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  ツアー   
2007年9月21〜26日 
 
  行程一覧  

9月21日 自宅→諏訪湖SA
9月22日 諏訪湖SA→乗鞍
9月23日 乗鞍→高山→荘川
9月24日 荘川→白川郷→奥飛騨温泉郷
9月25日 奥飛騨温泉郷→安曇野→信州蔦木宿
9月26日 信州蔦木宿→明野→自宅

初日 乗鞍登山

今回は滅多にやらないことですが連休のさ中にお出かけすることになりました。理由は簡単。家内がこの週だけ予定が無くてお出かけに参加できるとのありがたいお言葉がありましたので。特にどこへ行くとの明確な計画も無く、混雑していないところというテーマで出かけました。

9月21日、金曜日午後2時半過ぎ、家内の参加している「手作り布絵本の会」を終えてから出発。調布ICから中央高速に乗って午後6時半、「諏訪湖SA」へ。ここはサービスエリアには珍しく温泉(ハイウエイ温泉)(があります。今回は家内のみ入浴。

とてもこじんまりとした温泉だそうで、洗い場は3人で一杯。湯船は6〜7名が収容可能。休憩所は無くて入浴のみ。これで料金は575円。果たして安いのかどうか??? 一度高速を下りてまた入りなおす面倒を考えれば仕方がないかな。

そのままここでP泊。入場した夕方の駐車場の車はまばらでしたが、今朝起きたら満杯の有様。さすが連休です。隣のスペースぎりぎりにバンを止められてしまって、リアのドアが開かず往生しました。 
写真はロールオーバー効果あり

午前中からキャンプの支度、、家内の送迎等で疲れていたせいもあって午後8時過ぎにバタンキュー。
家内も9時には寝たようです。最近の私の睡眠時間は大体5時間程度ですので、午前2時には目が覚めました。外は暗いし、することもなくビデオを見ながら起きてましたが、しばらくしたらまた眠くなってきて再度ベッドへ。目が覚めたらもう6時。あちゃー寝過ごした!渋滞が始まる前に出発するつもりでしたので、そそくさと朝食をすませ、とりあえず飛騨方面に向けて出発。出発時刻は午前7時。

高速を松本で下りて、158号を上高地方面へ。意外と道は空いていて快適なドライブ。この様子だと乗鞍へ向かってもさほど混雑はしていないのではと思い、急遽予定変更、前川渡で左折し、県道84号を直進。

乗鞍はマイカー規制をしており、自家用車は「観光センター」までしか行けません。ここで車をとめ、バスに乗り換えて乗鞍頂上を目指すことになります。観光センター前の無料駐車場へ車をとめ、10時発の畳平行バスに乗車。「畳平」までの所要時間は50分ほど。料金は往復2000円でした。

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「畳平」からは徒歩で「剣ガ峰」を目指します。往復3時間の登山となります。最初の30分は登山道というよりは砂利道を歩きますが、「肩の小屋」から本格的な登りになりました。

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話は変わりますが、今年の7月から二人揃って、毎朝、近所の石神井公園で1時間弱のウオーキングをやっております。二人とも脚力にはちょっと自信があったのですが、空気が薄いせいか?(本人の言)家内が妙に疲れるとのことで、頻繁に休憩タイムをとりつつ、なんとか頂上までたどり着きました。
おっとその前に観光センターで昼食用に買い求めたおにぎりセットを肩の小屋で半分食べてしまいました。まだ11時半でしたが、家内がどうしてもお腹がすいて我慢できないと言いますのでお付き合い。ここで元気がついたはずなのに、その甲斐もなくバテてたのは何故だろう。

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ようやく頂上にたどり着いたかと思っていた所は実は「蚕玉岳(標高2980m)」で、剣ガ峰はここからもうすこし登らなければなりません。家内のみ最後の気力を振り絞って、「剣が峰(標高3026m)」に到達。お疲れ様でした。

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あいにく途中から霧が出てきて頂上からの景色はいまひとつでしたが、一応の達成感は持てました。東大のコロナ観測所のドームははるか下のほうに見えました。

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上りはきつかったのですが、下りはあっという間でした。もっとも息が切れることはないものの、足ががくがくでやはり日頃の運動不足は否めません。ウオーキングだけでは足りないのでしょうね。それとも年齢からすると仕方がないのかも?

 

ぎりぎりで畳平発午後3時10分のバスに間に合いました。あいにく座席は予備シートでカーブではなかなか体を保持するのは難しいものがありましたが、それでもめげずに家内はちゃんと寝ておりました!

