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の午後6時半に大洗を出航。途中何事もなく翌9日の午後1時過ぎ無事に苫小牧港へ入港しました。 フェリーでは今回は和室を予約。部屋の大きさはビジネスホテルのシングルルームくらい。それにトイレのユニットと6畳一間。テレビと冷蔵庫と湯沸しポット、寝具は浴衣と羽織、それに洗面セット付き。ところで和室は寝るには快適ですが、昼間は椅子がないので立ったり座ったりがおっくうですし、疲れます。〔ご参考まで) 部屋にも風呂はありますが、大きな風呂が好きな私としては、乗船後、直ちに船内の共同浴場へ行ってきました。ゴルフ場の風呂場の雰囲気ですが、違っているのは湯船の湯が波をたてていることでしょうか。湯船の中に入っても体が揺れます。一番風呂とあってまだ先客が3名ほどで、ほぼ貸切状態でした。 船内では部屋のテレビが衛星放送を受信できるようになっていますので、NHKを中心にニュースは見ることができました。ただ、今日は疲れと酔い止め薬の影響でぼーとしてましたので、夕食後は何をする気力もなく、そのまま就寝。
7月9日 羽幌にて
温泉が先か食事が先か、やや悩むところはありましたが、とにかく眠気が取れないので先にホテル(日帰り温泉の付属の宿)内のレストランで食事をすることにしました。家内は海鮮丼、私は海鮮チャーハンを注文。メニューの写真ではあまり期待は持てませんでしたが、実物は何と大当たり!どちらも水準以上の出来栄えで予想外の幸せでした。お値段はそれぞれ1500円と900円でした。
温泉のある道の駅はキャンピングカーには人気がありますので、私達の車以外に大型キャンパーが2台泊まってました。 写真は道の駅「ほっとはぼろ」にある温泉です。立派です! ツアーも今日で3日目に入りました。 今朝は「ほっとはぼろ」を出発し、稚内目指してオロロン街道を北上。距離は150キロ程度ですから楽勝だと思ってましたが、どうもまだ酔い止めの薬の影響が残っているらしく、どうにも眠気が取れません。昨夜は熟睡し、今朝5時半までまったく途中で起きませんでしたので、睡眠不足ということはありえないのですが。 途中小休止して、だましだまし運転し、ようやく昼前に宗谷岬に到着。だんだん風が強くなり、車が振られるようになってきたので嫌な予感はしてましたが、到着して分かりました。さすが最北端とあって気温が低い。正午時点で17度でした。さらにとにかく風が強い!したがって体感温度はもう10度以下。スキー場でリフトに乗って移動中の感じといえばお分かりでしょうか? 家内も私もあわてて衣類を重ね着して、さらにジャンパーまで着てようやく人心地がつきました。ちなみに今回のツアーの直前に倶楽部メンバー用のジャンパーが出来上がり、今回はお揃いで初めて着てみました。宗谷岬の突端で後ろ姿の写真を撮りました。なぜ後ろ?というと背中にクラブ(AKML)のロゴが書いてあるからです。 とりあえず付近を駆け足で散策。なにせ寒いので一箇所に落ち着けません。一応日本最北端の記念碑の前で記念写真を撮り、その後間宮林蔵サンにも敬意を表しここでもう一枚。これで駆け足ツアー終了。 話が前後しますが、途中昼食を取ったペンションで宗谷岬の手前で山に入ると牧場があってこの景色が素晴らしいと聞いて、さっそくルートを変更し、寄り道してみました。ここの景色は家内曰く「イギリスの湖水地方の景色にそっくり」だそうです。とにかく日本離れした空が広いなと実感できる景色でした。ただし風もかなりありましたが。 ところでこのペンションでは「うに丼」と「かに丼」を注文し二人でシェアしました。サイズは大、小ありましたが、ランチなので小を。うには新鮮でたしかに旨かったのですが、かにはお弁当にあるかに(煮込んで味付けしてある)と似ていてあまり美味とはいえませんでした。評価すると「かに丼」は5点法で2、「うに丼」は3です。 駆け足ツアーの後、また前記牧場方面に戻り、途中の茶屋で一休み。寒いので得意のソフトクリームは敬遠し、ホットミルクにしました。