直線上に配置  
   四国四万十川を目指して  
 2004年4月29日〜5月8日

 
 
日程 旅程
行程 宿泊
2004年4月29日 東京から淡路島      道の駅「あわじ」
2004年4月30日 淡路から鳴門経由美馬   四国三郎の郷キャンプ場
2004年5月 1日 美馬から高知         ホリデーイン高知
2004年5月 2日 高知に連泊          道の駅「南国」
2004年5月 3日 高知から中村         とまろっとキャンプ場
2004年5月 4日 中村から四万十        かわらっこキャンプ場
2004年5月 5日 四万十に連泊        同上
2004年5月 6日 中村から高知         道の駅「南国」→ホリデーイン駐車場
2004年5月 7日 高知から徳島経由東京へ  フェリーオーシャンイースト泊     
2004年5月 9日 東京有明埠頭着

本日の行程:東京から淡路まで

今日は4月29日、花と緑の日です。


昨日は午後8時30分に自宅を出発。途中東名の「足柄SA]にて仮泊。今朝は5時過ぎに起床。6時には朝食をしたため、付近を30分ほど散歩してから、体調を整えて出発しました。SAから富士山が綺麗に見えました.




途中、神奈川県、静岡県、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県を経由してようやく午後7時に当地へ到着しました。淡路島は兵庫県ですので、まだ四国には入ってません。さすがに四国は遠い!
  
  今日の走行距離は約500キロ。途中で休み休みきましたので、それほど運転は大変ということはありませんでした。神戸の南京街で夕食をと思って、市内に入りましたが、休日とあって、キャンパーのような大型車が入れる駐車場があいてませんでした。ようやく見つけたバス専門の駐車場の管理人の方に無理をお願いして、1時間半だけならということで了解をいただき、特急で中華デイナーをいただいてきました。

ご参考までに恒例のメニュー紹介を致します。
蟹身入りフカヒレスープ、
ひき肉のレタス包み
牛肉のオイスターソース炒め
ワンタン麺、誠子は白いご飯
これで結構お腹が一杯になりました。

先ほど、淡路島の明石大橋を渡ったところにある日帰り温泉「松帆の郷」に到着。
かなり 混雑してますので、ちょっと少なくなるの待ってます。 

これからお風呂に入って明日は鳴門で人形浄瑠璃を見学します。誠子が「現代における日本の伝統演劇」の単位を取るために必要だそうです。


本日の行程:淡路から鳴門経由美馬まで

今日は4月30日。


昨日は、無事に松帆の郷温泉を楽しんでから、道の駅「淡路」で一泊。
前回も感動しましたが、この温泉の売り物は何といっても露天風呂から見下ろす明石大橋の全容です。対岸の神戸の夜景も見事です。この時期だけなのでしょうか。橋全体がライトアップされており、またその色もブルーを貴重にオレンジ、黄色と色とりどりで、夜空に浮かびあがる姿はちょっと幻想的でもあります。

今日のスケジュールは、鳴門の「淡路人形浄瑠璃館」を見学してから、昼飯をどうするかを含め検討することになりました。とりあえず鳴門を目指します。鳴門にはには10時丁度に到着。10分からの第一回上演に間に合いました。

上演に先立ち、人形使いの方が観客の有志に人形の使い方を実地コーチしてくれるサービスあり。こういうサービスには積極参加を主義とする家内は早速チャレンジ。うまくいかないと文句をいったら、そんなに簡単にできたらプロの立場が無いと叱られてました。

伝統芸能というわりには語りも三味線も人形使いの人たち全員がとても若いのにはびっくりです。せいぜい20代の前半といった感じでしたが、語りも三味線もとてもしっかりとしており、そうは見えませんでした。

昼飯はかねて調査しておいた「たらいうどん」をめざし、道の駅「どなり」へ直行しましたが、残念ながら営業していませんでした。そこで来る途中に日帰り温泉の「御所の郷」があったのを思い出し、ここの食堂で「たらいうどん、天ぷら付き」をいただきました。腰の強さが好みとはちょっと違ってましたので、星3つくらい。家内いわく坂出で食べた「セルフうどん」のほうが数倍旨かったと言ってました。値段も影響しているかもしれません。

