必至と思われたので、土曜日の出発を避けることにした。金曜日のなるべく早い時間の出発を考えていたが、ソロ出撃ではどうも気合が入らず、ウダウダしながら結局出発したのは午後2時過ぎ。

とりあえず行けるところまで走り、適当なSAでP泊して土曜日の朝、高速を降りることとした。目的地は青木湖だが、とりあえず諏訪湖SAを目指す。

ルートをどうするかが思案のしどころ。当家からは環八経由で調布から中央高速高速に乗る形だと、環八の渋滞に巻き込まれる公算大。よって関越、圏央道、中央高速ルートを採用。距離は20キロ増加するが時間的には40分以上短縮できる。これも1000円割引があってからこそだが。

鶴ヶ島まではそこそこ車も多かったが、圏央道に入ると道はガラガラ。八王子で中央高速に合流するも、依然として渋滞の気配はまったく無し。途中八ヶ岳PAでトイレタイムを取っただけで、午後6時、無事に諏訪湖SAに到着。仲間が諏訪湖SAでP泊との情報あり、急遽ここでP泊することに決定。

SAから見る八ヶ岳

食事はコンビニのおにぎりとミニカップラーメンというあまりヘルシーとは言えないメニュー。誠子マミーが一緒だったら絶対にありえないメニュー。とりあえずおなかは膨れたので、あとは皆さんが到着するのを待つだけ。念のためメールを入れてみたら、到着は12時過ぎとのこと。それまで起きていられそうにないので、ちょっと一寝入りのはずが、目が覚めたのが12時半過ぎ。すでに隣にJUNちゃん、そのそばにコージさんの愛車が止まってた。
写真左

車のドアをトントンするも反応無し。すでに寝てしまったと思い、こちらもあらためて寝なおし。

翌朝7時半に起床。「おはようございます」の挨拶もそこそこに昨日の様子を確認したら、コージさんのところで2時過ぎまで宴会?してたのこと。私がトントンしたのは誰の車?

予定では9時に出発することにしていたが、コージさんの駐車位置が観光バスの隣で落ち着いていられないとのことで、急遽8時に出発。

待ち合わせ場所はジャスコの新白馬店。諏訪湖からは80キロ以上あるが、途中みどり湖PAで小休止しただけで、目的地まで直行。ここで別ルートでやってきた他のメンバー3組と合流。6家族そろって青木湖キャンプ場での2日分の食料を購入。ところがここで大失敗。「ほうとう」と「もやし鍋」の材料を探すのに一生懸命で、肝心の肉味噌用の野菜、大葉、エシャロット、きゅうり、レタスなどをすっかり買い忘れてしまった。

「青木荘キャンプ場」は青木湖畔にあってカヌー用の桟橋の施設あり、カヌーをするには絶好の場所。こじんまりとしたキャンプ場であるが、管理人が結構まめに手入れをしているようで、トイレ、流し場は掃除がゆき届いていて綺麗。ただキャンピングカーが6台も入ると場所の設定に頭を使う。なんとか車6台を収納し、宴会用のスペースを確保できた。


料金は車1台¥1500、大人1名¥600。とオートキャンプ場にしては割安。ただし、電源を使うと¥1000追加になる。使用する側からすると電源付で¥2500のほうが抵抗感が少ないと思うが。

場所を確保してからランチ。やまちゃんから激辛のチョリソ(ジョイホン瑞穂店内ジャパンミート販売)を提供してもらったが、噂にたがわず、そのままでは猛烈に辛い。サンドイッチの具として少し食べてみたが、これならなんとかいける程度。

ランチの後みなさんまったりとしてしまい、しばらくカヌーを出す雰囲気無し。一休みしてようやく組み立て開始。ゴムボート形式はポンプで空気を入れるだけで直ぐに完成。コージさん、やまちゃんチームは出来上がってモアちゃん、JUNちゃんの出来上がりを待つばかり。フレームん方式は慣れていてもなかなか作業が難しいようで、作業が捗らず、小1時間かけてようやく組み立てができた。JUNちゃんはいつものように、自発的サポーターの支援を得てようやく完成。その間モアちゃんはセンターが取れなくて組み立ててはバラしを繰り返すこと5度目でやっと作業完了。