ところがこのミルク、カップはかなり熱いのですが、中身はぬるめ。かなり期待外れ。沢山あるテーブルの上の同じ食器類を数名で片付けている様子からすると、どうやら観光バスのルートになっているようで、こりゃ期待するほうが間違っていたかも。 そろそろ予約していたキャンプ場、「道立宗谷ふれあい公園AC」のチェックインの時間となりましたので、そのままキャンプ場へ。受付で手続きをしようとしたら、何と途中でキャンセルしても返金できないので、まずはサイトを見てくれとのこと。理由は風が強くて道外からのお客さんは帰ってしまうことがあるとのこと。どうやら予想以上に風が強いようです。 こちらはテントではないので、多少風があっても大丈夫ですが、折角のお申し出なので、一泊だけ支払いあとは様子をみることにしました。このキャンプ場は稚内町営のようで姉妹店として温泉があります。ちょっとキャンプ場からは離れていますが、時間がありましたので、割引券をもらって直行。30分位の道のりでした。 納沙布岬のすぐそばにある「稚内温泉童夢」ですが、かなり豪華な施設で、温泉も普通の温泉だけでなく打たせ湯、寝湯、露天風呂等々いろいろあってそれなりに楽しめます。たまたま今日は日曜日とあって地元のお客さんで満員でした。街中ではあまり人影を見かけなかったのですが、ここに集まっていたのかと思うくらい老若男女で一杯でした。料金は割引で420円と格安。ここはお勧めです。 帰りは「ノシャップ岬」を経由してキャンプ場へ戻れるらしいので、ちょっと寄り道。 ところがここは宗谷岬以上に風が強い。しかも寒い。気温は宗谷岬をはるかに下回る13度でした。
本日の天気は、朝のうちはやや曇り、後快晴。 今回はゆったりスケジュールで、あまり欲張らずのんびりやろうということで合意してます。 1 「稚内港の北防波堤ドーム」(写真を見ていただいたほうが分かりやすい)見学 2 稚内公園の北方記念館、氷雪の門他見物 3 「サロベツ原野」散策 4 「夕陽丘パーキング」で夕日を見る! 目次だけみると盛りだくさんなようですが、1,2,4はいずれもキャンプ場から30分以内のところにあり、行事らしいのはサロベツ原野くらいです。 1の北防波堤のドームですが、確かに解説書にあるとおりギリシャ式の柱が林立しているのは壮観といえばそう見えなくもありません。でもなぜ防波堤にこんなデコレーションが必要なのかという観点からすると税金の無駄遣いではないかと思ってしまうのは貧乏性のせいでしょうか? 2の記念館ほかいろいろの施設は戦前の樺太をしのぶという観点からのもので、それなりに意義はあるのでしょうが、わたしにはピンと来ませんでした。 やはり最大の見ものはサロベツ原野です。解説書には2万3000ヘクタールの面積を持つとなってますが、そんな数字を吹き飛ばすくらいに、とにかく広い!見渡す限りの湿原で、空の青さとの対比で圧倒されました。目次の写真もサロベツです。 「ネイチャーセンター」に到着したのが昼ちょっと前でしたので、さっそく腹ごしらえ。地元名産の「あげいも」と「いももち」と牛乳とありましたので、迷わずこの3点セットに決定。 まだ時間がありましたので、恒例の温泉へ。昨日の温泉施設は今日は定休日でしたので、代わりを捜す必要があったのです。サロベツ原野のそばにある「豊富温泉ふれあいセンター」に寄ってきました。 やはり地元の方々のレジャーセンターのようでお年寄り(自分もそうですが?)がくつろいでました。お湯ですが、脱衣所から中に入ったとたん、灯油というかガソリンのような、鼻につんつんする揮発性の刺激的な臭いが充満してました。湯船につかったら目の前の水面にオイルの油膜が浮いてます。こりゃ温泉の湯に何か機械の油が混入したのではないかと思い、あわててフロントにクレームをつけるつもりで一言言ったら、「これがこの温泉の特徴で、この油性分がアトピーに効く」あっさりいなされてしまいました。最初におそるおそる状況説明から入って、けんか腰で迫られなくてよかったとちょっぴり反省。でもそういう効能は解説にも書いてなかったんですが。 