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道南、道中ドライブーその2

第二日(2002年8月) 大沼公園

 さすがに早朝から盛りだくさんのスケジュールでかなり疲れましたので、函館近郊?見物はこれにて終了。今夜のお泊りの「湯の川温泉」に向かいました。「湯の川グランドホテル」という名前は凄いホテルですが、いわゆる温泉旅館とお考えください。

ここの売り物はなんといっても露天風呂。それも8階の屋上にある天上風呂です。眼下に海を見下ろし、遠くには函館山が見え、これはかなりの絶景でした。残念ながら混浴ではありませんでしたが。あんまり良かったので、夜2回、朝1回と都合3度も入ってしまいました。

函館といえば、当然夜景がきれいなことで有名ですが、私達も
ミーハー振りを発揮。早速ホテルにナイトツアーを申し込みました。ところがなんと言うことでしょう。函館山の中腹までは良かったのですが、頂上に近くなるにつれ、だんだんと霧が深くなってきて、頂上ではすっかりミルク色の濃霧の中。慣行バスが次々にあがってくるので、頂上は人と車で満員。でも見えるのは人の波だけで、あとは何も見えず。まるで谷村新司のすばるの心境。目を閉じて何も見えず!

観光バスの会社も下から雲が低いのが分かっているのだから、見えないかもしれない
が、それでも良いかとのアドバイスくらいはするべきだと思いましたが、商売となれば致し方ないのかも?ということでバスツアー代、金1000円也を投資しましたが、見返りは以下の教訓でした。つまりこういうこともあるんで、十分事前のチェックが必要である。すべからく自己責任の世界とはこういうものだということを再認識した次第。

とにもかくにもこれで函館は終わり。翌朝札幌を目指すことになりました。
函館と札幌間は約270キロありますので、直行するだけでもかなりの時間がかかります。といって一日中車の運転では芸が無いので、途中の大沼公園でカヌーをやることにしました。なかなかカヌーを教えてくれる教室の場所がわからずにうろうろしているうちに時間が過ぎてしまい、当日の午前のコースは閉めきり、全員もう出発した後に到着。


なんとかオーナーに無理を聞いてもらって、ガイド付きの船を特別に出してもらうこ
とができました。約2時間でしたが、なんとか予定のスケジュールをこなし、二人とも大満足でした。大沼ならぬ小沼のほうでしがが、水が湧き出しているところやら、睡蓮の花が咲いているところやら、無人島に上陸してコーヒーを沸かして呑むやら、結構ハイキング気分の楽しいひとときでした。

ところで楽しいのもここまで。カヌー教室をでたとたん、雨が降り出しました。もっともカヌーを漕いでいる間も、ずーと曇りで期待していた駒ケ岳もついに一度も拝むことはできませんでしたのですが。結局大沼を出発してから札幌到着までずっと雨と霧。おかげで涼しい北海道を満喫?してます。

明日は小樽です。雨が降ってもある程度楽しめるところということでガラス工芸とオルゴールつくりにチャンンジの予定です。ところで今夜の夕食はサッポロファクトリーのライオンで豪華デイナーとなりました。籤を引いたらソーセージの盛り合わせと1900円の割引券が当たり?ましたので、明日もここに来なくては!