やまちゃん艇作業開始 コージ艇まもなく完成
JUN艇骨組み完成 カバーを被せるところ
モア艇再々調整中 ケイパパ艇組立て完了


カヌーに乗るよう勧められたがあいにく左足の軽い捻挫があるので、ご遠慮申し上げたが、やっぱり乗りたかったな。

前回の精進湖に比べて湖が広いし、漕げる場所の制限が無いので、みなさん、こころゆくまで楽しんだようだ。ただ風があると結構大変。1時間もしないうちに全員引き上げてきた。


こちらは皆さんが戻る前に夕食の支度をして一休みと思っていたが、「もやし鍋」を作り終えたところであっというまに戻ってきてしまったので、一休みできず。そのまま宴会モードに突入。
写真は有名な?「もやし鍋」
冷蔵庫を開けて肉味噌を見た瞬間、野菜を買い忘れたことに気がつき、あわてて後発組のおかちゃんにメールするも、もうキャンプ場付近のため買い物不可とのこと。結局、肉味噌はお預けで、ゆきちゃんに管理委託。青木湖から白馬に転戦したときに召し上がっていただくことにした。やまちゃんいわく「ベイナス」に乗せて焼いて食べると最高とのこと。後で確認したら馬鹿ウマだった由。うーん、残念。

宴会では、皆さんがえりすぐりのB級グルメを作ってくれてソロ出撃としては大助かり。やまちゃんちの「白菜なべ」、モアちゃんの焼き枝豆!、コージさんの豚足焼き、JUNちゃんのスパムサンドなどなど。勧められるままに全部食べていると、後が大変。キャンプに来ると決まって体重が1キロほど増えてしまう。

子供たちは別のかまどで親の心配をよそに盛大に焚き火をしていて、あっという間に薪が無くなってしまった。
明日は朝一でカヌーをやるそうで、宴会は早めに切り上げたみたい。私は梅酒のお湯割りが利いてその前に車に撤退していたので詳細不明。ビデオを見ながら早めに寝てしまったので、深夜に目が覚めてしまい、梅酒のサイダー割を飲んでから、あらためて寝なおししたら、珍しく7時過ぎまで寝てしまった。

外に出たら、もう誰も居ない。すでに出帆してしまった後だった。仕方なく一人でパンとミルクという簡単メニューで朝食を済ます。どうも一人だと面倒なので、手抜きになってしまう。野菜を買わなかったので、内容が偏っている。

1時間ほどで、全員戻ってきた。早朝は風が無くて最高だったそうだ。やっぱり無理しても乗るんだった。8時過ぎにおかちゃん一家が到着。ランチの後、おかちゃん艇を含め、午後のカヌーの部再開。みんながカヌーに乗っている間は手持ち無沙汰。おかちゃんのご令息、こうだい君のお相手をして時間を過ごす。

ここはいろいろなタイプのカヌーが見られる。なかには7人乗りの大型カヌーもあった。

4時なったら木崎湖の日帰り温泉「ゆーぷる木崎湖」の送迎バスがやってきて、全員で温泉へ。運転手いわく「連休中で大変混雑している。まあ1時間ほどでキャンプ場へ送る。」とのことだった。ところが入ってみたら、普段と変わらず結構ゆっくりできた。ちなみキャンプ場の割引券(¥600→¥500)が使用できたが、私だけ65歳以上のシニア割引適用(¥400)。得したのは間違いないが複雑な気持ち。風呂は露天のほうが湯温が低めで長湯ができたが、子供に混じってコージさんが風呂で大活躍!あれだけ天衣無縫になれるのは羨ましい!



お土産売り場でやまちゃんご推薦の「おざんざ」を購入。これを蓼科の知人へのお土産にするつもり。

青木湖へ戻る途中送迎バスの運転手が気を利かせて中綱湖にある話題の「かかし」に寄ってくれた。かかしとは思えないほどリアルな姿をごらんください。


さて今夜の夕食は「ほうとう」。鍋が小さすぎてあふれてしまい、途中でやまちゃん家の大鍋を借りて製作続行。なかなか味が決まらず、味見すること3回目でようやくゴーサイン!「ほうとう」はやはりかぼちゃが決め手。3人分なので皆さんで分けたらあっという間に終了。

ほかのB級グルメは「もつカレー」「鳥皮焼き」「豚トロ焼き」「キノコのホイル焼き」などなど。どれもカロリー高そうだったが、目をつぶってというか頭から追い払って試食。どれも旨かったな。

今回はカヌーオフだったが、カヌーをやらなかった私にとってはB級グルメオフになってしまった。

カヌーオフの巻き終わり