直線上に配置  
   東北花見と安曇野ツアー  
2009年4月28日

 
 
 
日程 経路 走行距離 P泊場所
4月 28日 自宅(谷原) → 津軽SA 674 km 津軽 SA
4月29日 津軽SA → 浪岡  53 km 浪岡 駅
4月30日 浪岡→ 竜飛 → 雫石 390km 道の駅雫石あねっこ
5月 1日 雫石 → 角館 → 磐梯山SA 420km 磐梯山SA
5月 2日 磐梯山SA → 安曇野 366km 白馬第3P
5月 3日 安曇野 → 大町  43km 中綱湖P
5月 4日 大町 → 自宅 293km
今回ツアーの全行程図(2103キロ)はここをクリックしてください。

4月28日(火曜日)

昨年、桜前線を追いかけたが、残念ながら成功したとはいえず、悔しい思いをしていたが、今回高速が1000円に割引になるのを機に、本州最北の弘前の桜を見にゆくことにした。

今朝は5時半起床。バナナを1本と牛乳で簡単に朝食をとり、6時15分に家を出発。
渋滞はまったく無く快調に走行。今回は長距離とあって、なるべく休憩を多めにとることとし、100km毎に小休止。

7時30分に最初の休憩、「都賀西方PA」着。自宅から100km。気温は8度!寒い。ここはシャワートイレ完備。ミルク紅茶を1本購入。15分ほどの休憩で、出発。つぎは「阿武隈PA」で小休止。自宅から200じkm走破。ここも10分ほどのトイレタイムで9時に出発。誠子が一緒でないので、かなりはかどる。10時10分「国見SA」到着。走行304.5km。気温13度。ここで売店でサンドイッチと牛乳を買って遅い朝食。

10時45分に出発。今日は風が強く、かなりハンドルを取られることが多く、かなり気を使って運転。外に出るときは風がつめたい。冬用のベストを着てきて正解だった。ガソリンがかなり減ってきたので補給。49.57L。走行距離が304キロなので、燃費が6キロ!どうも不思議。ま、途中かなり飛ばしたこともあるので、仕方かないのかもしれない。

11時55分「長者原SA」に到着。走行404.7km。気温15度。だんだん暖かくなってきた。ランチタイムと思ったが食堂が混んでいるので、取りやめ。代わりにソフトクリームを1ケ。ジャージーソフトと銘打つだけあって濃厚な味。2度目のトイレ。ここもシャワートイレ。最近のSAのトイレはかなり充実してきていることが実感された。お土産にずんだもち(冷凍)を購入。今度の車は冷蔵庫がかなり強力で、冷凍庫もOK.だからこんなお土産も問題無し。


12時30分に出発。13時15分「前沢SA」に到着。走行461.8km。前沢牛の串焼きやらいろいろあったが、目もくれず、5分間の滞在中お茶だけ飲んで13時20分出発。

14時丁度「紫波SA」に到着。走行514.4km。途中雨に降られたが、また陽がさしてきた。あいかわらず風が強い。慎重な運転で対応。ここでヘルシーメニューを見つけ、ようやく遅い昼飯。稲庭うどん単品で251キロカロリー!ここのレストランで食事中にラクーン(軽のキャンパー)で高知からやってきたお兄さんと懇談。高知から1200キロ走ってきたそうだ。出たのは日曜日とのこと。青森まで本四を入れて3000円とのことだった。お互いの安全運転を祈念しながらお別れ。14時25分発。

岩手山が見えてきた。

15時丁度岩手山SA到着。走行563.3km。ここはフリースポットがあるので、寄ってみた。やはり外の駐車場では電波が届かず、食堂内のみ可能。かなり快適に受信できた。大好きつ!のMLにメールを流し、帰りに安曇野で合流するかもしれない旨伝えた。ここで再度ガソリン補給。31L丁度だった。15時40分発。