わたしはクレーム申し立てのため、あわてて風呂からあがってしまったので、フロントのおばさんに気の毒がられ、「もう一度入ったらどうか」と言われてしまいました。短気は損気です。 さて最後は夕日見物ですが、ここはキャンプ仲間からもぜひと推薦されてました。途中でみつけた大型スーパー「さいじょう」で夕食を買い求め、これを夕日を見ながら食べようという魂胆です。駐車場についたらまだ陽が高く沈むまでには時間がありそうでしたので、ゆっくり支度をし、食事をしながら日没を待つ事に。 食事が終わり、後片付けをしているときにようやく夕日をおがむことができました。残念なことに雲がでてきてしまって最後の瞬間は見れませんでしたが、雰囲気は十分につかむことができました。夕日と同時に見ることができた利尻富士の夕景もなかなかのものでした。可哀相だったのは観光タクシーで乗り付けてきた素人カメラマンで、三脚を立てていまや日没というとことで雲がかかって撮影断念してました。日没をまってタクシーの車内で待機しているときが一番だったのですが、どうやらタイミングを逸したようでした。写真は利尻富士をバックに。
今朝、稚内を出発して午後4時過ぎに紋別近くの道の駅、「かみゆうべつ温泉チューリップの湯」到着しました。到着後、キャンプのクラブメンバーと懇親会をやりました。もう70歳ということでしたが、わたしも見習いたいくらいお元気そのもの。まだお仕事も現役バリバリで、こちらとしてはただただ頭が下がる思い。 ここは名前とおり温泉が付属してますので、到着してすぐに行ってきました。設備はかなり豪華。北海道は全体的にレベルが高いです。それに料金がとても良心的なのが気に入りました。だいたい500円が相場のようです。温泉はもちろん露天風呂がついており、内湯よりちょっと温度が高めでしたが、広さも十分で、とても快適でした。休憩室は座敷と椅子席があって、どちらでもくつろぐことができました。好物のソフトクリームも小サイズがあって、これもなかなか気が利いてます。小サイズは120円でしたが、量的には普通サイズの70%くらいはあった感じでした。 稚内を出発して海岸線を南下したわけですが、道路はほとんど直線、対向車も追随車もなし。とにかく北海道は直線道路が多いのでスピードが出ます。いや出せます。北海道に到着後、ナビは一般道で60キロで設定し直しましたが、それでも予定より早く到着することが多かったです(大体80〜90キロで走ってますので)。 紋別まではあまり見るところもなく、途中道の駅で休憩する程度でした。 走りながら気がついたこと、印象に残ったことは、とにかく人影が無いこと、夏なのに海が冷たそうなこと、海岸がとてもさびしげだったこと。たまに訪れるには良いでしょうが、ここで住む気にはとてもならないなというのが私達の結論です。先日、テレビでわざわざ稚内へ永住すべくガンバっている人を見ましたが、ここに来てみて初めて、これはかなりの決意が必要だろうなと思いました。 途中、道の駅「マリーンアイランド岡島」でランチタイム。レストランで道の駅定食をオーダーしました。メインは「鮭のちゃんちゃん焼き」で「かに汁」付き。出てきた料理を見てがっくり。「ちゃんちゃん焼き」は小振りのホタテ貝の器の中に鮭のミソ風味グラタンが入っているもの。かに汁は小さなタラバの足のぶつ切りが何個か入っているもの。お値段1200円とこのあたりにしては破格の設定でしたので、期待していただけに残念!もっとも家内のホタテフライ定食は合格だった由。 私だけ、ちょっと欲求不満気味でしたので、レストランに入るまえに目をつけていた「かに汁」専門(カニの販売とカニ汁だけの店)の小さなお店へ寄り、500円也を支払って一杯所望。これが看板とおり、毛蟹が「激盛り」で出てきました。ここで食べることができますが、熱いのを車にもって帰り二人で堪能しました。とにかくカニが椀からはみ出て汁が飲めないくらい。とりあえず椀をふたつもらってきましたので、こちらにカニ本体を移し、鋏で身をとりだしていただきました。 量は二人でも十分なくらい沢山ありました。それに旨かった! これでレストランのマイナスは帳消しできました。