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   安曇野ツアー  
 2006年8月15〜18日
 
  先月の北海道ツアーではお天気に恵まれず、すくなからず欲求不満で帰ってきましたので、そのリベンジでこのたび長野県は安曇野へ。

前回ゆずの里ミニオフ会で、皆さんが道の駅スタンプラリーをやってるのを見て、自分も参加することにしました。 今回のツアーのテーマは、この機会を利用して群馬県、長野県の道の駅をできるだけ制覇することです。
もうひとつはソロで出撃ですので、現地で「しげっちファミリー」とのミニオフを盛大?にやること。

8月15日
お盆の時期ですが、平日とあって最初の道の駅(群馬県)「ららん藤岡」までは順調。

ここは巨大な施設で花の展示場、物産店、レストラン多数、さらに遊園地までついてます。
ちょうど真中にはじゃぶじゃぶ池やら噴水があって、子供達が裸になって水浴びしてました。お天気は雨は上がったものの、まだ湿度があるので、水に入るのは子供でなくても気持ちがいいでしょう。

さて目的のスタンプラリーですが、これは関東地区の道の駅をいくつ走破したかで懸賞に応募できるんです。多く回ればそれだけ確率というか賞品の中身がよくなるという寸法です。ただし今年の12月が期限ですので、かなり忙しいです。はたして今回のツアーでいくつスタンプを押せるかな?
ここで家内用にスタンプ帳をもう一冊購入。
無事にスタンプを押して、藤岡を終了。つづいて次の目的地、「下仁田」へ。

藤岡からは高速を使うまでもなく、1時間ほどで到着。ここはこんにゃくと葱が名物ですが、こんにゃくはもらい物が多数ありますので、パス。下仁田ネギは柔らかくて太いので好きなのですが、まだツアー初日で帰るまで保存が難しいので、これもパス。
スタンプだけ押して,次の「妙義」へ。ここは妙義山登山の入り口にあって、登山客が群がってました。特に見るべきものもなく、遠くから妙義山の雄姿を見てからスタンプを押して、さらに次を目指します。


次の目的地、「雷電くるみの里」まではちょっと距離がありますので、高速の「上信道」を使って小諸へ。小諸ICを下りたらすぐのところにありました。相撲の「雷電為衛門」の生家があるそうで、それを道の駅につけた次第。ここは乳製品が売り物だそうで、迷わずソフトクリーム」(生乳)を選びました。さすがに自慢するだけあって、こくがありました。でも一個まるごとはちょっと多い!最近は二人で一個というパターンが多いのでひとりだともてあまし気味です。

ここから次の予定地、「みまき」は20キロ弱。到着したらすでに観光案内所はクローズ(午後4時まで)してました。念のため、スタンプ帳を確認したら何とここはラリーに参加していないとのこと。くたびれもうけでした。

でも気を取り直し、最寄の「ホットパーク浅科」へ。ホットパークとあるので、てっきり温泉でもあるのかと思いきや、このホットはお客を暖かい心でお迎えするという意味だそうで、温泉は全く関係無し。
そろそろ5時を回りましたので、今夜の宿(P泊地)を探さなくいけない時間に。
以前行ったことのある温泉のある道の駅「マルメロの里」が比較的近いのを見つけて、急ぎました。
スタンプ締め切りの6時前に到着できましたので、急いでスタンプのところへ。ところがまたしてもラリーには参加していないとの案内札あり。我ながらそそっかしいのにはあきれます。

ま、ここはお風呂が目当てだからと自分に言い聞かせ、気持ちを切り替え。

お風呂は500円也でまあまあですが、さすがにお盆とあってかなりの混雑でした。文字とおり一風呂浴びる感じで退却。夕食を食べようとレストランに出向きましたが、残念満員で入れません。一人客はテーブルが空いていても断られるんですね。あまり食欲も無く、メニューもたいしたものがないのを見て、隣のコンビにでおにぎりを買って、車内で小型のカップラーメンを汁代わりにして、つつましやかな夕食となりました。寂しい!というかわびしい!
本日の道の駅は回った数は7、ただしスタンプ獲得数は5ケ。
 
16日
朝も早くから起きて準備万端整え、あらためて長野をメインのスタンプラリーに出動。
今日は全部で9個所制覇。小坂田、堀金の里、池田、松川、白馬、ぽかぽかランド美麻、中条、信州新町の計9箇所。白馬と信州新町は写真を撮りわすれました。

