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  駒ヶ根ツアー   
2003年11月15〜16日
 
 
今年の春の安達太良ツアーのメンバーで駒ヶ根ツアーを決行しました。

前日の金曜日までは天気も良く期待しておりましたが、残念ながら週末になって天気が崩れだし、あいにくのキャンプ日和となってしまいました。

計画を立てるまでには大分苦労もしましたし、全員分の食料その他を手配済みでしたので、当初の予定とおり、当日朝8時30分に中央高速の談合坂SAに集合と致しました。 
ところが現地到着前にハプニング続出でした。

まず、F車組のR嬢が石神井公園の集合時刻7時に現れません。ややしばらくして電話あり。たった今起床した由。急遽ダンナ君に運転手を御願いしてこちらに向かっているとのこと。結局30分遅れで出発。
一方K車組のO嬢は持参した芋焼酎をジャケットにくるんで大事に運んでいたにもかかわらず、ベンチから落としてしまって全損。ついでにジャケットも焼酎でファブリーズです。芋焼酎ってのは結構な香りがするんですね。アルコールに弱い人だったら匂いだけで酔っ払っちまう!
そんなこんでドタバタしながらもなんとか談合坂には9時前に到着。
ここで遅い朝飯と致しました。朝飯といってもコンビニのおにぎりと永谷園のインスタント味噌汁です。F車のレンジでお湯を沸かして、6名全員車内でいただきました。さすがにスペース的に6名はつらい。二人はたちんぼでした。寒かったので暖かい味噌汁はグーでした。(と幹事は思いました。)

ところで今回は前回同様、総勢8名で企画しておりましたが、1名は仕事の関係で不能。もう一名は風邪で当日ドタキャン。ということで総勢6名になった次第。男性2名、お嬢様方4名というハーレムツアーとなりました。 

談合坂SAから一路、駒ヶ根を目指します。谷原から約230キロでした。途中は何事も無く、お昼に無事に目的地である駒ヶ根の家族旅行村アルプスの丘キャンプ場へ到着。チェックインタイムの3時まで時間があったのと、まだ天気が持っているうちに駒ケ岳ロープウエイに乗ることにし、そのままバス発着場へ。駒ケ岳ロープウエイの発着場へは自家用車は使えません。環境保全のためバス使用が義務付けられています。 

バスは往復1600円也。このバスがかなりのものでした。というのはロープウエイ駅までは九十九折のカーブの連続ですが、この道幅が狭い上に勾配がきついし、その上カーブがほとんど全部ヘアピンカーブ。並みの人でも車酔いになりかねないくらい。正直、わたしも最後の5分はかなり気分が悪くなりました。
乗ること30分で駅に到着。ここでロープウエイのチケットを購入しましたが、兼ねて持参のインターネット割引券を利用し、定価2200円也を一割引きの1980円でゲット。6名分ですから結構バカにならないんです。 
麓では曇りでしたけど、登るにつれてどんどん天気が悪くなり、ついには黒い雲になってしまいました。頂上駅の標高は2600mで下と上では標高差が800mくらいありますので、天気が変わっても不思議はないのですが、駅の外に出て唖然!なんと雪が積もってました。下の案内所で確認したときには気温は0度で寒いですよ!とは言われましたが雪がつもるほどとは! これは大失敗でした。

残念ながら駒ケ岳名物の大カールを散策することも出来ず、ほうほうの態で駅に逆戻り。次のロープウエイまで時間を利用して持参した朝食の残りのおにぎりをジャンケンして分配。実に情けないランチとなってしまいました。
ほうほうの態で、キャンプ場へ逆戻り。
とりあえずチェックインしてから、キャンプサイへ集合。
何せ気温がかなり低いので、身体が温まりません。そこで本格的ランチをいただくことにしました。
温まるものといえば鍋ですが、さすがに時間的に無理なんで、急遽うどんを用意。
讃岐うどんを用意しておいて正解でした。なにせアウトドアですので、コンロは一つしかないし、大きな鍋もありませんので、全員分を同時に作るのは大変でしたが何とか完成。

