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   静岡B級グルメ だんじりくん迎撃オフ   
2009年5月22~24日 
 
  第三回目の静岡B級グルメは岸和田在住のだんじりくんをお迎えして開催された。
ところが、本命の生シラスは不漁が続いており、直前に漁協に確認したところ、週末は不漁につき船を出さないとのことで、生シラスを堪能するという当初の目的は果たせなくなったが、静岡のB級グルメは、まだまだあるとの主催者側(JUNさん)情報により、オフ会は決行と決った。
 
5月22日(金)

お出掛けのときは金曜日の午後出発するのだが、今回はだんじりくんと日本平PAで午後4時半に待ち合わせすることになっているため、いつもより早めに出発。途中、海老名、足柄、富士川(ソフトクリームが食べたかったので)で小休止をとりつつ、午後4時には無事日本平PAに到着。
しばらくしてからだんじりくんも大井鉄道見物から戻ってきた。久しぶりのご対面でしばし懇談。新だんじり号も拝見させていただいた。当家のようにツアーも数週間にわたるときついかもしれないが、二人旅ならちょうどよいサイズ。

しばらくしてからJUNさんのお迎え。PAの外に車を停めてもらったが、あいにくフェンスの鍵がかかっていて、出られない。意を決してフェンスを乗り越えることにしたが、雨降りで足場が良くない。たまたまフェンスのそばにあった自転車を足台にしてなんとか外にでることができた。今は素面だからいいけど、飲んだ後でも大丈夫かしら。


とりあえずご挨拶さつもそこそこに、さっそくJUNさんの車で今夜の宴会場、「金の字」へ。ここは清水名物の「もつカレー」で有名な居酒屋。到着した6時はまだ席があったが、すぐに満席。

ビールで乾杯してから、さっそく「もつカレー」他、焼き鳥5種類、マグロの剥き身を注文。もつカレーはみかけはあまり美的ではないが、味は絶品。いわゆるモツ煮込みを串に差してカレーで煮込んだもの。

もつの苦手な私だが、カレー大好きっ!なので、まったく違和感なく、初めての味なのに、旧知の知人に会ったような感じであった。皿に残ったカレーを大きなボールに入った生のキャベツ(写真参照)で掬って食べるのだが、これがまた美味。
ちなみに生のキャベツはもつカレーを注文すると自動的についてくる。

最後に出てきたマグロの剥き身は、形がいかにもスプーンでこそげたようなだし、量が半端でなく多い。3人で一皿しか頼まなかったが、いくらたべても無くならない。味は中トロないし大トロ。

結局一番少なかった私でも、もつカレー3本、その他5本プラス手羽焼きプラス剥き身だったので、普段にくらべ著しくカロリー過多!後が恐い。

2時間半ほど焼きとりを堪能し、帰りに静岡駅構内のロックのライブを鑑賞してから、日本平までJUNママに送っていただいた。いつもいつもお世話になりっぱなしで恐縮。だんじりくんと二人での懇談は明日が早いので比較的早めに切り上げ、就寝。寝たらやはり首が痛くなり、2時間ほどで起きてしまった。そのまま椅子に座った格好で仮眠!?。

5月23日(土)

5時に起きたらすでにやまちゃん車が到着していた。朝飯を軽くたべてから、フリースポットでメールをチェックしようとしたが、つながらない。原因不明のまま悪戦苦闘しているところへ、やまちゃんが起きてきた。昨夜は12時半頃到着した由。目のシャッターが半分下りたままだ。だいぶお疲れの様子。とりあえず場内のコンビニでパンを買って、今朝の集合場所、広野海洋公園で食べることにし、現地に向かった。
静岡ICで高速を下りたが、おそるおそる通過したETC窓口では¥1550の表示だった。用賀から厚木までが¥550で、厚木から静岡が¥1000という計算。

8時に公園に到着してまもなく、JUNさんとマリンが到着。

ここでJUNさんから焼津の「小川港魚河岸食堂」での朝食を勧められ、全員で焼津へ。お店は10時開店なので、まだ時間がある。店の目の前にあった津波から避難するためのやぐらに登る。残念ながら富士山はもやっていて見えず。

10時になるやいなや、お店に突入。我々以外にもかなりお客が多い。メニューは写真でご覧のとおり原寸大よりも大きな写真入り。種類が多いうえに、お値段はリーズナブル。
私の頼んだ上天丼は具が大きすぎて丼からはみ出しているようなしまつ。皆から大きすぎる(多すぎる!)という非難の声にもめげず、かなり頑張ってほぼ完食。朝からこれでは昼と夜はどうなるんだろう?

今回は生シラスが取れないとのことだったが、ここの丼にはちゃんと生シラスが入っている。解凍したものなのだろうか? だんじりくん曰く結構旨かったとのこと。あるところにはあるのかしら?

全員豪華朝食を堪能してから、ようやく今夜のP泊場所である三保の松原の某所へ。快晴とあって浜辺は大変な賑わい。家族連れ、グループが色とりどりのテントを広げ、あちこちでバーベキューをやっている。
清水港越しに富士山が頭を出している姿は絶景!

おもわずスケッチ帳を出して一枚描き上げた。水彩は色を出すのが難しいが、今回はまあまあ思うような色が出たと思う。(???)