その間を縫って大王わさび農園を見学。




まずは腹ごしらえ。ワサビソースかつ丼というここの名物ランチを食べてみました。左はそのソースカツ丼です。要するにワサビを添えてあるだけ!とんかつの上にあるのが生ワサビです。

見学だけではつまらないので、何か無いか探していたら、ありました。
「やってみよう手づくわさび!」の看板につられて入りました。実は昼飯の前にわさび教室を覗いてみたら結構見物人が多く、ちょっと遠慮してました。ランチを済ませて、再度教室を訪れみたら、幸い客は私一人だけ!ラッキー。ということで、個人教授で教えていただきました。

やっぱり普段包丁を握っているせいか、手つきがよろしいと誉められました。やっている人は違うそうです。それから授業中に若いときから台所仕事をやっておくと老後の不安(熟年離婚?)が無くなるからやっておいたほうが良いとのお説教もありました。
写真は一人前の分量を正確に図っているところ。
生ワサビは高いですからね!


ところでわさび漬けの造り方は今回初めて知りました。
最初に山葵の本体と葉をそれぞれ切り分けます。切り分け方は葉は2,3ミリの小口切り、本体は千切りで、細いキンピラゴボウを造る要領です。長さは5センチくらい。
本体は千切りにしてから、棒で丹念にたたきます。これで辛味がでるそうです。
葉はそのまま。これを「酒かす」に入れて混ぜる。適当に混ざったら、これを取り出して箱詰めする。
箱には製造年月日と製造者の名前を入れる。今回は靖人作としました。写真をご覧ください。
体験料は写真の箱(65g入り)が2コできますが、これでお一人様1000円でした。

ワサビは冷蔵しておかないと駄目になるそうですが、幸いキャンピングカーには冷蔵庫がありますので、問題無し。さて気になる味はどうかな? 帰宅するのが楽しみ!

それから今日はもうひとつトピックがあります。
ラリーの途中で「八方尾根」に上ってきました。(登ってではありません!)ロープウエイとリフトを乗り継いで、第一ケルンまで行ってきました。実は今を去ること?35年前に新婚旅行で行ってますが、それ以来です。白馬の町もロープウエイもリフトも全く変わってました。

あたりまえでしょうが、月日の経ったのを実感しました。そういえば、あれほど元気だった私が肩が痛いとか腰が駄目とか言ってますので、当然でしょうね。

ここではパラグライダー教室とタンデムのフライトをやってました。ロープウエイ駅の下から見ていたときにずいぶん沢山パラグライダーが飛んでるな!と思いましたが、上に上がってみたら、2つの業者が競い合ってお客を誘ってました。

1フライト15分で12000円也なんで、心は揺れましたが、今回は諦めました。そういえばスイスでも悩んだあげく断念したのを思い出しました。今度は二人できた時にやってみます。

てなことをいろいろやっていたら、ずいぶん遅くなってしまいました。さきほどマックスバリュー(AEON)の24時間営業)で特売(8時過ぎてましたので)のお惣菜とおにぎりを買ってきて夕食としました。メニューは「ほうれんそうのゴマ和え」と「おから」です。締めて517円也でした。格安!
 
17日
約束していたキャンピングカークラブのメンバーとのドッキングの日です。
昨夜は待ち合わせ場所を間違えて、まったく方向違いの松本で待機しておりましたが、途中でメールが入り、あわてて場所を移動。

それにしても松本市内は暑かった。長野は東京に比べて多少は涼しいと思ってましたし、前日まで山間部でしたから、そのギャップに参りました。
市内を離れてちょっと移動して、道の駅「ほりがねの里」に行きましたら、ようやくしのげる程度の暑さまでになりました。

朝から快晴!予報では午後雨とか言ってましたが、午後3時くらいまではカンカン照りでホントに暑かった!

9時頃になって、ハンドルネーム「しげっちファミリー」が到着。ひさしぶりのご対面でした。二人のお嬢ちゃんも奥方も全員お元気そうで何より。ところで彼等はもう1週間長野エリアをツアーしているそうです。

さっそく前記マックスバリュー(イーオンのデイスカウントショップ)で、夕食用の食材をゲット。ここ安曇野は「ジンギスカン」が名物だそうで、最初に「信州新町」産のジンギスカン2袋を購入。当然彼等も乗り気だと思って確認したところ、何とジンギスカンは苦手であるとのこと。

