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  第一次箱森キャンプ   
2006年10月14〜15日 
 
 
久しぶりに仲間キャンプを復活しました。
といっても今回は参加者が激減し、総勢たった4名の参加にとどまりました。
ま、これはこれで車1台で済みますので、気心が知れた仲間同士、気楽な旅となりました。
高速代もガソリン代も一台で済むという経済的メリットもありました。

さて、今回は月末にクラブキャンプを予定している那須の「箱の森プレイパーク」に行くことにしました。ここには宿泊用キャビンがあり、専用の温泉「遊湯センター」があります。

写真はキャビンから見たプレイパーク全体です。


東北道の西那須野塩原ICで一般道へ、ここから塩原温泉を目指します。道の駅「湯の香しおばら」を過ぎたあたりから道幅は狭くなり、箒川沿いの山道R400を20キロほど走ると、途中「木の葉化石園」があり、まもなく箱の森プレイパークの入り口です。

入り口を入ってしばらくすると、料金所があります。いわば関所といった感じで、ここで入村料、お一人様200円也を徴収されます。 

この関所から園内を少し走ると左手にレストランの案内板が見えます。ここを通り過ぎでしばらく走るとようやくホビーの里、オートキャンプ場の看板があります。

ドラえもんのある建物がオートキャンプ場の受付です。 今回はキャビンを借りますので、チェックインタイムが2時となってましたが、かなり早めに(12時)到着してしまったので、お願いして12時半に入れて貰うことができました。


キャビンはロフト付きで、1階はキチン、バス、トイレ、居間(6畳くらい)と3段ベッドがあります。ロフトは2名就寝可能な大きさ。問題は居間の3段ベッドとロフトを使うためにはハシゴを上らなければならないことです。 ハシゴだから当然垂直ですが、左の写真のように、一段の幅(高さ)が50cm以上あって、しかも握りが太い。さらにつるつるしていてつかむのが難しい。それに設計が良くないので、ハシゴに跨ったまま、上半身をねじってベッドに入らなければなりません。腰痛、肩痛で悩んでいる私にとっては、もはやストレッチトレーニングに他なりません。 余談ですが、夜中に起きてトイレに行くのが大騒動でした。 

さて、昼過ぎに、無事キャビンにチェックインしてから、すぐに焼きソバの昼食の準備。材料はすべて事前に用意してありましたので、調理はレデイースにお任せ。わたしがちょっと目を離した隙に、焼きソバを柔らかくするためということで、ビールを入れられてしまいました。 下戸の私としては大変心配しましたが、結果オーライで、結構なお味でした。ご馳走様でした。


さて腹ごしらえができたところでどうするか協議したところ、昼寝するということで衆議一決!
軟弱な連中です!!! 

お昼寝が終わったらもう4時過ぎ。そろそろ夕食のBBQの準備。

まず火の準備。持参した簡易BBQコンロに着火して、焼きごろになるのを待ちます。待つこと20分ほどで準備完了。

とりあえずビールで乾杯してから、BBQ開始。毎度お世話になっている相棒が用意してくれた、肉、野菜類は美味しくて、量も豊富で堪能しました。さすがに標高1000mを越えるキャンプ場ですので、かなり冷え込みましたが、昼に食べたポトフを改良?したシチューが効果的でした。   

温泉が午後8時までとなってますので、一次会?のBBQは適当に切り上げ、二次会のワイン宴会は風呂の後にすることとし、いざ「遊湯センター」へ。 徒歩で6〜7分と聞いてましたが、夜になったら道が分からず、車で出かけることにしました。ちなみに下戸の私が運転手です。ところが、夜間の照明が無くて道が分かりません。行ったり来たりしながら20分ほどかかってようやく温泉に到着。(後日談ですが、翌朝チェックしてところ、何とキャビンの裏手を降りてゆくとすぐに見つかりました。案内とおり徒歩7分でOK! 昼間のうちにちゃんとルートを確認しておきましょう!)