ここまできたら気温がだいぶ高くなってきて、疲れましたので、前回も利用した「四国三郎の郷キャンプ場」に泊まることに決定。ここは有料ではありますが、風呂がついてますので、そこが気に入ってます。待望の風呂(温泉!)には食事前に到着早々に入浴。まだ誰も入っておらず、貸切状態でした。



本日の行程:美馬から高知

今日は5月1日


朝、四国三郎のキャンプ場を出発し、一路高知を目指しました。市内に入る前に早くも高知在住の友人から電話あり。ホテルチェックインと同時に友人ご夫妻との御対面となりました。すでに今日のスケジュールは設定されており、あとは案内されるままに市内見物に出発。順路は以下のとおり盛りだくさんでした。

1 桂浜見物
2 五台山見物
3 高知城
4 城西館での温泉三昧

桂浜は以前訪れたときの記憶と比較してずいぶん浜が小さくなったなという印象。お天気は良かったのですが、もやっていたため太平洋の展望はもうひとつでした。

定番の坂本竜馬の像も浜にあったような気がしましたが、これは高台にあり、意外に大きいのを再確認しました。ひとつ気が付いたのは、像の衣装は和服ですが、履いているのは靴だったんですね。たまたまガイドさんがそばでしゃべっていたのを聞いて気がついた次第。

ここで昼食の時間になりましたので、五台山に向かう途中で料理屋「かつお船」の隣にあるうどん屋さんを発見。これが予想外に美味しいうどんでした。具のてんぷら(東京で言うさつまあげです。)も美味でしたが、やはり「だし」が旨かった。血圧によくないだろうなと思いつつ、ついつい「つゆ」を全部飲んでしまいました。

五台山と高知城はとばして、温泉好きのわたしとしては最後の「城西館」のラドン温泉はコメントせずにはいられません。たまたま友人が風呂好きで、ここの温泉のメンバーになっていることから、ご招待に預かったものですが、ホテルの最上階にあって景色は抜群。風呂は温度は高めでしたので、腰湯と足湯で楽しめました。休憩所ですが、広さはさほどでもありませんが、これがなかなかのもの。高知城をはるかにのぞむ展望休憩所になっており(写真はここから見たもの)、無料マッサージ椅子とテーブルと椅子がセットとしておいてあり、冷たい水とお茶は無料サービス。とにかく入湯したのが、午後4時過ぎでしたので、一番風呂とはいきませんでしたが、とにかくほぼ貸切状態で、ゆっくり浸かることができました。

お湯に入ってさっぱりしてからいよいよ待望の夕食です。友人の一押しのお店、大橋通りのそばにある「花鶴」に行きました。ここでは「鰹のたたき」、「こたいの薄造り」、「どろめ」、「めしいかのから揚げ」、「たらの芽の天ぷら」と最後に「土佐巻き」をいただきました。

特筆すべきは定番かもしれませんが、「鰹のたたき」です。これは今まで食べたたたきは何だったんだろうと思う位、別物でした。やはり活きが良いというのはこういうものを言うんだなと実感しました。もともと生魚が得意でないわたしとしては、あまり期待していなかったのですが、これは絶品というか生まれて初めて旨い魚を頂きました。最後の「土佐巻き」ですが、これは太巻きの中身が「鰹のたたき」なんです。これも初めていただきましたが、予想とおり旨かった!「めしいか」とは小振りの子持ちのイカをから揚げにして、「だし」でいただくものですが、これも意外にさっぱりしていけました。総対的に三重丸でした。

明日は、当地でキャンプ仲間とのオフ会が予定されてますので、もう一日高知です。「日曜朝市」が名物だそうなので、明日はとりあえず朝市にチャンレジし、明日以降の食材をゲットしようと思ってます。

 
本日の行程:高知にて連泊

今日は5月2日です。 

昨日は久しぶりのホテル泊まりでしたが、やはり案じていたとおりやわらかいベッドは鬼門でした。かなり弾力のあるマットで、腰には良くなかった!夜中に痛くて目が覚めて、我慢できず深夜風呂に入って暖める始末でした。わたしには車の硬いベッドマットのほうが体に合っているようです。