17時5分。ようやく今日の目的地「津軽SA」に到着。走行673.9km。一日で走った距離としては新記録樹立。おめでとさんでした。でも疲れた!ここから見える岩木山は見事。

津軽SAにて

場内のレストランが閉店になるまえに夕食をとることにした。いろいろ珍しい手つくりメニューがあったが、お勧めの照旨丼にした。
チキンのから揚げをあんかけにしてご飯のうえに乗せたもの。温泉卵がその上に載っている。簡単な料理ではあるが、これが結構いける。味噌汁付でお値段¥700だった。

あと10数キロで青森だが、高速1000円割引を生かすためには土曜日の明日、高速を降りないとメリットが受けられない。今晩はここでP泊。気温が12度だが、朝方はマイナスになるかもしれないとの予報。やっぱりFFヒーターは点けて寝ないといけないかも。

4月29日(水曜日)

今日は土曜日。朝、浪岡ICで高速を降りて1000円割引を享受。東京から¥1500だった!感激。 JR浪岡駅には7時に到着。待っていてくれたユリウスさんとは弘前駅で10時過ぎの待ち合わせなので、まだ時間がたっぷりある。予定よりもちょっと早めに弘前駅へ行って周辺状況をチェックすることにした。

いつものように観光案内所を探す。やはり駅の構内にちゃんとした案内所があり、早朝とあってまだお客が無い。これ幸いと地図、案内書などいろいろいただく。お願いしていない白神山地情報、青森全体の地図など、とても親切だった。暇つぶしに所内を見てあるいていたら、インターネットを無料で使用できるコーナーがあり、署名するだけで30分使えた。

写真は弘前駅前にて

津軽情報のついでにメールをチェック。やはりフリーメールに転送しておくと、こういう場合とても便利。 そうこうしているうちに待ち時間がやってきて、無事ユリウスさんとご対面。2年ぶりだったがそんな感じがまったく無い。キャンプの仲間はいいな。

今日はユリウスさんのご案内で弘前公園(城址)の桜を見るのが目的。弘前駅からバスも出ているが、徒歩20分くらいとのことで、町をみながらウオーキングで行くことにした。天気は昨日とはうって変わって最高。気温もかなり高そうだ。ところが着てきたのが、昨日から着ているダウンベストととっくりのシャツなので、暑いことあついこと。どうも衣装の選択がうまくない。

ふうふう言いながら30分ほどで城に到着。 一昨年の「ねぶた祭り」のときはあまり人影が無かったが、今回は桜祭りということもあって、とにかく人が多い、バスで後から後からやってくる感じ。肝心の桜は途中で雪が降った関係で珍しく満開の期間が長いそうで、まだまだ見ごろで見事だった。桜の種類も50種類ほどあるそうだが、私にはソメイヨシノとしだれ桜くらいしか見分けがつかず。ただ色は濃いピンクから淡いピンク、白といろいろだった。日本で一番太い桜、古いソメイヨシノなどもあった。ただユリウスさんに案内していただかなかったら多分見過ごしていただろう。






場内は基本無料だが、櫓の周りは有料で300円を支払って入場。こちらはさすがに人がちょっと少ない。芝の上で花見をしているが、まだ空きスペースがたくさんあった。櫓を見上げる感じで桜を入れたショットが一番よいように思う。上の写真参照。

なお、ここから岩木山をバックにした桜もなかなか良かった。

場内にはいろんな店があったが、見世物小屋(江戸時代のような?)、お化け屋敷、オートバイの曲乗りなど、めったに見られないものもあった。人ごみの中を午後1時過ぎまで散策、というよりは人をかきわけて歩いたといったほうが正解かな。 歩き疲れて途中でテータイム。ユリウスさんが買ってきたお団子をコーヒーでいただきました。ご馳走様でした。