この温泉には露天風呂こそありませんが、小ぶりでなかなか綺麗なお風呂でした。湯の温度も熱すぎず、長湯を楽しむことができました。下の写真をご覧ください。


風呂から戻っていよいよワインの試飲会です。まずはレデイースが持参した十勝ワイン(ロゼ)をいただきました。これは酸味が強いものの、フルーテイで私向きでした。次に銘柄が不明でしたけど、フランスワインで何かの金賞受賞というワインにチャレンジf。フルボデイとなってましたが、わたしには渋すぎて駄目。他のメンバーは良いワインであると言ってましたが、わかっていたのでしょうか?

室内があまり寒いので、灯油ストーブをつけましたが、一向にあったまりません。外気温は恐らく10度以下ですので、これだけ天井が高いと部屋全体を暖めるのが無理だったんでしょう。全員、暖かい衣装に着替えて宴会続行。いわゆるちゃぶ台スタイルで椅子がありませんので、私にとってはつらいものがありました。せめて座椅子でもあれば良かったのですが。

びっくりしたのは、この寒さの中、何とまだ蚊が飛んでます! あわてて車から蚊取り線香を持ち出す一幕もありました。

宴会の締めはシチューをおじやにしていただき、閉幕!アー良く食べた一日でした。

翌日はロフトベッドからの降りたり上がったりで、熟睡できず。朝5時には起きてしまいました。
皆まだ寝ているので、仕方なく外にでて愛車でヒーターを入れ、紅茶を飲みながらTVを見て過ごしました。やっぱり住み慣れた?我が家(車)が一番です。

みんなが寝ている間に園内を散策。ここは広大な敷地で、キャンプ場はその一部ではしっこにあります。30分ほど散歩しましたが、ほんの一部だけしか見ることができませんでした。

大人でも迷子になりそうですし、園内には池も小川もありますので、小さな子供連れはちゃんと目を離さないようにしましょう。

全員が揃ったところで、ホットサンドの朝食です。家から持参した電気式のマシンを使って豪華ハムチーズサンドを製作。今回はじめてのチャレンジでしたが、大変好評でした。(半分お世辞でしょうが? ただしこのマシン電気が来てないところでは使えないのが難ですが。

朝食後はゴミを処理してから出発。最近はどこのキャンプ場でもゴミの分別処理が厳しいのですが、ここは燃えるゴミ、生ゴミの区別はありましたが、プラゴミの分別がありません。折角別けたのに、残念! 

ただし、ペットボトル、ビン、缶はちゃんと区別して捨てなくてはいけません。それから袋に入れたままで捨てられません、ちゃんと袋から出して捨ててください。

前日から朝風呂という意見が大勢を占めておりましたが、付属の温泉は10時からでしたので、今度は露天風呂があるところということで、塩原温泉郷の「ゆっくりセンター」に向かいました。

ここは別名「塩原保険福祉センター」とあるように、お年寄りがメインのお風呂でした。入湯料は500円ですが、立派な露天風呂もあって、ここは楽しめました。露天からは眼下に道路が見えますが、道路からは見えるのかしら?? わざわざ東京から下道で5時間もかけてやってきたお年寄りもいらっしゃいました。(良く考えたら自分もそのうちの一人かも?)



風呂からあがればお昼の時間です。那須IC付近で見つけた「千本松牧場」でまず名物ソフトクリームを試食。


続いてジンギスカンと思ったのですが、昨日もBBQでしたので、ここは五目あんかけラーメンをいただきました。が、これが失敗。ジンギスカンの味付けの肉を使っているような臭いがどうも鼻につきます。注文した3名全員が途中でギブアップ。カレーライスを注文したあなたは偉い!

ここで本日の行事は終了と思いきや、途中で「キノコ汁」を見つけたレデイースがこれも食べたいとのこと。ダメンズはただただ見守るだけでした。 

生ビールを飲んでご機嫌な皆様方のたつての要望により、帰りの運転はわたしが担当。後ろで爆睡中のレデイースを羨ましく思いながら一路東京を目指しました。途中羽生のSAで今回の経費精算をやったところ、名幹事の手腕により、大幅な返戻金があり、全員満足。

会計幹事さん、次回もよろしくお願いします。

この巻終了