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   草津温泉ツアー  
2004年7月30日 〜8月2日
 
  今回は家内抜きの単独ツアーとなりました。たまにはこれものんびりできるかと思ってますが。果たしてどうなるでしょうか?
今回の目的地は台風にもめげず、草津から白根、長野から軽井沢、蓼科、清里を経由して東京へ。
比較的距離も短い、温泉三昧ツアーです。
今朝は6時に谷原を出発。途中で何度も休憩をとりながら、それでも10時30分には草津,の駅、「草津運動公園」へ到着しました。さすがに長野原からの登りは結構きつい。うしろには金魚のウンコのように車がつながってしまいました。
あんまり早く着きすぎて時間を持て余しましたが、とりあえず「西の河原大露天風呂」という日帰り温泉に行ってきました。ここは露天風呂しかありませんが、これがまた広大。少なくとも100人は同時に入れるでしょうね。料金は500円とリーズナブルではありますが、脱衣場が狭いこと、休憩するスペースが無いことで、結構あわただしい入浴となりました。


幸い鍵つきのロッカーは完備でしたので、衣類を全部ロッカーに入れて、いざ入ろうとしたら腕時計をしていたのに気づき、しばし呆然。さてどうするか。ひらめきました。靴の中に入れればOK。まあ取られてもスオッチだし、もう4,5年は使ってるから償却は終わってると判断。結果は?無事でした。

お風呂の後、道の駅「草津運動公園」へ戻りました。今日は安定しない天気で降ったりやんだりで忙しいです。気温もずいぶん下がり約18度でした。降り出すと猛烈な勢いで外にも出られず、でもその合間を縫って、草津の街中を見物してきました。
昔むかし(今を去ること45年前)、弟とバイクで来たのを思い出しました。
風呂上りだったので、ダイエット中でしたが、禁を破ってソフトクリームだけいただきました。
今晩はトレリート三昧です。トレリートって何だ?といわれそうですが内緒です。

さて、外はまだ雨、これから夕食の支度です。近所に適当なお店もありませんのでコンビニでおにぎりとコロッケを買ってきました。これに肉味噌サラダという豪華版です。 

夕食の後あらためて温泉に出かけました。あちこち探し歩いたのですが、このあたりの日帰り温泉は午後6時に受け付け終了なので、もうどこも開いてませんでした。しかたなく途中で見つけたガソリンスタンドで耳より情報と割引チケットをゲット。たった1軒9時まで入浴可という「大滝の湯」を教えてもらいました。

内湯と露天風呂があって、どちらも問題の白骨温泉のように白濁したお湯でした。ここはかけ流しでした。そういえば草津は西の河原の大露天風呂もかけ流しでした。湯量が豊富なんでしょう。

湯船はそれほど大きくはありませんが、設備はかなり充実してました。料金は800円也でしたが、前記割引チケットを利用して1割引きでOK。温度はちょっと高めでしたが、露天風呂の2段目(ひな壇スタイルで下にさがるほど温度が低い。)は低めでゆっくりつかることができました。 洗い場、休憩所、食事どころは結構ゆったりしてました。
今日も草津は雨でしたので、これを避けるつもりで草津志賀道路経由で志賀高原に出るつもりでした。
ところが草津から白根を経て高度を上げるにつれ猛烈な風と霧に遭遇し、白根はどこや?渋峠はどこや?といってる間に横手山に到着してしまいました。

左の写真をご覧ください。横手の駐車場で撮影。霧といっても生易しい霧ではなくてミルクの中を運転している感じといったら良いでしょう。視界は左の側線とセンターラインの白線がかろうじて10m先が見えるくらい。ミルクの中からいきなり対向車が出てきますので、かなり恐ろしい思いをしました。

横手山は標高が2000mを越えますので、流石に風が強く、売店のお姉さん曰く台風の影響をもろに受けてるとのことでした。車から降りてドライブインに入るたった20mくらいでしたけど、本当に台風の中を歩く思いでした。ということで北信五岳を望みながら高原を疾駆するイメージはまったく無し。 ただ我がアスリート君もロウギアでふうふう言いながらも何とか走破できましたので、案外タフなことが分かりました。

さて横手山を下って木戸池、蓮池、丸池まで下りてくると何と、空は快晴!温度もかなり高くなってきました。
ただ志賀高原ロープウエイで発哺まで登って東館山をトレッキングするつもりでしたが、やはり山の上は霧で駄目だそうで断念。

途中湯田中の駅前にあるちいさな日帰り温泉、「楓の湯」に入ってきました。駅前なので風情はありませんが、ちいさいなりによく出来た施設であり、また料金が馬鹿安の300円也。
これでちゃんと脱衣所も露天風呂も完備。シャンプー類もひととりありましたから、これはお値打ちでした。風呂は若干熱めでしたが、ちいさいながらも露天風呂はありましたし、残念ながら外の景色を楽しむことは出来ませんでしたが、快晴の青空を見ながら昼風呂をエンジョイできました。左の写真は足湯です。
お風呂の後、山を下りてそのまま小布施の町へ。ここではオムライスの美味しいお店があるとガイドブックに書いてあったので、楽しみにしていましたが、街中はとても大きな車で走るようなところではないことが判明。
ちょっと郊外の「フローラルガーデンおぶせ」に行きました。ここは駐車場が広いだろうというただの感でいったもの。売り物のジェラートをいただき、庭を散策。こじんまりした庭園ですが、なかなか手入れが良く、花も結構咲いてました。ただいかんせん、下界は気温が高かった。(おそらく34,5度はあったでしょうね。)信州といえども平地は暑いということがよーくわかりました。