昼飯時をとっくに過ぎているので、とりあえず城から離れてランチの店探し。そばの名店があるとのことで、アドバイスに従い、「高砂」というお店へ。 ユリウスさんが心配していたとおり、お店は満員で待っている人がかなり居る。座る場所も無いので、受付してもらってから、玄関先で立って待つこと30分。ようやく席を確保。ところがここで安心してはいけないとのこと。お勧めの天ざるはてんぷらの揚げたてを出すのが決まりだそうで、さらに待つこと30分。ようやくそばが出てきた。

そばはそばの実の芯だけを挽いたようで、かなり白い。安曇野の「みはらし食堂」など信州そばとはかなり違う。またこしも強い。 だしはさすがに東北でかなり濃い目。てんぷらのつけ汁としては良く合う。絶品だったのは揚げたてのえび天。普通のえび天と違って、寿司だねのえびのように開いてある。初めて食べる形。揚げたてなので、それだけでもうまいのだが、衣のバランスとえびのぷりぷり感が絶妙。 てんぷらはえびが2本だけだが、1本でも十分かもしれない。

城跡の花見を全部は見られなかったが、残りは夜桜見物で対応することとし、電車に乗ってとりあえず浪岡に戻った。ユリウスさんはひとつ手前の駅に車を置いてあるとのことで、あとで車にきてもらうこととした。 1時間ほどで、ユリウスさん到着。しばし車談義とGWのツアーのコースを検討。そうこうしているうちに暗くなり、夜桜見物タイムとなったので、車で弘前まで送っていただく。

夜桜はまたライトアップされているので、昼間とは別の趣があるが、やはり人は多い。適当に1時間ほど写真をとりまくり、駅へ戻った。戻る途中で足がつってしまい、びっこをひきながら弘前駅へ。
駅の構内に食事するところがあるかと思いきや、8時過ぎには全部閉店。あちこち駅の周りを探し回った結果、ようやくイタリアンレストランを発見し、ようやく夕食にありつけた。電車が1時間に1本しかないので、メニューを選んでいるヒマはなく、一番簡単なぺペロンチーノを注文。ところがこれがなかなか出てこない。列車の発車時間との競争であわてて食べた。味がどうったかあまり記憶なし。

帰りは昼と違ってワンマン電車になってしまたので、降り方がわからない。アナウンスによれば、一番先頭の車両の運転手の後ろの扉だけ開くので、降りるときはここまで行って切符を渡して降りるようにとのこと。どうやらバスのスタイルか? 回りの人がどうやるのか見ながら恐るおそる先頭車両へ。なんとか浪岡駅で下車できた。ふー。 今日は歩き疲れて足がぱんぱん。明日は筋肉痛になるかもしれない。
ドアの所に出口の表示あり。写真参照。


4月30日(木曜日)
今日も快晴。昨夜は浪岡駅のパーキングでP泊。
昨日歩き疲れて早めに就寝したためか、今日はすっきりと起床。

浪岡駅は改装中で仮設トイレしかないので、起きてからすぐに道の駅「浪岡」へ移動。
まだ朝早いせいか、お店も開いていない。駐車場はP泊したと思われる車が多数。洗面所で顔をあらっている人が多い。

簡単に朝食を済ませてから、今日の目的地、竜飛をナビにセットし、午前7時に出発。

出来立ての津軽道路を経て、13湖を経由し、竜飛岬には9時25分到着。

途中立ち寄った道の駅「13湖高原」では鯉のぼりが見事に泳いでいた。それだけ風が強いということ。後で思い知らされた。

ここまでの道路だが、13湖あたりまでは平地を走るが、その後は海岸と山地を登ったり下ったりが続く。問題は勾配。10%とか9%しか無い。
しかもカーブが急で、猛烈な強風が吹き荒れているので、運転は慎重にならざるを得ない。

冷や冷やしながら竜飛まで行ったが、途中の観望台では、立っているのもやっと。カメラを置いてセルフタイマーと思ったがカメラが倒れてしまってだめ。それでも風の合間を見て何とかとったのが下写真。遠くに見えるのが竜飛岬。