観光センターの車に戻り、松本で買い求めたりんごを食べてしばし休憩。お決まりの温泉は観光センターの隣にある「湯けむり館」という日帰り温泉へ。 お湯は乳白色で温度もさほど高くなく、長湯ができました。露天からの周囲の展望はありませんが、まわりの山々は上に覆いかぶさるように見えており、青空とのコントラストが見事でした。入浴料は700円。シャンプー、ドライヤー、休憩設備もしっかりとしており、大満足。
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今夜はここの駐車場でP泊。キャンピングカー数台居ますのでちょっと心強いですね。トイレがちょっと離れていたのが残念。夜になって気温が大分下がってきており、8時現在車内で20度、外はさらに2,3度低いように思います。これで今夜は安眠できそうです。


二日目 飛騨高山

今朝は二人とも4時起床。昨夜も8時過ぎには就寝していますので、睡眠時間は十分。 
さすがに外はまだ真っ暗。時間があったので、十二分に時間をかけ朝食を準備。野菜炒めとオムレツを作りました。家から持参した野菜類と卵をそろそろ処分しないといけないタイミングになったため、材料をふんだんに使い、豪華な朝食となりました。パンもホットサンドメーカーでハム、チーズ入りの豪華版。飲み物までは手が回らなかったので、賞味期限が迫った牛乳を消化。

朝食が終わるころになってようやく夜明けとなり、そろそろ散歩の人たちが目立つようになりました。私達も定例のウオーキングの代わりに付近の散策を試みましたが、歩行者用の道路が見つからず、車道では風情もなく、途中で切り上げて今日の目的地、高山へ直行することとしました。

今回は気温がまだ高めということで半ズボンが良いだろうと思い、長ズボンはサブと考えて準備をしてきましたので、ステテコを持参するのを忘れてしまいました。ステテコが無いと汗が気になってズボンが着用できませんので、多少寒くても我慢して半ズボンで過ごしてますが、さすがに今朝の散歩は寒かった。上もTシャツだけですので、寒さがしみとおります。それも一因で高山へ急ぐことにした次第。

高山へは遠回りになりますが、安全のため、白骨温泉に向かう「スーパー林道B線」をやめて、おとなしくもと来た道を「奈川渡」へ戻り158号線経由で高山へ向かうことにしました。連休ながら道はまったく渋滞無し。きわめて快適なドライブでした。高山へは9時に到着。 


高山の街中は道が狭いし、町全体がそれほど大きくありませんので適当なところへ駐車してあとは徒歩で見物するのがベストです。市街地に入る直前でかねてから見たいと思っていた「高山屋台会館」の看板を見つけ、駐車場期待で行ってみることにしました。ところが、付属の駐車場は入り口にゲートがあってキャンピングカーが入れません。たまたま向かいにバス用の駐車場を見つけ、とりあえずここにとめました。

屋台会館は「櫻山八幡宮」の付属施設のようで、案内嬢は何と巫女さんでした!バスガイドさながらの立て板に水の解説を聞きながら屋台をひとつづつ拝見しました。展示している屋台は祭り本番にはここから曳き出して使うようです。一通りお話を伺ってから、ビデオ資料室で祭りの様子を鑑賞。大体の仕組みについて説明を聞いておりましたので、祭りの概要、雰囲気がよくわかりました。青森の「ねぶた」の時も感じましたが、やはり祭りは本番を見ないと駄目ですね。本番は10月だそうですが、果たしてまたこれるかどうか?

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さて見物を終えて駐車場に戻ったら、係りのおじさんがやってきて、料金の交渉。やはりキャンピングカーの料金をどうするかでいつももめるそうです。今回はゲートが障害になって車が停められず、普通車の扱いできなかったということで、500円とのこと。今日一日中置いておきたいと希望を申し述べたところ、1000円でOK。これで時間を気にせず町の見物ができました。
 
「まだ昼前だから朝市をやっているよ。」と教えてもらい、さっそく宮川の朝市見物へ。家内は早くも最初のおせんべいやさんでひっかかり、早速試食とお買い物。続いて卵のお菓子を試食用に購入。それから民芸品のお店でバターナイフとお土産の木のからくり箱を物色。ついでにここから記念に送るため木のはがきを買い求めました。さらに「春慶会館」にて石垣島訪問の際、親戚に贈呈用の「春慶塗」の小箱を購入。 

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ひととおり買い物を終えたら昼になりましたので、飛騨牛をテーマにいろいろ市街をうろつきまわった結果、手ごろと思われた「京や」へ。ところが入り口にはすで行列ができておりました。しばし待ちましたが、これから予約の団体が入るため、われわれはあと何時間待てば入れるか保証できないとの「ありがたーい」お言葉。当然待つのは嫌いな私たちは即刻退去。代わりにうなぎの「うな信」へ向かいました。 