これはお勧めです。 カニを食べ終わっていざ出発というところで、キャンプ仲間(ハンドルネームは「おじんさん」)」とばったり会うことができました。出発前の予定では18日に富良野で会うことになっていましたが、お互いに行程を変更したため、遭遇したものです。とりあえずここはお別れし、今晩の宿となる道の駅で再会をすることとしました。 夕方また道の駅で再会を果たし、先方の愛車に招かれ豪華デイナーとなりました。 今朝取れたバフンウニを乗せた「うに丼」は最高でした。一昨日宗谷でたべたウニ丼とは鮮度がぜんぜん違います。おじんさん、奥様、大変ごちそうになりました。ありがとうございました。 3日間キャンピングカ−で泊まったら、その次1日はホテルという家内との約束で今日はホテル泊まり「網走ロイヤルホテル」。(もうすでに車で5泊してますが!)部屋でLANが使えることは調査済みでしたが、有線LANカード持参するのを忘れてました。ロビーでは無線LANができると聞いてましたので、ものはためしとやってみたら、何と使えます。部屋が二階でしかも電波が強力なので使えたらしいでうす。
次は今日の目玉である「サロマ湖」です。SL騒動で時間を食いましたので、途中を飛ばしてサロマ湖へ直行。ちょうど昼前に到着しましたので、友人から聞いていた「船長の家」という干物屋さんへ向かいました。ところがまたしても平日につき干物屋は開店していません。結局同じ経営の隣のレストランで普通の食事となってしまいました。漁師定食とホタテ定食を注文してシェアすることに。漁師定食のメインはホッケの開きを焼いたもの、それにイクラ丼とカニ丼。ホタテ定食はホタテを使った料理数種類、それに殻つきホタテを焼いたもの、プラスかにのすまし汁でした。 ホッケは肉厚でまあまあ旨かったのですが、びっくりするくらいというレベルではありませんでした。カニのすまし汁はタラバカニの風味がよく出ていてこれは旨かったです。で、評点ですが、わたしは3点、家内は3点プラスでした。 これで体力がつきましたので?さっそく「ワッカ原生花園」に向かいました。船長の家から車で数分の距離です。ここはサロマ湖を海と隔てている砂州の中にあります。イメージ的には天の橋立の中に原生花園があるといったらいいでしょうか。サロマ湖は想像していた以上に広大でしたが、この花園を見るのに徒歩はきついのでレンタサイクルで回ることにしました。これも天の橋立と同じ趣向です。天気は快晴、気温は20度を軽く越えていて、サイクリングは快適そのもの。花も「はまなす」他各種沢山咲いていて、これはサロベツ原野よりもかなり賑やかでした。 空も海も本当に大きいと実感したひとときでした。このあと、対岸にもどり、幌岩山の山頂にあるサロマ湖展望台に登ってその大きさ雄大さを再確認できました。写真ではその雄大さは写しとれないとは思いますが、想像力を働かせてご覧ください。 ところでこの「サロマ湖展望台」へのアクセス道路ですが、今回初めてのダートロードで、しかも道幅が狭い(すれ違い困難!)ので、途中で対向車とであったときは大変な目にあいました。もっとも家内はこの間ぐっすりと熟睡しており、まったく気が付かず、山頂についたら「ここはどこ?」という始末。思わず天を仰いだ一瞬でした。 本日は網走から釧路へ移動日です。 経路の選び方を間違えたため、美幌峠越えの予定がパーになり、途中見るべきものもなく、道の駅2ケ所に寄っただけでした。 最初はバーベキューをやるつもりで買い物をしてましたが、どうも気温が上がりません。網走では暑いくらいだったのに、釧路は16度で肌寒いくらい。さすがに半袖では厳しいものがありました。 もっとも仕込みと後片付けが大変でした。生ものですから、後始末をちゃんとしておかないと熊とか鹿とかが出てきて悪さをする可能性がありますので、すぐに処分する必要があります。それから釧路湿原というくらいで、蚊が多い!支度している最中に食われそうなんで、防虫のブレスレットをするやら、蚊取り線香をつけるやらで結構忙しかったです。 