なぜ竜飛まで行ったかと言うと、昔見た高倉健主演の映画「海峡」が強く印象に残っていたため。この映画は青函トンネル工事をテーマにしており、この舞台だった竜飛に行ってみたかったということ。ただし、映画は冬のシーンがやたらに多かったが、4月でこの風だとすると冬は想像を絶する強さなんだろうと思う。ま、冬には絶対に来たくないところ。
観光バスで来た連中もほうほうの体で退散していった。

有名な階段国道と、石川さゆりの津軽海峡冬景色の碑も一応参観。

竜飛には青函トンネル記念館があるが、ここには青函トンネルの坑道を体験できるコースあり。展示と体験あわせて¥1300で貴重な体験ができた。

実際に作業したときに使ったケーブルカーで地下140mまで下り、展示場にしてある作業坑の跡を一周しながら実物の掘削機械、電車などを見ながら説明をしてもらえるというもの。

実際にこのケーブルカーは列車が火災等の場合、避難用としても使うことになっている由。ただし、足の弱い人専用で、元気な人は並行して設置してある階段を140m上らなければならないとのこと。これは讃岐の金毘羅さんの階段以上の厳しいエクササイズになるだろう。

貴重な体験をしてから、竜飛を後にし、途中道の駅「こどまり」で簡単ランチ。レストランもあったが、店先で売っていたイカ焼きそばがうまそうだったのでつい。お値段¥250也でリーズナブルなランチだった。



その後は寄り道なしで、前述の津軽道路へ。何気なく走っていたら、そのまま東北道の浪岡インターへ入ってしまった。次は角館の桜を見るつもりだったので、好都合。途中花輪SAで56.6L 給油。、現在までの走行距離959km。

眠くなったので、「岩手山SA」で休憩。名物「ほうれんそうソフト」を食べながらフリースポットでメールをチェック。大好きつ!のメンバーに2日後安曇野で合流する旨伝えた。
あともう少しで今夜のP泊予定地、みちの駅「雫石あねっこ」。もうひとがんばり。

17時30分無事「雫石あねっこ」に到着。すでにキャンピングカーが多数泊まっている。おそらくP泊組みだろう。はやばやと運転席のカーテンを下ろしている車もある。


この3日間風呂に入っていないので、とりあえず温泉へ。隣接の「橋場の湯」はもう何度お世話になったことだろう。入湯料は¥500と変わらず。ちゃんと石鹸、ドライヤーなどは完備している。露天でぬるめの風呂に入って極楽ごくらく。やっと生き返った感じ。
生き返ったら腹が減ってきた。付属の食堂、あねっこ茶屋で「山菜天丼」を注文。大好きな「たらの芽」、「こしあぶら」、「こごみ」、「ふきのとう」などが満載だった。それで680円とはきわめてリーズナブル。大変結構なお味でした。満足まんぞく。


5月1日(金曜日)

ツアーも4日目を迎え、いささか疲れも見えてきたが、頑張って?角館の桜を見に行くことにした。時期的にちょっと遅いかもしれないと思い、前もって観光案内に電話を入れて確認してからだが。

道の駅「雫石あねっこ」から40キロほどの距離、「あねっこ」を7時に出発し、7時45分に到着。角館で、いつも停めている桧木内川沿いの駐車場に行ったら、すべて桜祭り用の大型車専用駐車場に変わっていた。乗用車用を探すも案内板が無い。結局駅まで戻って民間の駐車場に停めることはできたが、観光バス優先のやり方には賛成できない。桧木内川の駐車場については、事前に電話で問い合わせして大丈夫という返事だっただけに、余計に腹が立つ。町の観光担当責任者には猛省を促したい。

肝心の桜だが、武家屋敷のほうはすでに散っていて、残っていたのは桧木内川の土手の桜だけだった。28日に満開だったそうで、すでに散り始めていて、若干葉桜の様相だった。それでも川沿いに2kmも続く桜並木は見事だった。朝早かったので、観光バスも無く、人も少なかったので静かな散策ができた。川沿いのカフェで紅茶を飲んだが、ここで先に弘前の桜見物に行ったことを伝えたら「お父さんそれは逆だよ!」とお姉さんにからかわれてしまった。悔しい!