ここではランチを食べそこないましたので、そのまま小布施の町を通り過ぎ、高速沿いの「ハイウエイオアシスおぶせ」という道の駅を探しあてました。ここで山菜そばを注文。健康志向で選ぶとこんなものしかありません。そういえば昨日もそうだった。

ここで3時を過ぎましたので今夜の宿を探すべく、いろいろ検討したあげく「マルメロの里」という道の駅を第一候補としました。行ってみましたが、小布施と同じようにぜんぜん涼しくない! 結局蓼科の白樺湖に決めました。ここは標高1400mはありますので、昼はともかく夜は20度以下になります。さきほど立ち寄り湯の「鈴蘭の湯」で一風呂あびてきましたが、夜風が涼しくて良い気持ちです。
これで今夜も寝られそうです。

昨晩は白樺湖畔の駐車場にて仮泊。 

今日は朝から晴れではありましたが、山にはまだ霧が立ち込めている状態。
今日はできたらちょっと歩く場面を作りたいと思い、簡単はトレッキングに決定。日本ピラツス(横岳)にロープウエイでのぼり、頂上駅で坪庭をハイキングというコースを選びました。
このロープウエイの山麓駅までのアプローチがきつかった。ローギアであえぐようにのぼりました。やっぱりもうちょっとエンジンの大きな車が欲しいな!

駅の切符売り場のお姉さま?に聞いたところ「頂上は晴れている。雲海の上になってる」との美味しいお言葉でした。話半分と思って上がってみたら頂上駅に近づくにつれて霧が晴れて見晴らしがよくなってきました。隣に見える蓼科山は頂上に霧がかかってましたが、その他は綺麗に見えました。頂上駅の気温が12度となってましたので、あらかじめ上着を用意しておいたのですが、日差しが強くて、上着はまったく不要。

ただ駅でほかの方々のウエアを拝見したら本格登山の格好をした人ばかりで、Tシャツ、運動靴は私一人。なんとなく浮き上がった瞬間でした。聞いてみたら皆さん横岳か、縞枯山登山の人なんですね。どうりで入り口で皆さん、妙な顔をしてたな!


閑話休題
坪庭探索は40分で終了。とりあえず休憩してこけももアイスを食べていたら、森林浴コース(往復1時間)という看板を発見。展望台から蓼科がよく見えると聞きましたので、ウオーキングのつもりでチャレンジ。木道なので、かなり歩き易く、またこのところ毎日ウオ−キングを欠かさずやっているためか、かなりのハイペースで歩くことが出来、片道10分で到着。なんとなく物足りないウオーキングでした。
それから汗を流すため、今停泊しております道の駅「蔦木宿」まで足を伸ばし、ここに併設されている「蔦の湯」で温泉三昧。それから道の駅「南きよさと」へ。ここは花と緑の公園が併設されており、かなりの規模でした。でもその割にトイレの数は少ないし、レストランの段取りもうまくないし、ちょっと期待外れでした。

今晩は、旧友?のIファミリーのバーベキューパーテイにお呼ばれしていますので、定刻までここで待機。差し入れは白樺湖で求めた日本酒を持参。 どんなお酒が良いのかわかりませんでしたが、ラベルが良さそうなんで諏訪特産?の「舞姫」なる吟醸酒を選びました。結果はお世辞が半分くらい入っていると思いますが、好評でした。冷酒だとみな同じようなもんだと思ってましたが、そうでもないのかな?豚に真珠のコメントでした。

バーベキューは品数豊富で食べ過ぎました。デザートのマンゴーも大変美味しかったです。ご馳走様でした。帰りがけに母上お手製のおにぎりをいただきました。翌日の朝食となりました。ご馳走様でした。





昨晩は清里からまた信州蔦木宿なる道の駅まで戻ってここで宿泊。

今日は朝から快晴でしたので、このまま帰るのは勿体無いと思い、甲府の昇仙峡経由としました。

市営の無料駐車場へ車を置いて、約20分ほどウオーキングして、滝見物へ。さすがに平日の早朝とあって駐車場は私のアスリートだけ。歩いているもの私だけ。そりゃそうでしょうね。午前8時に観光する人がそう多いとは思えませんし。

渓谷沿いの道をあるくこと約20分で目指す仙峨滝へ。滝に到着したら、直ぐそばに駐車場あり。普通の人はここまで車で来て手軽に滝見物ができるようになっていることが判明しました。でも運動が目的ですから、何の後悔もありません。さすがに渓谷美は素晴らしいものがありました。台風の後でしたけど水量はさほど多くは無かったように見えました。それにしてもあんまり人が居ないというのも、盛り上がりに欠けますね。滝見物を終えて、また来た道を戻ります。これで往復40分。今日のウオーキングのノルマは達成しました。

駐車場からあらためて御岳ロープウエイ駅まで車で向かいます。ロープウエイは昨日の蓼科とは大違いであんまり綺麗ではなかったし、大きさもそこそこ。こりゃ失敗したかなと思いきや、頂上についてびっくり。何といきなり富士山が目の前に鎮座してます。右手には南アルプス連峰が雲の上に頭を出してますし、目の下は甲府の町が広がっており、まさに絶景でした。 往復1000円也は十分ペイしました。

下の写真はここで撮影したものです。

これで今回のツアーは全ての日程を終了。あとは東京へ戻るだけ。
最後までご愛読ありがとうございました。次回ツアー報告をご期待ください。