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昼は豪華にと思っておりましたので、家内はうなぎ定食2300円、わたしはコロッケ定食2100円。コロッケが2100円!とびっくりされる向きも多いことと思いますが、これがただのコロッケでは無いのです!衣はコロッケですが、中身は全部カニ!!!カニクリームコロッケとはわけが違います。まるでカニだけ!つなぎがほとんどありません。久しぶりにカニを食べたという気がしました。なにせ殻を剥く必要がなくて身だけ食べられるというのは幸せです。

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うなぎはさすが高山は関西圏であることを認識させられる「蒸し」の工程が入らない固めの蒲焼でした。わたしはどちらかというと関東風のうなぎが好きなのですが、家内はしつこさが無いのでこちらのほうが美味しいと言っておりました。途中で二人のメニューを交換して幸せを半分づつ共有したつもりでしたが、家内曰くうなぎを食べたかったちょっぴり不満だったようです。そんかことなら交換せずにわたしもカニコロッケを全部食べておけば良かった!

お腹が一杯になって店のチラシを見ていたら「からくり人形館(獅子会館)」があるのを発見。高山祭りの屋台の上で動く人形を見たいと思っていましたので、さっそく屋台会館のとなりにある「獅子館」へ。ここでいろいろな仕掛けの人形の実演を見ることができました。家内はお茶くみ人形のところでお菓子とお茶をふるまわれるというスペシャルサービスもありました。私はここが一番面白かった!
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入場する前に家内はからくりのおみくじを引きました。故障続出で最初は動かず、次は動いたけど、おみくじを忘れていた!三度目の正直でようやくゲット。結果はすべて吉、ただし盗難に注意とのことでした。

これで高山見物を終え、スーパーに立ち寄って食材を買い求めた後、荘川へ。明日は「白川郷」に向かう予定ですので、白川郷に一番近い道の駅を選んだ次第。道の駅「荘川」「桜香の湯」という温泉が付属しておりますので、泊まるには便利な場所です。

一休みしてからさっそくお風呂へ。連休のせいか、場内はかなり混雑しており、洗い場も順番待ちの状態。レンタルのタオル(フェイスタオル、バスタオル)付きで700円也でした。余談ですが、家内はロッカーキーのキーを抜くのを忘れて入浴してしまい、あとで自分の荷物がどこかわからなくなったそうで、あやうくおみくじで警告されていた盗難のリスクが発生するところでした。そういえば乗鞍の剣ガ峰の神社でお賽銭をあげていますので、そのご加護があったのかもしれません。今夜は荘川でP泊です。

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三日目 白川郷

毎晩同じことを繰り返していますが、昨夜も9時前には就寝。
昨日、高山の市内を縦横無尽に歩き回りましたので、だいぶ疲れがでたようです。初日の乗鞍登山の影響が残っているのかもしれません。

今朝は二人ともまたまた4時に起床。さすがに荘川でもまだ真っ暗でした。早々と朝食を終えて、溜まったゴミとトイレの処理を済ませたらもうすることが無い!

明るくなるのを待って、今日の目的地、白川郷へ出発。国道156号を北上中、まもなく途中で荘川「そばの里」という巨大なそばレストランを発見。昨晩見たチラシに5連の巨大水車があるということでしたので、ちょっと立ち寄ってみました。なんでこんなに大きい水車が必要なのかわかりませんが、一番大きいのは直径13m。これでそばを挽くそうです。古いものかと思ったら平成15年に竣工だそうで、観光用かもしれません。小屋の中には同じく巨大な臼もありました。ま一応記念に撮影。到着が早すぎてまだレストランも開いてませんので、新そばの試食はまた別の機会に。
写真はロールオーバー効果あり

我が家を出発してからだいぶ日もたちますので、そろそろキャンプ場でのんびりしたいと思い、白川郷への道筋で探すことにしました。最初に「平瀬温泉キャンプ場」はコテージがメインで、キャンピングカー向けでないことがわかりましたので、そのまま通過。次に「中島公園の付属キャンプ場」にも立ち寄ってみましたが、設備がもうひとつだったこと。管理事務所に人が居ない!ので、仕方なくここもパス。結局キャンプ場を探せないまま、白川郷に到着。

