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  あだたらツアー   
2005年5月10日〜11日
 
  さあ、待ちにまったキャンプーシーズンです。
恒例となりました、合同キャンプですが、今回はちょっと遠くを目指します。
目的地は裏磐梯というか安達太良山の麓です。
参加者が多くてコテージが必須ということ、初心者多数につきこれでこりてしまわぬよう万全の構えをもったキャンプ場という難しい観点から、最終的に福島県の「フォレストパークあだたら」を選びました。

ここはコテージもありますが、当方のキャンピングカーのサイトと近いということから、キャンピングトレーラーサイトにしました。行ってみたら、予想していたよりもはるかに豪華絢爛でしたので、ちょっとテント派からは文句が出そうです。
当日は朝8時15分に東北道の羽生SAに集合。初対面同士なので、こちらでご挨拶。でも挨拶もそこそこに朝食です。パンと飲み物という軽食でした。さて、全員揃ったところで、いざ目的地へ向けて出発。途中休憩を挟みながら、昼に現地到着。

ところがトレーラー組はチェックインが3時とのことで、まだサイトには入れず。結局、キャンピングカーサイトへ集合し、ここでランチの支度。
サイトには電源はありますが、水の設備はありませんので、サテライトと称する流し場とトイレのある棟で下ごしらえする必要があります。ただし、今回は3人娘がちゃんと下ごしらえした野菜を用意してきていたので、水場の必要なし。早速調理をお任せしました。途中TVの「やってトーライ」の話なぞで盛り上がりながらも順調に製作が進みます。鍋が小さいので3回に分けて完成。幸い運転担当の男組3名が第一順位を引き当てましたので、早速試食。なかなか結構なお味でした。
話が前後しますが、このキャンプ場は日本でも8本の指に入る5スターの充実したキャンプ場です。とにかく敷地が広い。さらにビジターセンターには日帰り温泉施設並の豪華温泉までついてます。利用料は入場料に含まれてますので、良心的といえるでしょう。敷地内には渓流もあるし、適度な散歩コースもありますし、サイトが隣とはちょっと離れて設置されてますので、大変落ち着きます。入場する際もカードでゲートを開ける方式ですので、夜間の安全も確保されてます。子供連れのファミリーキャンプとしては最高ではないでしょうか?とまあ宣伝しておきます。

ランチ後お嬢様方は早速温泉へ。

残ったわれわれはお散歩を兼ねた現地視察です。渓流はありましたが、つりは禁止とのことで残念ながらせっかく持参した釣り竿はむなしく持ち帰りとなりました。

いよいよデイナーですが、これは次の巻きで。


暗くなってからだと準備も大変なので、5時前から下ごしらえ開始です。
準備はBBQとパエリャの2種類。それにサラダです。
BBQはほとんど下ごしらえしたものを持参してますので、あとは火を起こして焼くだけ。問題はパエリャです。鍋が小さいので全員分を作るのは難しいため、鍋を2個使用することとしました。
なかなかアウトドアのキャンプストーブでは火力が安定しませんので、調整が大変でしたが、試行錯誤の結果、コールマンのストーブは何とかパエリャもどきができました。
トレーラー車内の電子コンロを使ったほうは、火力が頼りないこととご飯の量が多すぎためか、なかなか炊けません。最終的に鍋を移して再度挑戦し、なんとかリゾット風ではありましたが何とか美味しく出来ました。(と思います。食べてみたら結構いけましたので。)

BBQの方は肉類、野菜類、海鮮類と種類も量も文字通り盛りだくさんでした。いつもながらキャンプに来ると食べすぎの傾向があり、家にもどると数キロ単位で体重増加になってますので、今回は十分気をつけていただきました。といってもキャンプの楽しみは飲むこと、食べることだから、これを制限するのは結構つらいものがありますね。持参したビールはランチで飲みつくしましたので、デイナー用に再度現地購入。ワインも結局4本空けてしまいました。終わってからいよいよ居残り組の運転担当3名は温泉です。
カメラを持参してほうが良いくらいなかなか準備の整った温泉でした。露天風呂も丁度良い湯加減で、9時におしまいというのは残念でした。

温泉から出て、いよいよMrTが持参したチェロの演奏会とトレーニングです。ご承知のとおりチェロは大きな楽器ですから、運ぶのは大変だし、そうでなくても荷物の多いキャンプで見るのは初めてです。アウトドアでチェロを聞くのはなかなかの経験でした。ちょっと触らせてもらって音を出してみましたが、バイオリンとは違って一応音は出るんだな!とちょっと感動。お嬢様方も一人一人ご指導をいただき感激しておりました。

ところでこの3人組ですが、いずれもカメラフリークでまるで林やパー子が3名もいるような感じでした。
チェロを弾いているうちに温泉で温まった体が冷えてきましたので、早々に車に退散。明日は早起きで五色沼方面へ写真撮影にでる連中がおりますので、早く寝ておかなくては。   

前夜は今日の早朝撮影会を考慮して皆さん早めに就寝。もっともわたし達おじさんグループの動性しか分かりませんが、はてトレーラー組の姫様がたはどうだったんだろう?

それはともかく今朝は予定とおり午前4時30分に起床。私は後の運転があるので、早朝撮影会は棄権。それでも狭いキャンピングカーの中ですから、やっぱり目が覚めた。

アダルトの3名を残してギャルグループとおじさん2名は出発。残された私達は朝食の準備です。といってもパンとサラダと昨日の残りの一応パエリャを電子レンジでチンして終了。支度したらお腹がすいてきたので、早朝出発組の帰還を待たずに、朝食を食べ始めました。アウトドアでの食事はやっぱり食が進みます。紅茶2杯とコーヒーも一杯ですっかりヘビーな朝食になってしまいました。
しばらくして皆様無事にご帰還されたので、あらためてにぎやかに再スタート。連中は五色沼から檜原湖方面まで探索してきたそうです。往復120kmを撮影時間まで含めて3時間ですから、かなりの強行軍だったでしょう。
さて、これからのスケジュールを全員で検討。喜多方ラーメンを食べに行こうかという案もありましたが、早朝組が同じ方向を走っているし、また距離的にもかなりありそうですので、今回は取りやめて、磐梯吾妻スカイライン経由で途中の景色を楽しむこととしました。スカイラインにたどりつくまで、ナビがあるにもかかわらず3度も方向を見失う始末で、どたばたしながらもスカイラインのスタート地点、道の駅「つちゆ」に到着。

ここでソフトクリームに目が無い私hとしては、早速山ぶどうとのソフトにトライ。まあ話の種程度の味でしたけど。あれだけ朝食を召し上がった姫君は、玉こんにゃくの煮付けを召し上がってました。お土産には全員とりたて「舞茸」を購入されてましたが、私の場合は家内がどうも舞茸とマツタケだけは駄目なので、取りやめ。


ここで小休止してから、いよいよスカイラインに突入。途中浄土平でランチを食べてから標高1700mの吾妻小富士に登り、多少運動をしてから、帰途につきました。さすがにここまで上ってくると気温も低く、道路際には残雪がかなりありましたし、付近の山々にもあちこち雪が消え残ってました。ちゃんと防寒対策を考えてくれば良かったのですが、油断したので、ちょいと風邪を引いたひいたようです。

お蔭様で、全員無事に帰国?の途につくことができました。会費も追加徴収することもなく、無事故返戻ができました。またやって欲しいとのご要請をいただいてはおりますが、さて、これだけの準備をするとなると年に1回がやっとかもしれません。次回は全員参加を御願いすることとします。

終