9時過ぎたら観光バスが続々と到着し、人がどっと増えてきたので、早めに退散することにした。
途中道の駅「なかせん」で「掻き揚げてんぷらそば」で簡単に昼食。500円也のセルフサービス店だったので、味についてのコメントは避けましょう。

さて角館を終了したので、これから安曇野へ向かう。(キャンプ仲間と安曇野で合流することになっている。)
どのコースがベストか考えた。渋滞と費用を考え、一筆書き方式を採用。まず大曲から秋田自動車道に入り、そのまま東北道、磐越道、北陸道、上信道、長野道経由で豊科まで行くことにした。約690キロの道のりだが、明日高速を降りれば、これでも1000円で行ける計算。
どう考えても途中で一泊するしかないので、とりあえず今日は中間地点の磐梯山SAを目指すことにした。

朝から強風が吹き荒れ、秋田道、東北道、磐越道すべて猛烈な横風で、危なくてスピードが出せない。やはり重いとは言え、キャンカーは箱状なので、横風にはめっぽう弱い。最初90〜100キロで走ってみたが、風が巻いている関係で右から吹かれたり、左から吹かれたりで、緊張しっぱなし。うっかりすると1mくらは流されてしまうので、以後安全運転で80キロペースを守る。

大曲を11時半に出発し、終点の磐梯山SAには午後6時丁度に到着。本日の走行距離420キロ!お疲れさんでした。さすがに疲れた。

今夜はまともな夕食と思って場内のレストランに向かったところ、なんとここはステーキ専門店。ほかのメニューが無い!もっとあっさりしたものが食べたくて結局スナックコーナーで坦坦麺とミニ牛丼のセットを注文。野菜が少ないが、明日埋め合わせすることにしよう。スナックコーナーの看板が如何にもシュール!


5月2日(土曜日)

昨夜、比較的早めに就寝した関係で、朝方の眠りが浅かったせいか、人声でガヤガヤしているので目が覚めて回りを見渡したところ、昨日はほとんど車が無かった駐車場が満車状態、駐車禁止場所まで埋まっていた。さすがにGWだと実感。この様子だと彼らが起きて走り出すと渋滞必至と思い、すぐさま起きて、準備を整え午前4時5分に出発。さすがに夜明け前で真っ暗。

5時半過ぎに北陸道の「黒崎SA」に到着。ここでガソリンを満タンにし、ついでに多少疲れが取れるかも?と思いリポビタンDを一本飲む。

6時に出発し、6時55分に「米山SA」に到着。ここはちょっと高台になっているので、見晴らしがよく、波もなく穏やかな日本海を一望できた。レストラン、スナックコーナーともこの時間なのにもう超満員。海をみながらコンビニサンドで簡単に朝食。ベンチでサンド方式は正解だった。

食べ終わってすぐに出発。7時45分に上信道の「新井PA」に到着。ここから見る雪に覆われた妙高山の雄姿が素晴らしかった。

もともとここで休憩するつもりは無かったが、あまりに景色が良かったので、写真撮影のためにのみ立ち寄ったもの。一通りセルフタイマーを使用して妙高を背景に自分撮りをしてから出発、最後の目的地豊科を目指す。しばらくしたら対向車線(富山方面行き)の渋滞が始まり、そのまま30キロくらいは渋滞が続いていた。なかにキャンカーも数台見かけたが、本当にご苦労さんと心の中で声援を送った。こちらは時速100キロでスムーズに走っているのが申し訳ないくらい。