さて閑話休題

今朝は評判の日曜朝市に出かけました。ホテルの朝飯は中止して朝市で旨いものをみつけて朝飯代わりにする魂胆です。

朝市は追手筋という「はりまや橋」付近から高知城にいたる約3キロ位の道路一杯に露天が並びます。主として野菜、干物、花、菓子類と手作りの寿司、おこわ等々が並びます。こういうものに目が無い家内は一生懸命に見て回りますが、睡眠不足気味のわたしはただただ後をついてゆくだけ。途中でお腹がすいてきたの、野菜の寿司(種がぜんぶ野菜です!)とおはぎ2ケを購入。お城のそばで朝飯かわりにいただきました。寿司はこんにゃく寿司を除けばまずまずでした。

それから家内の希望で「小夏」(夏みかんのこぶりの感じ?)とフルーツトマト、「ゆずみそ」と「ゆずのふりかけ」を購入しました。「ゆずみそ」と「ふりかけ」は夕食時にいただきました。味? 普通。

帰りは「ちんちん電車」(高知ではとでんと言います。都電ではなくて土佐電鉄の土電)で目的地付近まで行って、そこからタクシーでホテルへ。商品購入よりも足代のほうがかかります。ところで今日、5月2日は土佐電鉄(ちんちん電車)開通100周年記念ということで全線100円でした。昨日は400円でしたから、今日はだいぶ節約できたということですね。

午後見物に出かける前に、まず今夜の宿泊地である道の駅「南国」をチェック。道路に面した駐車場はにぎやかでまたうるさいので、奥の駐車場を候補としてチェック完了。今夜は同じキャンプクラブのメンバーが四国に来てますので、うまくタイミングがあえばドッキングする予定です。

高知散策はとりあえず「土佐和紙工芸村」を見にゆくことにしました。途中で、伊野町で「紙の博物館」を発見。先にこちらに寄りました。ここは製造工程と紙梳きの実習が体験できるのですが、今日は二人ともやや疲れ気味で、チャレンジする気力なく、パス。お土産に和紙を少々購入し、本来の目的地である工房へ。ところがこちらも同じような趣向で新味がなく、「アイスクリン」(アイスクリームではありません。シャーベットに近い高知独特の氷菓子)をいただいて帰路につきました。途中で雨降りになり、空も暗くなってきましたので、今日はこれでおしまいにすることになりました。夕食も途中でと思いましたが、ろくな店が無く、結局車中で簡単な食事をとることになりました。



本日の行程:高知から中村まで

今日は5月3日

今朝,高知を出発し、さきほど足摺観光の拠点である中村市のキャンプ場「とまろっと」に到着しました。

ここは広域公園の中にある高規格オートキャンプ場で、すべてのサイトが電源付き、かつ流し付きです。料金はちょっと高めですが、付属の設備が整っていますし、太平洋を見下ろす絶景ポイントにありますので、環境は抜群。連休とあって親子連れのテントキャンパーで超満員でした。今の隣のテントから親子連れ、というか子供のにぎやかな声が響いてます。小雨が降ってはおりますが、やっとキャンプらしくなってきました。

途中、窪川でガスを充填してから順調に走行でき、といっても連休のため、流石の四国でもこの道はかなり渋滞しましたが。それでも定刻には到着。昨日温泉に入ってませんので、到着直後すぐに隣接した「四万十いやしの里」で一風呂あびることにしました。

ところが文字通り一風呂になってしまいました。連休だから仕方がないのでしょうが、とにかく人が多い!設計では60人が定員だそうですが、その数倍は入っていたでしょうね。湯船には満員打ち止めというくらい人が入ってますし、洗い場にいたっては後ろに並んで順番待ちといった具合。まるで銀行のキャッシュコーナーの雰囲気でした。裸でキャッシュコーナーに並んでいる姿を想像してください。かなり不気味というかしまらない光景が想像できると思います。そうでなくても並ぶのが大嫌いなわたくしとしては辛抱溜まらずシャワーで洗っただけで即退場しました。やはり連休は避けるべきですね。建物は立派だし綺麗で新しいし、人が少なかったらもっと良かったのでしょうが、残念でした。後で「かわらっこ」キャンプ場で一緒になったキャンパーに聞いたら人が少なくてとても良かったとのこと。
やはりキャパシテイ以上の人を入れてはいけないということでしょうね。