そうこうしているうちにコージさん、おかちゃんが到着し、総勢6台で宴会開始!おっとその前におかちゃんが山梨で仕入れてきたとうもろこし及び飯田名物の「赤飯まんじゅう」の試食会。

もろこしはいつものゴールドラッシュではなく、スイートコーンとかいう別の種類。生で食べられるくらい新鮮なのだが、これがまた甘い!フルーツのような甘さ。茹でたらさらに甘みが増す。あっというまに全量完食。

「赤飯饅頭」は前日TVの「ケンミンショー」で取り上げられていたので、無理を言ってお土産に持ってきてもらったもの。まんじゅうの餡が赤飯という妙な代物。ただ今回持参いただいたのは、ちょっと上品に赤飯がつぶしてあるので見かけは普通のまんじゅうと変わらず。味はうす甘いアンが入ったおまんじゅうといったところ。

今回はソロ組がわたし、やまちゃん、だんじりくんと3組もあるので、メニュー調整するまでもなく、それぞれ勝手に調理開始。といってもわたしはいつもの「もやし鍋」。鍋といっても水は使わず、もやしとニラの水分で豚のばら肉を蒸しあげるというもの。だんじりくんはひたすら餃子を焼くも、水分調整が難しいようで、餃子が原型をとどめず無残な姿に!JUNママの応援を得て、焼くこと4回目にしてようやく餃子の姿が出てきた。もっとも味は同じだが。(美味しいということ。)

やまちゃんは得意のがんもとあつあげ焼き。これが簡単な割りに旨い。JUNちゃんからはスパム焼きの差し入れ。コージさんはいつもの刺身盛り合わせ。かなり豪華なデイナーとなった。あまりり食べないようにしたが、それでも目の前に出されれば、戦前派としては食べてしまうのです。今日は朝、昼、夜とすべて過大!あー後で秤に乗るのが恐い。

瓶ビールファンのコージさんがグラスまで用意して振舞ってくれたので、全員でカンパーイ!。普段飲まない私も禁を破って?一杯だけいただいたのが敗因。食事の支度中はOKだったが、食べ終わったとたん、急に眠くなりそのまま車に戻ってお昼寝? 1時間ほどで復帰したが、そろそろお開きの様子。やまちゃんが明日朝一番で帰ることになっているので、早寝する由。


瓶ビールですっかりご機嫌なコージさん、

昼間は暑くてオーニングを出して日陰に避難したくらいだったが、陽が落ちたら一辺に涼しくなってきた。上着がないとしのげないほど。お開きするにはちょうど良いタイミング。私もまだ眠気が取れないのでちょうど良かった。


5月24日

ところが夜半になって首の痛みが増してきて眠れない。ついに2時過ぎに起きてダイネットの椅子で頭を下げないようにしてようやく仮眠できた。当然ながらたまりかねて5時には起床。車内をバタバタ片付けている間にやまちゃんは出発してしまったようだ。

皆起きてきて朝食タイム。残念ながらお天気は曇り、ちょっぴり雨模様。昨日あれだけ綺麗にみえていた富士山はまったく見えず。
ソロで参加していた3人組のうちやまちゃんが帰ってしまったので、残っただんじりくんを誘い、しーと車で朝ごはん。家で金曜日に作っておいたホワイトシチューを冷蔵庫に入れていたことに気がつき、レンジで暖めて食す。美味しいとだんじりくんんから評価いただいた。

今日は由比港の「さくら海老のかき揚げ」、つぎに富士宮で「風の湯」温泉。最後にこれも定番「富士宮焼きそば」といったスケジュール。

「さくら海老」は午前10時開店だが、私達が由比港に到着した10時前にはすでにお店の前に長い行列が出来ていた。雨降りで足場もあまり良くないのに、駐車場は他府県ナンバーが殆ど。

前回は午後だったが、こんなに混んでいなかったので、びっくり仰天! びっくりしてばかりではいけないので、あわてて行列に加わる。
メニューは生さくらえびを使った「由比どんぶり」以外は、基本かき揚げで、これがご飯の上なら「かき揚げ丼」、そばなら「かき揚げそば」、うどんだったら「かき揚げうどん」となる。値段は全部同じで¥650。かき揚げはそれぞれ2枚づつ入っている。

その中に限定で「沖あがり」(¥250)というのがあった。今回はこれにターゲットを絞っていたが、何とわたしのひとり前で品切れ!うーん、残念。でも後でだんじりくんの分を少し分けてもらったので、ハッピー!

どういうものかというと、さくらえびを汁の多いすき焼き風に煮込んだもの。ちゃんと豆腐入り。これはこれで旨かったか、やはりかき揚げが一番かな?

写真は6割がた皆でつまんでしまった残り。あまり旨そうには見えないな。


全員あっというまに平らげて、つぎの目的地富士宮へ。139号線をご存知「むめばあちゃん」のお店を通り過ぎてしばらく行った左手に「風の湯」があった。バナジウム風呂という効きなれない名称だが、一応温泉となっている(休日¥800)。風呂はこじんまりとしているが、露天風呂の檜の香りが良い雰囲気だった。湯の温度は内湯、露天とも41度に設定してあり、比較的長湯が楽しめた。難点は洗い場が狭く、5〜6人で満員になってしまうこと。ロッカーが有料(¥100)だったこと。いまどきの日帰り温泉はコインが戻る方式が多いので、この値段からするとちょっと?

続いて富士宮焼きそばとなるはずだが、その前に念のため風呂の計りに乗ったところ、何と67キロオーバーの表示が!計りの目盛りが狂っているのではないかと思い、何度か計りなおしても結果は同じ。やはり懸念していたとおり、かなり食べ過ぎたようだ。標準では64.5キロだから、この3日間で2.5キロを食べてしまったということなのだろうか?そんなには食べてないだろうと思いつつ、悩んだあげく、富士宮焼きそばパスして引き揚げることにした。皆さんゴメンナサイ!

風の湯でみんなと別れて、後は河口湖ICから乗って中央道、圏央道、関越道経由で午後4時無事自宅に帰りつきました。
皆さん、お世話になりました。

終わり