茹で上がった麺を鍋から取ってだし汁でいただく「かまあげ」スタイルです。
寒い中でいただくあつあつうどんは想像以上に旨かった!ただ問題は食事が終わったのが3時頃で、夕食のバーベキュー開始が5時に設定してありましたので、果たしてそれまでにお腹が空いているかどうかでした。

今回は、天気が崩れるのを見越して、屋根のある全天候型のバーベキューハウスを予約しておいたのですが、どうやら従業員の勤務時間との関係でしょうか、午後5時に開始するようにとのリクエストがありました。時間制限があってこれが2時間。でも後で分かったことですが、その頃はもう誰も居ません。よって終了時時間は関係ありませんでした。

いつものようにK幹事(正確にはK幹事の奥様)が用意してくれた食材は量、質ともに最高。海の幸、山の幸等々沢山あって、全部は食べ切れませんでした。何があったかというと下の写真をご参照ください。
 
ビーフと玉ねぎ等野菜 ホタテ ポテト、エビ
途中で案の定、雨が降り出し、それも豪雨となって全天候型は大正解でした。

さて食事の後は待望の露天風呂ですが、こちらの最終チェックインが8時となってましたので、大急ぎでバーベキューハウスを撤収。
幸いこのキャンプ場には日帰り温泉施設が付属してますので、そのまま温泉へ直行。
残念ながら混浴とはいきませんが、男女それぞれ内湯と外湯があり、外湯は岩風呂とヒノキ風呂と2つあり。そういえば試してみませんでしたが、水風呂もあり。
雨の中の露天風呂としゃれてみましたが、頭に雨があたるというのは結構うっとうしいもんです。
かなり長い風呂したような気がしましたが、1時間ほどで男組みは退出。広間で休んでいる間に酔いと疲れでついうとうとしてしまい、番頭さんのそろそろ時間ですからの言葉で目が覚めました。
ところが女性軍が出てきません。終了間際になってようやく全員登場。どうやら約1名が湯あたりでダウンしてしまった模様。お酒を飲んで長湯したので貧血したらしです。さて誰でしょう?

風呂から上がって女性軍のキャビンへ戻り、二次会の始まり。でも何とお汁粉でスタート。
持参してお汁粉をあたため、インスタントお餅をいれて出来あがり。さすがに風呂上りと早起きで皆さんお疲れモード。早々に男組みは引き上げ、車へ。
K幹事は雨の中、折角設営したからと言って、テントでご就寝。ターフがあってもなかなか雨中のテントでは眠れなかったのではと思いましたが、ぐっすり休めた由。よかったよかった。車の中は雨が落ちてきて屋根をたたく音と、風の影響で車が揺れるため、なかなか安眠できず。こちらはご苦労さんでした。

翌日は二日酔いの気分の方もいらしたようですが、何とか無事に起床。
キャビンにてささやかではありましたが、香り豊かなコーヒー(紅茶でないと駄目な人が一人居ましたが?)と美味しいパンでさわやかな朝食の後、付近を散策。
雨があがってはいましたが、残念ながら場内にある名物のスライダーはブレーキの利きが悪いとのことで営業中止。スライダーとは要するにすべり台ですが、山の上からローラー付きのそりで長距離を滑るという大人向きのもの。

運動が駄目ならということで、案内書にて近所の駒ヶ根ファームへ。
ここでカブトムシと遊んでから、名物のおそばを食べに光前寺前のお蕎麦屋さんへ。


ここで光前寺蕎麦組と三味蕎麦の二派に分かれて試食。二日余韻某O嬢は大分残してましたが、残りの面々は完食。さすがに若い方は違います。下の写真は左が光前善寺、右が三味そばです。


どちらもお値段は同じですが、左は二日酔いにもめげず大盛りを注文した方がいらっしゃいましたので、割り増しがかかってます。

さて食べるものも食べて、あとは一路東京へ帰るだけ。

皮肉なことには帰る段になってようやく天気が回復。途中の諏訪湖SAではすっかり快晴。上着が不要なくらいに暖かくなりました。全員ここでソフトクリームを食べて解散です。


今回は、ロープウエイ代が余分にかかってますので、予算がどうかと心配でしたが、名会計幹事R嬢の手腕により、またしても返還がありました。これでお土産を購入できました。


皆様どうもお疲れ様でした。
これに懲りずにまた次回もよろしく御願いします。