ところで北海道は植物の育ちが良くて、道端でも巨大ふきをよく見かけましたが、このキャンプ場でもこの巨大ふきが群生していました。その大きさは写真で確認してください。 No8 釧路山花公園キャンプ場 今日は待望の釧路湿原と釧路川でのカヌー体験です。 釧鋼線の塘路駅付近から細岡展望台付近まで約10キロを2時間かけて下ります。下りといっても湿原ですので、あまり流れがなく、漕ぐ必要があります。過去、ある程度の流れのあるところしか経験がありませんでしたので、今日はきつかった。最後にカヌーから降りるとき足があがりませんでした。こんなのは初めて!(情けない) 体力的な問題はさておき、カヌーそのものは湿原の中をゆっくり進むので、いつもと違ってのんびりしたものでした。途中で家内が黒いミンクを見つけたのですが、あっというまに、水の中へジャンプしました。ミンクがお泳げるというのは知りませんでしたので、いささかびっくりしました。 あとは青かささぎが飛んでいるのと、鴨が泳いでいるのを見たくらいで、ほかはあまり見るべきものはありませんでしたが、とにかく広大な湿原をゆったりクルージングするのは得がたい体験でした。それから「カラスの行水」というのをはじめてみることができました。川の水の中に入って羽をバシャバシャするだけ。うーん、自分の風呂と同じだと感じ入った次第。 ところで今日の昼食は前記ノロッコ号の切符を買いに釧路駅にでかけたときに、構内の売店で売っていた手作りおにぎりの店で買い求めたおにぎりとコロッケそれに車にあったお漬物、サラダという簡単なランチを湿原内の「細岡展望台」でいただきました。ここの駐車場にはキタキツネの子供が居ましたが、餌をもらえるので、自分でえさを取るすべを知らないそうで、多分この冬は越せないだろうというのがガイドの話でした。 夕食ですが、家内のたつての要請でいよいよBBQをやることにしました。実はここは湿地帯の中にありますので、虫が多く、外での食事はあまり乗り気ではなかったのですが、どうしてもやりたいとのことで、決行することにしたものです。基本的には一昨日買い求めた肉類ですが、どうしても焼きカニを食べたいとの意向が表明され、カヌーの後で、釧路のジャスコでタラバカニを購入しました。小振りではありましたが、生のタラバが1パイ598円でした。桁が違うのではないかと思いましたが、間違いありません。さすがに足が細いものでしたけど、立派なタラバでした。 火をおこしていよいよ開始ですが、とにかく虫が多い。わたしは蚊とかアブの類がまったく駄目(食われた後が大変ですので)。ところがあっというまに蚊の大群が来襲。蚊よけのスプレーで武装したのですが、こんなものでは間に合わずあっという間に食われてしまいました。あわてて蚊取線香を2ケつけて、なんとかしのぎましたが、蚊を追い払いつつ食事をするという極めてあわただしいいものになってしまいました。それでも家内はしっかりカニを召し上がって満腹だったようです。 今日も湿原体験です。 結果をご報告する前に、今朝の様子からご説明します。ノロッコ号は釧路発10時58分というはんぱな時間ですので、この間を利用して釧路駅前の「和商市場」に行ってみました。実はここ昨日事前調査済みで、朝食をここの名物、「勝手丼」にしてみようと思った次第。いろいろガイドブックにも説明がありますが、あえて解説すると、こういうことです。 つまり最初に丼飯を専門店で買ってから、魚屋さんを回って好きな食材を少しづつ買って、この飯の上に載せてもらう。ネタと量次第でお値段はだいぶ変わってきます。わたしは生の魚はあまり得意ではありませんので、魚大好き人間の家内にお任せしました。結局家内は、蛸、秋刀魚、とびっこ、ウニ、イカ、タラをえらびました。わたしは基本は一緒ですが、もっと少ない選択。ちなみにお値段は二人分あわせて1700円でした。やはり素材が新鮮なためでしょうか、あっというまに平らげてしまいました。家内曰く5点法で5点でした。わたしはあえてコメントしません。 問題のノロッコ号は貨車を改造したものらしく、客車の天井は貨車そのもの。椅子は木製でスイスの登山電車風に作ってあります。