豊科には9時半に到着。ICのそばの観光案内所に行って、まず安曇野の地図、案内図をゲット。最寄の温泉を尋ねたところ「ほりでーゆ」を紹介された。お天気が良くて汗をかいたので、とにかく風呂に入りたかった。そのまま「ほりでーゆ」に直行。ここは露天があって、目の前に雪をかぶった穂高が見える絶好のポジション。ぬる目のお湯でゆっくりできた。大満足。風呂上りの牛乳が濃い目でこれがまた旨かった。


そろそろ昼時になったので、、迷うことなく「みはらし食堂」へ向かう。10キロの距離だったが、昼前に到着できた。
例によって大盛りのざるを注文。いつもながら旨い。付け合せの自家製沢庵がまた泣かせる。
ここも十分堪能して食材を買いにジャスコへ。裏手の駐車場からアルプスがきれいに見えたので、ちょっとスケッチをしてみたが、どうも思ったような色が出ない。途中まで描いたものの、気に入らないのであらためて書き直すことにした。そこへ先発していたやまちゃんからメールあり。白馬の川原でまったりしている写真付。

一度戻った道をあらためて白馬へ向かう。白馬村の第五駐車場にて無事ご対面。仲間はまだ来ていないとのことで、今夜は2台だけとなる。しばらく様子をみていたが、ここはどうも風が強い。昼間でこれだけ強いとなると夜は相当冷え込むかもしれないとのことで、急遽第三駐車場へ移動。建物の陰に入って風をよけることができた。

車2台の間に小さなテーブルと小さな椅子を置いてしばし懇談。6時半になってやや冷えてきたこともあって、私が作ったきのこうどんを振舞う。初めて作ったにしては結構なお味でした。皆さん大満足(だったと思う?)


食事の後、あらためてしーと車にて懇談の続き。わたしも今朝は4時おきでアルコールが入ったら少し眠くなり、やまちゃんご夫妻もいい機嫌になってきたので、お休みタイム。お疲れ様でした。

 
5月3日(日曜日)

今朝は6時に白馬の第三駐車場で目が覚めた。
昨日はさすがに疲れて、やまちゃんとの懇談も早めにお開きとなり、そのまま就寝。

コージさんのクレソンもすでに到着していた。昨夜の午前1時半に着いたとのこと。
ここは風が無いのが取り柄で、景色もあまりパッとしない。朝食は景色の良いところでいうことになり、昨日やまちゃんが偵察済みの松川沿いの川原に移動。ここは穴場。トイレが無いのが残念だが、目の前に白馬三山が圧倒的な迫力で迫ってくる。あんまりうれしくてやまちゃんに写真を撮ってもらった。

ついでにやまちゃんトラボルタも?


いままで白馬、安曇野でいろいろな景色をみてきたが、これはそのうちでも最高と言えるだろう。この景色の中で食べた朝飯も最高だった。
といってもロールパンにソーセージときゅうりを挟んだサンドイッチとミルクだけだが。


ここでしばらくまったりしてから、夕食用の食材を買いに白馬のジャスコへ。
今日の夕食は春キャベツとベーコンのスープに決定。昨日買ったおにぎりとサラダ類がまだ残っているので、スープが欲しかった。

お買い物の後青木湖へ向かい、ここでランチタイム。湖をバックに残雪をいただいた山々と湖に写った影をみながら優雅な昼食だった。とはいえ内容はおにぎりとインスタント味噌汁といった献立だったが。

まだ時間があるので、黒四ダムに向かう道路の扇沢の手前のちょっとしたパーキングに車をとめて川原で水遊び。大人も裸足になって水が冷たいと冷たいと大騒ぎ。


ここからも雄大な白馬が見られた。
ここは子供たちを遊ばせるために来ただけ。(大人も遊んでいたが?)。
その後今夜のP泊予定地の大町ダム公園に向かった。ただここも先客がキャンプをしていてちょっとスペース的に難しい(後で2台合流するので)。結果、中綱湖のPにすることとした。