待望の夕食ですが、中村市内で大きなスーパーがありましたので、ここで食材を仕入れささやかなデイナーとなりました。昼間は大方町(ホエールウオッチングが出来る町として有名)の「ネスト」というしゃれたイタリアンレストランで豪華ランチをいただきましたので栄養的にも、金銭的にもバランスを取る必要があったのです。このレストランは環境も素晴らしかったし、料理もかなり本格的でした。参考のため電話番号をお知らせします。
0880−43−−0101

明日は、当地の天気予報では大荒れとのこと。降雨量150mmから200mmとのことで多分明日はカヌーとかホエールウオッチングは無理でしょう。さて一日どう過ごすか難問です。結果はどうなるか明日の第6回報告をご期待ください。

 

本日の行程:中村の「とまろっとキャンプ場」から「かわらっこキャンプ場」へ 

今日は5月4日です。

予報とおり昨日は夜半になって猛烈な風と雨でテント派の方々は相当苦労したと思います。わが愛車もかなり風で揺られました。もっとも私はちょっと気がついたくらいで殆ど熟睡してましたので、あまり気になりませんでしたが。 昼頃になって、ようやく嵐が収まるのを待って、「とまろっとキャンプ場」を出発しました。

午後1時に最終目的地の四万十川の「かわらっこキャンプ場」に到着。まだ雨がパラパラ降る中、車の位置決めを完了。車は前後、左右のバランスが取れていないと、中で居住するのが大変不快になりますので、これはとても大事な仕事なのです。即席水準器にてようやく位置を決め、サイトの交流電源をつなぎ、今テーブと椅子を出してセットしたところです。(注) 即席水準器とはペットボトルを横にして水位で測ります。これかなり有効です。

先ほど雨があがって、やれやれということで設営したら、また風が出てきて曇ってきてしまいました。そんな中、テーブルにPCを持ち出して、キャンプの雰囲気を感じながらメールしてます。アウトドアの中でのメールというのもミスマッチながら、なかなかのもんだと思います。

ここ「かわらっこキャンプ場」はカヌーが乗れるので有名なのです。文字通り河原のそばにありますので、キャンプ場のすぐそばに乗り場があります。今日は風雨が強かったので、われわれは明日の午前中にチャンレジする予定です。場合によっては午後も乗ることになるかもしれませんが。

さすがに四万十川の清流は綺麗です。色もグリーンとブルーの混じった複雑な色ですが、透明度が素晴らしい。たまたま明日が子供の日とあって、川の向こう岸からこちらまで、ロープを張り渡して鯉のぼりが無数に泳いでいるのが見えます。その下をグリーンと赤のカヌーやら観光の屋形船がいったりきたりしています。
もう少し秘境のイメージを持ってましたが、雰囲気はもう観光地ですね。自然が残っているのは川の水だけかな?

これからバーベキューの予定ですが、風が収まってくれないとちょっと難しいです。まだ明日の晩もここで滞在ですから、明日に延期になるかもしれません。



さきほどまで準備をしておりましたが、そろそろ定刻の6時近くになりましたので火をおこすことにします。火と言ってもわたしがいつも使っているバーベキューコンロは使い捨てタイプ、つまり網と器と炭と着火材がセットになっており、使用後はそのまま捨てることができます。一個で約2時間は使用可能です。 

さて問題の火ですが、だんだん風が強くなってきましたので一抹の不安はありましたが、とりあえず着火。ところが体感している以上に風が強いため、ぼうぼう音を出して燃えるようになりました。また当然ながらじっとしていると体も寒くなってきましたので、やむなく風の下手、つまり愛車の陰にはいるよう、テーブルを移動。折角のサイトでしたが、結局隣のキャンパーの駐車スペースと当方の駐車スペースの空きに納まるようになり、雰囲気はぶち壊しでした。それでも風当たりが弱くなったので、ようやくBBQができるようになりましたが。

あまり風が強いため、見かねてキャンプ場の係りの人がやってきて、となりのサイトも空いてるので、風下になるよう移動してはどうかのとの提案があったくらいでした。

BBQの材料は昨日地元のスーパーで購入した特上カルビ、チョリソソーセージ、フランクフルト(これは東京から持参)、かぼちゃ、新たまねぎです。かなりセーブして買ったつもりでしたが、やっぱり二人には多すぎました。うるめいわしを焼くつもりで買ったのですが、これは明日に持ち越しです。

まだ日が高い頃にスタートしてあっという間に終了でした。でもこのスピードが良かったのです。ちょうど食事が終わって後片付けしている間にまたまた天気が崩れてきて雨が降り出しました。あわてて椅子とテーブルを撤収。その間に衣服がぬれてしまいました。後から考えると、これが風邪の元でした。 

明日はキャンプ場の話ではだいぶ天気はよくなるとのこと。ここは「秘境」のためテレビ、ラジオは駄目。よって予報が確認できません。さあどうなりますやら?