今日から三連休とあって、予約で満席。我々は30分も前から自由席に並んで窓際をとりました。短い旅ですので、あまり苦になりませんでしたが、この座席結構乗り心地はあんまり良くありません。しかも後から後から人が入ってきて満員状態。 これだけ苦労した割には先の丹頂鶴、カヌー等は一切御対面できず。ツアーで来たお客さんはかなりがっかりしてました。途中の釧路湿原駅で下車して、展望台に登ってみないとこの湿原の広さ、豪快さは味わえません。私達は昨日、この展望台は視察済みでしたが、お天気が良かったことと、景色の良いところでランチを食べるのが目的で、帰り道に途中下車しました。昨日展望台と思っていたところは実はそうではなくて、今日あらためて正規?の展望台に登ることができました。さすがにここから見る湿原はサロベツにも劣らないくらい広大でした。その中を釧路川が蛇行している様子がよく分りました。 今日は朝のうちは霧で曇っていましたが、列車が動きだすころには晴れ間も見え、途中で快晴となりました。虫が嫌で長袖にしてましたが、あまりの暑さにたまりかね、途中で半袖のTシャツに着替える始末でした。それで間抜けなことに蚊に食われました。 今日は洗濯日ですので、今日はこれでツアーを終えてキャンプ場に戻りました。洗濯ものを乾燥機に入れている間を利用してまたまた場内の温泉「リフレ」に行きました。今日で連続3日間の出勤です!アルカリ性がかなり高いので、塩辛い温泉です。入浴中はすべすべして良いのですが、ちゃんと上がり湯をかけないと肌が荒れます。わたしも指先がかなりダメージを受けました。ふやけちゃったのかもしれません? 7月16日 釧路から金山湖へ
宴会に入る前に、近所のスーパーで恒例の食材探し。富良野も5年前に比べるとだいぶ賑やかになってました。ジャスコ並みの巨大スーパーまでありました。何と隣にはこれまた豪華温泉施設までありました。スーパーではカニが格安でしたので、タラバカニのそっくりさん、アブラカニの足と生の毛蟹1パイゲット。これを宴会用に調理する予定だったのですが。 ところが先にキャンプ場に到着されていた「おじんさんファミリー」が食事の支度をして待っていてくれたので、こちらの出番無し。翌朝、カニ味噌汁にしていただきました。だしは稚内で求めた利尻昆布、それにホタテだしですのでまずいわけはありません。朝から豪華なメニューになりました。 話は前後しますが、キャンプ場には昼過ぎに到着。ただちに車の設営をし(車体の傾き調整やら電源の接続等いろいろあります)、家内はそのまま近所の「フラヌイ温泉」へ。実はこのキャンプ場にしたのはこの冷泉が目当てだったのです。普通の風呂のほかに冷泉があって、これは長湯ができるので家内のお気に入りなのです。ところが昔と違ってかなり温度が上がっていて(31度)、家内は気に入らないと文句を言ってました。 わたしはこの間を利用して、キャンプ場の脇にある日の出公園に登ってきました。富良野では定番のラベンダー畑を中心に、お花畑となってます。冬はスキー場になる斜面一面に花が咲いてますので、なかなかの壮観でした。写真をご覧ください。 北海道上陸以来、ほぼ2週間になりますので、さすがに二人とも疲れがでてきました。ゆえに今日は休養日という設定でしす。 ツアーというほどのことはなく、ラベンダーで有名な「富田ファーム」(車で15分程度)と吹き上げ温泉「白銀荘」での温泉三昧でした。
富田ファームに到着したのが丁度正午。 お花を見るまえにまず団子。ここの自慢のポテト料理というにはいささか簡単過ぎますが、あげたて男爵いものバター添え、コロッケカレーを注文。このところカロリー過多になってますので、これを二人でシェアしました。そうそうミルクも忘れずに注文してます。料理は所詮素材次第であると実感しました。特に珍しいということもないものが岩塩とバターだけで結構いける味になってました。カレーはライスの量が少なかったのですが、ポテトとかぼちゃとコロッケが2個乗ってましたので、丁度よい量でした。コロッケは好物(大がつきます!)なので勿論文句なし。