途中で木崎湖の「ゆーぷる(温泉)」に寄った。入湯料大人600円を自動販売機に投入。すると後ろに並んでいたコージさんが65歳以上は400円だよと教えてくれた。うれしい反面ちょっと悲しい気分。ともあれ200円は得したことにはなるが。

内湯はちょと熱めだが、露天風呂はちょうどよい湯加減だった。風呂上りのほてった顔にあたる風がとても心地よかった。 

中綱湖のパーキングに4時到着。

わたしは早速スープの仕込みにかかる。ある程度煮ないとキャベツを丸ごとつかう関係で芯まで柔らかくならないので、ただちに調理開始。

なべが小さいのでキャベツを丸ごと一個煮るのは骨だったが、なんとか小さく割って無理やり押し込んだ。1時間半ほど煮込んだら、なかなかうまいスープが完成。皆さんに振舞ったら、ちょうど冷え込んできたこもあって、体が温まると大変、好評だった。と思う?

話は前後するが、夕方モアちゃんが白川郷から、JUNちゃんが羽咋から到着し、宴会開始。ひさしぶりマリンとの再開を果たし、いつものように撫でてあげた。頭をすっぽりひざの間に入れてきてすっかりなついた感じ。JUNちゃんはついにカヌーを買った由。明日は進水式の予定だったが、腰痛でどうも難しいとのこと。でも、完全にあきらめたともいえないようなので、さあ明日はどうなりますやら?

5月4日

今朝は曇り。ちょっと肌寒い感じ。昨日とは大分違う。

昨日の宴会はいつもより大分早めに終わったようで、今朝は全員早起き。
朝食の前に、本日のメインイベントであるJUNちゃんの新艇の進水式の会場、青木湖へ移動。
朝食の後、いよいよ新艇の組み立て。タイプがモアちゃん艇と同じなので、師匠のやり方を見ながらJUNちゃん自ら挑戦。多少の?トラブルはあったものの、約50分ほどで無事に完成。
腰が痛いといいつつも、やはり出来上がったら乗ってみたいのが当然。さっそく全員のカヌーの組み立てが終わるのを待って、水際へ。

残念ながらシャンペンの用意ができていなかったので、ペットボトルのお茶を振りかけて進水式は無事終了。引き続き処女航海へ。マリンはお留守番でJUNちゃん夫妻で颯爽と出発。残されたマリンはクークー鳴いて大騒ぎ。なだめるのが大変だった。 


それにしても陽がささないと湖畔は寒い。昨日は半そでのTシャツだったが、今日は冬自宅に逆戻り。湖に移る山と遠くに見える白馬三山の姿がとても感動的。進水式をやるには絶好の舞台だった。


誠子マミーからのメールによれば、すでに帰りの渋滞が始っているとのこと。JUNちゃんの進水式も見届け、皆さんのカヌーの漕ぎっぷりも拝見できたので、一足先に失礼することにした。

青木湖から自宅まで約5時間かかって午後4時20分帰宅。途中関越道で何度か渋滞にひっかかったが、まったく動かなくなるまでの状況ではなかったので、GWにしてはまずまずトラブルが無かったと言えるだろう。トラブルは豊科から長野道に入るときにうっかり中央道へ向かってしまったため、松本ICで下りて引返す羽目になり、時間と200円が無駄になったことぐらい。

練馬で下りるときに料金表示がどうなるかちょっと気になったが、合計¥1850だった。

今回のツアーで走った距離は2313キロ。高速が1000円になったとは言え、その分遠くまで走ることができるので、ガソリン代が馬鹿にならない。今回は1000円メリットを生かすため、渋滞をさける意味であえて遠回りした関係があるので、いつもよりはかなり走行距離が多い。
今後は高速代とガソリン代をにらみ合わせながらコース設計する必要がありそうだ。

この巻終わり