本日の行程:四万十川のかわらっこキャンプ場に連泊

今日は5月5日.
天気は快晴。昨日妹、弟からメールで教えてもらったとおり、天気は快晴でした。

さっそくカヌー教室の申し込みをして9時からいよいよ四国では初めてのカヌー挑戦です。ここは2種類のカヌーを使用しており、私達は二人乗りのキャナデイアンカヌーを使用。ほかの若い方たちは一人乗りのカヤックに乗る人が多かったようです。家族連れを含めかなりの数になりました。

はじめにキャンプ場の前の川で30分程度操船の練習。この間にハンドル?のきり方を覚えます。これが前と後ろの役割分担があり、結構難しい。呼吸が合わないと駄目ですが、わたしの相方は右と左の区別が難しい人なんで、これがまた一苦労。まあそれでも後ろの座席がコントロールすれば前の座席は何もしなくてもOKであることを発見。あとはスムースにできました。

さて練習が終わったらいよいよ四万十川下りです。基本的には水流が激しくない川なのでゆったり流れにまかせておけばよいのですが、途中でやや急流がありますので、ここだけちょっと緊張。出発前には転覆する人が数人でるような話でしたが、それほどのこともなく、順調に航行。

途中、「佐田の沈下橋」で浅瀬に乗り上げて小休止。ここで急流くだりの場合の注意点なぞ講義を受けます。そして余興として沈下橋の上から川に飛び込むデモがありました。カヌーのインストラクターがひとりづつジャンプしますが、最後に一人乗りのカヌーに乗ったまま空中で一回転して飛び込むスタントまがいのことをやってました。結構決まってましたが、本人は怖いこわいを連発してたのが可笑しかった。

ここからあらためて流れにのって急流くだりでしたが、北海道の十勝でやったときに比べるとやや穏やかな流れでそれほどのリスクはなかったように思います。

ところで沈下橋とは橋が流されないよう欄干が無い、のっぺらぼうの橋のことを言います。四万十川は普段は穏やかですが、いったん台風とか大雨になると急に水かさが増えて、橋の上3m位まで水位があがるそうです。なまじ欄干があると抵抗が増えて橋が流されてしまうので、あえて付けていないそうです。

こんな橋が本流に21もあるとのこと。もっと橋脚の長さを高くして架け替えの話もあったそうですが、観光資源として残すことになった由。幅もそれほどありませんので車ではちょっと渡りたくない橋です。カヌーの後でサイクリングでキャンプ場の上流と下流の二つを自転車で渡ってみましたが、強風だとかなり不安を覚えます。ましてわが愛車では絶対に渡りたくないですね。

カヌーの後、久しぶりにテントを出して、テーブルを椅子をセットし外でランチタイム。やっとキャンプらしくなってきました。やっぱりキャンプは雨が降っているよりも晴れですね。気分がぜんぜん違います。

さて予報では明日も晴れとのこと。うまくいけばホエールウオッチングができるかもしれません。でも船に弱いわたしとしてはあまり気乗りしませんが、相方がここまで来てやらずには帰れないと脅迫するので、しかたなく同行するはめになってます。荒天だったら中止になるのですが???


本日の行程:中村から窪川経由高知へ

今日は5月6日です。

昨日6日の早朝、午前6時に中村の「かわらっこキャンプ場」を出発。「ホエールウオッチング」の基地である上川口港へ直行。出港が午前8時と早いので、早めの出発となりました。実は昨晩、本来乗る予定だった船の船長が体調不良で出港できないので代わりの船でよいかとの確認があり、急遽予定変更した次第。

結論から言うとこのウオッチングが大失敗でした。とにかく快晴というか太陽がかんかん照りつける中、屋根のない船で直射日光にさらされながら、なんと4時間も鯨を捜し求めて走りまわったのですが、それで収穫はゼロ。鯨どころか「いるか」も無し。トビウオが飛んでると船長が言ってましたが、同行した8名だれも確認できず。太平洋が広いというのは十分確認できましたが、とにかく疲れ果てた一日でした。

