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四万十川目指して 第七日

本日の行程:四万十川のかわらっこキャンプ場に連泊

今日は5月5日.
天気は快晴。昨日妹、弟からメールで教えてもらったとおり、天気は快晴でした。

さっそくカヌー教室の申し込みをして9時からいよいよ四国では初めてのカヌー挑戦です。ここは2種類のカヌーを使用しており、私達は二人乗りのキャナデイアンカヌーを使用。ほかの若い方たちは一人乗りのカヤックに乗る人が多かったようです。家族連れを含めかなりの数になりました。

はじめにキャンプ場の前の川で30分程度操船の練習。この間にハンドル?のきり方を覚えます。これが前と後ろの役割分担があり、結構難しい。呼吸が合わないと駄目ですが、わたしの相方は右と左の区別が難しい人なんで、これがまた一苦労。まあそれでも後ろの座席がコントロールすれば前の座席は何もしなくてもOKであることを発見。あとはスムースにできました。

さて練習が終わったらいよいよ四万十川下りです。基本的には水流が激しくない川なのでゆったり流れにまかせておけばよいのですが、途中でやや急流がありますので、ここだけちょっと緊張。出発前には転覆する人が数人でるような話でしたが、それほどのこともなく、順調に航行。

途中、「佐田の沈下橋」で浅瀬に乗り上げて小休止。ここで急流くだりの場合の注意点なぞ講義を受けます。そして余興として沈下橋の上から川に飛び込むデモがありました。カヌーのインストラクターがひとりづつジャンプしますが、最後に一人乗りのカヌーに乗ったまま空中で一回転して飛び込むスタントまがいのことをやってました。結構決まってましたが、本人は怖いこわいを連発してたのが可笑しかった。

ここからあらためて流れにのって急流くだりでしたが、北海道の十勝でやったときに比べるとやや穏やかな流れでそれほどのリスクはなかったように思います。

ところで沈下橋とは橋が流されないよう欄干が無い、のっぺらぼうの橋のことを言います。四万十川は普段は穏やかですが、いったん台風とか大雨になると急に水かさが増えて、橋の上3m位まで水位があがるそうです。なまじ欄干があると抵抗が増えて橋が流されてしまうので、あえて付けていないそうです。

こんな橋が本流に21もあるとのこと。もっと橋脚の長さを高くして架け替えの話もあったそうですが、観光資源として残すことになった由。幅もそれほどありませんので車ではちょっと渡りたくない橋です。カヌーの後でサイクリングでキャンプ場の上流と下流の二つを自転車で渡ってみましたが、強風だとかなり不安を覚えます。ましてわが愛車では絶対に渡りたくないですね。

カヌーの後、久しぶりにテントを出して、テーブルを椅子をセットし外でランチタイム。やっとキャンプらしくなってきました。やっぱりキャンプは雨が降っているよりも晴れですね。気分がぜんぜん違います。

さて予報では明日も晴れとのこと。うまくいけばホエールウオッチングができるかもしれません。でも船に弱いわたしとしてはあまり気乗りしませんが、相方がここまで来てやらずには帰れないと脅迫するので、しかたなく同行するはめになってます。荒天だったら中止になるのですが???

 


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