3桁国道はキャンピングカーにとっては、要注意なところがありますが、この156号はトンネルが鬼門。入り口に大型車すれ違い不可!との看板がいくつもありました。たまたま私たちは早朝富山方面に向けて走りましたので、対向車がほとんど無く、すれ違いで難儀をすることがありませんでしたが、帰りは大型バスとのすれ違いでかなり緊張しました。 

「白川郷」は「せせらぎ駐車場」に入場。駐車料金は一日500円。ここから徒歩で川を渡って白川郷の村落に入ります。以前一度来たことはありますが、白川郷全体を見下ろすことができる城山展望台には行ったことがありませんでしたので今回トライしてみました。

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約15分の道のりですが、家内は登りに弱いようで、すぐにふうふう言っておりました。どうも今回はツアー直前までお裁縫の夜なべ仕事に集中しておりましたので、その疲れが出たのかもしれません。それでも何とか展望台にたどり着きました。気温は25度ですが、かなり湿気があるようで、汗が止まりません。さすがに展望台からの眺めは評判とおりで、眼下に白川郷全体が一望の下に見下ろすことができました。冬のライトアップされた風景も見てみたいものです。

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行きはちょっと汗をかきましたが、帰りはスイスイ。まだ10時半でしたが、朝食が早かったので、かなり早めのランチとしました。昨日は高山で飛騨牛を食べ損ないましたので、今日はリターンマッチで、飛騨牛の「朴葉焼き定食」を選びました。小さめの七輪で朴葉の上に味噌と牛肉を乗せて焼きます。ただし牛肉は3切れのみ。やはりお値段からするとこれ以上は無理でしょうね。味噌は辛めで、ご飯が進みます。肉の味よりも味噌の味を楽しむもののようです?

ここで家内は疲労がピークになり、休養が必要となりましたので、 民家園(合掌作りの民家を集めたテーマパーク?)には寄らずそのまま駐車場で一休みしてから今夜の宿を探すこととしました。いろいろ調べた結果、やはり以前行ったことのあるキャンプ場ということで「奥飛騨温泉郷オートキャンプ場」に向かいました。キャンプ場には午後3時ちょうどに到着。さっそく電源をつなぎ、車の傾き調整をやってから休憩。

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その後でキャンプ場付属の露天風呂へ。かなり本格的な温泉露天風呂ですが、露天だけで洗い場がありません。体を洗う人はシャワールームを使うシステムになっていました。お風呂はキャンプ場の基本料金に入っておりますが、シャワーは有料。ドライヤーも有料。只より高いものは無いといいますが、結局ちゃんとお風呂に入ろうと思うと最低300円以上かかる計算です。キャンプ場の設備はかなりグレードが高いので、この点だけなんとかしてほしいと思います。

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夕食は昼間ヘビーでしたので(値段ではなくてカロリー量!)夜は簡単にそばで締めました。松本で買い求めた生そばを茹でてザル蕎麦でいただきました。味は?もちもちしてますが、美味からはほど遠い味でした。それに妙な取り合わせですが今朝スーパーで買ったコロッケ!、
今晩は電気がふんだんに使えますのでお湯も電気ポットで沸かせます。車内の明かりを全部つけ録画しておいたでぶやのビデオを堪能しました。
  
四日目 安曇野

今日のハイライトは何と言っても夕食で食べた下諏訪の「とんかつ」です。

今朝「飛騨温泉郷」を出発し、安曇野で「そば」を食べ、その後家内のたつての要望で「とんぼ玉」の体験実習をやりました。無理すれば東京まで直行できる距離ですが、明野のキャンプ場の下見がありますので、今日の宿は国道20号の道の駅「蔦木宿」と決めておりました。松本から一般道で目的地に向かっていたところ、ちょうど夕食時に下諏訪でこだわりとんかつと書いてある「丸一」(諏訪店)というお店を発見。もう6時近くになっており、駐車場もキャンピングカーがとめられるだけの大きなスペースがありましたので、迷わずここに決めました。すでに何組かのお客が入っておりましたので、ちょっと期待を持ちました。写真はロールオーバー効果あり

とんかつは本当はロースかつのほうが旨いのですが、ヘルシー志向で二人とも「ひれかつ」を選びました。待つことしばし、スポーツ新聞で福田総裁の一件をネタにおしゃべりしている間にとんかつが出来上がりました。とんかつと一緒に大好きな「豚汁」も出てきましたので、いやがおうにも期待が膨らみます。しかもごはんと豚汁はお代わり自由ですとのありがたいお言葉!もうこの段階で豚汁のお代わり決定! 