そういえば乗船名簿を記入した際に、「残念券」を使用するかどうかの確認欄があったので、嫌な予感はあったのですが、まさに的中。これは次回乗船時に1000円割引があるという特典?です。ご一名様5000円也ですから、これは「そろばん」が合うのかどうか?また来て残念賞では救われませんからね。

出発前には、今日は無風快晴で絶好の見物のタイミングを言われたのに、何で?と思ったのは私だけでしょうか?専門業者だから鯨のいるポイントを目指すのかと思ったらそうでもないようで、この船長さん、とりあえず沖に出てから操業中の漁船の船頭さんにどこに居るか聞いて、それを頼りに走り回ってましたので、まだ経験不足だったのかもしれません。結局何の説明もないまま、ただただ走りまわってそのうち帰途についていたというのが真相です。あたりはずれはあるとは思いましたがなんとなく釈然としない一日でした。

という残念な気持ちと軽い日射病だと思いますが、夕方になってからばかに体が重くなり、思うように動けなくなりました。温泉でも入ったら気分が変わるかもと思い、今晩ご厄介になる道の駅、「南国」にほど近い「長岡温泉」へ。実は後で分かったのですが、一昨日雨の中で道具の撤収作業をしていて濡れたため、風邪をひいていたようです。

一風呂あびてから、座敷でごろ寝して、すこし休養できましたので、戻ることに。ところが、途中で道が細くなるところで自転車を避けるため左に寄ったところ、がつんバリバリというどえらい音が!「いやーついにやってしまった。」と青くなりましたが、下りて調べてみたら、それほど重傷ではないことがわかりほっと一息。とはいうものの、自分で治せる範囲ではありませんので、ドック入りは確実です。

やはり疲れているときは、注意して運転しなくてはいけないと猛反省の一瞬でした。今にして思えば、ホエールウオッチングの前に飲んだ酔い止めの薬がまだ効いていたのかもしれません。とにかく終日ぼーとしてましたから。

ところで一夜の宿と思って考えていた道の駅ですが、駐車してしばらく経ったら隣に大型トラックが2台も来て、エンジンをかけっぱなし状態。おそらく暑かったのでクーラーを回していたのだと思います。これではとても寝られたものではありませんので、急遽ベッドを展開したまま移動。かねて用意?していたホリデーイン高知の駐車場です。ここはホテルに人にみつかると一悶着あるかもしれませんが、前回泊まってますので、なんとか言い訳できるでしょう。お蔭様で無事に安眠することができました。「ホリデーイン高知」さんありがとう。

本日の行程: 高知/徳島/東京

今日は5月7日
昨日早めに就寝したため、二人とも5時には起床。
朝一番で家内を空港へ送り届け、それから自分は陸路帰途につくはずでした。ところでここで大問題発覚。

家内がチケットを見たらなんと出発日が明日の8日になっているではないですか!しかもチケットは変更不可。切符を購入してから一度もチェックしないという感覚は私には信じられませんが、こんなものなのでしょうか。疑問は尽きませんが、そんなことを言っても始まらないので、文句を言いながら変更手続きに向かわせました。

幸い、午前7時には高知空港へ到着してましたので、キャンセル料は取られましたが、7時55分発の便が取れてほっと一息。早起きは三文の得とは良く言ったものです。早朝からドタバタしながらもとりあえず家内を無事に出発させました。

それから当方は単独で高知から徳島へ。ここでうまくいけば今日の東京行きフェリーのキャンセル待ちがあるかも?と思い、早速電話。 何と空きがあり、出発時間に間に合えばOKとのこと。

このフェリーの出発時間に間に合うかどうかが勝負でしたが、勇躍フルスピードで徳島港へ。といってもわが愛車のフルスピードはせいぜい90kmですから気ばかりあせって時間は刻々と過ぎてゆきます。出発時間1時間前に到着できればOKということでしたが、なんとか定刻には間に合い、乗船できました。
本来ならば9日のフェリーまで待たなくてはいけなかったのですが、これでだいぶ時間がセーブできました。

これで今回の旅は終わりです。終わりよければすべて良しですが、今回は良かったのか悪かったのか。疑問が残りますが、まったく懲りていない二人ですの。さて次は何処へ?