カレーはちょっと辛味が足りない感じでしたが。 食後にデザートとして家内はカットメロン(250円也)、私はラベンダーソフトクリーム。こちらもオッケーでした。点数は4点。 食後に花畑を散策しましたが、まだ夏休み前というのにお客が多い!写真を撮ろうとしてもポイントは順番待ちの状態でした。人ごみに酔いそうになりましたので、早々に引き上げました。 今度はキャンプ場で割引券を貰いましたので、吹き上げ温泉へ。ここは十勝山系の中腹にありますので車で30分ほど登ります。の雨模様ではありましたが、結構お客が入ってました。露天風呂からの十勝岳の眺望はここの売り物ですが、あいにく曇っていてその姿はおがめませんでした。それでも雨にもめげずしっかり露天には入ってきました。湯の温度がかなり低めですので、長時間入っていられるのは有難いです。もっとも長すぎて湯から出てボーっとしましたが。ちなみにここの男性露天風呂は駐車場から丸見えですので、行かれるかたはご注意ください。 量が少ないのではと思いましたが、肉は一人前、サラダ1人前、うどんともち一人前で二人で十分でした。5点法で4点です。価格を考慮にいれたら5点満点! 今朝、富良野を発って夕方ニセコに到着。 お天気はあいにくの曇り、ときどき雨という芳しくないものでしたが、時間をかけてのんびりドライブ。実は北海道へ出発する前に距離を測っておいたのですが、計りかたを間違えたせいか、今回も240キロ強も走る羽目になってしまいました。計画では150キロだったのですが? 今日でキャンプ生活は終わり、ニセコのB&Bホテル、「コンフォートインニセコ」に泊まります。 答えはメロンの輪切り(半分あるいは4分の1サイズ)の上にソフトクリームが乗っているもの。このソフトをヒゲに見立ててます。メロンとソフトクリームを豪快に食べることができるという代物。朝飯を食べたばかりでしたので、涙を呑んで4分の1サイズを二人で分けて食べました。因みにお値段は半分メロンが1000円、その半分は500円です。 さすがに本場のメロンですので、旨いのは当然ですが、その上にソフトクリームが乗っているなんてまさに自分のためにあるようなメニューで大感激!(結構感激しやすい体質です)5点満点でした。 次は昼飯ですが、途中道の駅「ハウスヤルビ奈井江」内の手打ちそば「からまつ」でいただきました。家内はとろろそば、わたしはカレーそば。カレーも旨いと思いましたが、暖かいそばとつめたい蕎麦では蕎麦の太さが違います。家内のほうは細めん、わたしは太めんでした。5点法で4.5点。マイナスはお蕎麦の香りがもうすこし欲しいということにあります。 蕎麦のあとしばらくしたら猛烈に眠くなってきて、居眠り運転しかねない状況になりましたので、急遽道の駅「三笠」にて小休止。ちょっと休むつもりが大休止。二人とも1時間ほどお昼寝! 一度寝ると元気がでて、そのあとはニセコまで休憩無し。ところが札幌がちかくなるにつれて道が混んできて、毎回信号待ちになる始末で、予定よりも大幅に時間超過。結局3時にはニセコ到着と読んでいたのですが、5時ちょっと前になってしまいました。
ホテルお勧めのリストから海鮮とラーメンが旨いという「SOGA」を選んで行ってみました。どうやら専門はラーメンらしいのですが、これは明日に回して今日はご飯をメインに、私はつぶ貝のガーリック焼き定食セット、家内は鮭のハラス焼き定食セットにしました。(セットの意味は食後にコーヒーがついてくる)エスカルゴ風に料理されたつぶ貝は旨かったのですが、6ケあっても何せ量が少ない!ご飯のおかずにはちょっと物足りないものでした。さらに家内に3ケあげたのでますます少なくなってしまいました。 最初から分けよういってましたので仕方がないのですが。代わりにハラスを3分の1だけ貰って何とか食事らしくなりました。ご飯そのものが美味しかったのとアブラの乗った厚みのあるハラスは旨かった。難点はハラスの入ったあら汁もどきが油の臭いがきつかったこと。わたしは3点、家内は3.5点でした。 今日もお天気は曇り時々小雨。 