以前札幌のジンギスカン料理専門店で食べたところ、とても不味かったとのコメントでした。不思議に思って、どうやって食べたか聞いてみたら、何と金網の上で普通の焼肉と同じように焼いて食べたとのこと。ジンギスカン用の鍋は使わなかったそうで、とても専門店とは思われない料理法であることが分かりました。ことの次第を聞いてあらてめて、ここで正式なジンギスカンの食べ方を伝授しました。

ま、美味しくなかったら勿体ないので、とりあえずお試し用に2袋のみ購入した次第。
それ以外には当家自慢の肉ミソサラダ用の野菜類を購入。今夜はわたしが料理します。

お買い物を無事に終えていよいよ待望の吉田屋へ。
ここは「どてうどん」が名物です。お店の人いわくここでしか食べられないとのこと。
味はミソ味。うどんの太さはご覧の通りでかなりのもの。腰はさほど無くて、すいとんを紐状にした感じです。量が多くてたいらげるのが大変でした。
つづいてやはりここの名物焼肉に挑戦。
牛肉以外にいろいろありました。イノシシは他でも食べられますので、今回は最初に「わに、(アリゲーター)」を注文。 味は極めて淡白、鳥のささみをもっとさっぱりしたような感じ。 ま、話の種に一回食べたら十分でしょう。

つづいて「ダチョウ」。
ダチョウの肉は鳥の仲間というよりは、4つ足動物に近い味で、歯ごたえもあり、食感がしっかりしていて、肉を食べたな!ということを実感しました。
味は旨かったです。

お買い物が終わって、夕方までの今日の観光を協議した結果、私もワサビを追加購入したいこともあって、あらためて「大王ワサビ園」に行くことにしました。 当日は松本も最高気温を更新したそうで、何と35度もありました。暑い!暑い! 園内には「わさび田」の水を引いて足を入れられる場所がありましたが、大人も子供も老若男女入り乱れて(混浴)入ってました。水温は10度とのことで、そう長くは入れませんが。

これを頭から浴びたら気持ちがいいだろうなと思いつつ、木陰で休憩するのみ。

写真はワサビオブジェの前でしげっちファミリーと一緒に。

ワサビはとても暑さに弱いため、わさび田を覆うように「カンレイシャ(黒いガーゼみたいなもの)」の日よけが一面に張ってありました。黒いと熱を吸収してしまうのではないかと思いましたが、なぜか黒でした。覆いの下を覗いたら、湧き水がゆったり一面に流れており、いかにも涼しげでした。わたしもワサビに
なりたいと思って瞬間でした。

一通り、見学を終えて帰ろうとしたときに、川を見たらゴムボートでラフテイングもどきをやっている光景を目撃。すぐさま野次馬根性を発揮して、偵察にいってみたら、体験ゴムボートという看板あり。15分間900円也ということで、即申し込み。

十勝でやったカヌーとは比べ物にならない軟弱さではありましたが、とにかく水に近いところであれば涼しいのではという、浅はかな発想でした。パドルを持って漕いでいるときはさほど涼しいとは思いませんでしたが、手を休めて川を下るに任せているときはまあまあのんびりできました。

楽しいボートは子供たちよりもむしろ大人が楽しんだ感じでしたが、いよいよ今晩のP泊地へ移動です。ワサビ園を出発し、ワサビ田の湧き水の出所に向けて出発したら、突然の雷雨、それも並みの雷雨でなくて、あっという間にびしょ濡れ! それでもめげずに湧き水のところへ降りてペットボトルを湧き水(名水100選にもある)で満タンにしました。ところが水温10度ですから、満タンにするまで冷たい!冷たい!
しまいには手の感覚が無くなるような冷たさです。後日談ですが、この水でコーヒーを沸かしました。気の
せいか旨いような気がしました。(思い込みかもしれませんが!)

雨が降っている間はどうしようもありませんので、この間を利用して、今日のお風呂探し。
「すずむし荘」で一風呂浴びてきました。お湯の温度はかなりぬるめで、落ち着いてゆっくり入浴できました。これは良かった。
風呂から出た瞬間は雨が止んでましたが、キャンプの場所(大町ダムの公園)に行ったら、またまた豪雨再開。結局降ったり止んだりでしたけど、終始雨の中のBBQとなりました。車のテントを張りなおしたり、車を移動したり、いろいろ工夫はしてみましたが、結局ぬれるに任せる結果となりました。それでもめげずに
最後に湧き水でたてたコーヒーもちゃんと飲んで、締めくくりに花火をやって子供たちも大満足。

 
このところ雨についてますが、次回はどうか晴れますように!

安曇野ツアー 終り