期待のとんかつはとにかくしつこくない。衣はさくさく、肉はやわらかく、後味さっぱりで、いつもなら途中で油の香りが気になるのですが、今回はまったくそんな感じはありませんでした。これほど旨いとんかつは久しぶりです。豚汁も早くお代わりと思ってあわてて食べたので口の中をヤケドしてしまいました。それでもめげずにちゃんとお代わりしましたが。

豚汁に入っている豚肉は普通の豚汁よりもかなり厚みがあってしっかりとしております。ほんとうの豚汁を食べた気がしました。

最後のとんかつを最初に書いてしまいましたので、話を元に戻します。

奥飛騨のキャンプ場で無料温泉の朝風呂に入りました。朝日が昇りつつある中での朝風呂(午前6時半から入れます)は大変結構でした。昨日はちょっと熱すぎましたが、今朝はちょうど良い加減で、しかもわたし一人だけの貸切状態。しみじみ温泉は良いなと実感。 もう帰りたくない心境。

そうも言っておれないので、9時過ぎにキャンプ場を出発。
安曇野へ立ち寄ったのは、「みはらし食堂」のそばを食べるため。ここは春のツアーで食べて気に入りましたので、あらためて訪れた次第。前回は大盛りを注文せずに後悔しましたので、今回は迷わず二人とも大盛りを注文。やっぱり昨日食べたそばとはものが違います。というかぜんぜん別物。付け合せはナスの漬物だけでしたが、あっという間に食べ終えました。そばの見てくれはぶつぶつ切れており、スマートではありませんが、味はとにかく天下一品。口コミだけの人気店ですので、場所は他の人には教えたくないのですが、 興味がおありの方はリンクを見て行ってみてください。 
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さてランチの後はリンゴ狩でもと思いましたが、残念ながら今は獲れるリンゴの木が無いとのことで、りんご園から引き返しました。さてどうするかと思案中に家内が草津ツアーでトンボ玉体験で自由にやらせてもらえなかったと文句を言っていたのを思い出し、付近の「とんぼ玉美術館」へ行ってみました。美術館の隣のオルゴール館で体験実習をやっているとのことで、家内は大興奮。喜び勇んで一番長いコースに参加することになりました。 

参加したコースはロングコース(80分で作り放題)、3350円也。
インストラクターはいとも簡単に模様をつけるのですが、実際やってみると形とおりには行きません。形はいびつで模様は思い通りではなく、出来上がりは少々期待はずれで。でも草津の時と違って全部自分で創作できたので、大満足。出来上がったトンボ玉は全部で5ケ。
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一番よくできたものをチョーカーに仕立てあげました。チョーカー料は500円也。
80分はあっという間だったそうです。 
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今日は道の駅「信州蔦木宿」でP泊です。 ここには温泉があるので、期待していたのですが、何と火曜日は定休日とのこと。こんなことなら高速でそのまま東京へ向かったほうが良かったかもしれません。明日はどこかでリカバリーせねば。
ところで今夜は15夜、そとは満月でこうこうと明るいです。

五日目 明野

昨夜は深夜から道の駅の改修工事が始まり、工事のランプが明るく一晩中にぎやかでした。
残念ながら温泉は10時からですので、それまで待ってはいられません。

残った食材を使って最後の朝食。
食後に釜無川の河原を散歩。道の駅は川沿いにありますが、土手下に小グループならOKのP泊場をみつけました。
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これから「明野ふれあいの里」を視察に向かいます。10月にここでキャンプする計画がありますので、その下見です。今回は家内の友人達が同行しますので、コテージを予約しておりますが、付属の駐車スペースに愛車が入るかどうかのチェックです。やはり下見に来た甲斐があって、キャンピングカーが停められるコテージはかなり限られておりました。コテージ群は山の中腹ですので、適当なところを探すために上ったり下りたりで結構な運動になりました。

下見を終えて、昨日は入れなかった温泉のリカバリー。キャンプ場のすぐそばに「明野太陽館」という温泉施設があります。市民は300円ですが、県外からの客は700円でした。露天風呂はありませんが、内風呂からの鳳凰三山、甲斐駒ケ岳の眺めは素晴らしい!建物は綺麗で、平日の午前中とあって中はガラガラ。十分昨日のリカバリーができました。
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この隣に田舎料理「明野薬膳」というレストランがあります。ここでも下見を兼ねてお昼を食べてきました。薬膳定食となっていますが、地の野菜がメインです。二の膳まであってかなり豪華。味もグッドでした。お値段はちょっと高めで1300円也。
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これでキャンプ場、温泉、食事と全部下見完了。ついでにりんご園までチェックしてきましたので、来月のキャンプでは皆さん満足していただけるでしょう。

今回の旅はこれで終りです。 次回をご期待ください。