さてニセコには昨日の夕方到着したのですが、あいにく家内の足首の調子が悪く、今朝はまず整体の医者探しからスタートです。宿で教えてもらった近所の医者は患者が多くて予約できないと断られてしまいました。旅の途中で困っている状況を説明しましたが、駄目でした。 たまたま持ち合わせていた湿布の薬が効いているようでしたので、街中の薬やさんに足首のサポーターと湿布を買いに出かけ、何とかゲットできました。これで何とか歩けるようにはなりました。といっても無理はできませんので、今日は休養日として車で回れるところだけ見てきました。ニセコに入る直前に羊蹄山の湧き水を汲んでいるところを見かけましたので、今日はニセコの湧き水(名水)巡りをすることにしました。 話は前後しますが、朝食の前に時間がありましたので、ホテルの前のじゃがいも畑を散歩しました。じゃがいもの花は今回のツアーで初めて見ましたが、いもの種類によって花の色がいろいろあるのも初めて知りました。ここの花は薄い紫色〔男爵芋)でこれが見渡す限り咲いている様子は見事なものです。たまたま見回りにきていた畑のオーナーに聞いたら、これでも小さな畑だそうです。といっても長さ、幅270mと言ってましたが。百聞は一見に如かず。写真はそのじゃがいも畑です。 ニセコにはこの他にグランドホテル前にある「さかもと公園の甘露水」という湧き水があり、こちらにも翌日行ってみました。 宿に戻ったらようやく家内もお昼寝終了。夕食にでかけることになりました。今日はお目当ての中華と思ってましたが、昨日に引き続き今日もお休みで空振り。結局昨日と同じく「SOGA」へ。 昼間、道の駅「ニセコビュープラザ」で「ブラートブルスト(ソーセージ)」と「じゃがバター」と「おにぎり」を買い求め、これで簡単な昼食としました。結構カロリー高めのランチでしたので、夜は軽めにと思い、ミソラーメンとポテトのチーズ焼きと「ダブルにんにくギョーザ」を注文。ダブルの意味はいわゆるニンニクと行者ニンニクが入っているから。 勿論これを二人でシェアしました。それでもこんにゃくダイエットで食前に飲んでいるこんにゃくドリンクの効果があって、かなり満腹になりました。味は4点です。家内は4.5点。 7月21日 ニセコのカヌー 今日は朝のうちは曇りでしたが、段々晴れ間がでてきて何とかお出かけ日和になりました。昨日は二人ともややお疲れモードで休養日でしたが、今日は家内の足の状態のまずまずでしたので、ちょっと遅めではありましたが、朝から出かけることにしました。 ただ足の状況がパーフェクトではありませんので、山登りは止めて足を使わないアクテビテイということでまたまたカヌーを選びました。前回の釧路でやや期待はずれに終わり消化不良気味でしたので、もう一度チャレンジです。教室は「ニセコアウトドアスクール」。
湿原を見物してから昼飯のために、昨日も行った道の駅「ビュープラザニセコ」へ。ここでまたまたおにぎりを主食に、一口コロッケ、ポテトの冷製スープ、コーンスープという取り合わせでした。ポテトスープはポテトの風味とすっきりした味わいがとても美味しかったです。本当はここの売店で名物の中華マンと思っていたのですが、あいにく休業で駄目でした。残念! さあ、ランチを終えていよいよカヌー開始です。「ニセコアウトドアスクール」は二年前にもお世話になっており、今回が二度目です。基本的なカヌーを漕ぎ方は分ってましたので、説明は適当にやってもらって、すぐに尻別川に乗り出しました。途中急流のところだけ転覆を防ぐため、インストラクターの艇とつなぎましたが、後は私達二人だけで漕ぐことができました。適度に流れもあり、また釧路と違ってインストラクターが別の艇で伴走しますので、緊張間もあるし、また適宜写真も撮ってくれました。出発地点から約5kmですが、結構長かったような気がします。ツアーの最後に一番楽しい経験ができました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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